12/07/05 14:44:35.66
日本のバブル景気最中、じゅいちはエリート企業・リクルート社幹部として激務を強いられた。 激務で余暇を与えられない為、資産は2億を遥かに超える規模と化していた。
資本主義を謳歌していたじゅいちは、その生き方に自問自答していた。 我々の謳歌している自由は、欲望の奴隷ではないのかという事を・・・。
その最中、リクルート事件発生。 じゅいちは一念発起し、早期退職制度を活用して退社。 自身の功利主義的思想を戒め、正義とは何かを考える為に充電期間を置く。
その頃に出会ったのが日垣隆という作家の作品であり、氏の「DNA鑑定の信憑性」に疑義を抱き追求する姿に感銘を受け、師と仰ぎクレド会員になる。
日垣隆の社会的弱者を救済する姿勢と先見性を評価していたじゅいちの先見性をも、後の「足利事件」、「東電OL殺人事件」の結果で証明する事になる。
元同僚達が私利私欲、利己主義に猛進する中、じゅいちは10年の歳月を経て、日本社会(日本人含む)の構造変化を肌で感じ、諸行無常の極致に至る。
ピラミッドの最底辺層の弱者の気持ちを理解する為にもブルーカラー層の単純労働業に従事する事に。 これは検証も兼ねての事であった。
また、この時期はカップラーメンの物価を知らない首相、親から億単位の贈与を受けても知らない首相など、国家のリーダーの資質、世間ズレを知る事となり、
強者は強者の座の甘んじている事は恥ずべき事だと理解した。 自由の真の意味を、大いなる力には大いなる責任が伴う事を!!
日本救済を実行しようとした矢先、突然の病魔に襲われたじゅいちは蝕まれた体に鞭を打ち、若者達に希望を残す為に無菌室での遺言放送を決意! 実行!!
彼の人生論、正義論は多くの聴者達の胸をうち、良き方向性に向ける結果となった。 家に閉じこもっていたニートは外に出て勤労の喜びを知る事に!
自傷行為を行っていた女性は自分の体を労り、社会復帰ぬ向けての意欲が湧く事に!! 日本に失望した男性には再起の希望を与える事に!!
功名心など微塵も感じないじゅいちに僕は 「何故、あなたは人を救い続けるのですか?」と、
じゅいちはそっと応えた。 「俺は日本が好きなんだよ。 それだけ・・・」
妬み厨、僻み厨が何と言おうと、そんなじゅいちを僕は応援したい。