12/08/11 23:41:11.51 huBZz3ti
>>399
暗い路地に白い箱娘が立ってるのと、未来っぽい風景の中にいる古風の少年、
どっちも周囲から浮いているのに真逆のスタンス
こういうのはイラストとかでなら確かに印象的だろうね
作者が抱くイメージとしては悪くないんじゃないかな
それをどこまで文章で表現できるかは、やっぱり作者の力量次第
「四日間の奇蹟」って「このミス」大賞とった本があるけど、あれの冒頭の描写は見事だよ
内容は賛否両論だけど、あの部分はかなり評価されてたよ
もしかしたら、あなたが表現したかったのはああいう方向性かもしれない
もし良かったら読んでみて
401:この名無しがすごい!
12/08/12 21:21:12.92 zw+Q+8rV
>>400
その本は未読でした。おすすめありがとうございます、読んでみます
402:この名無しがすごい!
12/08/19 22:25:36.65 zB3AfUKw
本スレ445
本スレ443ですが、質問があったのでとりあえずこちらに
まず人称ですけれど、基本的に一人称か三人称かはストーリーを「どの角度で」見せたいかで決めるべきものだと思います
どちらにもメリット、デメリットはありますよね
一人称だと主人公への感情移入を促し易い反面、主人公の知らない事実は読者に開示出来ない
逆に三人称だと主人公が不在のシーンでも話を回していく事が出来るので、主人公だけでなく、敵やヒロイン、サブキャラに軸を持たせる事がやり易いなんてのが、広く認識されていると思います
ですから、良い悪いではなく作者が物語を「どう見せるか」で決めるべきポイントなので、そこはストーリー展開やどんな感情を与えたいかなど、読者に何をどう見せるかを考えた上で決めるのがよいかと
で、ストーリー展開について
導かれて一人前になるより、虐げられて一人前になる方がカッコいいのでは?という事ですが
それに対しては別に異論はありません
ただし、このストーリーだと虐げている人間の立場、それと主人公のメンタルに問題があるかと
「味方の筈なのに敵のようなクズキャラ」「ヘタレ主人公」というファクターは単体ならよくあるんですよ
けれどこの作品の場合、それが相乗作用で「クズな上司や同僚に言い返す事もできない、無力で無能な主人公」になってしまっていて、それこそが問題な訳です
だからレスにあったように味方でありながら生殺与奪の権限を握られているなんて設定を追加するならば、それはかなりの部分解消されると思いますよ
403:393
12/08/20 02:43:59.03 Qg1OPt7D
>>395運が良ければ読んでくれ
>猫らしさをもっと大事にしてみます
俺が書くのもなんだが、あれは切り捨てるべき一読者の意見だ
あのキャラが人語を話さないとストーリーが成り立たないんじゃないのか?
それともそのレベルのキャラなのか?
読者感想を大切にしすぎて自作を振り回すのは愚の骨頂だと
バクマンで編集部の三浦が説教してたぞ
404:395
12/08/20 23:18:51.52 bJdjabtt
>>403
はい、買ってきて少しずつ読み進めてるところです
映像化しやすい文で、どっからこんな文章が出てくるのかと悶々してます
>猫らしさ
あ、どうも自分、勘違いしていたようです
今のままだと猫っぽくなさすぎて 普通の人+語尾でもOK=猫からアバターになった設定が生きてない
って意味かと思ってました…
世界設定や展開はいじらない予定なので、あのキャラと人語のままだと思います。猫っぽい仕草描写を増やそうかなと
なかなか手応えをえられなくて焦りますが、軸を忘れないように気をつけますね
405:本440
12/08/26 11:26:04.86 BIy+QY5S
本スレ440です、仕事の関係で返事が遅れてしまいました。すみません。
人称については今のやり方でやっていこうと思います
視点を適宜変更させれば、主人公の見えないものも表現できますし
あれこれ調べてみたのですが、結局三人称がどういうものなのか
神の視点で書いた文章と、自分の書いている文章とどう違うのかもよくわからなかったので……
感想と問題点の指摘ありがとうございました
406:この名無しがすごい!
12/08/26 12:35:29.23 tFeSPB8Y
>>405
まだ見てるかわからないけど、横から失礼。
個人的には人称の問題というよりそれ以前の、情報の出し方に問題点があると思うんですよ。
まず主語と目的語を常に明確にする。これだけでだいぶ読みやすくなる。
次に、その時点でまだ具体的に描写していないもの(「周りにあった他の何かのように」とか)を、他の描写や説明で参照しない。
それから、人物や情景を詳細に描写するときには全体→細部(細部→全体)といったようにカメラのズーム/パンを意識する。
まぁ描写の基本ですね。
ぶっちゃけこれらが出来ていれば多少視点が混乱しても読みやすいと思います。
改稿可となっていたので冒頭部分をちょっと書き直してみました。参考までに。
「ここか……」
逃げていてくれればどれだけいいか。気弱な考えが鎌首をもたげていた。
第六十八保護区と非保護区の境界近くに闇獣“蛇”が現れたとの通報がつい先刻。辻村武瑠は出撃命令を受けて現地に向かっていた。
しかしたどり着いた現場に人々の姿はなかった。かつてそびえ立っていたビルは大小の瓦礫と化し、ひびわれたアスファルトの上にまき散らされている。
「ひどいな、こいつは」
真夏の蒸し暑い風が頬をなめる。武瑠はつたう汗を拭いながら空を見る。いつもと同じ、分厚い雲のかかる鼠色の陰鬱な空。……だが、地上の色彩は日常とかけ離れていた。
ペンキで無造作に塗りたくったような赤色の地面。その中に奇妙な塊が散乱している。まだ蠢いているものもあったが、近づく間もなく他の塊と同じように赤色の中に崩れ落ち、動かなくなった。
「……間に合わなかったか」
武瑠はかつて人間だった塊に歩み寄る。歩を進めるごとにぴちゃりと血の跳ねる音がした。十歩目の辺りで気配を感じ、ゆっくりと背後に視線をやる。
そこに化け物が立っていた。
身の丈約二メートルの人型、深緑色の甲冑。全身の肌はあざやかな緑の鱗に覆われている。丸くつるりとした頭部、平坦な鼻孔、白く濁った両目の非人間的な眼光―“蛇”そのものだった。屈強な右腕には身長ほどもある剣。その刃は真っ赤に塗れている。
407:この名無しがすごい!
12/08/30 21:41:55.58 WMcqWs1x
>>本スレ90
>ぶっちゃけると、性格の悪い主人公は性格の良い樋口さんに惚れているんだけど
>結局最後には自分と同じようにひねくれているヒロインに惹かれていくという展開ですね
いいんじゃないの。性格悪い主人公がそれを伏せたまま性格のいい彼女作るよりは共感できるんでなかろうか
108での例はギャグでならありと思う。いくつかそういう事件をくり返して、本当は性格悪いのに周りからの評価は高い。みたいな
でも読者にむけて主人公ageするために他をsageるのは、個人的には気分悪い
408:この名無しがすごい!
12/08/30 22:10:14.54 gB6iYS27
こんなスレがあったのなんて知りませんでした。
ギャグかー
勧善懲悪ものが嫌いなんで、悪が悪を滅ぼすみたいなダークヒーローものを書きたいんですよね。
たとえば「今日から俺は」とかみたいな。ってあれもギャグですねw
善人を陥れるのはやはり読者も気をよくしないだろうから、最初から悪いやつだしたほーがいいですね
409:この名無しがすごい!
