11/01/21 21:23:45 i3sdReWO
政治経済の把握と戦略ってのは、シンプルであるべきだと思うんだ。
2008年のリーマンショックから9月末のサブプライム入り債券のジャンク化によって
世界金融の「信用」がふっとんだ。ふくらませて、たくさんあると思ってた金が消えたんだ。
欧米では金をジャブジャブすり、会計のルールを変え、死に体の銀行に政府保証をつけまくった。
そこまでしたけどついに政府のほうがもたずギリシャ、アイルランドはとび、ポルトガルももう終わり。
比較的大国のスペインがドミノのように次に倒れたら、ドイツも支援なんて出来ないかも。
そんな状態、つまり 買う金ない=需要の急収縮=デフレ 今の世界がこの状態なんだよね。
ひるがえって、中学の教科書にも書いてある、成功したデフレ対策って何か?
大恐慌に対するアメリカのニューディール政策、つまり減税と政府の大規模公共事業による財政出動だ。
日本はこの20年来デフレで世界のせいでさらに深化したのに、ずっとこの逆を行ってる。
コンクリから人へとか、この時期に増税とか、シンプルに考えれば正気を疑うしかない。
TPP?需要の少ない時期に、関税減らして安い物入れたら国内産業がさらに収縮して仕事が減るぞ。
結論として民主党政権は、経済に関するセンスが、ホントにない。2ch風の中傷を抜きにして。
2008年10月、麻生政権が世界同時暴落対策のカンフル剤として定額給付金の年内給付を画策したとき
民主党は反対して反対して、結局半年程ずれ込んだ。あれを俺は忘れない。
世界経済まるごと死にそうな時に、政局のために日本全体の足を引っ張りやがったんだ。