ワイが文章をちょっと詳しく評価する![21]at BUN
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![21] - 暇つぶし2ch40:966
12/05/06 02:03:30.68
小池悠斗は驚愕した。高校二年、帰り道の彼を突如取り囲んだ黒マントの三人組。そこに更に乱入したのは、幼馴染の草間あゆりだった。彼女は大きく宙を舞い、悠斗を飛び越し、さらに三人組も飛び越して、華麗に着地したのだ。
「え、何いまの」ただ跳んだ意味がわからなかった。
「魔術師軍団、現れたわね」あゆりはゆっくりと振り返る。「十年待ったわ!」
そうして三人組を迂回して、悠斗の元に駆け寄った。
「……あゆり、こいつら知ってるの?」
「世界征服を企む、秘密結社よ」さっきと微妙に違う。適当を言ってるなと悠斗は思った。こいつは昔から虚言癖がある。目立ちたいだけだ。
黒マントの一人が声を発した。「   」
それは音にならない声だった。掴みどころのない気持ち悪さだけが、二人の耳に残った。
「何こいつら。どうなってんのっ!」
「知らないのかよ、やっぱり!」
三人は同時にフードを下ろした。醜悪な顔が現れた。例えるならばガーゴイル。脈動する肉質を見て、悠斗は絶句した。
「ひいい」しょろしょろと音がした。あゆりの脚を液体が伝った。悠斗は冷めた目で見た。
「これを、か、かければいいのよ!」やけくそで地面の尿を掬ってかけた。
ガーゴイルは意に介さず、マントの中から槍を突き出した。
「だめじゃん! うわ」悠斗は必死に躱したが、「うっ」二撃目でついに胸を貫かれた。血を吐いて、膝から崩れ落ちた。
「悠斗!」あゆりは彼の身体を揺すった。出血が酷い。助からない。「い、嫌だよ」涙が零れた。
薄れゆく意識の中で、悠斗は頬につく温かさを感じた。あゆりの尿だった。うっかり、口で啜っていた。し、しょっぺぇ。
途端、彼を光が包み込んだ。あゆりは驚いた。悠斗が目を開いていた。息を吹き返したのだ。
二人は頭の中に声を聞いた。〈聖水による契りは交わされた―。現代に蘇りし精霊、そして精霊使いよ、封印された記憶を取り戻しなさい〉
あゆりははっとした。手をかざして一心に念じた。
すると悠斗は立ち上がり、鬼神の如く暴れた。ガーゴイル達は切り裂かれ、無残な肉塊となった。
立ち尽くす二人に、声は言った。
〈あなたたちはその力で、世に蔓延る魔と戦うのです。さあ、契約完了の証です。握手をなさい〉
「汚いので絶対嫌です」
「お前の小便だろ!」

41:967
12/05/06 02:03:54.27
「どぉなってんのぉー!」
 体育の前の移動時間、隣の席でいつのもハタ迷惑な声が上がった。
「はいはい、今日はどんな被害妄想なんだ、ナツミ」と、もはや定型化してしまったセリフを返す。
 背の低いナツミが大きな瞳でこちらを見上げ、
「シンヤ、あたしの体操服を出しなさい」
「途中略すな! 学友の視線が突き刺さって、俺の心は血まみれだ!」
「体操服がないの。あたしの幼馴染兼ストーカーなシンヤなら知ってるはずだし、持ってるはずだし」
「いつから俺はお前のストーカーになった! って宮田さん!? これナツミの冗談だから携帯から手を放して! 警察呼ばなくていいから!」
と慌ててナツミの横で携帯を握る涙目の宮田さんを制止する。イカン、このままじゃ、本当に犯罪者にされちまう。どうにか話題を逸らさねば。
「ナツミ、これは陰謀だな、ほらCIAとかさ」
「なるほど! CIAね。異星人が相手だったとは」
「異星人? いやCIAってのは米国中央情報……」
「CIA、異星人製クローン(Clone Incubated by Alien)とはね。体操服から遺伝情報を採取する気?」
 なんだそれ? ナツミの言っていることはさっぱりだ。
「あたしのクローンを作るのは、あたしが超絶にカワイイからかな」
「そうですねー」と適当に返事した。
 その時、ガラリとドアを開けて教室に入って来た顔を見て俺は絶句した。そこにいたのは紛れもなくナツミだった。だが絶句した理由はそこじゃない。二人目のナツミは体操服を上下逆さまに着ている。
正確には、上着の袖に足を通し、チューブトップよろしく裾を胸の上まで引き上げていた。頭には短パンをかぶって足を通す穴からツインテールの髪束を出している。アホ炸裂な格好なのだが何かのコスプレっぽくて微妙にカワイイのが何とも始末に悪い。
「どぉなってんのぉー!」とオレの隣のナツミが声を上げる。本当にクローンが出て来るとはこの世もお終いだ。
「あたしの胸はあんなに小っちゃくない!」と隣のナツミが叫んだ。
「はぁ? あんたのバランス悪すぎだし、あたしの方が形綺麗だし」とクローン・ナツミが体操服の上からバストを持ち上げて形を強調する。
 っていうか、なにこれ?
 これは元がアホならクローンもアホという有名な逸話となるのだが、このアホのおかげで異星人の地球侵略が無期限延期になったことはまた別の話だ。

42:972
12/05/06 02:04:23.61
「どーなってんのぉー」未久瑠ミライはその台詞を幾度となく繰り返した。彼女はそれしか喋らない。
 誰もが、未久瑠ミライは壊れていると思った。
 クラスの生徒達は彼女について色々と噂する。
「あいつチビすぎ。変な光線でも浴びたんちゃうか」
「仕方あるまい。実はだな」彼は周囲を見回して耳打ちをし「これは他言無用だが、彼女は小さい頃、K国に拉致されていたそうだ」
「本当か。あっちは食う物がないと聞く。成長期をK国で過ごしたせいで、身長は凍結なのか。しかし胸はデカいぞ」
「それは謎だ。俺にも判らん」
「身長が142cmってのはないよな」
「怪しくもK国の人民軍の入隊基準にある最低値がそれだ。この符合どう思う?」
「おっとそれは聞かなかった事にするよ。拉致されちゃかなわん」
 二人の密談は終わった。その後、二人のうちの一人、浩之は便所へ行って用を足した。そこで、放尿中の浩之の首に、スッと刃が当てられた。
「今、大変な会話をしてましたよね」
「だ、誰だ」
「おっと振り向かないで。私は未久瑠ミライ様の隠れファン①です。我々は彼女の良くない噂を根絶やしにするべく日々暗躍しています」
「俺をどうするつもりだ」小便はまだ半分も出ていない。ここで止めるのは不可能だった。
「記憶を消す薬でもあればいいのですが、そんな好都合な物はありません、残念ながら」
 言い終わると、ファン①は浩之の首を一気に掻き切った。筋肉繊維と気管支が切断されその首が後ろに仰け反る。主を無くした身体は、小便を終わらないうちにドッと倒れた。
「さて、もう一人はファン②が始末しているころでしょう」
 ①は携帯を取り出して何者かに連絡を取った。スピーカーから可愛い声がした。
「どーなってんのぉー」
「は、二名ほど始末いたしました」
「どーなってんのぉー」
「判りました。次の計画に移ります」
「どーなってんのぉー」
「お待ち下さい。未久瑠様、その胸の武器は最後の切り札にとって置いた方が良いかと」
「どーなってんのぉー」
「ギョイ! 私どもの命は未久瑠様に捧げております故」
「どーなってんのぉー」
「ははーっ」
 ①は携帯に向かって最敬礼した。連絡を終えると、彼は膝を曲げない奇妙な歩調で歩き出す。そして何事もなかったかのように校舎の暗がりへと消えていくのだった。

43:974
12/05/06 02:15:47.28
「あのコを追いかけて!」
 ぼくの腕を掴んできたのはスーツ姿のきれいなお姉さんだった。
お姉さんの指差す方向に、うちの学校のブレザーを着た女子生徒の後ろ姿が見える。
女子生徒がビルの角を曲って姿を消す寸前、横向きに見えた胸がすこし揺れた。
 次の瞬間、地面を震わせるほどの衝突音があたりに鳴り響く。
お姉さんに引っ張られてビルの角を曲がると、大型トレーラーが横倒しになっていた。
「あのコったら……」
 前方に眼をやると、ブレザー姿の女の子は長い髪をはためかせて遠のいて行く。
小さく見えるのは、遠近法の加減だけではなく、高校生にしては小柄な女の子のようだ。
走るスピードは人間の能力を超えている。まるで二足走行のスポーツカーだ。
「あなた、箱崎裕介くんでしょ。一目見てすぐに判ったわ。あのコの初恋の相手というのは、あなたね」
 お姉さんの言葉の意味を考えていると、またも何かが爆発するような音が響き渡る。
「あのコ、今度は何にぶつかったのかしら……」
 目の前の二十階建てのビルがゆっくりと倒れて隣のビルにもたれ掛かり、斜めに傾いた形で静止した。
ビルの一階部分の半分が根本から千切れて崩壊している。
お姉さんは携帯電話にむかって「車とビルの事後処理お願いね」と話す。
「あのコはロボットですか……それとも、最終兵器とか……」
「わたしたちの星では普通に人間で、あたしのひとり娘よ」
 わたしたちの星!? それに、娘って……と、いうことはこのきれいなお姉さんは、あのコのお母さん!?
傾いたビルの上階から避難してくる人たちを横目に、ふたりで少女のあとを追う。
「しかし、なぜあのコを追ってるんですか?」
「朝ご飯がまだなのよ。あのコって、ご飯抜くと力が出ないタイプだから」
「へっ?」
 女の子は校門の前に立っていた。始業時間を告げるチャイムが鳴っている。
「急いで来たのに、もうーどうなってるのよ!」
 遅刻など、ぼくからすれば些事なことだが、彼女は地団駄を踏んで悔しがっている。
「かぐや、朝ご飯よ。ちゃんと朝食を摂らないから、普段の半分の力も出てないでしょ」
 いえ、力なら充分出てますよ、この星では基準以上のね。それより……何かが始まる予感。
ぼくが初恋の相手だという女の子。その長い髪の女の子が、ゆっくりとこちらに振り返る。

44:974
12/05/06 02:16:59.43
「あのコを追いかけて!」
 ぼくの腕を掴んできたのはスーツ姿のきれいなお姉さんだった。
お姉さんの指差す方向に、うちの学校のブレザーを着た女子生徒の後ろ姿が見える。
女子生徒がビルの角を曲って姿を消す寸前、横向きに見えた胸がすこし揺れた。
 次の瞬間、地面を震わせるほどの衝突音があたりに鳴り響く。
お姉さんに引っ張られてビルの角を曲がると、大型トレーラーが横倒しになっていた。
「あのコったら……」
 前方に眼をやると、ブレザー姿の女の子は長い髪をはためかせて遠のいて行く。
小さく見えるのは、遠近法の加減だけではなく、高校生にしては小柄な女の子のようだ。
走るスピードは人間の能力を超えている。まるで二足走行のスポーツカーだ。
「あなた、箱崎裕介くんでしょ。一目見てすぐに判ったわ。あのコの初恋の相手というのは、あなたね」
 お姉さんの言葉の意味を考えていると、またも何かが爆発するような音が響き渡る。
「あのコ、今度は何にぶつかったのかしら……」
 目の前の二十階建てのビルがゆっくりと倒れて隣のビルにもたれ掛かり、斜めに傾いた形で静止した。
ビルの一階部分の半分が根本から千切れて崩壊している。
お姉さんは携帯電話にむかって「車とビルの事後処理お願いね」と話す。
「あのコはロボットですか……それとも、最終兵器とか……」
「わたしたちの星では普通に人間で、あたしのひとり娘よ」
 わたしたちの星!? それに、娘って……と、いうことはこのきれいなお姉さんは、あのコのお母さん!?
傾いたビルの上階から避難してくる人たちを横目に、ふたりで少女のあとを追う。
「しかし、なぜあのコを追ってるんですか?」
「朝ご飯がまだなのよ。あのコって、ご飯抜くと力が出ないタイプだから」
「へっ?」
 女の子は校門の前に立っていた。始業時間を告げるチャイムが鳴っている。
「急いで来たのに、もうーどうなってるのよ!」
 遅刻など、ぼくからすれば些事なことだが、彼女は地団駄を踏んで悔しがっている。
「かぐや、朝ご飯よ。ちゃんと朝食を摂らないから、普段の半分の力も出てないでしょ」
 いえ、力なら充分出てますよ、この星では基準以上のね。それより……何かが始まる予感。
ぼくが初恋の相手だという女の子。その長い髪の女の子が、ゆっくりとこちらに振り返る。

