10/11/10 19:35:31 BPqvQOqQ
私の内面文化には他の男性とは明らかに違うカマレズ文化というものがある。
それは高校時代からのものである。
もちろん、私は本物の女性からは「男」として見られ、排除される面もある。
女子の制服を着る事は容姿の面からも許されないし、
更衣室やトイレに入れば完全な犯罪である。
高校時代は取りあえず一人でいる時に女装や女子の真似をして何とか気持ちをしのいだが、
正直自分の気持ちにどう対処していいか分からなかった。
肉体が男子である以上、男子の文化に合わせないといけないのは苦痛であり、不快だった。
何故男子は女子のような格好やしゃべり方、髪型、仕草、発声をしてはいけないのか?
綺麗なデザインの下着や水着をスカートを着用してはいけないのか?
こんな殺伐とした、何の可憐さもない文化に囲まれて生きていくのは真っ平だと思った。
今はある程度突き放して、「やりたければやればいい」と言っているが、
当時はまず服装面から男性差別を感じていた当事者だったんだ。
だから女装趣味者やTGの人の気持ちもある程度は「こんな感じだろうな」と思う事がある。
ただ、世の中というのは多数派に合わせないと人間関係がこじれるので、
多数派が好きなものには迎合せざるを得ないのだ。皆で風俗に行くとかだ。
それが一番良好な人間関係維持にとって無難だからだ。
「男の人ってこういうのが好きなんでしょ」と言う言い方には
「それは違う。少なくとも僕は違う」とずっと言いたかった。すごく違和感を感じていた。
そういうのが男性の感性なら、確かに私は男性ではないだろう。
私はキャバや風俗には違和感を感じる。だが、女性でもないのだ。
本当は未だに男性の多数派に合わせ切れてはいないよ。演じざるを得ない部分は今でもある。