12/03/17 17:30:44.61 vGoj7poW0
デジカメ板ではよく画素ピッチで高感度の良し悪しを語る人がいますね。
画素ピッチの広いほうが高感度はいいに決まってるって。
同じメーカー同士の比較ならそうかもしれません。
でも、技術力の異なるメーカー同士で比較した場合、果たしてそうなんでしょうか?
5D3 ISO6400 ACR6.7使用 NR0、シャープネス0以外はデフォでRAW現像
URLリンク(nullpoarchives.orz.hm)
D800 ISO6400 ACR6.7使用 NR0、シャープネス0以外はデフォでRAW現像
URLリンク(nullpoarchives.orz.hm)
どうですか、みなさん。
上はフルサイズ2200万画素、下はフルサイズ3600万画素のカメラです。
画素ピッチのぜんぜん違うカメラの比較なのに、ノイズリダクションを切って
RAW現像すると、実はノイズレベルは同じくらいなんです。
当たり前ですが画素数の高いほうが解像が有利なのも見て取れますね。
しかも、この比較には、実はハンディがつけてあります。
同じライティング、同じISO感度、同じ絞り値、同じ画像の明るさですが、
実はシャッタースピードが違うんです。
上のカメラは1/800秒、下は1/1250秒、ISO感度にして2/3段の違いがあります。
すなわち、下のカメラのほうが実効感度が2/3段高いんですね。
上のカメラはもう2/3段、ISO10000に感度を設定して比較してあげないと、
本当は公平な評価とは言えないんです。
つまり下のカメラのほうが、画素数が高くて画素ピッチが狭いにもかかわらず
なんと高感度性能はいいんですね。
単に画素ピッチだけで高感度性能は決まらない、真に重要なのはメーカーの
技術力だということが、みなさんお解かりいただけたでしょうか?