12/03/15 12:52:07.64 LDnOCznN0
前にも書いたようにシェパの自己犠牲自体には納得が行っているのだが
(ある意味、それが最初からの「お約束」だったと思うのだが)
リーパーの存在とカオスを回避するために知的生命体の「刈り取り」が必要
という点に関して、どうにも納得がいかないんだよね。
そんなことのために、あれほど残虐な種族抹殺行為を5万年のサイクルで延々繰り返す必要があるのか
カタリスト(=BWのライター)によるあの説明で納得せよというのは無理だと思う。
リーパーが実は個々の種族の運命を超えた「宇宙的な使命」を帯びて活動しているのだとは予測していた。
ただ、その根拠として、もっと壮大な、説得力のある説明がもたらされると期待していたんだよ。
例えば「知的生命体の活動によるマス・エフェクトの解放が、ダーク・エナジーを活発化させ、宇宙自体の崩壊の速度を早めかねない。宇宙の寿命を延ばすためには、知的生命体の進歩は抑え込む必要がある」とかさ。
だったら「種族の存続を選ぶか宇宙の安定を選ぶか」という究極の選択が生じてくれる。
「知的生命体が発達すると必ず機械生命体を生み出し、対立とカオスが生じる」という論拠では弱すぎるよ。
なにしろ、シェパはクォリアンとゲスの問題を解決したんだぜ。
これでカオスは遅延されたことになるじゃないか。
他にも、有機生命体同士の対立抗争を、ことごとく解決し
たとえ対リーパー軍事同盟という形にもせよ
宇宙の生命体相互の調和を生み出したじゃないか。
こうして3を通じてシェパが達成したことゆえに
「リーパーによる刈り取りを行わなくてもカオスを回避する可能性が生じたので今回の侵攻は停止する」
「今後カオスが生じないようにするためには有機・機械生命体相互によるさらなる努力が必要」
とかいう結末があってもよかったように思う。
そうすれば、3を通じてプレーヤーが努力してきた各種の選択や戦闘が報われることになるじゃないか。