12/01/30 01:07:29.94
嗚呼、そういえば1999年の初夏でしたっけ。もちろん、覚えていますとも。
親類縁者だけでなく四方八方が、とある予言に皆様軒並み、てんてこ舞いでしたね。
其の予言の芽を摘んだ、健気な人達の冒険單という解釈でよろしいかと。
ーーーもしも、とてもとても嫌な一日が来るとわかっているのなら、あなたは待ち伏せするしかありません。
「人間、うめえもん食っても偉くも賢くもなるわけでねえ。俺は、腹一杯にコメ食って、その日まで寝てらあ。」
「兎にも角にも、甘いコーヒーを飲みましょう。森羅万象、すべては糖分から始まるのよ。」
片田舎の教室の片隅に、片寄った会話が校内放送にも負けじと飛び交っている。
まるでクリスマス前夜の子供のように、猫も杓子もこぞって、一つの話題へと集結していた。