12/06/13 09:03:42.34
>>437
どうも家辺(やかべ)はいえへん。よういわん。おそらく別の本で読んだのが
家辺のと混同したのだろう。ASCIIというのが、アメリカンスタンダードコード
フォーインフォメ-ションインターチェンジというので、そのアメリカという
のにかちんときて、さらにそれに輪をかけたユニコ-ドにかちんときた人のを
読んだらしい。とにかく、アルファベットとアラビア数字と、その他10箇ほど
の記号でできるアスキーの文字集合が世界の文字コードの設計基準になるとは
とうてい考えられない。むかし中国のサイトを見る時BIG5をよく使ったが、
あれはX0208が影響してるらしい。
今日の新聞から、ケヶ問題(ががもんだい)の参考になること。
太宰府から木簡で最古の戸籍が出たらしい。その解読文を読むと、何度も
カタカナの「ア」のような字が出る。これは考古学や歴史学では常識だが
もちろんカタカナではなく漢字の「部」の旁(つくり)を略したものである。
「建ア」とあったのは「建部」つまり「たけるべ」という氏名である。
こういうものをたくさん見ているから、国語学者は自信を持って、「が」と
読む「ケ」は「箇」の竹がんむりの一部を使った略字としての漢字だという
のである。つまり「ケ」(が)は、カタカナではなく、略字としての漢字
なのです。それを小書きしただけの「ヶ」ももちろん漢字です。これを
カタカナに分類したJIS漢字は間違いであり、それを全面的に信じている
あの○○も間違いです。