45:982
12/05/06 02:18:20.58
「みんな、聞いて」加奈が大きな胸に片手を当てて、言った。
 木造住宅の一階、部屋には、全員、同じ高校の2年生の加奈、美鶴、真司、悟の四人がいる。皆が緊張した顔をしている。
「この机の上には、ケーキが三つしかないわ」加奈は続けた。「一つ、足りない」
「誰かが食べたって事?」美鶴が不安そうな顔をする。「俺、食ってねえし」真司がかぶりを振った。
「そうね。確かに誰かが食べたという事も考えられる。でも、見て」と食器棚を指差した。
「皿が……戻ってる!」ここで、押し黙っていた悟が声を上げた。「誰かが食べて、洗って、戻した?」美鶴は自分の考えに固執した。「違うな」真司は難しい顔をした。
「そう、違う。これは最初から、机の上にはケーキが三つしかなかったって事よ」加奈が断言した。「なんだって!?」悟は狼狽した。「ってことは、一人多い!?」
「そう、ケーキが足りないんじゃなくて、人が一人多い」加奈は周りを見回した後に続けた。「この家に、歓迎されていない、招かれざる客がいるって事よ」
 皆がお互いの顔を見合わせる。
「俺はこの家の人間だ。それに、ダチを歓迎しないような人間じゃねえ」真司が怒気を含めて言う。「私、真司に来ていいって言われたわ!」美鶴が今にも泣き出しそうに叫んだ。悟は、しばし黙った後に、「本当に、誘われていない人間がいる?」と呟いた。
 加奈がイラついた様に言った。「ここには三つしかないのよ。それ以外に考えられないわ」学校では明るく人気のある加奈の姿が、そこにはない。「誘われていない犯人は、この中にいるわ!」加奈が断言した。
 その時、部屋の扉が開いた。
「ケーキ囲んで何やっとんの? それ、お客様用やから、食べたらあかんで」
「母ちゃん!」真司が叫んだ。「私達のじゃ、ない!?」美鶴がうめく。「……良かった。犯人はいないんだ」悟がほっと胸をなでおろした。
「えっ! どういうことですか?」加奈が驚愕の表情で叫んだ。
「せやから、今日、親戚来るから、ケーキ用意しとってん」真司の母がさらっと言う。
「わ、私は、最初からみんなを信じていたわ」取り繕うように加奈が言った。
「加奈……」真司が静かに呟いた。「招かれざる客は……」美鶴が真司に続けた。「君だよ」悟が最後をしめた。

 外に追い出された加奈が叫んだ。
「もう! どーなってんのぉー!!」

46:986
12/05/06 02:19:13.30
 これは賭けだった。私の目の前にある河では今、小学生ぐらいの子どもが、必死に中洲の樹に掴まっていた。河は大雨で増水しており、鉄砲水のような勢いだった。
レスキューは呼んであるが、まだ到着していない。河原では、家族らしき女性が悲痛な声で叫んでいる。
「助けに行きます」
 私が決心して言うと、女性は「無茶は止めて」と引き止めた。当たり前なことだと思う。私は高校の制服を着ていなければ小学生にも見える外見だ。
「こう見えても水泳選手なんですっ!」
 私は明るく微笑んで言った。けど、実は嘘だ。しかし、まったくの勝算もなしに行こうとしているのではない。私は、他人とは違う特殊な体質を持っている。
それは世の事象をより大きな事柄に変える能力である。たとえば財布を拾ったとする。交番に届ける。中には小銭と宝くじしか入っていない。名前や住所を記入して帰る。
普通ならそれで話は終わりだ。しかし私の場合は違う。後日、その財布に入っていた宝くじは三億円の当たりだったことが発覚する。私は三億を届けた高校生として騒がれてしまう。
 バカみたいな例え話だけれど、こういう事が実際に起こってしまうのである。だからこれも、ひょっとしたら、もしかしたら、子どもを助けることができるかもしれない。
大雨の河で子どもが溺れ死ぬ。言い方は悪いが世の中ではありふれた事柄だ。しかし女子高生が河に入って助けたとしたらどうだろう?
きっと死ぬよりも大騒ぎになる。賞状も貰える。新聞がやって来て、それはとても大きな事柄になる。だから大丈夫だ。私もあの子も助かる。
 私は意を決して河に飛び込んだ。勢いよく水を掻く。進む、進む。驚くぐらいに速く泳げる。増水した河に入っているとは思えない程だ。
ほどなくして子どもの元に辿りつく。女の子だ。私は彼女の手を取って泳ぎ始める。やはり泳ぎは軽やかだ。これなら楽勝だと思った。
 すぐに河原へと戻った。まず女の子を上げて、私も上ろうとしたとき―流木が私を襲った。意識を失いかけながら気づいた。
二人助かるよりも、女子高生が犠牲になる方が大げさになるのではないかと。
 結果から言おう。私は助かった。予想通り新聞にも書かれて騒ぎになった。記事の見出しはこうである。
『美少女高校生が子どもを助ける! しかし初キスは人工呼吸のおじさんかも』
「どーなってんのぉー!!」


47:986
12/05/06 02:20:18.38
 これは賭けだった。私の目の前にある河では今、小学生ぐらいの子どもが、必死に中洲の樹に掴まっていた。河は大雨で増水しており、鉄砲水のような勢いだった。
レスキューは呼んであるが、まだ到着していない。河原では、家族らしき女性が悲痛な声で叫んでいる。
「助けに行きます」
 私が決心して言うと、女性は「無茶は止めて」と引き止めた。当たり前なことだと思う。私は高校の制服を着ていなければ小学生にも見える外見だ。
「こう見えても水泳選手なんですっ!」
 私は明るく微笑んで言った。けど、実は嘘だ。しかし、まったくの勝算もなしに行こうとしているのではない。私は、他人とは違う特殊な体質を持っている。
それは世の事象をより大きな事柄に変える能力である。たとえば財布を拾ったとする。交番に届ける。中には小銭と宝くじしか入っていない。名前や住所を記入して帰る。
普通ならそれで話は終わりだ。しかし私の場合は違う。後日、その財布に入っていた宝くじは三億円の当たりだったことが発覚する。私は三億を届けた高校生として騒がれてしまう。
 バカみたいな例え話だけれど、こういう事が実際に起こってしまうのである。だからこれも、ひょっとしたら、もしかしたら、子どもを助けることができるかもしれない。
大雨の河で子どもが溺れ死ぬ。言い方は悪いが世の中ではありふれた事柄だ。しかし女子高生が河に入って助けたとしたらどうだろう?
きっと死ぬよりも大騒ぎになる。賞状も貰える。新聞がやって来て、それはとても大きな事柄になる。だから大丈夫だ。私もあの子も助かる。
 私は意を決して河に飛び込んだ。勢いよく水を掻く。進む、進む。驚くぐらいに速く泳げる。増水した河に入っているとは思えない程だ。
ほどなくして子どもの元に辿りつく。女の子だ。私は彼女の手を取って泳ぎ始める。やはり泳ぎは軽やかだ。これなら楽勝だと思った。
 すぐに河原へと戻った。まず女の子を上げて、私も上ろうとしたとき―流木が私を襲った。意識を失いかけながら気づいた。
二人助かるよりも、女子高生が犠牲になる方が大げさになるのではないかと。
 結果から言おう。私は助かった。予想通り新聞にも書かれて騒ぎになった。記事の見出しはこうである。
『美少女高校生が子どもを助ける! しかし初キスは人工呼吸のおじさんかも』
「どーなってんのぉー!!」

48:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 02:22:24.54
被った!

ワイは待機する!(`・ω・´)

49:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 02:24:56.24
ワイは連投規制された!
寝る!(`・ω・´)

50:991
12/05/06 02:29:39.59
第十一回ワイスレ杯参加作品(989を訂正)

あなたへ
あたいとあなたは例えものの弾みで喧嘩する事があったとしても必ず元のさやへもどれる心と身体と脳波のリズムを共有していた。
あたいとあなたの絆はそんなにあまっちょろいものではなくて肉体を超えて時代の枠を超えて人が交し合う言葉を超えて結びついたもので誰も理解できない代物だった。


あなたと一緒に野原で蛍つかまえたよね。蛍があたいの胸の狭間に舞い込んで来てさあ。あなたはあたいの胸を開いて片手で捕まえたよね。
哀しい時はさあ、いつも、あなたの溝のあたりにあたいが顔を埋めて泣いたよね。
あなたのちょっとした文才を見出したのはあたいだったよね。あなたに小説応募させて良かった。すばる文学賞獲って良かったね。
あたいを夢中にさせたのは同じクラスにいたあなただけだった。他の男はあたいにモーションをかけるもあたいを良く分かっていなかった。あたいはオリオン座が好き。あなただけが知っていた。
あたいはオレンジと白と青が好きだった。南国に行きたいとあなたにいったね。一日中さあ、あなたと一緒に眩しい陽を浴びていたくてさあ。黒は嫌い。葬式のイメージだからね。あなたはあたいと同じ趣味だった。
あなたはまだ高校2年なのに。どうしてこんな事に……、この世に神様はいないの。本当に本当にどーなってんのぉー、どーなってんのぉー、どーなってんのぉー

あたいは泣いた。高速でバイクごとトラックに撥ねられてしまったあなたはもう帰ってこない。街中の葬儀場であたいの叫び声はいつまでも留まらなかった。

51:996
12/05/06 03:08:01.48
「コレが美味しい季節になりましたねー♪」
 女子高生が二人、コーンアイス片手に歩いている。
「先輩、ね、先輩?」
 先輩と呼ばれた背の低い少女は、二段重ねの巨大なアイスを顔の前に持って格闘している。右から舐めれば左に崩れ、左から舐めれば右に崩れるから必死だ。
「欲張ってラージのダブルなんかにするから」
(しかし、すっごい胸だな。まさにラージのダブル……ゴクリ。)上から覗き込んだ後輩は思った。
「だって、おいしそうだったんだもん」
「手伝ってあげましょうか~」
 ペロリと舐めようとする後輩。
「ちょ、だめー」
 そうこうしているうちに、二人は駐輪場に着いた。
「どーなってんのぉー」
「どうしました先輩ー あっ」
「これじゃ座れないー スポっ」
「サドルが……ないですね って! いやいやちょっと、なんでそこにアイスを挿すんですか何のためらいも無く」
「うーん、どうしよう……」
 背の低い少女は、鞄を自転車のカゴに入れ、自由になった両手を組んだ。
「サドル泥棒ですね、聞いたことあります。人気あるから……」
(アイスをサドルのパイプに挿したのは説明なしか……)後輩は思いながら言った。
「サドルに人気とかあるんだ」
「いや先輩が人気あるんですよ、ストーカーですよ!」
「えー えー はずかしいー」
 そう言いながら背の低い少女は、照れ隠しのように自転車に跨り、スタンドを上げないままペダルを漕いでみせようとした。
「あっ 先輩、何やってんすか!」
「冷たっ」
 跳び降りようとして後輩もろとも倒れこむ背の低い少女。それとは反対方向にガラガラと倒れてゆく自転車の列。
「もう、どーなってんのぉー」
 午後二度目の「どーなってんのぉー」がとびだした。
(先輩ごめんね。サドルは代わりに私のあげるからね。)後輩は背の低い少女を必要以上に抱き締めながら思った。