12/08/30 22:59:19.35 WMcqWs1x
タイトルとジャンルからして、ダークヒーローが書きたいなんて思いもしなかったぞw
続き読まないって書いたけど、興味わいたわ
三橋のヒキョーはギャグだから、悪人じゃない今井がやられても許せるし面白いんだよな
ギャグにしないなら、相手より主人公のが性悪だとやっぱきついから、悪人だすのが無難かと
がらっと話変えることにも抵抗なさそうだし、また一から書き直してみたほうが面白くなる気がする。じゃあ頑張って
410:この名無しがすごい!
12/08/31 01:07:20.57 vHPkuqYG
本スレ90の主人公って、ひねくれ者が鬱陶しい思考を垂れ流してるだけだと思う
「悪人だけどカッコ良い」、そういうダークヒーロー的な魅力がまったく無い
411:この名無しがすごい!
12/08/31 01:25:41.72 Ed+VWzLz
うん。
だからどうやったらダークヒーロー的な魅力を出せるのか
それを考えるのが難しいですよね。
412:この名無しがすごい!
12/08/31 02:55:51.85 YmHGGraR
自分の中でイメージされるダークヒーローってなんか悩まないんだよな
普通のヒーローが理想と現実の間で葛藤したり、情に動かされて躊躇したりとかするのに対して
ダークヒーローはとにかく目的(もしくは美学)が第一で
事件解決の手段に関してはあまり悩まない、もしくは手段云々に関しては始めからあまり興味がない
目的とか美学だとかに対して常に一貫した姿勢をとって、自分の軸が決してブレない
そのブレないところがダークヒーローらしい魅力であったり強さであったりするんじゃないかと思う
413:この名無しがすごい!
12/08/31 03:05:33.82 YmHGGraR
話作りの基本ってとこを考えると『予想を裏切り、期待を叶える』って意味で
ダークヒーローは読者の持つ道徳観を裏切って予想もつかないような
鮮やかな手段で難問を解決するってのは理にかなってる思うんだがな……なかなか難しい……
414:この名無しがすごい!
12/08/31 04:00:21.15 sZh7uSuK
悩まないってのはあるな
ヒーローは自分が行う人殺しについて悩む場面が多いんだよな
ガンダムの主人公は大体悩むしw
そういう”悩まないでいられる”のはどうしてか掘り下げるとキャラの過去に繋がるんだよな
一見血が通ってない用に見えるキャラクターでも、何かしらの過酷な過去があってそうなってしまった
という見せ方をされると人間的な魅力を感じてしまう
415:この名無しがすごい!
12/08/31 11:19:01.64 jlHnoIVc
あと今日俺の三橋だったら「やってて楽しそう」ってのも大きいな
あんなぐしぐじうじうじ糞みたいな思考垂れ流しとか、なにが面白いのか分からん
416:この名無しがすごい!
12/09/03 23:16:19.77 WG3622C9
あれから色々聞いた話を参考にして
ちょっとダークヒーロー的な方向もっていてみた
もういっかい晒して意見ききたいけど
連投ばっかするのもはずかしい
417:この名無しがすごい!
12/09/04 00:18:25.15 igdz30qN
ある程度まで書いてから晒せば? 序盤晒しを繰り返されても読む気になれない
418:この名無しがすごい!
12/09/04 00:39:44.51 qyO+qWJB
前は10DPくらいだっけか
せめて20DPはあればまた読むよ。今晒し少ないし
419:この名無しがすごい!
12/09/04 00:47:49.87 wxlQgAjG
30DPくらいかな
短編連作っぽい長編だからいちおここで感想を聞きたいです
けっこーぶっとんじゃったんだけど、このままつっこんでいいのか
悩んでる
420:この名無しがすごい!
12/09/04 01:10:02.70 qyO+qWJB
よし、晒しちゃえよ
俺はもう寝るからすぐには感想書けないが
421:この名無しがすごい!
12/09/04 02:01:34.58 igdz30qN
十日程度で再び晒すのって、新たな思いつきを殴り書きしただけが多いんだよなぁ
あるいは前の晒しに多少手を加えただけで、本質的な問題はそのままだったり
422:この名無しがすごい!
12/09/04 02:10:15.30 wxlQgAjG
ストーリーに破綻がないよう前の晒した時の意見(もちろんこのスレも)をもとに
キャラの方向性を若干修正したんだけど、方向転換した途端キャラがぶっとんでしまったんです。
とくに後半の主人公。
このまま話を進めるとぶっとんだ方向へ一直線になってしまうので
一旦ここで感想を聞きたかったんです。
いいぞおもろいぞもっとやれって意見をもらえれば安心してこのまま書いていけるんですが
そうじゃないならブレーキをかけなければいけないし…・・・
あぁどうしたらいいんだよどうしたらいいんだよわからないよわからないよ
423:この名無しがすごい!
12/09/04 02:25:50.71 igdz30qN
新しい晒しを流し読みしたけど何もかもが破綻してるよ、ゼロから書き直せば?
424:この名無しがすごい!
12/09/04 02:37:22.21 wxlQgAjG
とくにどういうところが破綻してる?
425:この名無しがすごい!
12/09/04 03:19:29.77 igdz30qN
強引に1から3へ展開させる為としか思えないような人物の唐突過ぎる変化かな
あとダークヒーロー的な方向ってどこが? 陰口叩いて溜飲をさげてるだけじゃん
426:この名無しがすごい!
12/09/04 03:29:59.83 wxlQgAjG
ダークヒーロ目指してたらコメディなったって書いてます
人物の唐突すぎる変化にしても自分で書いてます
生意気いってごめんなさい
427:この名無しがすごい!
12/09/04 03:32:44.68 igdz30qN
わかってるなら破綻してる事は理解できるはずだよね、ゼロから書き直せば?
428:この名無しがすごい!
12/09/04 03:45:16.28 wxlQgAjG
ゼロからでもなんでもいくらでも書き直しますよ
本スレでつまらんと言われたら絶対に書き直すし
次につながる意見をとりいれたいから。
そしてもちろん書き直したものも晒して意見を乞います
でも今の状態で破綻しているのはわかっているが、
どの方向性に進むべきか悩んでいる。
実際俺はどうしたらいいんだろう?
そんな貴重な意見を聞けるから本スレで晒してます。
429:この名無しがすごい!
12/09/04 03:59:24.59 igdz30qN
「自分は何を書きたいのか」すら決まってないのね……もういいや、ご自由に
430:この名無しがすごい!
12/09/04 07:36:09.58 yb77hxAl
>>428
読んだけどさラノベの文体真似てるから面白くみえるだけ
中身は薄い
その薄い中身を作者が拾えてない
そしてお前はすでに原稿用紙にすると80枚くらいどうしようもないものを書いてる
読者に無駄に頭を使わせて疲れさせるだけだ
一行に30分使って大事に一枚一枚書いていけ
もしお前が求めてる実力の高さでお前の短編連作の一部とやらを書いたとしたら
原稿用紙10枚~30枚で全部書きれてるんだよ
枚数増やしたいなら一度書いたあとから好きに増やしとけ
431:この名無しがすごい!
12/09/04 10:29:37.80 wxlQgAjG
>>430
おーありがと。そういう意見欲しかった。
テンポの悪さは俺も致命的だと思ってます
場面が3つしかないから、普通は30枚で書けるよね
ラノベの文体ってより、ベースはこれでも一般小説のある作品を意識してて
だけどそっちは場面転換がテンポ良くてサクサク話がすすむ。
コメディ色強いから中身薄いのを厚くみせる必要もないもんね
ほんとに的をえてる意見だと思うよ。ありがとう
432:この名無しがすごい!
