12/06/02 08:19:37.86
改行は感覚的なものであり、感性的なものだ
詰めればいいというものでもないし
純文学は改行がないなんてことに縛られていたら
文学の可能性を狭めているだけだ
だからといって携帯小説がいいというんじゃない
要は、読者の想像性を改行することでどう飛翔させるか
また余韻をどう作り出すかだろうね
詰めたなかに、改行して空間を持たせる
鬱蒼とした森にぽっかりと開いた空間がある
そこから青い空が望める
森の世界とは異質な空間だ
読者の心にその異質な空間をどう突きつけるのか
どういう想像性を引き出すのか
それはバカみたいに一本調子の窮屈な文字の森からは
生み出せないものなんだと思うよ
改行は手抜きだなんて言っていられる無神経が羨ましい