12/12/26 22:27:09.14 Pe5LGt8p
女性専用車両が批判される論点は、乗車効率や利便性の侵害ではなく、
性差別である点なんだ。
つまりは、一両だけなら軽微か否か、みたいな話ではなく、性別を
理由に乗車を拒む車両の存在そのものに問題の焦点があるって事。
だからこそ、女性専用車両は「邪魔だ」ではなく「差別だ」と表現
されるわけ。
まあ、実際邪魔なんだけど、問題の核はそこじゃない。
差別の対象になる要素には、年齢、地位、能力、性別、人種など様々
だけど、人種や性別って、扱いが別格でしょう。
だって、それらは生来の属性で生まれた瞬間から一生付いて回る、
個人の存在を形成する一要素だからね。
電車内にはシルバーシートなんてのもあるけど、年齢は誰でも平等
なので、被差別者を固定しない。
だから、どの車両にもあって、時間を問わず全ての便に導入されて
いるにも関わらず、差別問題にを招かないってわけ。