12/09/09 01:48:19.29 GO0HUzwJ
本スレ187
レスを読んだ限り、言いたい事は汲み取ってもらえているようなので一つだけ
>説明すべきことが多くてかなり最低限に圧縮しています。
これが読者の求める部分と違う方向に視線が向いてるんじゃないですかね
説明しなきゃならない事が多いのはどんな原稿でも同じ事で、しかも当然の事ですよ
だって作者の脳内で紡がれている物語を文字だけで他人に伝えなきゃならんのですから
けれど、一から十まで設定語りじゃ単なる設定資料ですし、ただの説明だけでは読者が楽しめない
じゃあどうするかって話ですけど
「本当にこのタイミングでこの設定説明が必要なのか?」をまず考えるべきだと思いますよ
例えば領民云々領主云々の話も言われるまでもなく、本筋に絡む事なんて重々承知です
ただ「このタイミングで主人公と領民の関係性を知らないと物語を楽しめないのか?」って事です
祖母が死んで領主になり爵位を受けた事や、一年目はこうで、二年目にはこうなって、今はこんな感じって事を逐一知っていないと、この時点で話が理解出来ない訳じゃないでしょう
例えばモブの農夫を一人出して「旦那様、こんにちは」でもなんでも話し掛けさせる
その上で笑顔で返事をしながらも、心情描写でしっくりいっていない事を語っておけば当面はクリア出来る訳じゃないですか
で、改めて詳細を語る必要がある時にそれをやればいいと思います
それが読者の欲しい情報を適宜適量与えるって事かと
それよりはこの直後に発生するバトルを理解する為に必要な説明に筆を割き、盛り上げる為のお膳立てをする方が賢明かと思います
それに必要な情報を圧縮して伝わらなかったら本末転倒ですよ
情報の出し方とタイミング
それをもう少し練られてみては?と
433:この名無しがすごい!
12/09/09 21:08:31.76 PmH3eAEE
>>432
おっしゃるとおり
冒頭の設定説明に関してはもう十回以上説明の配置しなおし、その為のイベントの変更をやっていて、
その度に友人に読ませては同じ事を言われているという具合でして。
設定の多さや回想の多さが嫌で、三年前を時系列に並べて魔術についてしっかり書いた10DPくらいのプロローグのバージョンもあるのですが、
引きが悪いせいか友人二人に却下されました。
>>「このタイミングで主人公と領民……」
長さとしては1DPしか無いんですがねえ
何の話か分からん話をくどくどとされても面白くもなんともないんだろうなと。
要するに、つまらん話を冒頭でだらだらやるな、読者を引っ張れないだろ、ということですよね。
必要だとしてもいきなりマイナスポイントからはじめたら放り出すまでカウントダウン。
適切に配置しようと思うと迷いますが、起は完全に引っ張ることに全力投球すべきということでしょうね。
要するに引きどころか読者が投げる要素だと言いたいのでしょう。
ただ、全体の話でいうと、畑の話、というか主人の境遇の話はここでしかできず、あとはもう無いんです。
事件開始でひっくり返る前の主人公の日常はここだけしか無いわけで。
書き方の問題もあるでしょう。
おっしゃるように会話で書いたほうが読みやすいですし。
引っ張れてるか、と考えると、1章の終わりでエリーを疑い始めるまで面白くともなんともないんですが。
(関係ないですが、エリー登場当初から疑ったほうが面白いですね。)
このぐだぐだに意味を持たせるために、冒頭のプロローグに父が死んだことを配置するのはどうでしょうか?
時系列にシーンとして書くと長くなりすぎるので短く父の死の回想ていどで。
そうすると、父の死と絡めて一人で領主をやっていることに読者が何かしらの意味が見いだせるかなとか。
魔術の設定については
>>主人公一人称で、更にその主人公が魔法になんらかの後ろ暗さを持っているようですから説明を入れるのは難しいのは重々承知です
と書かれているとおりです。そのバトルで理解できればいいかなというつもりでいます。
方法が思いつかないことにはどうにも……。
と思っていたら、おかげで思いつきました。
風呂の炉を炊くときに、魔術なんてたかだかこんなことしかできない、アーティファクトがあれば別だが、
と加えようかと。そこ以外に魔術を嫌っている主人公に語らせるタイミングが無いですし。
このレスを書いている間にいろいろと重要な点に気付かされました。
ありがとうございました。
434:この名無しがすごい!
12/09/09 21:46:52.76 jshyLw9t
1DPしかって言うけど、乾杯の前の挨拶は30秒でも長いよ
ある程度世界に興味を持たせてからなら堪えられる場合もあるから、単に技術面の問題で、作者が楽をしてはいけないということ
出来ないとか言ってても落ちたら意味ないんだから、出来なくてもやるしかないんだよ、我々は
435:この名無しがすごい!
12/09/10 00:34:47.38 Hm/BDXpd
>>434
おっしゃるとおりです
436:この名無しがすごい!
12/09/21 11:10:22.83 0LuBlIKq
つか1DPって文庫にすれば2ページじゃん
見開き2ページ丸々設定解説とか狂気だろ
437:この名無しがすごい!
12/09/21 19:15:23.01 BxDVArns
本スレ248
改稿自由だったから、冒頭だけ改稿してみた。
議論スレで話題になってた「はぁはぁ」を削除、序盤で「ナツが女であること」をはっきり示す文を追加。
ナツナツうるさいので、地の文の「ナツ」を減らしてみた。
・・・改稿してて思ったが、普通はこういう場合、男が女の手を引っ張って走ると思う。
それでいてナツがシズの到着を遅らせたいなら、遅く走るよりもわざと転ぶ方が自然じゃなかろうか。
転びそうになったナツを庇って、シズが足をケガするのでもいいと思う。
【改稿案】
六月二十日は雨だった。
明け方から降り始めた梅雨の雨は、終わりの知れない雨音を奏で続けていた。冷たく注ぐ雫の中を、僕たちは傘も差さずに走り続ける。吐息は荒く、呼吸をするのが辛い。
「……っ、ナツ! もう三十分も経ってる! 急がないとっ!」
「わっ、わかっとるけどっ! 息、つらくて……っ!」
ぐっしょりと濡れた袖から覗く腕時計が、心をひどく駆り立てる。焦りにちりちりと神経を焼かれ、僕は堪らずナツに叫んだ。
先生から電話があってから、既に半刻あまりが過ぎていた。学校からバスを乗り継ぎ、駅前から必死に走り続けて、それでもまだ目的地は遠すぎた。
「はぁっ、はぁっ……シズ、ごめんっ! 急がなあかんのに!」
ようやく追いついてきたナツが、頬に張り付くダークブラウンの髪をかきあげながら言う。肩を上下させて喘ぐ姿は見るからに辛そうだけど……僕たちには時間がない。
走るんだ。僕には伝えなきゃならないことがある。
「ナツ、まだ走れるよねっ? あとちょっとで到着だ! 急ごうっ!!」
遅れてついてくる少女を励まして走り出す。水たまりを踏み散らし、降り注ぐ雨をかいくぐるように道路を駆ける。
町並みの上にゆっくりと大きくなる、白くて巨大な建物に向かって。
438:この名無しがすごい!
12/10/16 23:19:04.96 QVdP1K5e
9 名前:この名無しがすごい! sage 2012/10/15(月) 05:48:07.88 ID:DwHSeC6F
>・期待について
>何を期待させたいのか出ていない
>姫への拷問具合?姫の家来との再会?
>姫と接していくうちに変貌する主人公?
