14/01/05 10:09:37.75 0
>>295
基本的に、「不倫」という決心をした人間を、人間が「裁く」ことなんかできない
からだよ。 それをやってしまうと、相手の人格そのものを否定することになる。
他人の人格を否定する権利なんて誰にもない、というのは分るよね？
どんな凶悪な犯罪でさえ、犯罪者の人格を「裁いてる」んじゃなくて、発生した事
実に基づいて、主に法的公平性と統治的観点から「捌いてる」だけなんだよ。
ところで、「不倫」する覚悟の人間は、物理的損害を家族に与えないもんだ。
しかも、精神的権利である「貞操観念」を保障されなければならないのは、女性の
方（妻側）であって、男性の方（夫側）ではない。
つまり、夫の「不倫」であれば、妻は自分の「貞操観念」を侵害されたと訴えるこ
とはできないし（自分の貞操が侵害されたわけじゃないからね）、妻の「不倫」であ
れば、夫は、そもそも自分に「貞操観念」は保障されていないのだから侵害を訴え
る資格がない、というわけ。
だから、「不倫」では、「裁き」はおろか「捌く」こともできない。
そして、
相手の人格を「裁く」ということが「後悔」をもたらすというメカニズムは、非常
にシンプルなもので、かつ深刻な意味を含んでいる。
そのように生まれてきたから、そうするんだ、という、おのれの【死】に向き合っ
てはじめて理解できる崇高な思いを、いずれどんな人間でも直観してしまうものだ
からね。