短文を書いていき小説を完成させるスレat BUN
短文を書いていき小説を完成させるスレ - 暇つぶし2ch175:名無し物書き@推敲中?
12/08/12 23:15:54.89
ごぼうは尻に刺さっていた。
Aがかじって皮のむけた先端には、「アタリ」と書いてあった。

176:名無し物書き@推敲中?
12/08/13 20:35:53.59
「あっ、アタリだ!」
どこからともなく現れた奈緒子がごぼうに手をかける。
お嬢さんお待ちなさい、それを抜いては危険だ!

177:名無し物書き@推敲中?
12/08/13 23:52:24.53
すっとごぼうを引くと、尻の方でカチリという音がした。いかん!

178:名無し物書き@推敲中?
12/08/14 00:31:29.09
ピカッ

179:名無し物書き@推敲中?
12/08/14 09:03:20.38
竜巻状の屁が出てきた
やばい、実も出てきた
ニトロ爆弾だ
ドッカーン

180:名無し物書き@推敲中?
12/08/14 17:13:43.28
U^エ^U

181:名無し物書き@推敲中?
12/08/14 23:11:11.00
奈緒子は爆風の中に犬を見た。

182:名無し物書き@推敲中?
12/08/15 00:00:25.43
Aは目覚めた。右手にはごぼうではなくレンコン。犬の遠吠えが聞こえた。

183:名無し物書き@推敲中?
12/08/15 19:04:23.70
「それも残像だ」

藤さんが耳元でつぶやいた。
ベッドの上だ・・・。

寝ている間に何があった!?

184:名無し物書き@推敲中?
12/08/15 20:33:30.74
「そのつぶやきは残像だ」
「というつぶやきも残像だ」
「などというつぶやきも残像だ」


…Aは、今自分のおかれている状況を理解できなかった。
「…あんた、誰だ?」
Aは、自分の周りを高速で動きまわる人間が誰だか分らなかった。
「私を忘れたのか?」「ああ」
…。しばらく沈黙が続いた。

185:名無し物書き@推敲中?
12/08/15 21:24:08.75
「私はいったい、ダレナンデスカァーッ!」
高速で動き回る人間が叫んだ。
もしかして、2時間3万円の人かもしれない。

186:名無し物書き@推敲中?
12/08/16 21:18:06.65
まぁ落ち着けや、
とAはぐるぐるまわるそいつに言った。

187:名無し物書き@推敲中?
12/08/16 22:04:44.39
「む…これは失礼した」
高速男(仮名)はAに一礼した。
…。また沈黙が訪れる。
しばらくすると、高速さん(仮名)は、はっとしたような顔になり
そして、冷やかにこう告げた。
「いっけね、ネギ買うの忘れてた。いまからスーパーに行ってくるとするよ」
「…スーパーはもうしまってるだろ。もう深夜の2時だぞ?」
Aは高速野郎(仮名)にそう告げた。
「まじで?じゃあ帰るわ。おつかれーっす」
「…」そういって、こうそくん(仮名)は窓から空へ飛び立っていった。
Aはその影をしばらく見つめていた。

188:名無し物書き@推敲中?
12/08/16 22:08:23.46
「む…これは失礼した」
高速男(仮名)はAに一礼した。
…。また沈黙が訪れる。
しばらくすると、高速さん(仮名)は、はっとしたような顔になり
そして、冷やかにこう告げた。
「いっけね、ネギ買うの忘れてた。いまからスーパーに行ってくるとするよ」
「…スーパーはもうしまってるだろ。もう深夜の2時だぞ?」
Aは高速野郎(仮名)にそう告げた。
「まじで?じゃあ帰るわ。おつかれーっす」
「…」そういって、こうそくん(仮名)は窓から空へ飛び立っていった。
Aはその影をしばらく見つめていた。

189:名無し物書き@推敲中?
12/08/16 23:22:15.58
「だ、大事なシーンだから2回繰り返したぜ……」
これがのちのち大きな問題となることを、Aはまだ知らなかった。

190:名無し物書き@推敲中?
12/08/16 23:47:53.04
物語は分岐することになった。以下>>187はα、>>188はβとする。

191:名無し物書き@推敲中?
12/08/17 00:09:18.96
「お客さんは帰ったのかしら?」
A(α)の首に、突然後ろから奈緒子の腕が絡みついた。生暖かい吐息がうなじを撫でる。
驚いて振り返ると、奈緒子がにこにこしながらA(α)から離れた。胸がはだけている。
「あたしを放っておくなんて、悪い人ね。お、し、お、き、よ」
一瞬その若い胸に目を取られた。が、はっとして奈緒子の手を見ると、
細い指が針金の環のようなものををつまんでいる。
A(α)は、自分の首からピンを抜かれた手榴弾がぶら下がっているのに気づいた。

192:名無し物書き@推敲中?
12/08/17 10:11:25.04
「危ない!」
いきなり窓から飛び込んできたのはβのAだった。
手榴弾を手にするとそのまま家を出て行った。

爆発はしなかった。

「残像だったのよ」

残像奈緒子が言った。

193:名無し物書き@推敲中?
12/08/17 11:21:53.00
αのAは一方ではそれを残像だと知っていたし、
βのAは一方ではそれが残像ではないと知っていた。
「分枝した物語を統べるのは私よ」
そう言って奈緒子はそのαとβの表面をつき破り、
>>187(188)の喉元にナイフを突き立てたのであった。

194:名無し物書き@推敲中?
12/08/17 14:39:59.73
その時だった。
残像だと思われていた手榴弾が、αとβの時空の歪みに反応し爆発したのだ。
「哀れ」という奈緒子のつぶやきとともにA(αもβも)は爆風によって飛ばされ
その場に眠り込んだ。

朝が来た。
時空の歪みが爆破によって壊されαとβの世界観が同じとなり、新世界Ω(オーム)が誕生した。
Aの睾丸にバグが発生し6つになっていた。

195:名無し物書き@推敲中?
12/08/18 13:33:03.58
朝目が覚めると、俺の睾丸は6つあった。
「これが・・・ドラゴンボール・・・。ついに揃えてしまったのか俺は。」
Aは引き笑いをしながらそう呟いた。
辺を見回すと、そこには白いタオルを持って心配そうにAを見つめる奈緒子がいた。
「もう3日も寝てたのよ。」
Aの視界内でぷるっとした唇が官能的に動いて音を発した。
(あれ、こいつ・・・ちん○こついてなかったっけ。)
Aの理性と睾丸が戦っている。
人の3倍精子を作ることを可能にしたドラゴン・・・いやゴールデンボールは、収まらない。
人生で初めて精子が生産される様子を肌身で感じた。6つある睾丸はぴくぴくと蠢いていたからだ。
あれ・・・俺結局チン○ついてるんだっけ・・・。





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