この作品のコンセプトは変態性ですので、基本的には変態性欲とそれに関連して起こるラノベ的なストーリー展開に期待してほしかったです
変態性の内容は三大精神病理学?のフェティシズム、マゾヒズム、サディズムを中心とする予定でした
この後はそのままの流れで学園モノ系になる予定でした
10 名前:この名無しがすごい! sage 2012/10/15(月) 14:31:49.98 ID:XWHf0RA8
>・文章の上手さと下手さ
>上手さはないっつか、むしろ酷い。
>出来事をひたすら一本調子で並べてるだけ。文章だけそこそこ整った小学生の作文って感じ。
>あと、一人称を使ってるけど文章が一人称なりきっていない。というか大半が三人称でたまに一人称になってる程度。
ラノベ的な文章ってどうしても書くのが難しいですよね・・
鎌池和馬や竹宮ゆゆこ系の文体に憧れがあります。あの主人公の思考が地の文に溶け込んでいるようなリズミカルな文体が良いです
>・登場人物について
>これだけの分量では判断しかねる程度の濃さ。まあつまり、さほど立ってない。
>ただしこれは、キャラのせいっていうより文章のせい。
つまり文体があまり面白くないからキャラまでつまらなくなるということですよね?
>11 名前:この名無しがすごい! sage 2012/10/15(月) 14:47:16.01 ID:H8objcah
>・その他なんでもいいのでお願いします
>とりあえず冒頭三行は全力で読者を突き放しに行ってるなと
>そこで閉じようか迷ったぐらいです
確かに、そのとおりのようです
> 12 名前:この名無しがすごい! sage 2012/10/15(月) 15:29:37.49 ID:BLt+7Qp+
>文章は上手いといっていいかと思います。文体も安定しているかと。
>ただ、内容はどちらかというと悪いですね。
これはちょっと、不思議ですね。
文章は良いけど内容が駄目という人と、内容は良いけど文章が駄目という人がいる
受け取り方は人それぞれなので当たり前といえば当たり前かもしれませんが、
うまい落とし所を考えないといけないようです
>構成を考えるときは、今、説明調のところを物語の進行に含めるようにするのがいいかと思います。
良いですね
> 13 名前:この名無しがすごい! sage 2012/10/15(月) 16:05:53.44 ID:MkJ9UszN [1/2]
>自分が考えた自分だけの世界の紹介を一から十までやっちゃう人が多いんだけど、
>読者が読みたいのは実はそこじゃないんだよな
>もちろん話を進めるために必要なのはわかるんだけど、”ここで”書くべきかどうか考えると微妙な記述ばかりじゃない?
過去に2回くらい晒したことがあるんですけど、なんかどっちも情景描写がなさすぎとか言われたので増やしてみたんですが、ちょっと増やしどころを間違えてしまったみたいです
多くの感想をもらえて嬉しいです
ありがとうございました
皆さんの意見を参考に、改良して完成させてきます
439:この名無しがすごい!
12/10/18 07:38:26.95 NoeTptw4
本スレ28
ごめん、書き方が悪かった
感想での引用はありかを聞きたかったんだ
440:28
12/10/18 08:15:10.15 wXom6YBf
大丈夫です。お願いします
441:この名無しがすごい!
12/11/01 08:11:15.77 iD6GhwGn
石田徹男
「すべてを見ても何か思い出せない」
晒しに来てやったぜ
まあ、よんで感想書いてみろよ
442:快晴ラッコ ◆7Qp8DaIHF.iX
12/11/28 17:16:34.50 FwbWTwQy
まず個人的に、該当箇所をコメディとするのは無理があると思いました。
あなたさんはコメディとして成立する理由をとうとうと語っておられますが、当方の目には、このようにしか映りません。
(98ページ目で判明する)好意を隠していたのがばれたと焦って挙動不審になるヒロインと、
好意に気付かず挙動不審なところを疑い、(のちに)頓珍漢(と、わかるがこの段階では不透明)な指摘を偉そうに語る主人公。
そもそも分かっていないと気付き、腹を立てるヒロイン(というお話だったのは、98ページ目にわかる)。
特に重要なのが二行目です。
主人公が正しいか間違っているかは完全なグレー。判明するのはしばらくしてからの話。
つまり疑ってるところでは、ヒロインの好意を(読者が)信じることはできません
主人公が正しかった場合、好意らしき描写は「すべて演技」でおしまいになりますからね。
そういう読まれ方が不本意であるのなら、ヒロイン側の一人称を入れる。三人称で暴露する。
またはコメディパートの始まりでちゃんと書く……といった工夫を入れてください。
※ここからの数ページを読む前に、98ページ目からの展開をご覧ください。
この遠い先っぽを読んだあとなら、意味も理解できますからね。
だから本スレのほうでは、「反省するまでが長い」と書いているわけですし。
次のレスでは、思ったことのふたつ目を書きます。
443:快晴ラッコ ◆7Qp8DaIHF.iX
12/11/28 17:21:32.59 FwbWTwQy
父の死でからっぽになった自分。
そんな自分を救ってくれた少女。
それが父の仇である結社の一味。
彼女がくれた―と思っていた温もりは、彼女が奪ったものだった。
これってもしも事実なら、一生人間不信になってもおかしくのないお話じゃないですか。
仮に敵が言ってきたなら、「デタラメを言うなっ!」と一喝するようなお話じゃないですか。
疑うにしても、「そんなバカな……」と思いながら動くようなお話じゃないですか。
そこを積極的に疑うノリがコメディならば、家族たちの死は茶番。「終わった世界」は「終わった世界(笑)」ということになります。
死亡が茶番で舞台が「終わった世界(笑)」なら、主人公が浸かっていた喪失感も相応に軽いもの……と言えますからね。
主人公の喪失感が軽いものなら、ヒロインをコメディで疑えるのも納得です。
しかし文中における「終わった世界」は「終わった世界(笑)」とはなっておりませんでした。
となると読んだ身としては、
「一円玉より薄っぺらですね。軽く疑える主人公さん」
となります。
設定の重さが逆に、主人公の薄っぺらさを演出しているように見えるわけです。
そうは言っても、これは無責任なひとりの2ch民による感想にすぎません。
「いや、違う。オレのヒンメルは人間としての重さと厚みを持っている!」
と思うのであれば、気にせずに応募すればよいと思います。
直したあとに落ちたところで責任を取ったりするわけではありませんし。
444:この名無しがすごい!
12/11/28 18:49:38.47 xOGFFdHh
いやまあ全く面白くない時点でコメディとして成立してないよな
445:この名無しがすごい!
