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東日本大震災で両親を亡くした震災孤児は１００人を超えているが、そうした子供たちの里親になることを希望する人が少なくないという。
里親制度は、死別や離婚、あるいは虐待などの理由で家庭で育てられない子供の養育を委託し、より家庭的な環境の中で子供たちを育てようという制度。希望する人が申請して研修を受け、児童相談所などの審査の上で自治体に登録される。
昨年３月末時点の登録里親は７１８０人で、このうち実際に子供を委託されている里親は２８３７人。里親のもとで暮らしている子供は３８３６人だ。
里親の登録数はここ数年、横ばいか減少傾向にある。一方、里親と暮らす子供も１９７０年には５０５４人を数えていたが、その後は年々減少していた。
しかし児童虐待の増加などで近年は増える傾向にある。
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