12/08/04 02:59:01.30 0
しばらく、大学の授業や試験の話や、最近早まっている就職活動の話を聞きました。私の時代なんて就職活動は一部のマスコミを除けば4年生なってからでしたから、隔世の感があります。
「公務員は狙わないの?」と聞くと、「もう中学受験で、受験勉強する気力を使い果たしました」と彼。そこに妻が知ったように「○○君は世界を股にかけるビジネスマンになるだもんね~」なんて横槍を入れてくるのが妙に気に障ります。
妻には飲ませず彼に飲ませて、やはり帰りは妻に車で送るように促しました。
出掛けに妻が「ビデオ借りてくるけど、あなた何か見たいのある?」なんて聞いて出ました。その時は気付きませんでしたが、ようするに少し遅くなるというサインだったのだと後で気付きました。
車で片道20分くらいの距離を2時間かけて妻が帰ってきました。
翌日、車のレコーダーを聞くと、その空白の時間がわかります。
妻 「ごめんね。今日は夫がいて」
彼 「さすがにちょっとドキドキしたよ。ああ、俺はこの人の奥さんを抱けるんだなって思ってさ」
妻 「もう!」
運転しながらのようです。二人の声のトーンは普段のレコーダーの雰囲気に戻ってました。
そして彼の部屋に着いたのか、しばらく唇を貪り合う音。
彼 「金曜だよね。でもさ、今日も少し寄ってってよ。会うの久しぶりじゃん。ずっと彩子のこと考えてたよ」
妻 「30分だけだよ。DVD選んでたってことにするんだから」
彼 「彩子が頑張ってくれればすぐ終わるよ。大事なのは金曜なんだから」
妻 「うん…」
ドアのしまる音。40分後位に妻が車に戻り、どこかに寄ってすぐに戻ってくる音。そして我が家に到着。
妻は帰ってくると開口一番、「DVD借りてきたよ。見てから寝るね」。
あとでレコーダーを調べて、そういう時間工作なんだとわかりました。
結局、妻のメールからも、レコーダーからも今日の逢瀬が、うちなのか、彼の部屋なのか、外なのかわかりません。
二人の時に直接決めたのでしょう。だから、せっかく買って設置したビデオもレコーダーも、何か録画されているかはわかりません。帰ってのお楽しみです。