12/11/28 19:37:25.45 ErkJq4hx
ラッコ辛辣だな
しかしそれが通用する相手とはとても思えない
446:本スレ382
12/11/29 23:31:11.85 ewn6hSoh
>>442
重ね重ね、丁寧な説明ありがとうございました。
確かにそうも読めます。
内在的に完結した「小説」になっていないということですね。
理解できました。
いまのところ、具体的にどう直せば伝達齟齬を減らせるか、
もしくはそこが伝わらないなりに楽しんでもらえるにはどうすればいいか、
すぐには思いつきませんが、改善策を考えてみたいと思います。
(ページ数の問題と、主人公視点一人称のメリットを感じているため、ここだけのために多視点にはしたくないです)
指摘の中にありませんでしたが、
ヒロインの挙動不審がラッコさんにどう映ったかが気になります。
そこが分かればラッコさんの感触をもっと想像しやすいんじゃないかと。
気が向いたらでいいのでおねがいします。
ありがとうございました。
447:本スレ382
12/11/30 00:45:03.91 8NTP1f37
>>443
すいません、追加で。
>設定の重さが逆に、主人公の薄っぺらさを演出しているように見えるわけです。
この指摘は分かり易いです。
「終わった世界(笑)」になっていなかった、というのは嬉しいところですが。
評価シートではキャラはそれなりだが軽すぎると指摘され、
シリアス一本に直したものは、ただでさえややこしい話なのに息が詰まると言われ、
三年前をしっかり書くとだるいと言われ、
三年前をかなり削った前回の晒しは、冒頭の主人公の状態が分からない、回想が多すぎる、キャラが地味と言われ、
今回は過去を短くプロローグにまとめて1章の冒頭の理解をスムーズにしつつ、キャラを分かり易くするためにコメディを追加したのですが
散々何パターンも書いて、これがベストバランスだと思いましたが、まだまだのようです。
正直、ほんと絶望的にぐったりですが、こういう主観と他者のギャップを埋めていくことが地力をつけると思えば……。
解決方法としてすぐ思いつくのは、
1・冒頭をおとなしくして主人公に合わせる。少し(笑)側へ調整。
冒頭のシーン数が多すぎ、切り替えすぎ、という指摘もあり、僕自身そう感じるところもあり。
出来れば少ないシーン数で、1シーンあたりは長めに、全体ではさらに短めにまとめたい。
2・主人公の心情を落ち着かせる。
三年経ったわけですから、ある程度心の整理ができつつも、無気力な状態から始める。
憎しみレベルでなく、未だに納得が行かない、という程度に。
しかし、動機となる部分ですから、軽くするのは副作用が大きい気もします。
かといって、コメディを抜くと、息苦しくなるし、シリアスのままキャラを効率よく立てるのも(僕には)難しい。
何か盲点となるようなオルタナティブを見つけないといけなさそうです。
重ね重ね真摯なレス、ありがとうございました。
448:快晴ラッコ ◆7Qp8DaIHF.iX
12/12/01 08:32:35.69 CGv8bDIS
>ヒロインの挙動不審がラッコさんにどう映ったかが気になります。
自分は単純に「なんだろう。先を読まんとわからんな」で済ませました。
「好意を隠している」っぽくも見えるんですが
「結社の一味だからきょどってる」とも読めますし、
「それらとは別のナニカを隠している」とも読めます。
「ひさしぶりに会ったと思ったヒロインであるが、本当は別人」みたいなネタも世の中にはありますし。
逆にもっとくだらなく、「バストを魔法で水増ししてるのを隠してた」みたいなネタの可能性もあります。
(そして疑っている段階では、どのネタも絶対にないとは言い切れない)
というわけで、「なんだろう。先を読まんとわからんな」で済ませました。
適当っちゃ適当なんですが、推理小説でもないのに読む手を止めて、「このヒロインの行動の意味はいったい……?」なんて考える人は、ぶっちゃけ少数派かと。
あと言っておきますが、「ヒロインの挙動不審」自体は別にアリだと思います。
ヒンメルの過去とヒロインが与えた恩恵を考えた場合、「それだけはないわー」ってなるだけで。
それとついでに言いますが、
>しかし、動機となる部分ですから、軽くするのは副作用が大きい気もします。
>かといって、コメディを抜くと、息苦しくなるし、シリアスのままキャラを効率よく立てるのも(僕には)難しい。
この考えは根本的にズレている気がします。
重い過去を持っている主人公のお話にコメディを入れるのも、作品の空気を軽くするために動機そのものを軽くするのも、副作用の可能性は同じです。
そもそもどうしてトラウマがトラウマなのかと言えば、日々の暮らしに深い影響を及ぼすからにほかなりません。
火事に見舞われた人が消防車のサイレンの音を聞くたびに泣きそうになる。
津波に巻き込まれた子どもが風呂にもプールにも入れなくなる。失った母を夢に出し、目覚めて泣きじゃくってしまう夜を迎える。
養父から虐待を受けた少女が、養父と同じ名前の人間を見るだけで吐き気を感じ、息を、動悸を荒くする。
トラウマや重い過去ってのは、そうなることを言うわけで。
そのへんについて重く書くほど、キャラクターの行動も制限されていくわけで。
逆に言うなら、フリーダムに動いていたら「重い過去」を感じられないわけですよ。
「僕は津波の被害に遭った。今でも時折り夢に見る。水があまりに怖いから、プールにも入れない。ちなみに趣味はサーフィンです」
なんて言う人がいたら「えっ?」ってなるじゃないですか。
ひとつの思考や行動を変化させるってことは、玉突き的に複数の思考や行動、時にはストーリーラインをも変化させる可能性を持っているわけです。
それは動機を変えるのと大差ありません。
「動機を変えるのは副作用が……」で「行動」を変えるのは、「焼酎はアルコール度数が高いから、代わりにウォッカを飲むことにしよう」みたいなものなわけで。
そのへんを意識しないで漠然とした改稿をくり返していると、やればやるほど「行動にしっくりとこないところが多いキャラクター」になっていくかと。
そして最後に疑問なんですが、なんでコメディ=ヒロインを疑うしかないのでしょうか。
もっといろいろとあるじゃないですか。旅してんすから。
宿のところでふたり相室の狭い部屋になってしまって悶絶したり戸惑ったりぃ~、とか。
その宿に温泉がある設定にしてなんかハプニング起こしたりぃ~、とか。
ニンジン嫌いなヒロインと、それを食べさせようとする主人公のやり取りをコミカルに書いたりぃ~、とか。
(特に主人公は自然の多い村で三年を過ごしているのだから、農家的な存在への意識が強くても普通)
このへんのお話はセンスがなければ平坦で退屈なだけになりますが、そういうお話を面白く書くのが「コメディのセンス」ってやつですし。
(なお、シリアスでキャラを立てるのが苦手なのにコメディのセンスもない場合、「がんばって磨け」となります)
さらにこういった描写は、作品の外に置いておくだけでもそれなりの意味を持ちます。
キャラクターを書くのが苦手……という人は、そもそも自分のキャラクターを理解していないことが少なくありません。
そこで日常を書き集めてやると、人物像が鮮明になっていくわけですね。
「本編に入れよう!」と思って書いたら没にするのが辛くなりますが、「細かく書いた設定資料集だ!」と思って書けば、本編から抜けてもともとになりますし。
449:この名無しがすごい!
12/12/04 19:10:37.42 AJDXGaIE
URLリンク(uproda11.2ch-library.com)
俺あんまあラノベとか知らないんだけどさ、一応改善していってるつもりだけど意見ください
まぁ全然途中というかはじまりだけなんですけど、書き出しとかそういうので
450:この名無しがすごい!
12/12/29 23:40:17.00 459LLoFE
>>友絵少尉
本スレ96です
議論スレ拝見しました
まず先に
>これでも収拾付かない大風呂敷をひろげたことになるのでしょうか??
これは、収拾付かない大風呂敷とは言っておらず、寧ろ逆で
「何故急に変な風呂敷を広げたのか。そして広げたのに何故すぐにたたむのか」
と言っていますのでお間違えなく
確かにこの作品は、外界からの影響で事件が起きても、それを密室内で解決するという基本を表面上は徹底してあります
けれどこれはあくまで表面上でしかなく、言外で広げてしまっているんですよ
この作品の世界観は「現代社会に魔法が存在しており、素養のある学生がそれを学んでいる」という基礎の上に成り立っています
でもそれを一般的な現代社会ベースに整合化はしていませんよね?
それどころか何の説明もしていませんよね?
