13/08/25 NY:AN:NY.AN iDtNJad+
>>471
練習法…ねえ…。
練習以前に、まずは設定を具体的にするってのが足りてないんじゃないのかなあ…。
実際どういう作り方をしてるか知らないけど、あなたの話を読んだ感じだと、
まあたとえば、極端だけど、犬を見たら反射的に殺してしまう主人公、と設定を作っている気がする。まず形から。
その理由として、子供の頃に追いかけられたトラウマがあるとかって理由付けは用意されてる感じはする。
でも、実際に子供の頃のトラウマがどういう感覚を呼び起こして、どう心に作用して、結果としてなぜ殺害を止められないか、
その具体的な感覚を追いかけられてないっていう印象を受ける。
世界についても、実際その世界で生きている人の感覚を作者自身が感じ取れていないんじゃないかな。
自分がより深く理解すれば、描写の端々に滲み出るものも結構ある。
だから、ちょっとググった程度の付け焼き刃の知識で書いた話って、わりとバレるんだよね。勘所を押さえてないから。
演劇をやるとまではいかないにしても、ちょっと登場人物になりきってみると、感覚が掴めるんじゃないだろうか。
とにかく、設定というラベルから具体的な立体を起こすのが上手くいってない感じなので、想像力で頑張るしかないと思う。
それともなければ、イヴとかオレンジみたいに、折れない信念を持たせて、ステータス変化をさせずにいくか、だね。
物語性というかドラマ性というか、そういうのが落ちるからお勧めはしないけど、こういうキャラなら描けてる気がするから。
椿はぎりぎりアウトかな…虐待してた理由があまりに理由として弱すぎたから。
練習法ではないかもしれないけど、物語と関係ない、キャラたちの何もない日常を想像して、小説にしてみてもいいかもね。
話を作ろうとしないで、キャラが何を考えてどう反応するかを知るために。