12/12/01 16:16:35.74 KfRdtD3M
>>879
ユニバーサル(汎用)・シリアル・バスの名の示す通り、ホスト機器にさまざまな周辺機器を接続するためのバス規格であり、
最初の規格となるUSB1.0は1996年に登場した。現在のパーソナルコンピュータ周辺機器において、最も普及した汎用インター
フェース規格である。(後々、レガシーポートとも呼ばれる様になる)従来からのRS-232CシリアルポートやIEEE 1284パラレルポート、
マウスやキーボードを接続したPS/2端子の置き換えを狙って開発された。
USB規格では、1つのバスについて周辺機器は最大で127台接続可能である。接続口が足りない場合には、ツリー状に拡張できるUSB
ハブの使用も想定している。プラグアンドプレイにも対応しており、規格制定当時の一般的な外部インターフェースでは不可能だった
ホットプラグも可能としていた。
さらにUSB2.0の登場によって転送速度が大幅に向上し、従来はIDE やSCSI、イーサネットなど高速転送規格が必要だったハードディスク
ドライブ等の機器との接続にも用いられている。
ホストバスアダプタからの周辺機器への電源供給を規定している(バスパワー)。そのため従来のコンピュータ周辺機器だけでなく、
事務用品や携帯電話、デジタルオーディオプレーヤーなど多様な機器へ電力を供給をするためにも使用されるようになった。
データ通信を一切行わず、電源供給のみを行うための安価な接続ケーブルも販売されている USBはホスト機器と周辺機器を
接続する規格であり、ホスト同士・周辺機器同士の直接接続には非対応で、電力供給能力が低いといった限界や柔軟性に欠ける
部分はあるものの、現在のパーソナルコンピュータ環境では利便性に優れ、周辺機器との接続に最も使用される規格である。
特に外部記憶デバイスとして扱えるUSB接続のUSBメモリは可搬性の高さからよく利用されている。
当初はインテル、マイクロソフト、コンパック(現 : ヒューレット・パッカード)、ディジタル・イクイップメント・コーポレーション
(現 : ヒューレット・パッカード)、IBM、日本電気、ノーザンテレコム(現 : ノーテルネットワークス)が仕様を策定したが、
2009年3月現在では、NPOである"USB Implementers Forum, Inc." (USB-IF) が仕様の策定や管理などを行なっている。USB-IFは、
インテル、ヒューレット・パッカード、マイクロソフト、日本電気、NXPセミコンダクターズ、テキサス・インスツルメンツの6社が主導企業
であり、合計180社で構成される。おっと、ながくなってしまったが、つまりUSBは規格のことであって、物品じゃないからセブンには売ってないな。