勿論それが悪いと言っている訳ではありません
例えば、何故魔法が存在するのかだとか、魔法を何に使うのだとか、もっと深読みすればこの世界の魔法に対する法整備はどうなってるとか、魔法使用に対する資格や罰則はどうとか、確かに気にしだしたら色々気にはなりますよ
でも、そんな事はどうでもいいんです
だってドタバタ系のラブコメなんですから
その点でリアリティを放棄して勢いで読ませる方向に舵を切っているのはいいと思いました
が、巨豚兵のくだりで違和感を覚えたのは、放棄していたリアリティを急に持ち出した事ですよ
例えば自衛隊の隷下といいながら、テレビのニュースになる程の災害に何故学生だけで事の収拾にあたるのか、指揮官である筈の自衛隊はどうしてるのかとか、学生は予備自衛官的な扱いになるのかとか、疑問は山ほど出て来ます
「自衛隊」というリアルな組織を持ち出す事、それが言外で外界を作品世界に流入させてしまっているという事です
そしてそれは今まで触れずに来た「整合性」が必要な展開を生むので、ストーリーに説得力がなくなるんですよ
姉妹対決のバトルと、対魔獣のバトル、切り出してそこだけ読んでみれば分かりますけど、別の作品と言われても納得するぐらい温度差がありますよ?
それくらい自衛隊うんぬんを言い出した後の継ぎ接ぎ感が凄いです
そして、仮にこの後、日本全域を巻き込んだ大騒ぎでも始まるならば、繋ぎになる部分を滑らかにすれば、多少違和感は減少したかも知れません
けれど、次章に入ったらまたミクロな舞台で今度はお風呂でしょう
ニュースになるほどの魔獣災害とやらを出した必然性がさっぱりな訳です
これが「そんなすぐに畳むのなら、変な風呂敷を広げない方がいい」って意味ですよ
魔法学校の女子寮でキャッキャウフフしているなら、それに見合った色とサイズの風呂敷を広げるべきです
別にニュースになるような大災害じゃなくても、小学生が召喚に失敗したという同じ理由で、校舎の一角が崩壊したとかでも同じ展開が出来るじゃないですか
それこそ「外界」へ影響を及ぼさない為、密室内で処理する為に、女帝や主人公達が倒滅に乗り出すという大義も立つじゃないですか
強大な魔獣を倒す事で彼女達の凄さを見せようとしたのだとは思いますが、ここまで継ぎ接ぎ感満載では逆効果ではないかと
作品世界の舞台を拡大すれば読者は往々にそこへ新たな展開を求めます
故に、拡大する必要がある時にこそするべきで、作者の都合で肥大化させたり矮小化させるべきではないかと
ドラマチック、ドラスチックな展開もいいですが、まずは作品世界の空気を統一する事が一番大切かと思います
451:友絵少尉 ◆MoriartyRk
12/12/30 00:11:55.11 mXLaXWHE
>が、巨豚兵のくだりで違和感を覚えたのは、放棄していたリアリティを急に持ち出した事ですよ
>例えば自衛隊の隷下といいながら、テレビのニュースになる程の災害に何故学生だけで事の収拾にあたるのか、指揮官である筈の自衛隊はどうしてるのかとか、学生は予備自衛官的な扱いになるのかとか、疑問は山ほど出て来ます
>>450様
貴重なご指摘ありがとうございます。
おっしゃるとおり、このあたりの整合性に関して、あきらかに雑な扱いをしておりました。
急に変な大風呂敷を敷いて、すぐにたたむ、
この辺、特にたたみ方を間違えた、そんな想いに駆られています。
さらに、学生ががんばっているのに自衛隊は何をしているのか?
この問いもまったくごもっともかと思われます。
あきらかに不自然ですので、早急に改稿したいと思います。
私自身、魔導災害が急遽発生、では唐突感が強いと思っていたので、
序盤、真琴が女子寮管理等にいく場面で、
魔導災害に関する死傷者の電光掲示板を登場させて暗に
世界設定をほのめかしたつもりでした。
まだまだ詰めが甘かったようです。
ご指摘にもあるように、必殺技の見せ場としてこのシーンを
考案しました。
必殺技の凄さ、スケール感の演出、外連味。
これらを考慮してバトルはシリアス風味で持っていったのですが、
これも違和感を読み手に与えてしまう原因かも知れません。
整合性を考えて、また推敲致します。
読んでくださってありがとうございました。
452:この名無しがすごい!
13/03/22 10:50:43.86 RAfsYtHW
本スレ186です
○前世の記憶がこの後の鍵になる
○三才の時の事故も同様
よってこの2つを冒頭から外したくない
でも内容を分かりやすくしたい
という事ですかね?
回想の中に更に別世界の話を絡めるから、ぶつ切り感が物凄い訳です
だから時系列をもう少しシンプルにすれば十分可能だと思います
例えば
冒頭の現代日本のシーンはそのままで、次に成長した主人公の寝起きを持ってきて、現代日本のシーンを成長した主人公が見た夢って形にしてしまう
で、主人公に「またこの夢だ」みたいな事を語らせる訳です
そしてこの夢を見た翌朝の寝覚めは頭が割れるように痛いとかなんとか、それらしい設定を付けてしまえばいいでしょうか
で、皇太子の子息だから侍女の一人ぐらいはいるでしょう
身仕度の手伝いに来たその侍女に「また古傷が痛むのですか?」みたいな事を言わせて、三才当時の回想に入る
そこで冒頭の夢を初めて見たのはその落馬の時であるという事を明らかにする
こうすれば出したい情報を省く事なく、把握しやすい時系列に出来るかと
上記は一例ですけど、いずれにせよ展開の基本軸に作中のリアルタイムを据える事で、分かりやすくなると思いますよ
現状一番の問題点は、物語のスタートという読者に何の情報もない状態から、リアルタイムを経由せずに延々違う時系列の話を続ける事で、話のスムースな流れが阻害されている事かと
一般に作劇の基本は時系列順と言われるのはその為ですから
まあ参考になるかは分かりませんが、何かしらヒントになれば幸いです
453:本スレ180
13/03/22 15:12:28.91 InkVfISl
>>452
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
細かいアドバイスをしていただきありがとうございます。時系列とかはもう少し気を付けて、まずは読んでもらえるよう頑張ってみます
454:この名無しがすごい!
13/03/23 22:01:05.16 z7D4kIxh
>>452
あー……もしかして手塚氏の火の鳥みたいにやりたいのかな?
戦国時代?編の主人公・くちいぬ。
その後世に当たる近代科学の世界を生きる主人公。
主人公は前世の人物・くちいぬの妖怪や神々との戦いを夢を通してみる。
やがて主人公は前世の記憶を取り戻し、敵対組織の女=くちいぬと恋仲になった妖怪の生まれ変わりだと知る。
互いに惹かれ、前世の姿(狼人間と狼)の姿に戻り、霊界へと旅立ってしまう。
おおまかに書くとこんな流れだったはず。
でもこれは過去と未来の両方の話を描く話であって、
そちらのは二本とは関係のない異世界の話にシフトする。
455:この名無しがすごい!
