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京教大の寺田学長が辞意表明 集団暴行問題 責任痛感と
京都教育大(京都市伏見区)の学生6人が集団準女性暴行容疑で逮捕され不
起訴処分になった問題で、京教大は7日、寺田光世学長(67)が「学長として責
任を痛感した」として辞意を表明した、と発表した。今月下旬をめどに学内に設
けた「不祥事に関する特別対策委員会」が中間報告をまとめた後、辞表を出す。
寺田学長は2005年4月に学長に就任。現在2期目で、任期は11年3月まで。
任期途中の学長辞任は、国立大学法人として前例がないという。
大学によると、寺田学長は6日の大学の経営協議会で、「学生の不祥事によ
り社会に多大な迷惑をかけた。本学の教育に対する社会的信頼を大きく損ね、
関係する方面に多大な混乱と迷惑をかけた」として、辞意を表明したという。
京教大の男子学生6人は、今年2月、中京区の飲食店で、酔って抵抗できな
い状態の女子大学生を暴行したとして、6月1日に京都府警に集団準女性暴行
容疑で逮捕され、その後、女子大生が告訴を取り下げ、不起訴処分になった。
大学から3月末に無期停学処分を受けている。
京都新聞 2009年7月7日(火)
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