12/10/31 17:24:22.65 67sXD6dJ
>>116
「俺は佐藤。だから斉藤のお前とは付き合えない!」
告白をこんな風に断る主人公がいたら、「なんでやねん」ってなると思います。
シリアスに行けば行くほど「なんでやねん」ってなると思います。
大差ない現象が、この作品には起きています。
主人公が赤い糸を絶対に思うエピソードがないために、それを理由にうじうじされても「なんでやねん」としか思えません。
しかも終盤で発覚した新しい事実が「糸は絶対ではなかった」って、あなた。
最初の流れが茶番なら、それを解消するギミックも茶番。
うまく機能していないどころか、ただのマイナスになっていると思います。
しかしそれ以上の問題として、ヒロインとそれを取り巻く環境がどうかと思いました。
主人公は告白を断っていて、なのに一方的に付きまとうヒロイン。
腐女子のストーカーで主人公のためになにかしているのかと言えば、特になにもしていない。
糸がどうとか関係なしに、「この女は嫌だ」って感じです。
王道であれば、ここからヒロインの背景やいいところが見えて主人公が惹かれていくわけですが、この作品ではそれを省略。
ヒロインの背景を掘り下げるのではなくヒロインを背景に変えて、周辺人物が外堀りを埋めていく展開。
この「書いてなさ」を前にしたなら赤い糸の設定がどうこうなんて、些細すぎる欠点です。
なんで惚れたん、主人公。