14/01/26 09:58:25.97
俺の同級生でもフリーターを貫いてる男が居るけど、たしかに輝いていた時代はあったね!
それはやっぱ1997年~2007年ぐらいの約10年間かな。というのも俺らが高校を卒業したのが97年の春だからよく覚えているんだけど
彼は高卒と同時にいわゆる「パチプロ・スロプロ」って生き方を実践してさ、腕が良かったんだろうね。毎月30万円~40万円の利益をあげていたと言っていたよ
2000年以降のいわゆる大量獲得ノーマル機が稼働していた頃には月収が50万円を下ることが無かったそうだ
20歳を過ぎた俺が、ふと「でもお前、年金とか払っているのかよ?」と聞くと「そんなもん破たんするだろ?払うだけ無駄」と言われた
さらに俺が「お前ギャンブルで稼いだ金って税金払わないで良いの?」と聞いても「お前は世の中知らないんだな」と馬鹿にされて
「パチスロは大人の事情でギャンブルではなくレジャーって扱いなんだよ。ゲーセンと一緒なの。だから個人的に景品を換金しても税金はかからないんだよ。お前がCDを売っても税金とられないのといっしょ」と言ってた
とにかく自信家で、20歳そこらで年収も500万円以上あって、良いクルマ乗って女ハベらせて、そりゃ傍からみてりゃ“輝いてた”よ
でも、そんな彼の様子が変わったのはやっぱその2006年~2007年ぐらいだったかなぁ
いわゆる大量獲得ノーマル機の終焉、ストック機の規制が始まった頃だった
彼は試行錯誤をして必死にもがいてたみたいだったけど、2010年に再会したときにはすっごいやつれて老人みたいになってたよ
クルマも軽自動車に変わってた。あれだけ稼いでたのに貯金はほとんど無いって。今はもうパチンコ屋を見るだけでうつ病みたいな症状になるんだって
俺はそのとき1人目が産まれたばかりで、正直彼と接するのはもう辞めようと思って最後に焼肉、寿司、風俗をおごってやってそれっきり連絡を絶った
フリーター、それは幻想。実態のない霧のような人生