11/11/12 21:54:17.63 Gkw+rnrZ0
〔焦点〕オリンパス待ついばらの道 内視鏡狙う買収やカメラ切り離しも
URLリンク(jp.reuters.com)
<リストラ候補はカメラ事業、売却難航も>
過去には粉飾決算が発覚した山一証券やカネボウ、ライブドアは事業売却や社名消滅など厳しい末路
をたどった。オリンパスとしても今回の不祥事に絡む費用をねん出するために、「事業の切り売りなど一定のリストラを
迫られる事態も否定できない」(国内証券アナリスト)。そのリストラ候補に挙がっているのがカメラ事業だ。
だが、「シェアも低く、イメージが悪化したオリンパスブランドのカメラに買い手が見つかるだろうか」(同)と売却の
難航を懸念する声もある。オリンパスは人気のデジタル一眼カメラ「PEN」シリーズなどを持つが、10年のオリンパス
の世界シェア(米調査会社IDC、出荷ベース)は6%と8位。首位のキヤノン(18.5%)、2位のソニー
(17.5%)とは3倍もの開きがある。
9位のカシオ計算機(3.9%)などと弱者連合を組むという手もあるが、
リコーがペンタックスのカメラ事業を買収した際、リコーの株価は下落した。
オリンパスとペンタックスを同じ次元で語るのは適切でないとしても、「内視鏡は欲しいが、カメラを欲しがる企業が
存在するかどうか微妙だ」(国内証券アナリスト)。中国などの海外企業が名乗りを上げることも考えられるが、
「技術流出などの点から積極的には売りにくい」(同)という。