13/03/27 13:04:08.84 rnfucbI4
>>本スレ227
本スレ218ですが一つだけ補足を
早くに提示をする事が可能ならばそれに越した事はないとは思います
けれどそうする事で展開がフラットになったり、次のイベントへ牽引する謎が弱くなるようでは逆効果にもなり得るかと
じゃあどうするかって話ですけど、謎を残しつつも明らかにするべきは明らかにする
という選択肢もありかと
言うは易し行うは難しの典型で、非常に塩梅の難しい部分ですので、これこそ作者の腕の見せどころなんですが
例えば私が気になった部分で言うなら、リリィが校門の前で主人公の学校の教師と揉めたシーン
「平日昼間から門の前に突っ立っていたリリィが教師に咎められ、それを見かねた主人公が間に入り彼女を助ける」
この展開だったからダメだと思った訳です
理由は本スレで書いたようにキャラクターにチグハグさを凄く感じたからですね
けれどこれが
「平日昼間だから門の前は不味いと校舎の陰に隠れていたリリィだが、巡回中の教師に見つかり騒動が起きる。それを目にした主人公が間に入り彼女を助ける」
その後で何をしていたのかという主人公の疑問に対して「平日に門の前で突っ立っている訳にもいかないだろう」とか、
この世界での最低限の常識は知っていますよ、けれど主人公を監視しなきゃだから無茶してるんですよって事が分かる程度の情報開示があればそれで十分だったかなと
多分それならば読み進めたと思います
こんな感じの展開ならば有名女子校の制服を着てる事にも、きっとそれなりの理由があるんだろうと想像出来ますから、それを補完する程度に、
「なんでそんな制服着てるんさ?」「私にも色々と事情があるんだからほっとけ」ぐらいの掛け合いを一つ挟んでおけばそれは「謎」になって物語を牽引する要素の一つになるかと
まあ、要するに総てを開示する必要もないし、謎は残しておいた方が面白くなるケースが多いと言いたいだけなんですけどね
一個人の意見ではありますが、何かしらの参考にでもなれば幸いです
456:この名無しがすごい!
13/05/14 16:03:40.03 9RKm3P9F
それはそこまで変えたらほぼ別物だから、変わったverを出してみろとしか言えないよ
まぁ変更自体は必須だと思うがね
四人のヒロイン全員にストーリーの鍵を握らせるとかどう考えても無謀
あと俺は本スレ66の人じゃないが、主人公のブレは妄想の影響! とするのは無理があると思った
つーのも主人公のベースがどの顔で、どの顔が妄想の影響を受けているのかサッパリわからないから
パンツパンツ連呼するバカエロがベースでヒーローに憧れるのが妄想なのかウジウジがベースでバカエロが妄想なのか、非常にわかりずらい
あと正義のヒーローになる! とか言ってるけどオマエ妹にイタズラしたのは正義のヒーローの人格じゃねぇか、とかツッコミもある
【ラノベ】自作を晒す人と感想人が語り合うスレ2
スレリンク(bookall板)
457:この名無しがすごい!
13/06/06 07:34:56.85 dbpttQnI
議論433
本スレ221です
左腕がない者同士ならウジウジしてる主人公の苦悩を一番理解できるはずなのに「こんな人は叩かれても仕方ないって思った」
って、やっぱりねーわ
このヒロインは克服できただけの強さがあるんだろうが、それをまだ克服できてない主人公に「克服できた自分の結果」
ばかり押し付けてる。義手がまともに動かないのなんか度外視だ
金がなくて出来の悪いものをつけてるのかも? ロボットみたいな義手で嫌な目にあったから見栄えのいい義手にしたのかも?
同じ悩みを持つ者としてその辺りに考えおよびそうなにのに、このヒロイン、そして作者も一切考えない
『義手のヒロインがハンデを克服し可憐かつ勇猛に戦う、美少女バトルロイヤル!』みたいなのがこの作品のテーマなんだろうが
それをやるには、作者の考えが浅い。読者の共感を得るまでに及んでない
読者は主人公やヒロインに同情はできるだろうが、共感はなかなかできない。それに、実際の感想にあったように、この主人公に
同情する人ばかりじゃない。「ウジウジしてる」と切り捨てる人もいる
ストーリー上のハンデが作者のハンデにもなっているということを作者は理解してるだろうか
あとヒロインの左腕がないのに、どうして親父は共通の苦悩を持つ主人公を「生ゴミ」と言えるのか
他人をモノとしか認識せず娘を働かせて金稼ぐクソオヤジじゃないと思ったが、最後の会話で「本当は人がいいのか?」と混乱した
こんな風に、登場人物の立ち位置が定まってない。後で色々出てくるにしても立ち位置は統一できるし、設定上統一できないのなら
ある程度のフォローをすべきだろう
生ゴミ扱いするシーンの前後取り出してみると、
「使えない主人公はゴミだから捨てろ」と言う変な方言使いの親父
「できるって言え!」と狂ったように引っぱたいて気絶させるヒロイン
読者に与えられる情報はこれだけ。ここで何か匂わせればいいのに何もないからヒロインがいきなりヒスってるようにしか見えない
なんつか、全員コミュ障くさい。要は察する描写ができていない。伏線張れるところに張ってない
>あのビンタは、叩いた本人からしたら当然なんですが、冒頭に持って来るにはあまりにも唐突でしたね……
と言ってるが、時系列に沿って、生ゴミのところにあれ持ってきても唐突なのは変わらない
俺はあの冒頭いいと思う。叩いてる理由を知りたいという気持ちもあって、最初でやめようと思ったけど最後まで流し見たからな
だが、ヒロインの言動が「暴力系ヒロイン」という域を超えている。たどり着いた答えが魔がさしたとか叩かれても仕方ないとか
なんだそれwwwwwwwwwwこの子どんだけ自己中wwwwwwww
ラストのところで「何か理由があって叩いたんだろうな」というのは分かるが、その「何か」が今まで匂わされてないから
全てが後付け後付けの説明になってる
バイパスについて、バイパスと通学路はかちあわないという本スレの感想はちょっと的外れだと思った
バイパスってそういう理由で作るもんじゃないし。ただ都会と田舎ではバイパスの扱いが違うのかも知れん
黄色い帽子だって今は学年に限らず登下校時は被る、というところもあるから一概に低学年と決めつけることはできない
(少なくとも俺んちの近くの小学校は全学年被るのが義務だった)が、まあ普通なら低学年と思っても仕方ないかな
ただラッシュと下校時間は一緒にならないと思う。4時半はラッシュには早いし下校時間には遅いんでは
モデルとなる道路があるんだろうが、その道路ラッシュでなくて普段から交通量が多いだけなんじゃね
あと方言について、どこの言葉か分からないので触れなかった
間延びした話し方と最初の印象で、ホラーによくある無害な大男がある日突然殺人鬼に変貌して笑顔で斧脳天に叩きつける系のキャラか
と思ったけど、違うんだろうか。そういう印象しかなかった
458:本スレ223
13/06/06 12:25:31.39 CffwSzou
>>457
いや、バイパスはそういう理由で作るもんだぞ
お前の認識がおかしい
バイパスは生活道路と通過交通を分離する目的で作るもの
それこそがまさに道路改良事業の趣旨で、原理原則だ
車が快適にぶっとばせるように便利にするためじゃねえのよ
そこはワナビとしてでなく、社会の中で生きる者の常識として知っておかなければならないことだ
つーか交通戦争の時代は小学校でも叩きこまれたもんだが、今は車が正義な時代だから知らんかね
「よく分からんけど」って添えておいたのは、現実にはバイパス沿いにも市街が拡大するし、
歩道が整備されるため通学路に指定されることもありえるからだ
現実にあることは否定しないし実例を意識したものなら仕方ない
完全に頭で作った設定なら、原則として背反な設定を並べているわけで、よくない、ということ
俺言ったよな?
書いたことと書いたことの整合性に気を配っているか?という問いだ
不自然な設定だが説明がつかないわけではない、というのはあらかじめ認めてる
459:この名無しがすごい!
