12/11/18 09:41:16.78 bd7wTuR3
>>582
“皇統を絶やす事を願う左翼連中”は、むしろ内心、
男系堅持派の男系固執論を歓迎しているというか、
皇室護持派の自滅の可能性あり、とホクソえんでいるはずだ。
“一般国民にして見れば、良くも悪くも「興味が無い」”のが現状だろうが、
旧宮家の復帰問題が現実のものとなり、いろいろな歴史的経緯が明らかになれば、
到底受け入れられないという、多大な反対論が起こるであろう。
実際、竹田氏の著書にしても、このスレッドでの男系堅持の所論にせよ、
現在の社会のコンセンサスからは完全に乖離している。
宮内庁の現在の対応は、旧皇族の皇位継承権者の一員としての皇室への復帰は到底無理、
女系天皇の可能性を含む改正も現状では無理、との認識のもと、
皇室の消滅のリスクヘッジとして、現在の案をだしてきている。
宮内庁も歴史に学んでいるようだ。
明治維新のゴタゴタで僧籍から復帰した宮様は、当初、一代限りということだったが、
その後、なし崩し的に子も皇族となった。
女性皇族を作っておけば、結婚後は皇籍離脱としておいても、そうでないように皇室典範を
改正するみちもある。女性皇族が結婚後も皇室に残ることは、女系天皇につながる、
との懸念は、実態の把握としては正しい。
その意味に置いて、私は、現在の宮内庁のⅠA案を支持する。