11/06/22 17:16:06.47
>>228
まあ、内輪の馴れ合いはほかでやってもらうとして、早起きのはぜんぜんダメだろ。
まずストーリーだが、瀕死の状態にある男が昔の夏祭りのことを思い起こすという、いわば
「走馬灯」パターンだが、このアイディアそのものがよくある話で、何の新味もない。
そこを百歩譲ったとしても、瀕死の男が思い出す夏祭りのシーンが鮮烈なものであるのなら
いざ知らず、どうということのない回想。瀕死の状態だからこそ思い起こす出来事とは
とうてい思えない平凡さ。だから「なるほど、そういう状態だから、そのことを思い出すわけか」
という読者の納得も共感も得ることはできない。
なんで夏祭りを思い出す? 読み手も「だからどうした」とシラけるばかりだろう。
冒頭につづいて出てくる金魚すくいの男の子。これは男の少年時代なのだろうか。
それすらよくわからない唐突さ。なぜ少年が金魚すくいに固執するかもさっぱりわからない。
というか、読者としてはこうなると「わかりたくなくなる」のだ。
このワンシークェンスそのものが丸ごと意味不明。
たぶん作者だけがなんだか知らんがわかっているのだろうw
むしろ祭りの回想シーンで妻との関わりをもう少しきっちり書き込んだ方がよかっただろう。
……あと、ストーリーは、まあ、いちいち指摘するのもめんどくさいのでカット。