52:998
12/05/06 03:09:10.66
「どーなってんのぉ!」
「どしたのミカっち」 
「ちょっ、これ見て、マユユ」とミカがスマホの画面を私に向ける。
「あら、かわいいワンコ。どしたのこれ」
「杉田のバカが送ってきたの、近所の子犬だって。あたしが犬苦手なの知ってて送ってきてんの絶対」
「ミカっち、犬嫌い? 動物好きじゃなかった?」
「昔に犬に噛まれちゃって。嫌いじゃないけど今でも苦手」
「そ、そなんだ。でも杉田君、別に嫌がらせってじゃなくて……」
 ミカは私からの返事も聞かずにスマホの画面に指を這わせて、再び画面を見せた。
「そんで、このメール。これも、どぉなってんの! って感じ。牛乳とかニボシを使った料理のクックパッドのレシピ送ってくんのよね。何このニボシの牛乳煮って。生臭さ大爆発っしょ」
「ミカっちのこと気づかって……」
「気づかって、ていうか。遠まわしにあたしの背が小さいって意味だよねこれ、絶対。杉田ってほんとデリカシー無さ過ぎ。別にあたしは背のこと気にしてないし、どっちかってと、ミニマム体型が気に入ってんだけど」
「そなの? でも杉田君なりにミカの体を気にして……」
「体を気にして? 牛乳飲んでもっと胸を大きしろってこと? はぁ男ってホントおっぱい好きだよね、バカ丸出し。あたしは今のDカップで十分だっつーの」
「いや、杉田君そんなつもりじゃないと思うけどな……」
「そういや最近、気持ち悪いことがあって。部活終わって帰ったら玄関に花束置いてあってさ。バラだよ、バラ、十七本の赤いバラ。誰だよホント。マユユさ、あたしの隠れファンがいるとか言ってたでしょ?
結局、そいつストーカーじゃね? そいつの仕業じゃないかと思って。誰なの? 教えてよ」
「ミ、ミカっち? その日ってミカっちの誕生日だったんじゃ? でね、隠れファンってのは……その、杉田君だったんだけど……杉田君、悪くないよ?」
「やっぱ杉田の仕業か。ところで、マユユ、杉田の肩持つねぇ。あ、もしかして」
 ずいっとミカが体を乗り出した。
「マユユ、最近、杉田とコソコソ話してたよねぇ」
「そ、それは……」
「照れるなマユユ。君と杉田クンとの間はどーなってんのぉ?」
 と、ミカが私の肩を叩きながら芸能リポーター張りのいやらしい顔で私に近づいた。

 ごめん杉田君、私のアドバイス、全部裏目に出ちゃったみたい。

53:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 03:10:40.87
規制解除されたのでコピペした!
998は名前欄に参加と書いてなかった!
判断はワイに任せる!
ワイは寝る!(`・ω・´)

54:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 04:58:07.07
優勝予想よろしく↓

55:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 05:21:44.36
入選予想もよろしく↓

56:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 05:52:57.43
第十一回ワイスレ杯参加作品

>>17 >>18 >>19
>>20 >>21 >>22
>>23 >>24 >>25
>>26 >>27 >>28
>>29 >>30 >>31

57:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 05:53:17.69
>>32 >>33 >>34
>>35 >>36 >>37
>>39 >>40 >>41
>>42 >>43 >>44
>>45 >>46 >>50
>>51 >>52

これらを参加作品と認める!(`・ω・´)

58:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 06:38:42.90
朝からビールがうまい!(`・ω・´)

59:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 07:28:36.65
32作をすぐには読めないよ
昨夜、さっそく番号を言って予想してた奴は、おそらく単に自作を賞賛してるだけだ
そのせいか、番号主の小説が滑稽に見えてしまった

これからの予想がいろいろと面白い!



60:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 07:30:59.84
上久保省太が出てくるやつは笑ってしまった
やるねこの人

61:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 07:32:55.86
>>60
ぷっ、本人が書いたものだったりしてな。
それは秘密ね。

62:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 07:36:10.64
上久保作決定!
>>17>>21

63:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 07:36:48.97
>>59
してないよ
謎の称賛はいつものことだろ

64:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 07:59:17.35
うそつけー

65:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 08:01:31.64
>>17
上久保作かどうかは分からないが、
これ、悪くはないんじゃね

66:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 08:13:44.81
シンプルだね、よくもわるくも

67:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 08:22:29.83
>>17>>18>>21>>28>>32>>33>>46
が好い感じ、個人的には。

68:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 08:27:00.08
おいおい、上久保作品が二作とも入ってるじゃないか。
あんまりあいつを調子に乗らせるなよ。

69:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 08:27:26.06
今回は参加できなかったので読みに徹する所存!(ΩДΩ)

70:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 08:30:17.45
オチツケ氏が不参加とは珍しいな。

71:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 08:31:20.60
>>69
設定を消化するのがホント難しかったよね

72:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 08:39:56.92
>>68
上久保作品と決まったものではないだろう。
おれも上久保は嫌だが、これはいい作風である事は譲れない。自分に嘘はつけない。

これが名無しルールの公平性なのかもしれないな。


73:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 08:48:39.20
俺は自作の賞賛なんかしてないよ。

74:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 08:57:17.12
私もしてない。

75:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 09:22:14.25
>>70
観戦してるのもなかなか楽しいもんです。

>>71
毎回難しかったって言ってるけど今回は特に難しかったorz
設定だけでストーリーの半分埋まっちゃうんじゃねって思ってたけど、
ちゃんと流れに組み込んでる作品がたくさんあって勉強になりますた。

76: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 09:23:19.04
レベルが下がった!
寸評はアップロダの予定!

善意の人、よろしく!(`・ω・´)

77:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 10:32:43.37
>>73>>74
わかってる

78:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 10:53:20.51
>>67だが、
迷った末、
>>18>>21
本命と予想する。

79:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 11:02:58.00
自分だと分かるように名乗ってしまった時点で失格ですから、
今後は、当事者は発言に気をつけてくださいよ。
軽はずみな応答はなさらないように!

80:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 12:00:46.63
何時ごろにワイさんから発表があるんでしょうか?

81:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 12:05:22.39
いつもは夕方(四時とか五時とか)に全作の寸評を発表。
で、八時頃から上位入選作の発表って感じだお。

82:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 12:08:19.07
上久保をネタにした作品が上久保本人に書けるのか。
>>17が上久保作なら奴は相当の使い手ということになる。

83:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 12:13:00.31
よくもわるくも K氏ネタは盛り上がるね


84:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 12:18:01.63
Y氏とK氏か。

85:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 12:21:35.47
気ままに予想。二十作くらい良いと思った作品の中から絞ってみた。設定点はほとんど考えてないので悪しからず。

>>20 これからって感じの終わり方だけど文章が手堅い。
>>22 読ませる!エロい!そしてどこか青春って感じでイイ。
>>31 最初は店をやってて学校の生徒?と思ったけど夜間学校だった。
   女子高生と思わせといておばあちゃんだったというオチは参加者にしか面白さがわからないかも。
   スズキとチュウハンのところは設定の使い方がユーモアあるなと思った。
>>32 設定を感じさせない。純粋に面白かった。
>>34 ワイさんには申し訳ない(?)けど一番笑った。なんだかんだ言って書いてるのが愛の証w
>>51 一番好きである。とてもイイ!
>>52 裏を突いた手堅いショートショート。マユユの方がかわいい。

ちなみにこれまでのワイ杯で自分の予想の中から一位をとった作品がなかったりする……そのときは恨まないでね☆

86:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 12:43:59.61
>>78
どう考えても俺は本命の2つを外せない。
がしかし、>>21の作品が上久保の作品でない事を祈る!
なんで俺がてめえにひざまづかなければならねんだよ!ボケ

87:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 12:58:58.96
上久保の名を借りた自演が酷いな

88:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 12:59:32.63
>>31
斜がかかったってどういう意味?
調べても、物事に対して、わざとひねくれたり、暗く受け止めること、という感じのものしか出てきません。

89:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 13:02:52.20
>>87
どういう風に自演するんだよ、ボケ
予想してるだけじゃなーか

90:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 13:05:01.11
>>88
斜め掛かった、と読めばよかろう

91:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 13:08:53.71
>>88
祭壇には斜がかかった、モノクロームの写真がある。
の読点を抜けばいいんだよ

92:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 13:15:29.60
<<83

ぼんやりとした写真のことです。
デビットハミルトンの作品をイメージしていただければ。

93:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 13:18:43.68
>>90
だからそれは誤読!

94:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 13:36:58.05
>>93
もう阿呆は黙ります。

95:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 13:37:41.95
さて疑惑の>>17>>21は誰の作品なのか?
上久保省太のものなのか?
別の人間の仕業なのか?
今は本人?と沈黙を守る上久保意外は誰も知る由がない。
どうなんだろう?


沈黙を守る上久保省太にじらされる。
今晩に封印が解かれる!

96:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 13:49:18.90
斜をかけられたモノクロームの写真 が分かりやすい

97:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 13:51:58.30
>>21は純文系の書き手だな。
出だしは物凄く決まってる。

オチも考えたな。

98:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 14:20:02.75
ポッポ作、投げやりすぎてワロタw

99:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 14:29:05.48
>>98
どれ?

100:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 14:36:27.23
投げやりとか言わないでよー。

101:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 14:50:16.80
なになに、
>>21はポッポなのか?

102:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 14:52:43.26
>>101
ポッポがうかつに答えられるわけないじゃんよ

103:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 15:06:38.30
そう、肯定も否定も出来ないのさ。

104:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 15:10:32.20
名乗らないがルールだからね。

105:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 15:15:48.42
>>103
てか、お前、ワイに嫌われてるのに懲りないやつだな。

106:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 15:20:16.69
そろそろ寸評か……
わくわくして来た

107:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 15:39:26.16
深夜、小腹が空いて台所に下りると、暗がりの中Tシャツ一枚で牛乳を飲む姉がいた。パックに口をつけて。
「姉ちゃん」それ家族で飲むやつなんだけど。
姉は口を離して、「あ、飲む?」……いいです。
女子高生ながら小学生体型の姉。好物は牛乳。それは身長を気にしてのことではなく、単純に「好きだから」牛乳かんなどのデザートも大好きだし、期限切れの牛乳も平気で飲む。翌日はトイレで、どーなってんのぉー!だけど。
「グッナイ。翔太」
歯磨きせず寝るのはどうかと思う。牛乳を水と同じに思ってるらしい。何事にも無頓着な姉。

翌朝、朝風呂から出た姉とトイレ前で出くわした。
「はよー」適当な挨拶。
「姉ちゃん……」ぐっと目を閉じる。身体の割りに大きな胸を一瞬見てしまった。「俺も高校生なんだしさ、半裸でうろつかないでよ」
「ダメ?」……駄目だよ。
二人で家を出る。俺が同じ高校に入ってから、中学同様に登校が一緒になった。「桜が散っちゃったね」並んで歩く姉は、頭一つ小さい。顔が似てるから身内とはわかるけど、学校の奴には、兄妹? と訊かれる。姉弟なのに。
「付き合って下さい」
姉はモテる。突然道端から飛び出した同校の男子にまた告白された。
「めんどいー」姉は断った。彼はがっくりとした。陸上に夢中らしい。走る際の胸の揺れが尚更、男を惹きつけている気もするけど。
「桜、散らせちゃったね」立ち尽くす彼を後目に、弟としての言葉はそれだけ。
告白して玉砕する人はまだいいかもしれない。男友達は明らかに全員姉に気があるのに、天然な姉は微塵も気づかない。もどかしい気持ちだと思う。

五月の連休は親が旅行で、家には姉と二人きりだった。珍しいことじゃない。
「なにやってんだぁー」夜中に部屋でゲームをしていると、ほふく前進で姉がやってきた。「閉めろよ」と言って俺はドアを閉めて、それから二人で格ゲーを始めた。姉は強い。
僅かに開けた窓から、夜風が入り込んだ。
「えっちってもうした?」ふと姉が訊いた。
身体が猫のように跳ねた気がした。
「するわけないじゃん」
「へー。……私、興味ある」無限ハメ攻撃。
俺も姉も、十二インチの画面を見ている。
壁際から抜け出せず、キャラが吹き飛んだ。一瞬暗転する画面の中で、姉の目は俺を見た。
「赤くなってる」顔を見合わせると、彼女は笑う。

108:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 15:43:39.05
>>107は前スレ969。
俺のなんだがワイ氏にも完全スルーされててワロタ。
参加OKなら審査にいれてくれ。

あと前スレ990さんの通常評価依頼も忘れないであげて。

109:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 17:09:11.34
>>108
ワイはワイの纏めを見てコピペした!
だからワイは悪くない!(`・ω・´)

110:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 17:14:43.31
書き込みテスト!(`・ω・´)

111:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 17:18:40.61
よくも忘れたな・・・

112:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 17:24:11.05
見落とされてたんだね。
でも、これで審査には加えてもらえるんじゃないかな。
人がやることだからこうしたミスもあるよね。

その作品、印象深く読んだんだけど、参加作から洩れてることに気づかなかった。
みんなも自作が参加洩れになってないか、自分でもチェックしたほうがいいね。

113: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
12/05/06 17:24:29.70
にんにん。

114: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 17:25:44.77
にんにん。

115:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 17:28:15.91
中身の貼り付けを誰か頼む!
URLリンク(www5.pf-x.net)

116: 忍法帖【Lv=28,xxxPT】
12/05/06 17:29:24.09


117:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 17:34:50.30
>>17
ネガティブな主人公に見えるので性格が明るいようには思えなかった!
文中に散見される硬い言い回しは作者なりの外連味なのかもしれない!

>>18
二人で成したサクセスストーリー! 彼の視点で書かれていた!
主役の彼女の影が薄い! 舞台にいる彼女の視点で彼を書いた方がよかったかもしれない!

>>19
地球の命運を賭けた壮大なダジャレにはある種の笑いを引き起こした!
現状に至るまでの経緯は不明! 長い話の抜粋を見たような気分になった!

>>20
現代風の設定を巧く古い時代に合わせた作品! 人称には少し揺れがあった!
『だった』の多用が目に付いた! 初々しい二人の様子はちゃんと伝わった!

>>21
悪魔の取り扱いに注意! ワイは比喩と読んだ! 本物の悪魔の可能性を否定はできない!
回想の段階で主人公は亡くなっていたのか! 最後の一行にワイは引っ掛かった!

>>22
話の設定に既視感がある! 脳裏に『憂鬱』という単語が浮かんだ!
二段落ちの幽霊部員が救いになった! 書き慣れているように見えるので安定感はあった!

>>23
便器は洋式なのか! 和式なのか! そんな指摘が些末に思える内容だった!
何かがおかしい! 全てがおかしい! ナンセンスギャグを貫いた渾身の一作に希望はあるのか!

>>24
くどいくらいに丁寧な書き方を楽しむ作品なのかもしれない!
胸にソングブックを抱えていないワイが替わりに内心に抱いた思いを吐露していった!

118:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 17:36:24.13
>>25
理屈抜きの大乱闘に発展した! ライブハウスの外での出来事!
なぜか演奏中のバンドのヴォーカルが外に飛び出してきた! 建物の作りがとても気になった!

>>26
よくある夢落ち、と一概には云えない! 行為には現実味があった! 夢から醒めたあとはほのぼのとしていた!
その対比によって今後の展開を読者に想像させる作りになっていた!

>>27
会話文で構成された一作! アルバイトを主人公と思わせて、実は駆け込んできた女子高生が主役だった!
レポーターが一目で女子高生と判断した! 身長、容姿、性格等の設定がほとんど無視されていた!

>>28
関根の実験は本当のことだったのか! どのような内容であったのか! その肝心な部分(落ち)が明かされていなかった!
主人公は胸が大きいのではなく、体重の関係で単なる肥満児に思えた!

>>29
推敲不足なのか文章の疵が多いように思った! 『のっけらかん』は『あっけらかん』のことなのか!
冗長な一文は意味が取り難くなる! ミスリードを狙った内容ではないので多用は禁物!

>>30
ナンパ待ちをしていた主人公に男が声を掛けてきた! その過程で前世の話を始めた!
薄気味悪くなった主人公は逃げ出す! 逃げ切ってしまうので落ちが無くなった! どうなっているのだ、とワイは心の中で叫んだ!

>>31
文章は巧いとは言い難い! すでに亡くなった相手の『いまわ』を見ることはできない!
朴訥の主人公に文体が合っていた! 一つのアイデアが輝く! ワイには眩しく見えた!

>>32
無理のない展開で読み易かった! 読後の印象に残るような強い個性は感じられなかった!
妹が小学校を卒業していれば、平日にランドセルを拝借することは可能

119:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 17:37:07.49
>>33
語り手の現在の状況がはっきりとしない! お嬢様の正体がわからない! 動く骸骨にした目的は何なのか!
最後の駄洒落から端を発した物語のように思えた!

>>34
酔狂な主催者によって集められた人々による一億円の争奪戦! その理不尽を受け入れて参加した優勝者が怒りに任せて主催者を蹴り飛ばした!
文中から強制参加には見えない! 企画に憤りを感じているのであれば、参加しなければよい! 話の辻褄が合っていないように思った! 

>>35
現実離れした話は、やはり虚構で体感型ゲームと云う落ちであった! 主人公以外の人物は全てゲーム中のキャラクターなのか!
リタイアした千花が筐体の外から応援していれば、歩道で車に撥ねられることはない! 現実と虚構の境目がはっきりしない物語だった!

>>36
会話文で設定をこなす手法は如何にも拙い! 撃墜された直後の展開に意味はあるのか!
エマは眼前の死を意識した! 走馬灯のように過去が思い出されたのか! その場面でなければいけない必然性は読み取れなかった!

>>37
いちゃんの呼び名に該当する人物が複数いるからなのか! ワイがトリックを警戒していたせいなのか! 少し読み辛かった!
主人公の心の変化が急なので折角の決め台詞も効果が薄い! 出だしに文字数を費やした構成が惜しまれる!

>>39
首に紐を掛けて背負うように締める! 非力な人間にそのような芸当が可能なのか!
非力な人間で可能ならば、他の者も容易に実行に移せる! そもそも目立つ教室で犯行に及んだメリットがワイにはわからなかった!

>>40
馬鹿馬鹿しい話を淡々と描写した! どこか抑えているようにも見えた! 最後の三行で仕掛けが発動した!
文章として見れば、決して巧みとは言えない! 今回の話では良い方向に作用した!



120:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 17:37:42.96
>>41
急展開が過ぎる! 異星人は人間のクローンを作れる技術力を有していながら、なぜ地球侵略を無期限延期にしなければいけないのか!
被験者がアホならば、別の被験者を探してクローンを作ればよい! 一レスでは収まらない題材に思えた!

>>42
K国に幼い頃に拉致された彼女は「どーなってんのぉー」の言葉のみを話す! 高校は義務教育ではない! どのようにして入学したのか!
K国の関係者には意味のある言葉として伝わっていた! 彼等が日本の高校でどのような目的で潜伏しているのかはわからない! 歩調の使い方が微妙!

>>43
二足歩行のスポーツカーと称する速さで少女は移動していた! そのあとを二人が走って追いかけているように読めた!
一人は母親なので常人ではない! しかし、主人公は普通の人間ではないのか! 派手な演出に確固たる意味を見出せなかった!

>>45
招かれざる客の意味の取り方によって評価が変わる! 招いていないのに来た者は話し合えば容易にわかる!
結果的に問題を起こした加奈がそれに該当した! しかし、親戚のケーキを巡る争いなので全員が該当してもおかしくはない! 釈然としない内容だった!

>>46
新聞の見出しに見えなかった! 週刊誌のゴシップ記事が頭に浮かんだ!
おじさんの行為が大きな事柄に発展したようには思えなかった! 作りとしてはよかった!

>>50
手紙の形式に見える! それとも心の中で思ったことなのか! 主人公の少女の設定は活かされていなかった!
亡くなった彼と同級生なので高二の女子なのはわかる! 主人公に感情移入した作者が勢いに任せて書いた作品なのかもしれない!

>>51
サドルがなくなったあとにアイスを挿し込んだ! 意味はない! さらに自転車に跨って漕ぐ! もちろん意味はない!
最後の一行の意味はうっすらとわかる! 先輩を慕う後輩がサドルを盗んで、替わりに自分のサドルを差し出す! そのようにワイには読めた!



121:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 17:38:00.71
>>52
いろいろと画策したことが全て裏目に出た! 『ニボシの牛乳煮』は背丈のことを思ってマユユが提案した!
身長に対して事前に何かしらの情報を得て行動しないと納得がいかない! その点で動物好きのくだりは評価できる!

>>107
雰囲気のある作品であった! 弟の視点ではあるが姉が主役だとわかる書き方がされていた!
一人称の視点で『彼女は笑う』の部分に少し引っ掛かった! ただ、この箇所は弟の心情を作者が意図して書いた! いつもの姉ではなく、その瞬間、彼女に見えたと!


122:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 17:49:16.88
コピペ乙。
ワイさんも全作寸評お疲れさまでした。

123:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 18:06:57.19
ありがとう!(`・ω・´)

124:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 18:17:47.37
けっこう厳しいんだな
ホルホル回路がショートしかけたわ

125:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 18:22:10.78
ワイスレ杯は厳しいぞよ。
私は目下五回連続選外の記録更新中。
寸評を読む限り恐らく今回も選外であろうから、何と泥沼の六連敗必至!

126:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 18:23:42.76
てか、作品に内容がなければ、細かい指摘に向いてしまうのさ。
点数は内容が第一である事に変わりないと思う。

127:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 18:27:33.53
だね。
一レスに内容を盛り込める人は大した腕だよ。

128:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 18:27:41.72
ポッポの作品も面白ければ、ポッポの持ち味を見てくれるんだよ。
つまらないからあれこれとどうでも良い欠点を指摘したくなるんだよ。

129:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 18:30:04.23
うむ。
一レスだと収めることに必死になって内容まで手が回らないんだよねorz

130:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 18:31:31.06
ワイスレに書き込めたり、書き込めなかったり不安定!
備忘録として残しておく!

ワイスレ杯まとめブログ
URLリンク(waithread.blog.fc2.com)

評価はのちほど!
990 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/05(土) 23:13:35.81
宜しくお願いします。
URLリンク(ncode.syosetu.com)

131:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 18:33:48.45
寸評には色々気づかされることがあるよ。

読み手に媚びたものを書くつもりはなくても、
書き手として、自分の意図が十分に伝わらなかったのはなぜかというヒントがある。
そこから、修正点を見つけ出してこそ向上心につながる。

132:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 19:57:50.53
発表は何時から?

133:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 19:59:44.91
八時頃からですね。
そろそろワイさんが降臨します。

134:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 20:10:36.53
書き込みが反映されない事態に悩まされている!
書き込めない場合は、下記のスレッドに書く!
内容をコピペしていただけると助かる!
では、始めるか!(`・ω・´)

★☆ 創作とはあまり関係ない雑談スレ 80☆★
スレリンク(bun板)l50

135:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:10:50.22
ワイ、出てこい!!(ガンガン!!

136:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 20:17:48.82
実は>>37が七位だった!
その地位を掻っ攫ったのは姉と弟!
危うい関係を仄めかしていても爽やか!

七位は>>107

気付かせてくれて、ありがとうのおめでとう!(`・ω・´)

137:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:21:10.78
>>37
残念!(`・ω・´)

>>107
おめでとう!

138:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:24:46.36
発表キター

139:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 20:28:26.80
良かれと思ったことが全て裏目に出た!
彼女の行為に隠された意味があるのか!
その部分を知りたいと思わせる魅力があった!

六位は>>52

おめでとう!(`・ω・´)

140:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:29:07.96
>>37
視点の変化がちょっとついていけん。

141:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:32:22.98
確かに>>107は良かったかもしれないな。

142:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 20:33:28.98
発表キタ━━(゚∀゚)━━!!
>>107今読んだけど良いね。

143:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:34:43.80
実姉がいるからキモイ!w でも良さは分かる

144:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 20:38:36.56
一発ネタが光った! 抑えた文体ではないのかもしれない!
計算した作り等ではなく、偶然の産物による可能性を否めない!
だが、ワイは最後の三行で少し笑えた!

五位は>>40

おめでとう!(`・ω・´)

145:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:44:22.36
その笑いは二行目のほうが

146:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 20:45:32.96
俺も>>40の最後三行は笑ったw
でも設定点がほとんどないんじゃないかと思ってたな。

147:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:46:49.03
>>40
ガーゴイルの顔がわからん

148:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 20:46:57.39
突出した要素はないかもしれない!
安心して読める文章は作者の強み!
展開に無理がない点に構成の力を垣間見た!

四位は>>32

おめでとう!(`・ω・´)

149:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:49:21.96
これは設定の1つを「活かし切った」と言い切れるな

150:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 20:49:55.81
今回はなまじお題が複雑だっただけに展開に無理のない作品が総じて偏差値高くなる希ガス。

151:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:51:26.12
四位は>>32 か、
俺は>>67だが、
俺の予想がちょっと当たった。一安心!

152:鎖骨人形 ◆jPpg5.obl6
12/05/06 20:52:23.31
ふぅ。疲れた。
けど間に合った。

153:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 20:55:37.19
F5爆撃してる。

154:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 20:56:23.01
今回は焦らさないで上位三作を発表する!

この作品は他と比べて異彩を放っていた!
話の筋は王道! 一レスと今回のお題からすれば非凡!
説明に文字数を費やさず、描写の中に自然に盛り込んだ!

三位は>>20

おめでとう!(`・ω・´)

155:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 20:57:44.14
3枚読んだ気がしたな

156:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:00:12.40
展開なんてどうだっていい
>>32には文章を作って行く意思がある。
易き会話の展開に逃げ込まなかった。
テクニック云々よりも文学に対する姿勢を買いたい。
力はある。

157:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:01:54.60
ここで>>20がランクイン!厚みがあった。やっぱショートショートは短い時間の動きを書くことに向いてるのかな~

158:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:02:18.30
全然ラノベではない。だが、見事。説明と進行jがほどよく溶け合っていた。

159:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 21:03:34.25
狙った効果なのかはわからない!
黒と白の鮮やかな対比が読者に想像させる!
ワイには今後の展開が頭に鮮やかに描かれた!
人によっては読後は悪いかもしれない!
その影響力が最大の魅力!

二位は>>26

おめでとう!(`・ω・´)

160:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:05:24.74
「どーなっ……」
が最高だったw

161:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:08:12.11
>>26は何と言うか最後唐突に青春っぽさが出てきてそのコントラストにインパクトがありました。

162:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 21:11:20.22
毎回恒例のスーパー焦らしタイムに突入!

ちょっと外のトイレに行ってくる!(`・ω・´)ノ

163:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:12:15.86
蚊の総攻撃

164:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 21:14:01.14
大変だ!
ワイさんがぼっとんにはまったらしいぞ!

165:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:14:32.67
がんばり入道にやられた!

166:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:15:38.99
>>51が好きだけどワイさんの好みを考えると>>31かな~
>>34にも淡い期待を寄せてるw

167:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 21:16:42.69
それでは一位を発表する!(`・ω・´)

168:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 21:17:33.79
ちょ、ちょっと待った!

169:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:18:58.60
 ギイィ……カチャ。 暗闇の中、手探りで木戸を閉めた瞬間、ワイはが首元に吐息を感じた。
「めっちゃ待ってた」
 そう言ってフンドシに包まれたワイのいちもつを鷲掴みにしてきたのは、見たことの無い坊主頭。
いや、しかし何故か概視感がある。



170:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:19:00.18
石垣島に行っていたはずの秋吉氏がいるぞ!

171:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 21:19:13.50
はい、いいよ~

172:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 21:19:53.73
昨日の夜帰ってきたんだよ~ん

173:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:20:18.18
実は参加してるんじゃないですか?w

174:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:21:45.46
コイコイ

175:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:23:52.42
落ち着け

176:かめ ◆1q5xukD1QY
12/05/06 21:24:14.53
>>169
ちょwww


177:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:25:16.34
焦らすのうww

178:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:25:56.72
がまん汁が出てきた

179:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 21:25:59.07
残る一作は人生の重みを感じさせた!
文章としては特筆する部分はそれほどない!
順位から漏れた作品の中には上回るものもあった!
一レスに込められた人間の描写がワイの目に留まった!

栄えある一位は>>31

おめでとう!(`・ω・´)

180:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:28:02.85
>>31の文体が、どことなく筒井康隆っぽい気がする
きのせいかな

181:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 21:28:33.05
おめでとう!


182:鎖骨人形 ◆jPpg5.obl6
12/05/06 21:28:33.35
おめでとう。

183:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 21:28:46.55
おめでとう!

184:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 21:28:59.05
コテはカミングアウトせい!

185:鎖骨人形 ◆jPpg5.obl6
12/05/06 21:29:52.70
>>33
まともなの思いつかず。

186:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:30:05.39
そういえばこれ込み入った内容なのに凄い読みやすかったな

187:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 21:31:40.75
入選されたみなさん、おめでとうございました。
私は選外の>>17を書きました。
次回も参加します!

188:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:32:41.82
>>31おめでとう!

189:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:33:46.70
難しそうだったから今回は参加しなかったけど、
書いた皆凄いよなあ。
1レス、主人公のキャラ設定有りで書けるって相当だと思う。

190:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:33:52.08
>>187
ええええええ!ww
意外すぎますww

191:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 21:34:44.21
ぽっぽちゃん、また選外だったか。。。
ハンパに下位入選ばっかよりはいいかもしれんぜ

192:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:35:08.59
お疲れ様。
>>22>>23>>25>>26>>27>>34>>35>>39>>40>>107
十作投下。七位、五位、二位をゲット。
個人的な収穫はあったかもしれない。二位作は全てを振り切って欲望のままに書いたもの。他は考えながら書いたもの。未だに何が評価されるのかわからない。気分で使い分けることにします。

>>46さんと上久保省太(ポッポ)が最高に好きでした。ありがとうございました。
進行手伝いの方や偽ワイさん、ワイさん、感想くれた方ありがとうございました。

193:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 21:35:21.94
時にはキャラクターの設定もいいかもしれない!
ワイの予想に反した結果に自身も驚いた!
ジャンルの垣根を越えた交流に満足の回であった!

これにて第十一回ワイスレ杯を閉幕とする!(`・ω・´)

194:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 21:37:37.69
ワイさん、お疲れさまでした。

195:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:41:07.08
>>192
書きすぎワロタw
次回は俺もそのくらい書くつもりで参加したいと思います。

参加者さん、ワイさんお疲れさまでしたー!
>>51さんごめんなさいw

196:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:42:17.32
最近スレ終盤気味で開催するから常に転載必要になるなw まぁお疲れー

197:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 21:43:00.65
10作ってどんだけだ!しかも3作入選!
相当の実力なり!
おまい、名のあるコテだなさてはw


198:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/06 21:43:13.06
書いてくれる人々がいて成り立つワイスレ杯!

ワイからもありがとう!

女神○○の魔物の台詞ではないが、今後ともよろしく!(`・ω・´)ノ

199:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:43:35.52
多作の人今回は獲得率高いなぁ

200:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:44:43.53
>>187
ほう、>>17はポッポだったのか。
だったら>>21はどうなんだ?

どっちにせよ、でも落ちは良く考えたな。と思った。
一つ注文して置く、訊かなくても良いが。
出だしに、どーなってんの、を持ってくるのは失敗だ。
明らかにみながやって来る事だからな。
プロの審査員には、またか、という陳腐な印象を与える。
でもあなたにも4位の方のような文章を作って行くぞ、意思を俺に感じさせた。
描写が面倒くさい、会話ですましちゃえ、といった輩とは違う。見込みはある。
俺が審査員だったら入選だ。でも、それはポッポにとって困った事だな。


201:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 21:47:56.72
ワイさん、皆さん、お疲れ様でした。
3位の書きました。前スレで評価依頼した時は点数さえつけてもらえなかったので、マジで嬉しい。
心臓がバクバクしたw
他に>>18>>36書きました。>>18は出すんじゃなかったと思ったけど、推してくれた人がいてびっくりしつつ嬉しかった。嘘かもしれませんがw
読んで下さった皆さんにもマジで感謝しています。ほんっとにありがとうございました。いいゴールデンウィークだw



202:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 21:49:20.42
おいおい、コテは全敗か?

203:ポッポ ◆paB28qf3gA
12/05/06 21:50:16.76
>>200
助言、ありがたく拝聴します。
出だしは私も陳腐かなと思った。
それに、全体的に推敲不足で作りが雑だった。
言い訳するつもりはないんだけど、最近ちょっと体調が悪くてね^^;
次回はより文章と内容のクオリティを上げて参加します!

204:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 21:57:33.72
>>31はかめさんのような気がするわね

205:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:03:42.57
いやハイステージだな

206:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 22:04:38.37
どうだろう。亀の普通文体ともちと違う気がするが・・・?
コテども、名無し勢に押されてるぞ!


207:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:18:58.59
骨のやつ浮いてるけど既視感があった。
何に似ているかと思えば江戸川乱歩の押絵の話だ。
全体的に世にも奇妙な物語みたいだった。

まあ、コテ勢、次はガンガレ

208:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:19:25.44
三作>>28>>30>>45を書きましたけど、どれも駄目でした。
皆さんのレベルの高さに驚きましたし、視野が広がりました。ワイさんの寸評も勉強になりました。
次回も参加したいです。ありがとうございました。

209:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:19:51.65
入賞した皆さん、おめでとうございます。
>>19>>42を書き、無事に落選しました。
懲りずにまた来ます。

210:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 22:27:23.22
多作の名無し軍団w
おそるべし

211:オバゾノ ◆RUOBDYDjaN0H
12/05/06 22:27:23.88
ワイさん皆さんお疲れさまです。前スレから貼りつけしてくれた方、どうも有難う御座いました。
>>51を書きました。ワイさんの寸評通り、先輩の事が好きな後輩がサドル盗みの犯人です。
今回は特にパッと見の読みやすさというか、目にやさしい感じにしようと思って書いてみました。
しかし、それと同時に内容も読み取りやすくするのは、やはり難しいと感じました。
私が今回一番面白かったのは>>42の作品です。
ワイ杯はほんとに楽しいです。次回も楽しみにしております。


212:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:29:09.81
こんにょろ♪
ワイさん、皆さんお疲れ様にょろー。
今回は >>41 >>52 を書きましたー。

>>41 はワイさんのおっしゃる通り、内容が一レスには合わなかったかもです。
最初にかき上げた物は、一レスに収まる代物じゃなかったので、取り繕ってはみたものの……力及ばずにょろ。
わっちのラノベスタイルでのキャラ立ては、一レスじゃー無理にょろ!と、悟って書いたのが>>52 でした。
選外続きだったのですが、ひさしぶりに六位をいただいた次第ですー。

うーん、いつもは入賞しようがしまいがやりきった満足感でいっぱいなのですが、今回は下位入賞したものの、残尿感でいっぱいですw

名無しさん皆さん多作で良作ぞろいで、すごいっす。
あ、一応わっちも名無しだったw 皆さんに負けないよう頑張るにょろッ!

それでは、次回もお会いします! さよにょろ~♪

213:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 22:30:56.46
著名人ではにょろの6位が最高か!?
もうみんな名無しに戻ろうか。

214:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:33:26.23
>>208
>>28は好いと思うよ。
描写力はある。体言止めも目を引いた。
ひとつ小言をいう
早朝4時、朝五時、らの露骨な時刻表示はやめた方がいい。
描写で時刻を表現して下さい。
できれば、数時間、という言葉も描写で表現して下さい。
勘違いしないように念の為言っとくけど、やりやすい会話で表現ではなくですよ。
素人っぽさが抜けてきます。


215:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:36:00.40
ワイさん、みなさんおつかれさまでした。

前回、引き換えの駅を書いた者で、今回は>>32と>>43を投稿しました。
お題がむずかしくて苦労しましたが、その分いい勉強になりました。

>>192さんはすごいですね。
>>26のラスト一行と>>40のラスト三行には素直に嫉妬を感じました。
この短い期間で、それだけの水準のものを多作できることに脱帽です。

216:恥骨人形 ◆jPpg5.obl6
12/05/06 22:36:12.21
そだね……

217:かめ ◆1q5xukD1QY
12/05/06 22:46:06.07
>>204
違うよー。今回は創作ノートは一応へちへち入力してたけど、結局書かずに他の事してた。

創作ノート
ヒロインの名前、日向誘ふ。名字がひなたで、名前がさそふ
主人公、俺様くんの一人称。
ノートに描いた宇宙艦隊をドヤ顔で親友兼脳内チンコケースの誘ふに見せる俺様。
真上見下ろし視点で、まばらに描かれたしょぼい宇宙船。
誘ふ「うーん、なんか、もっとこう、パースペクティブが要るかなー、うーん」
俺様「何だよ、その、ぱあすぺナントカって?」
誘ふ「うーんとねえ、パースペクティブっていうのはねー」
ノートの上に両手をかざして、まるで亀頭責めしてるみたいな手つきでノート上の空間をコネコネする誘ふ。
質量保存の法則に反して、ノートからななめった感じで出現する巨大な宇宙艦隊。
誘ふ「ど、とど、どーなってんのお?」
春の晴天をバックに、イタリア未来派のパクリみたいな内容の、まがまがしい威嚇演説をかます艦隊に俺様フル勃起。


218:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 22:49:00.65
自分も次入選するまで名無しにすべきだな。ここんとこ全く入選してないしorz

219:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:49:03.55
>>214
おい、今回はラノベテイスト要求だぜ。
紙面を真っ黒にした冗長な文の羅列、描写、描写の純文学とは違うぜ。
それに純文学にしたって君の考えはもう古い。
単純明瞭、日常語を使えば良い。早朝4時、朝五時でOK。君のいう描写手法はむしろくどいし、うざい。
保坂もいっている。
むしろ頭を文学モードにしない方が良い。例え純文学でも。ワイが新しい。

220:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:52:08.77
>>214
>>28が一番自信がなかったのですが、褒めてもらえて嬉しいです。
時刻等は描写で表現するようにします。ありがとうございました。
会話が増えたから他の二つは駄目だったのかな。。

221:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 22:52:28.13
>>217
違いましたか。その話読んでみたかった!残念。

222:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 22:54:26.76
>>219
ラノベだと分かりやすいように、会話や時刻そのままでいいのでしょうか・・。
色々な意見があって勉強になります。1レスという短い枠に入れるには描写は今の私だと難しい部分もあるかな、と思ったり。
ところで、保坂って誰ですか?

223:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 22:57:25.59
コテどもは猛省すべしだな。
次回ワイ杯でリベンジ! コテ張るからには命賭けてもらいまっせ

224:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 23:03:16.32
>>222
読み手あっての事だし、わかりやすい方がいいんじゃね。
時刻はそのままでいいんじゃね。無理に描写でこねくり回さなくとも。
どこでもわかりやすい作品の方が入賞すると思うよ。

225:かめ ◆1q5xukD1QY
12/05/06 23:05:47.33
>>223
リゾート帰りの毛深いメタボが2chに「命賭けてもらいまっせ」ってカキコしてる姿は確実にエロいよ!


226:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 23:07:47.68
リゾートホテルのプールサイドでくつろいでる樽腹野獣系おやじもフェロモンむんむんだったね!

227:オチツケ ◆uxG0R0EdkU
12/05/06 23:08:18.51
よし、次のワイ杯で五位か通常評価75点以上取るまで名無しに戻るでござる。

228:恥骨人形 ◆jPpg5.obl6
12/05/06 23:18:35.84
上に同じ

229:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 23:19:57.73
75点以上は相当高いハードルやでー?

230:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 23:25:48.41
5位=75点って感じ?

231:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/05/06 23:37:08.78
どうだろうねえ
平時とワイ杯とでは条件が違うから単純に比較できないって誰か言ってて、それはそうだと思うね。
感覚的には、ワイ杯で上位食い込むのと70点台半ばを取るのとではだいたい同じ難易度??

232:ハイステージ ◆GXDB7dKcEA
12/05/06 23:42:50.55

>>31を書きました。

うおおおおおおお。1位ですか。いま帰ったばかりなので、
ちょっと時間をください。

ワイさん、みなさんおつかれさまでした。
それにしても>>205さんは、あなどれない。
なぜ私の作品だとプロファイルできたのでしょうか???


233:かめ ◆1q5xukD1QY
12/05/06 23:52:17.82
>>232
サクラ大戦の人だよね?確か。


234:名無し物書き@推敲中?
12/05/06 23:54:47.02
一位も二位も「アコ」なんだよな

235:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 00:06:26.68
ハイステージがまさにハイステージにのぼっている。
サクラ大戦、そして某賞一次通過という勝利を経て、刃牙の鎬昂昇のように勝利自体が実力を押し上げている。
このまま勢いに乗れば数年以内に何らかの大賞もあるで!



236:ハイステージ ◆GXDB7dKcEA
12/05/07 00:28:20.84

やっと、落ち着きました。金麦でひとり祝杯です。
いま、じわりと嬉しさがこみ上げてきました。

これから、ゆっくりみなさんの作品を拝読いたします。

>>233 かめさんへ

サクラ大戦の際は押していただいて、ありがとうございました。
かめさんはじめ、みなさんの講評は創作にあたりほんとうに気づきがありました。

まだ新参者で影が薄いのですが、アリのデビューは『バーハイステージにて』です。
それから、巨人の青春、おいどん、サクラ大戦、と書かせていただきました。

ワイさんにも、その場を与えていただいて深謝です。
ほんとうにありがとうございました。
第十一回のチャンピオンとして
恥ずかしくない作品を生み出すため、努力を惜しみません。

>>235さま、ありがとうごさいます。

最後にみさま、ほんとうにおつかれさまでした。


237:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 03:02:38.60
ああ、ダメだった……
でもいいもん!
何人かの方に番号を挙げられたもの!

238:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/07 07:31:37.04
>>130
>小高い丘に上に床几(武将が戦場や演習、行軍時の一服時等で座る腰掛け台)がを置いて腰掛け~
(打ちミス!)

>そんな夜続いた。
>習慣としてからは不思議と悪夢を見る確率が減ったである。
(『が』と『の』が足りないように見える!)

>その軍勢が信長自身の寝首を描かんと本能寺を包囲していた。
(寝首を掻かんと!)

>並大抵の力ではないそうぞ…。」
(そうだ、のような気がする!)

>あんぐりと開いた口からは血が滴り、目は白目を向いている。
(白目を剥いている!)

>と、小姓頭で諸事奉行の森欄丸が掛け込んできた。
(森蘭丸ではないのか!)

>疎らにこまごまと外壁に沿って包囲していた火の子で出来た輪っか様なモノがサァッ!と、一斉に中央へ集まる。
(疎らなのにこまごま! 本能寺を包囲した人数が多いのか、少ないのかよくわからない表現になっていた!
 『輪っかの様な』と書きたかったのではないのか!)

239:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/07 07:33:15.53
>刺す又
(刺又、刺股、刺叉など!)

>欄丸はその中を槍を持って掛け周り踏み込んでは突き、
>抜いては即離脱を繰り返し、一際目立ついた動きを見せていた。
(駆け回りではないのか! 『一際目立つ動き』のような気がする!)

>血が騒ぐのか薄笑みさえ浮かべてている。
(打ちミス!)

>アルコールを幹部に吹き付け~
(変換ミス!)

>して、審議とは如何な為の審議か?。」
(会話文の末尾の句点はいいとしても、『?。』や『!。』等はミスと思われる!)

>足利義昭…アレの兄で十三第将軍の義輝
(変換ミス!)

240:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/07 07:34:41.18
>「フッ…時勢を感が見よ…
(『時勢を鑑みよ』のような気がする!)

時代小説を今風の言葉に変換した小説として読んだ!
時に会話文に見られる古い言い回しは正確ではないのでやめた方がよい!
擬態語の多用で文章が拙く見える! 面倒でも描写を惜しんではいけない!
携帯電話による書き込みらしい点は指摘しない!
不要な全角の空白が多い! 作者自身の手で推敲した方がよい!
バリヤー、オーラ、衛星などの比喩は時代物に相応しいと思えない!

内容と文章に疵が多いので点数は明かさない!(`・ω・´)

241:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 07:36:57.82
>>237
採点の仕方、考えは人それぞれだよ。
たぶん、ここは分かりずらいのとか、斬新性とか、独特な光るものとかを出しても駄目じゃないかな。
誰でも読める誰でも楽しめる破綻のないやつが追及されていると思うよ。

でも、それとは違った面が評価されて誰かが推していた作品であるならば、救いだよ。

242:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/07 07:37:22.23
>>240
ここで訂正!
擬態語は擬音語の間違い!(`・ω・´)

243:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 08:14:19.86
明かしてください

244:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 09:03:57.32
よろしくお願いし申す!
URLリンク(semotaren.blog.fc2.com)

245:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 18:01:33.33
>>大学四年の夏、~大学の同級生たちが汗水垂らして就職活動に励んでいる
就職活動の時期が遅すぎるんじゃないか?
>>いとこのおじさんおばさん
何だ、これ?
>>僕はと言うと
変換ミスだな。
>>都会のどのレストランのデザートにも勝るとも劣らない
都会のレストランめぐりをしたわけじゃないだろ? 断言するなよ。

途中で、チャットの相手は「じいちゃん」ではなかったというオチを予想したが、
何事もない、しまらないラストでがっくりした。
「じいちゃん」はパソコンをいじると、ボケが治るのかな?

246:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 19:18:13.26
次のワイ杯はいつ?

247:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/07 21:24:14.83
>>244
この話はどのようにも読める!
読者次第で評価も大きく変わる!
チャットの文字が打ち込まれていた時には、すでにじいちゃんは昏睡状態!
または命を落としていた! 文字だけが主人公を温かく迎えた!
兄の呼ぶ声は、その訃報を告げるものだとワイは受け取った!

文章は説明が不足していて読み難い! 短い話にしては登場人物が多過ぎた!
余計な情報は省いて、作者が伝えたい部分を強調した方がよかった!

点数としてはギリギリの60点!(`・ω・´)

248:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/07 21:26:26.70
>>246
開催を望む声が高まった時!(`・ω・´)

249:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 22:09:44.07
次は勝ぁつ!

250:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 23:41:32.31
アランは大剣の鞘を払って地面に捨てた。
「クッ……」
 相対する騎士の姿が異様に大きく見える。バルス帝国の騎士に弱者はいない。それはアランが一番よく知っていた。過去に幾度も戦い敗れてきたからだ。
「参る」
 短い言葉とともに、騎士がアランに向かってきた。すばやく、斜めに剣を撃ちおろす。アランは大剣で受け止めた。たいした速度の一撃ではあったが、アランとて、この日の為に並々ならぬ努力をしてきたのだ。
「うおおっ!」
 力任せに押し返し、上段に剣を構える。そして、騎士の頭上に斬りかかった。どう考えても技倆の面でアランに勝ち目はない。ならば武器の差で勝つ。それがアランの作戦であった。狙うは武器破壊。この大剣なら上手く力を乗せさせすれば。
 相手の騎士は狙い通りに剣で受け止めにくる。真横にした長剣の腹と、アランの大剣が激突するかに見えた。
「ぐはっ!」
 だが、次の瞬間アランの視界には空が広がっていた。雑草の上に倒れていた。腹部に激痛が走り、凄まじい嘔吐感がする。アランは吐いた。地面に両手をつき、吐しゃ物をまき散らした。
 それから、自分の腹部をみて何が起こったのか理解した。彼の衣服には黒々と足形が残っていた。騎士が鉄靴で蹴りつけたものである。
 騎士は受け止めるのを途中で中止し、大剣の一撃を紙一重で避けた。そして、それとほとんど同時に蹴りを放ったのだ。
 騎士にあるまじき戦いだ、とは言えない。戦いに於いては勝つか負けるか、生きるか死ぬかがすべてなのである。少なくとも、バルス帝国の騎士は、形に囚われるような戦い方を教えられてはいない。
 地面に落ちた大剣を杖代わりにし、何とかアランは立ち上がった。とはいえ、ダメージは決して小さくはなかった。さっきの大男と違い、鎧を身に着けていない彼にとって、鉄靴での一撃はハンマーで殴られたに等しい。
 騎士は剣をさげて待ってくれていた。騎士道精神の故なのか。それともアランを侮っているからか。何にせよ、これはチャンスだった。
(こちらが回復していないと油断している今なら)
 アランの動きは唐突だった。一息に騎士の間合いに入り込み、腰を回転させるようにして強烈な横薙ぎの斬撃を振るった。が、あっさりと躱された。やはり強い。油断など微塵もしてくれない。

251:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 23:42:20.39
 アランは半ばやけくそに、躱された勢いのまま身体を回転し、裏拳のように大剣でもう一度斬りかかった。しかし、これも簡単に躱される。攻撃の動作が大きい。当たり前だ。
(落ち着け)
 頭を冷やさなければと思うのだが、相手がその余裕を与えてくれない。連続で繰り出される苛烈な斬撃がアランを襲う。ギリギリのところで受け切れているのが奇跡に近い。
 とはいえ、まったくの無傷というわけではなかった。戦闘不能に陥るような傷を負っていないだけだ。いずれ押し込まれる、とアランは思った。
 そして、その時はほどなく訪れた。疲労のせいで、見え透いたフェイントに引っ掛かってしまった。崩れた体勢に騎士の剣が迫りくる。
(終わったか……)
 近づく剣を視界に捉えながら、アランの胸を諦観が満たしていった。勝負を捨てたのだ。すっかり諦めてしまった。すると、それはいきなりだった。アランの内心を嘲笑うような声が聞こえた。
《やはり情けない男だ》
 その声は耳から聞こえているという感じではなかった。脳の中に直接響いているとでもいうのだろうか。直に頭蓋骨を揺さぶられているような、不思議な感覚だ。
《魔剣クロシスを使いながら何たるざまだ》
(うるさい! なんなんだ、この声は)
 無意識にアランは心の中で怒声を発していた。すると、驚いたことに謎の声がそれに反応した。
《ろくに剣も扱えないひよっこが。偉そうな口をたたくな》
(なんだと!)
《この程度の相手に勝てないとは。今の世では剣士の質が落ちたとみえる》
(誰なんだ、貴様!? デカイ事を言いやがって。口だけなら何とでも言えるわ!)
《俺が口だけだと?》


252:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 23:43:14.67
 脳内に木霊する謎の声に怒りの色が滲んだ。
(口だけでないと言うのなら、俺の目の前で勝ってみせろ。出てこい!)
《言ったな、こわっぱめ。よかろう。ただし貸してもらうぞ》
(貸す? いったい何を)
 アランが疑問を感じた途端、心臓の鼓動が大きくなった。ドクン、ドクン、ドクン、心臓の鳴る音が頭を満たしていく。それにともなって急速に身体の力が抜けていく。
 そして―。
 気づいたときには、かなり無理な動きで身体をひねり、すんでのところで騎士の剣を躱していた。
(なんだよ、こりゃ。こんなこと、俺はしてない……!)
 アランは口から悲鳴をあげたつもりだった。しかし、それが声として発せられることは、永遠になかった。代わりにアランの口許が勝手に緩む。
「なるほどな。やはりそうか。昨夜と同じだ」
 剣から左手を離し、確認するように掌を開閉する。そこへ追撃の騎士の剣が迫り、
「俺が肉体を支配しているときは、この肉体の身体能力に制限されず、元の肉体の能力で動けるのか。ふふ、悪くない」
 片手で放たれた閃光のような斬撃に弾き返された。騎士の表情が驚愕に歪む。あまりにアランの動きが豹変していた。
 さっきより数倍は速い踏み込み、繰り出される斬撃が稲妻のように一瞬だった。激烈な連撃で騎士を押し込み、鋭い刺突で相手の剣を弾き落とした。
 あっけなくアランは勝利した。観衆から口々に祝福の声が上がった。


253:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 23:45:07.01
ずっと前に書きあげたものの抜粋です
文章がどんどん下手になってる気がするんですが、この頃の文章は下手ですか?

254:名無し物書き@推敲中?
12/05/07 23:46:45.73
他のスレかこのスレでさらしたことある?
どっかで見た気がする。

255:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 00:04:37.52
URLリンク(ana.vis.ne.jp)

書き直すなら、どこをどういう風に書き直したほうがいいでしょうか?
また、キャラクター(チャリ姉)と出会い、船に乗るまでがうまく描けません。どのように書けばいいのでしょうか?
全体的に重々しくなってしまいましたが、どういうふうに注意しながら、どのように書き換えればいいのでしょうか?
重点質問は、チャリ姉の部分がうまくいきません。船の部分もあやふや。
どうしたらいいでしょうか?

256:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 00:27:00.76
>>254
スレにはないはずです
ただ既視感があるとはよく言われてたので(2ch以外で)

257:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 01:18:33.25
ワイが言ってたアマテラスのサイト見たけど、結構レベルの低い作品も投稿されてるんだな
編集が見るところらしいから、相当な筆力の持ち主ばかりだと思ってた
三点リーダーと字下げすら知らない人間がいたわ

258:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 01:18:36.66
バルス帝国って、絶対どっかで読んでんだよなぁ。まあ、いっか。

感想は、戦闘シーンの割にテンポが悪い。
原因はおそらく会話の多さ。もしくは会話に逼迫した空気が薄い。最後があっさりしすぎ。アランの勝利後の感想が入っていないからか、あまり感情移入できなかった。

ただまあ、全体の流れは嫌いじゃない。
抜粋なので、面白さは評価しにくい

文体はネット風?ネット小説なら今のままでいいと思うけど、ラノベならもっとテンポよく、主人公の中身なども変えた方がよいかも。ファンタジーをめざすなら、カッコの表記の変更と地の文の充実をはかったらよい。


あくまで素人の一意見だから、参考程度に。あとはワイさんやほかの批評家をまつべし。

259:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 01:19:47.14
バルスってアルスラーン戦記じゃん
あれはパルスだけど

260:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 02:22:32.53
ラピュタだろ

261:244
12/05/08 02:41:40.33
>>245
感想ありがとうございます。
いとこのおじさんおばさんは、いとこの両親ってことだけど確かにわかりにくいですね。
指摘の部分だけでも読み難かったり、あざとい表現だらけだなと痛感。

>>247
ワイさんありがとうございました。
思っていたよりも点数が低くてこれはかなり自作を客観的に読めてないんじゃないかと危機感。
そこまで読みとってもらってこの点数だから、問題はテーマよりも文章に多くあるのかなあ。
余計な部分というのはたぶん押し入れのパソコンを見つけるまでの文章ですかね。
そこからのメインの話に筆力がなくて読み難いということか。
配分よく考えます。どうもありがとうございました。

262:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/08 07:28:23.99
>>250-252
>鎧を身に着けていない彼にとって、鉄靴での一撃はハンマーで殴られたに等しい。
(抜粋なので仕方ないのかもしれない! 事が起こった後でアランの身なりの説明があった!
 相手を強敵と把握していた! 軽装の理由は動きを重視したからなのか! はっきりとはわからない!)

>(口だけでないと言うのなら、俺の目の前で勝ってみせろ。出てこい!)
(不可解と思う声に対して、相手の次の行動を悟っているかのような台詞に作者の意図が透けて見えた!)

入れ代わった後の描写が簡単に書かれていた!
圧倒的な戦力差を見せつけるにしても、もう少し見せ場が欲しい!
確かに話には既視感がある! 小道具や憑依に近い現象等!
内容が在り来たりの場合の打開策! 文章で読ます以外に手はない!
簡単に済ませる描写で読者の目を惹きつけることはできない!

文章としては読み易かった65点!(`・ω・´)

263:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/08 07:29:20.68
>>255
漢数字とアラビア数字が混在しているので一方に統一した方がよい!

>高校二年の春、この春は二回目である。つまり、一度、留年している。
(この春は三回目ではないのか! 入学式の春は数に入れないのか!)
>無能力者は高校を5年通わなければならない。あと、4年間~
(留年はしていないのか! 二年に進級したばかりなので残りは四年間になる!)

>その島に行くと知ったときは能力者だらけ、ということで、ヤハギはどんな恐ろしい町から船が出るんだろうとおもったものだが、
>実際にこの地に着いてみると、意外にも、ヤハギの住む町とさほど変わったものではなかった。
(本土で乗船待ちの状態から、いつの間にか島に着いていた!)
>船の乗船時間も迫り、いよいよ人も集まるかと思ったが、人がいない。
(出航していなかった!)

>「いいのよ。そんなこと。気にしないで」と言い、船を方を見てから
(船の方を、ではないのか!)

同性愛者は同性を好む! 自身の性に違和感を持っている訳ではない!
チャリ姉の振る舞いは男性に見えない! 性同一性障害に思える!

乗船前の牢獄島のくだりがおかしい! 回想、または仕入れた情報と明確にわかるように書いた方がよい!
チャリ姉の設定を同性愛者にするのならばお姉言葉を強いる必要はない! 性同一性障害の設定に変えれば書き直す必要はなくなる!

