11/11/03 01:25:06.95 hm0AYzhy
なんだかメンヘルサロン板の雰囲気の文になりました。
>>490 >>495 >>499
これは、>>490さんだけに特に当てはまることではなく、
夫婦2人であっても、子どもを持ちたいと思うすべての人に言いたいのですが、
─>>490さんが、下記のことくらいは既にご存じなら無視されてかまいません。
それは、マジョリティの人はあまり知らない、自覚的でないことでも、
マイノリティの方はこのくらいのことは知識として、あるいは経験上知っておられる可能性も大きいと推測できるからです。
さて、本題ですが、ひとつは、愛情をこめて育てていても、
親の教育方針のため、子どもが苦悩しているケースは多いです。
これは、親子の世代間の差、また世代に関係なく、性格・能力の差、人生観の違いがあることがひとつの原因です。
また、現代日本は変革期にあるため、これらは安定期や恒常成長期より大きいはずです。
心理学者カール・ロジャースが「非指示的療法」を始めたのは、
超人的な能力を持つ人でないと、他人の人生に「指導」などできないと考えたからです。
どんなに親、教師、進路指導者などが勉強し、頭を捻って考えても、
自分とタイプの違う人を十分理解し、かつ経済社会の数十年間の動向まで予測し、
人生の選択に適切なアドバイスをするのは困難です。
本人が自分で十分な知識を得た後、よく考えて選んだ進路なら、
多少不満が出ても耐えられないほどにはならないことが多いですが、他人の指示に従った結果だと耐え難く感じます。
ですから、養子でも精子の提供を受け人工受精で出産された場合でも、
発達心理学、学習心理学、性格心理学、認知心理学を含む認知科学、精神医学、臨床心理学、
社会学、文化人類学などについて、一般向けの分かりやすい本から各分野複数冊、
なるべく発行年度が新しく、評価の高い本で勉強されることをお勧めします。
また、最近、一般にもADHDなどが知られるようになりましたが、総合知能が平均や、それ以上でも、
知能の働きの得意分野、不得意分野に大きな差がある人が
数パーセントから十数パーセント存在することが分かっていて、その可能性も考え、
軽度発達障害、学習障害に対する知識も必要です。
それでもなおかつ解決できないことは医師、進路カウンセラー等の専門家に相談することになります。
ただ、一見、普通の人と変わらないマイノリティに関心や予算が割かれにくい日本では、
こうした分野を統合的、網羅的に把握している専門家は少ないので、
優れた専門家を見抜くために親の見識、知識を磨くことが必要です。
ご自身に当てはまらない人は、上記のような人はごく少数に思えるかもしれませんが、
2chの人生相談板や身体・健康板で「仕事」で検索すると
「仕事ができない」「遅い上にミスが多い」といった書き込みばかりのスレがありますし、
インターネット全体で軽度発達障害、広汎性発達障害、ADHD、学習障害で検索すれば、
これらに該当し、苦しんでいる人が大勢居ることが分かります。
東大、京大といったワードと併せて検索すると、一流大学の学生、卒業生ほど多いのでは?という仮説が
軽度発達障害の特徴を知った一般人や専門家の視点、経験から提起されています。
ちなみに京大卒の人で京大生には特定の分野ではとてつもなく優れた人が大勢いたが、
ほぼ全員が、普通の人ができる種のことで、非常に苦手分野を持っていたと書いていました。
「お気に入り」に入れておいたはずですが、見つかりません。
ただ、その人によれば、これは今の時代の人間が動物がやらない、あまりに多くの種類のことをするようになったから
ある意味当然といった書き方をしていました。
私自身、一般的な性役割を押しつけと感じ、嫌って、性自認は無性、中性指向ですが、
かつADHDの要素があり、言語が話し言葉優位でなく書き言葉優位であるため、
入学試験の勉強、職場での仕事の向き不向きに苦しみ、いまなお、それが続いています。
もうひとつは、親と子は精神的にはつながり続けていても、
18~22歳くらいで進学、就職などで地理的には離れてしまうことが多いということです。
進学校に行くため、中学や高校入学時点で親元を離れる子も多いです。
そのまま実家のある地方を離れたままということも十分あり得、
その場合、その後は>>490さんは他の同居のご兄弟姉妹、ご親族など無ければ独り暮らしになります。
それでも構わないと思われるのなら宜しいのですが、どう思われますか?
現在、東京都市圏ご在住なら、進学や就職をしても親元で暮らす可能性は、他の地方よりは、高いですが。