12/04/04 22:02:57.62 oAjnfzRg0
>>179
写真は撮ってるが、この問題はそういうこととは関係なくて
虚心坦懐に視覚のことを考える力があるかどうかの問題なんだよ
同じ大きさの、何でもいいや、缶ビールの缶が二つあるとするだろ
それを一定の距離に前後に置く
そして二つの缶が自分の視線から一部分だけ重なって見えてるとする
それを同じ位置から(←ここ大事)50mmのレンズと100mmのレンズで撮り
50mmで撮った絵をトリミングして100mmで撮った絵と大きさを合わせる
もしその二つの写真で前後のビール缶の大きさの比率が
違っていたとしたら(遠近の効果が違うというのはそういうこと)
重なって見えなかった部分の比率も変わることになるわけで
そうすると同じ位置からの視線であるにもかかわらず
見えなかった部分が見えたり、見えてた部分が見えなくなったりすることになってしまう
こんなことは後ろの缶ビールから放たれた光が
曲がってこちらに到達しない限り、ありえない
実際には50mmで撮ろうが100mmで撮ろうが
重なっている部分の比率に変化はないし、したがって
見えてる部分が見えなくなったり、見えなかった部分が見えるようになったりはしない
なぜなら二つの缶の見た目の大きさの比率は
同位置から見れは不変だから
50mmで撮ろうと100mmで撮ろうと
今日はこれで、しまい