会話文は読み易いが設定の説明になると途端に読み難くなる61点!(`・ω・´)

264:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 07:38:28.06
>誰でも読める誰でも楽しめる破綻のないやつが追及されていると思うよ。

うわっ、俺が一番嫌うタイプの作品だ。

265:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 07:42:09.07
>>263
厳しいな

266:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 07:43:47.37
おはようございます。よろしくお願いします。
URLリンク(ana.vis.ne.jp)

267:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/08 08:02:08.40
>>266
文章で指摘する部分はない!
内容には多少の不満が残る!
この作品は大谷の視点で書かれていないの為、
本当のところは誰にもわからない!
なにかしらの描写で大谷の真意を明かして、
話を終わらせた方が良かったかもしれない!

タイトルは一考した方がよい73点!(`・ω・´)

268:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/08 08:03:17.00
書かれていない為!

時間の関係で焦ってしまった!(・ω・´;)

269:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 10:06:37.97
>>263
ありがとうございました。
設定の説明が苦手で、街の様子や船の雰囲気が苦手です。どうしたらいいのか分かりません。どう鍛えればいいか知っていたら教えてください。
同性愛者と性同一障害の違いが分からず、というか、今も分からず、悩んでいます。
船に乗るくだりはおかしくなかったでしょうか?

270:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 10:11:57.61
>>269


271:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 10:15:47.28
>>270
ここって、再度質問したら駄目なんですか?
空白では分かりません。言いたいことがあるならはっきり言うべきです。

272:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 10:17:48.70
いや、すまん
間違えただけ

273:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 10:30:59.53
そうだったんですか。質問したら駄目なのを空白で教えようとするとは何たることかとイラついてしまいました。すみません。

274:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 13:20:29.36
同性愛者 同姓を好きになる(マッチョがマッチョを好きとかもある)

性同一障害 内面と外見とがずれている
      つまり異性を好きになっているつもりだが、外からみると違う
      同性愛者に見える

性同一障害は性愛の問題だけではなく、学校をどうするかとかそういったことも問題ですよ
両性有具者であっても外見が男で中身は女でも同一性の障害ですし

275:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 13:21:52.34
>>274
厳しいな

276:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 13:27:13.26
「僕、作家になりたいんで小説の専門学校に通おうと思うのですが」
和那備太郎は神妙な面持ちで尋ねた。
向かいに座っていた村下冬樹は、吸いかけの煙草を灰皿へ置くと静かに答えた。
「小説に学校なんて必要ない。才能がある人は学校なんて通わなくても作家になれるし、
才能がない人はいくら通っても無駄だから」
「そうなんですか?」
「君はこう思っているはずだ。画家、漫画家、ミュージシャンなどは才能がないと絶対になれない。
しかし小説は文字だけだから努力次第でどうにかなるんじゃないかと」
「たしかにそう思ってます。間違ってますか?」
「間違ってるね。小説だって芸術分野なのだから才能の世界だ」
「でも僕、小説書いてますよ」
「そりゃあ書くだけなら誰でもできる。どうせ自己満レベルのオナニー小説だろ?
読者の心を揺さぶるような作品を書くためには、やはり持って生まれた資質が必要なのさ」
「じゃあ僕はどうすれば?」
「ハローワークへ行きなさい」

277:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/08 13:56:48.66
>>276
URLリンク(unkar.org)

自分で書きなさい!(`・ω・´)

278:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 14:24:21.92
毎回評価前にググってるの?

279:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 14:46:25.36
「やれやれ、今日も駄文のオンパレードだな…」
今日もワイは自室でPCに向かい、どこの誰が書いたのかよくわからない文章を論評していた。
一息つくため、コーヒーを入れようとしたその時、隣の部屋でガタガタと激しい物音がした。
まるで取っ組み合いの喧嘩でもしているかのような、怒号と騒音が壁越しに伝わってくる。
「これはただ事じゃないな…」ワイは嫌な予感がした。

都会人というのはまず他人に関心がない。
マンションの隣の住人がどんな人物であるのか、全く知らないこともザラである。
ワイもまた、隣人とは面識がなかった。彼は恐る恐る隣の304号室の部屋のチャイムを押した。
中から出てきたのは30代前半くらいの主婦らしき女だった。身なりは質素で化粧っ気もないが、
顔だちはかなりの美人である。
「あの、さっきの物音は…?」ワイは尋ねた。
「え?ああ、ご迷惑をおかけしてすいません。実はさっきゴキブリが出てきて娘と一緒に格闘していました。」
「ゴキブリ…ですか?」
「ええ、おかげさまでもう退治しましたので」
「そうですか。わかりました」
ワイは何か腑に落ちないものを感じていた。ゴキブリが出てきた程度であんなに怒鳴ったり暴れたりするだろうか?
本当はもっと別の理由があって、それを隠そうとしているのではないか?

その時、ワイの悪戯心に火がついた。カマをかけてみよう、そうすればあの女は引っかかるかもしれない。
彼はもう一度、304号室のチャイムを押した。
「はい、今度はなんでしょう?」さっきの女だ。
「本当にゴキブリだったんですか?まさか人を殺したんじゃ…」
「え…」
女の顔に動揺と焦りの色が見えた。これは間違いない、ワイは確信した。

数日後…
女は逮捕された。隣人のストーカーにしつこく迫られ、私生活をあれこれ詮索されて
やむなく殺したということである。情状酌量の余地あり。

280:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 16:55:24.52
>>文章は巧いとは言い難い!
いつもワイさんには適切な指摘をいただいています。

これはもっともなこと。私がおもうに、文章のヘタさはもちろんあるけれど、
情景描写や、心理描写に疎い。そのことではないかとうけとめました。

で、こんな習作を書きあげましたが。評価をいただければ、さいわいです。
URLリンク(ana.vis.ne.jp)

281:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 17:04:33.61
>>某国民的推理小説賞一次通過記念作

おまえ、危ないにおいがしてきたぞ。

282:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 17:13:57.46
記念作というのがよくわからないな。応募作とは関係ないんだよね。
まぁ今週末の楽しみにとってある。
連休でたくさん投稿きてるけど俺は全部読むつもり

283:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 17:26:08.31
>>266
>>定時に通勤し、定時に退社する。
これなないだろ
>>女を堕とす
落とすの方がいい

内容は幼稚でつまらんかった

284:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 17:26:43.40
>>279
隣人に関心がないのにチャイムを押すのか。ほっとけ

285:266
12/05/08 20:25:24.25
>>267
ありがとうございます。思いの外高得点で、文章を間違えずにスムーズに書こうとするということがどういうことか少しわかってきたような。
とりあえず毎日何かしら書かないとだめな気がする。
いつかワイさんの恋愛論も聞いてみたいな。

>>283
感想ありがとう。
朝は定時前に出勤し、夕方は定時を過ぎるといつの間にか姿が見えなくなっている。
とかにした方が良かったか。書いてて定時退社は逆に目立つんじゃないかとは思った。
幼稚っていうのは既視感があったってことなのかな。

286:名無し物書き@推敲中?
12/05/08 21:46:06.67
状況は切迫していた。

足場を確保しようにも、氷が脆く、なかなか爪が利かない。
何度か蹴りこんでいるうちに、表面の氷は全て崩れ落ち、
彼の身体を支えているのは、ピッケル一本だけになった。
すでに体力は限界に達している。
ずるずると手から抜け出ていくピッケルを掴みなおそうと、
必死で身をよじるが、むしろ彼の身体は下がっていく。
どうすることも出来ずに眺めていると、彼は振り向いて私に言った。
「ああ駄目だ、こりゃあ。今回も駄目だったわ」
まるでゲームでもしていたかのように楽しげに笑うと、彼はそのまま、
クレバスの闇に消えて行った。
「白石ぃー!」
そう、大声で叫んだつもりが、ただかすれた音が、ヒューヒューと鳴っただけだった。
彼は生前言っていた。
「山で死ねたら本望だ」と。
それは登山家の多くが口にする言葉だが、彼もその通りの死にかたが、
出来たのだろうか。
私はそれ以来「山」を降りた。
自分が向いていないことを、友人の死からはっきりと悟ったのだ。
あの時、かろうじて凍結を免れた片側の眼球で見た、その笑顔を、
私は今でも鮮明に覚えている。

287:名無し物書き@推敲中?
12/05/09 00:25:32.91
このスレもすっかり勢いがなくなったな

288:名無し物書き@推敲中?
12/05/09 02:35:11.73
うんち

289:名無し物書き@推敲中?
12/05/09 03:56:47.56
>>286
>すでに体力は限界に達している。
 すでに体力は限界に達しているようだ。とするべき。
 この時点ではまだ主格を読み取らせたくないのならば、この一行は削ってしまってもいい。
 体力が限界だという事は次く2行の描写で読み取れる。

>彼は生前言っていた。
 ここでは「生前」を入れない方がいい。
 後に続く数行的にも、作品全体的にも。

直裁に説明しようとする意識が強めに有り、それが語りのバランスを崩している。が、この傾向はわるくないと思う。
逆のパターンで、回りくどい個人的な志向の迷路に迷い込んでいる人と比べて筆力の成長を阻害しないはずだ。


290:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/09 06:56:30.78
>>279
~実はさっきゴキブリが出てきて娘と一緒に格闘していました。」
(この会話文にのみ、末尾に句点がある!)

>都会人というのはまず他人に関心がない。
(主人公も該当する!)
>ワイもまた、隣人とは面識がなかった。
(面識がないだけではなく、関心もないように読める!)
>女は逮捕された。隣人のストーカーにしつこく迫られ、私生活をあれこれ詮索されて
>やむなく殺したということである。
(他人に関心の薄い主人公に思えるので落ちの精彩を欠いた!)

主人公の世話好きをストーカー行為と思い込んだ主婦に殺害された!
そのような展開で書かれていれば、ワイは評価した!

落ちが決まっていれば……66点!(`・ω・´)

291:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/09 06:56:58.46
>>280
縁側の表記を統一した方がよい!(椽側、縁側)

>振り返ると、警察官が奥の和 室に
(奇妙な空白がある!)

地の文の中に口語体が混ざった文体は非常に読み辛い!
内容は年金詐取! 家を守る為に年老いた女性が行った! その点には悲哀を感じる!

とにかく読み辛い67点!(`・ω・´)

292:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/09 06:57:24.16
>>286
雪壁にいるのか!
私はどの辺りにいて彼を見ていたのか!
凍傷で片目をやられた意味をあまり感じられなかった!
残された私はどのようにして下山を果たしたのか!
何人体制による山頂アタックなのか!
状況が書かれていないので疑問ばかりが先行する!

資料を集めるところから始めた方がよい59点!(`・ω・´)

293:名無し物書き@推敲中?
12/05/09 07:01:39.10
>>279はどっかで見たことあるな。容疑者Xの献身の出だしがこんな感じだったような。

294:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
12/05/09 07:03:42.12
なんだって!(・`ω・´)

295:名無し物書き@推敲中?
12/05/09 07:13:02.72
またやられたのか

296:名無し物書き@推敲中?
12/05/09 07:22:25.16
毎度朝っぱらですんません。よろしくお願いします。
URLリンク(semotaren.blog.fc2.com)

297:名無し物書き@推敲中?
12/05/09 07:28:35.55
>>296
いつも変な時間だね
君は自宅警備員なのかい?(・`ω・´)

298:名無し物書き@推敲中?
12/05/09 07:45:37.74
>>296
フォントがでかい! もうちょっとだけでいいから小さくして
寝ぼけ頭で読んだが、かなりいい文章だと思った。
題材にしては、また、作者にしては、頓知が利いてはいないが、それでもよかった。
お題ショートショートって何だろう。



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