12/12/08 23:12:30.68
>>857
実戦(喧嘩や殺し合い)だと、実力差が大きい場合はすぐに決着がつくそうだよ。
軍事格闘技の教本を見たら、金的や目つぶしなどを使用して、秒単位で相手を倒す戦い方も書いてある。
だからそんなに荒唐無稽ではないかと。
大藪先生は、学生時代は頻繁に喧嘩をやっていたそうだよ。
高校まではかなり荒っぽい環境にいて、喧嘩沙汰がしょっちゅうだったらしい。
それだけじゃなく、幼少時に朝鮮半島から引き上げる時も、
多くの暴力沙汰を見聞きしたり自分が巻き込まれたりしてるから、
修羅場の荒んだ雰囲気そのものは、割合現実に忠実に再現されていると思うよ。
861:松の根っ子
12/12/09 00:10:24.46
大藪春彦に格闘技のリアリティはない
グレイシー柔術もタダの流行ネタ
862:無名草子さん
12/12/09 22:49:10.83
どれかでUWFの前田が解説やってたな。
「大藪氏の小説ではレスラーが軽く見られる事が多い。
イメージ変えてもらう為にも一度UWF見てほしい」とか書いてたような。
863:無名草子さん
12/12/10 20:11:04.56
大藪作品で拳法と称されてる格闘技は、何の拳法なんだろう?
空手並みに拳足や頭突きに破壊力があって、貫手で人体貫いたり、関節を外したり出来る
こんな拳法、聞いたことが無い
もしかしたら昭和20~30年代頃は、空手と柔術をごっちゃにしたような独自の拳法が、たくさんあったのだろうか
864:松の根っ子
12/12/10 21:49:40.04
日本拳法
少林寺拳法
865:無名草子さん
12/12/10 22:25:22.15
西城もそうだけど、連作物だと、鷹見の出自も謎だな…
866:無名草子さん
12/12/11 00:51:04.55
鉄板ヒーローもいいけど、
拳銃流転ものの「凶銃ルーガーP08」と続編の「戻り道はない」も金字塔だと思うけど。
邦彦、西城、晶夫が陽とすれば、こちらは陰。
衣川もそうだし朝倉も同じかも。
短編の「歯には歯を」や「暗い春」の路線。
森村誠一さんが「異型の白昼」で拳銃流転譚を書いている。
森村さんのことだから仲のいい大藪さんに許しを得たのだろうな。
ただし、本編では一発も撃っていない。
ふとしたことから拳銃を手にした平凡な市井の人々が覚醒する話。
後の「人間の剣」のプロトタイプかも。
867:無名草子さん
12/12/11 07:38:16.24
卒業試験でライオンを撲殺した鷹見、大山倍達なぞ足元にも及ばん。
868:マスタツ
12/12/11 13:04:40.43
マス大山にかかりゃ大藪ヒーローなんか目じゃない。
「懸垂の回数については聞かない方がいいヨ
ワタシは片腕だけで10回出来る。両手でやったら何回出来るか見当もつかない。
1000回くらいやったけど数えるのが面倒になってやめちゃったヨ。
それくらい出来ないと牛と闘う事は出来ない」
片手で10回出来ても両手で1000回は無理と考えてしまっては牛と闘う事は出来ない
869:無名草子さん
12/12/11 18:07:56.40
わざわざあの世からチーッス
870:無名草子さん
12/12/12 14:21:41.29
いいからハルヒ飲め
871:名無しは、死なず
12/12/12 16:28:15.91
>自ら拳法道場に通った経験があるとか。
ボクシングや空手の経験は無いでしょう。
というか大藪氏自身が端っから興味が無かったと思う。
ルールがあって体重制があって審判が居て
「始め」(ゴング)の合図で試合が始まるなんて
大藪氏からすれば「そんなのは闘いじゃないだろ?」
みたいな感覚ではなかったかと・・・
大藪作品で空手の黒帯やプロボクシングの全日本ランキングのボクサーを
主人公が一発であっさりとノシてしまう場面とか
(文章で書くと二行か三行で済ますところなんて)
私は逆に好きだ。。
872:名無しは、死なず
12/12/12 17:14:35.20
>晩年の作品が代筆で無かった傍証ともなりうると
>AK-47で絶筆なんて最高すぎて泣けてくる
辛いね・・・
「暴力租界」のカバー裏には大藪先生の生原稿が載っている。
原稿用紙二枚分。
推敲を何度も繰り返し赤を入れ何カ所も文章を付け足している。
最後の気力を振り絞って読者のために原稿を書いている様子が窺える。
俺は、この生原稿を本に載せたのは編集者に深い意味があったのではないかと感じている。
晩年の大藪作品に関しては読者の間でもゴースト説が随分と流れた。
(絶筆となる「暴力租界」までその類と思われたら堪らん!)
そういう思いから編集者は刊行する際に生原稿を載せたのではないか?
と俺は思った。
この「暴力租界」、未だ読み終えてないが今も大切に俺の書棚にドスンと置かれている。。
873:無名草子さん
12/12/12 19:18:20.77
URLリンク(mudachishiki.livedoor.biz)
カリカリベーコンが出てくるのってなんて作品だっけ?
たしか残った油でフライドエッグとパンケーキを山ほどつくって、ポットに入っているカナダ産メープルシロップと一塊のバターで食した記憶がある。
874:松の根っ子
12/12/12 19:51:26.99
戦士の挽歌
875:名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw
12/12/13 00:28:13.64
「長く熱い復讐」のベーコンエッグスと、残った脂で作るアラスカ式の
ポテト・フライも美味しそうですね。他にも「傭兵たちの挽歌」とか
「ヘッドハンター」とか、作者がカリカリのベーコンにハマっていた
時期があったんでしょう
876:873
12/12/13 04:31:22.80
>>874
>>875
ありがと。明日ベーコン買って来る。スーパーじゃなくてデパートでな。
877:無名草子さん
12/12/13 12:02:48.96
デミフォーンを見た事ないので検索したら、何故か蕎麦とラーメンの画像ばっかり出てくるのだが・・・。
878:長く熱い名無し
12/12/14 18:44:01.40
暴力租界は最高だ。
リピートでなく、あくなき欲望への螺旋なのだ。
大藪の作品群についても同じ事が言えると思う。
自分を振り返っても人生には往々にして螺旋がある。
日常が同じ事の繰り返しではないのだと、
破壊と暴力で強力に「これでもか」と教えてくれているかのよう。
879:無名草子さん
12/12/15 00:09:12.70
>>878
螺旋なら文句はない。
同じところに帰ってきて円になっているから困る
880:松の根っ子
12/12/15 00:14:50.85
だな