12/08/07 18:33:07.67
>>842
先日、創刊してまもないという某雑誌から電話で連絡をいただいた。
初めて聞く誌名である。
なんでも妖怪方面の特集を予定していて、小生に監修役と寄稿を頼みたいという唐突なオファーだった。
確かに小生も、拙著『妖怪伝説奇聞』やアンソロジー『妖怪文藝』シリーズなどを手がけており、
妖怪には並々ならぬ思い入れもあることを表明しているのだから、それ自体はさほど妙でもないが、
おや、と思ったのは、それに続けて「監修者としてお名前をクレジットさせていただきますので……」と、わざわざ付言されたこと。
ありがたいお申し出ではあるが、しかし監修するなら名前を出すのは当然ではないのか!?(笑)
さらに不可解なのは、約一ヶ月後の原稿締切ですでに企画を進めているという点。
寄稿依頼ならこのタイミングでも分かるが、監修するからには、企画の初期段階から関与するのでなければ、何の意味もなかろうに……。
そこまで話を聞いて、ハタと気がついた。要するにこれは「名前貸し」の依頼なのかいな、と。
小生なんぞの名前を冠してどうなるものでもないとは思うのだが(笑)