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病院が中絶手術拒否し、女性死亡…流産を放置「法律でできない」
カトリック教徒が国民の大半を占め、憲法で妊娠中絶を禁じているアイルランドで10月、
病院で中絶手術を断られたインド人女性が死亡した。病院側は宗教上の理由で施術を拒否しており、
論議を呼びそうだ。
14日付アイリッシュ・タイムズ紙などによると、女性はサビタ・ハラッパナバールさん(31)。
妊娠約4カ月だった10月下旬、背中の痛みを訴え、滞在先のアイルランド西部の病院に入院した。
流産直前で胎児が無事生まれる可能性がほとんどないことが分かり、中絶を希望したが、
病院側は胎児の心臓が動いているとして断った。
体調がさらに悪化したハラッパナバールさんが「自分はアイルランド人でもカトリックでもない」と訴えても、
病院側は「法律で中絶はできない」として拒否。入院から3日後に胎児が死亡した後、
ハラッパナバールさんは治療を受けたが、敗血症で亡くなった。
アイルランドの最高裁は1992年、暴行を受け妊娠した少女に中絶を認める判決を出したが、
その後、法整備が進まず、中絶を希望する女性の多くが英国に渡り手術を受けている。(共同)
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