12/02/01 01:13:15.41
描写か説明かというのは単に語りの距離感をどう設定するかの問題なので
必ずしも描写しなければならないわけではないのだけど
(小説たるものすべからく描写すべし、というのはとっくに時代遅れの考え方)、
一次で落ちるような人・小説になっていないと言われる作品というのは記憶氏ふくめ
そもそもそこ(視点・情報量)コントロールすることに対してあまりにも無自覚すぎることがほとんど。
ありがちなのはSFMのリーダーズストーリィのように
人称に関係なく事実上神の視点からすべてを書いてしまうこと。
リーダーズストーリィくらいの短さだとそれもしかたないんだけど、
40枚を超えるようなものはそこに無自覚では最後まで書けないんだよね。
逆にいうとそこを自覚的に書ければ一次を通るレベルにはなるのだけど、
まあ、これは練習すればあるていどは上達するので。