13/06/06 12:37:14.96 wsXV9UlZ
>>458
ID変わってるけど457
認識不足ですまんかった。一応wiki見たんだが
俺の田舎じゃ普通に通学路になってたんで(っていうかバイパス通らないと学校行けない)
ただの近道みたいなものという思い込みがあった
460:本スレ223
13/06/06 12:41:24.94 CffwSzou
黄色い帽子についてはナンノコトダカワカリマセーン
俺はあくまで「黄色い帽子かぶった小学生の下校時刻にしては遅い」としか言ってない
「学年に限らず」ってどういう意味だかさっぱりわかんないな
俺も作者も学年の話なんて全くしてないが
以下本音トーク
「黄色い帽子かぶった小学生」にはおそらく「低学年」のニュアンスが含まされているだろうね
でも低学年が~と書けば「高学年も黄色い帽子を被る」と反論が見込まれるし(実際来たわけだね)
書かなければ今度は「高学年が部活や生徒会活動などで四時半に下校してもおかしくない」って反論が来るだろ?w
だからあくまで「黄色い帽子かぶった小学生」という元の表現をそのまま引いておいたんだ
それが低学年であるともないとも言ってないぞ、俺は
低学年のニュアンスがあるともないとも読めるから、俺もどっちの場合でも間違いにならない表現を採用しておいた
決めつけないように心を砕いて書いたんだよ
そこで「低学年と決めつけんな」って何なの?
決めつけてるのお前じゃんっていう
このレベルの気配りって多分ラノベでは求められないしできないししないんだけど
文章表現って本来はこれぐらい水面下の殴り合いなんだよな
461:この名無しがすごい!
13/06/25 08:40:22.67 FCdbK0jl
本スレ>>469
基本的に、読者に何の話か理解させないのは、どんな小説でもご法度です。
理由は単純で、わからない小説を読んでもつまらないからです。
数学の問題解いてるんじゃないんですから。
この話の場合、文庫本100ページ以上もよくわからない話が続いている。
この時点でつまんね読むのやめよう、となります。
じゃあどうすればいいかというと、ミスリードすればいいのです。
ユーリの萌え小説でもゼガートのファンタジー冒険物でも何でもいいから、何かの皮を被っておくのです。
そうすれば、とりあえず読み続けてはくれます。
あとは丁寧に伏線を張って、最後にどんでん返しをすれば読者は楽しんでくれることがあります。
……まあ伏線がヘタだと、或いは上手でも、僕の期待を裏切ったな!とクレーム付けられたりしますが。
それでも何も期待させないよりは、遥かにマシです。だって期待させないと、そもそも読んでくれません。
誰が何をする話なのか最初にはっきり提示してくれというのは、そういう意味です。
嘘でもいいから、いやむしろ、嘘を提示してください。そうでないと、小説としてスタートラインに立てません。
以上です。
462:この名無しがすごい!
13/06/25 08:55:50.19 MncD+IoR
本スレのレス番号書いてくれないと、誰か分からんぞ。何のレスに返したのかも分からん。
多分本スレ452だと思うが。
463:この名無しがすごい!
13/06/27 22:33:26.15 iuiq27hZ
議論スレ204
議論スレ197です
まずは堅い人物像のまま主人公と話させないとギャップにならないと思う
「こういう人物のはずなんだけどー」と言ったって結局伝聞でしかないし
主人公(この場合は=読者)に体感させてから崩した方がよくね?
あと俺は固有名詞なくてもいいと思った。少なくとも気にならなかった
投稿に今さらドラクエパロってどうよとは思うが、これはそういう話だと思えば
名前なくても十分だと思う
464:この名無しがすごい!
13/06/27 22:43:45.64 12TL+ccF
204です。
たとえば、それは晒しで言うなら最初の出会いをまず普通に行って主人公に「英雄やっぱり想像通り!国王陛下も凄そうな人!」と思わせておいて、
何かの理由ですぐさま玉座の部屋に戻ると、二人が最初の出会いをぶち壊しで「ウケケー!」みたいな事をしていた。
みたいな感じですかね?例えば、ですが
理解できてなかったら申し訳ないです
465:この名無しがすごい!
13/06/27 22:59:36.34 iuiq27hZ
>>464
すまんね移動してもらって
そんな感じ
もしくはすぐにばらさないで、危ういところでは馬鹿やるけれど主人公は気づかず
英雄様かっこいい王様しぶーい! とずーーーっと思わせておいて1話クライマックスでぶち壊しにするとか
ただこれだと一人称では難しいかも知れない
読者には「ああこいつら本当は馬鹿だろ」と悟られつつ主人公には悟られないように上手いこと
主人公を騙して騙して、最後にドカーンとやれば
主人公のショックもでかいだろうし読者も「なんで気づかないんだよ!」とツッコミ入れられる
もっともこれは俺の見方にすぎないので、こうやってから受けるもんではないし
ID:12TL+ccFの文体と合わなかったりするかも知れない
ただ、今のままだと、せっかくのギャップが活かされない、キャラ設定が活かされないんじゃないだろうかと思う
466:この名無しがすごい!
13/06/27 23:21:38.10 12TL+ccF
ふーむ。勉強になります
とりあえずもう少し何とか面白い形を取れないかどうか、もう少し考えてみます
ありがとうございます!
467:この名無しがすごい!
13/08/02 NY:AN:NY.AN QwPDWy0Y
本スレ229
本スレ228です
感想にも書きましたが「救いようがないガキが主人公」な事が悪い訳じゃないんです
その行動原理のバランスが崩壊している事が悪いんです
例えば主人公がコンビニ店員だとしましょうよ
主人公が働いていたローソンが経営難で廃業して、その後にセブンが出来ました
本来ならローソンの閉店と同時に失業だけど、セブンのオーナーが見所あるからと雇ってくれました
失業したら生活出来ないと嘆いていた主人公は大助かりです
けどいざ働き始めたら、主人公はセブンなのにローソンの制服しか着ないの一点張り
上司があれこれ手を尽くしますが、まったく言う事を聞く気もなく、同僚も困っています
これなら、どう思います?
そんなローソンが好きならセブン辞めて別のローソンで働けよと思いません?
現状、作中の動機付けってこのレベルなんですよ
信念と我が儘は似て非なる物です
ましてや出て行かない理由が金、自分の生活なんて俗な物では説得力なんて欠片もないですよ
だって主人公の矜持が「ガチじゃなけりゃ格闘技じゃない」なんでしょ?
ならその誇りを守る為に他の団体に移ったり、プライドを捨てるぐらいなら格闘技をすっぱり辞めるって選択肢もある訳ですからね
だから団体の意向に背いてまでガチンコに拘るなら、それに見合った重さの理由が必要だって事です
少なくとも生活出来ないから困るなんて超個人的な我が儘を言ってて、新団体に拾ってもらった主人公がやって共感を得れる物ではないですよ
468:この名無しがすごい!
13/08/23 NY:AN:NY.AN BJ2SHiMN
本スレ>>121
解答ありがとうございます。
基本は主人公視点にして、どうしようもない時だけ他の視点にする。
そのように書いていけば良いと思います。
→基本は主人公視点、というのもしっかりと念頭に置きたいと思います。ありがとうございました。
469:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN hKP5ofWv
本スレ173よ
ブックが主題かどうかはともかく
ブックやりたくないならキャラ物バトルやりたくないってことでもあるぞ
主題じゃないなら設定がなぜあるかぐらいさっさと説明する
470:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN iDtNJad+
>>カラーズの話の人
描写不足…もそうなんだけど、多分それだけじゃないって印象。
主人公は、幸せになる資格がないってイヴに言われて精神的に引きこもるのとか、どうしてそうなったって感じ。
言われたことがトリガーなのは、もちろんわかるんだけど、それだけの言葉でどうしてそこまでガーンとやられちゃうの?って。
イヴの台詞で、幸せになるんだっていう信念を打ち砕かれたからということは、頭じゃわかるんだよ。
ただ、幸せになるんだっていう信念を、そこまでの場面で積み重ねられてない。
これを描写でやらなきゃいけないから、まあ描写が足りないと言えばそうなんだけど、
闇雲に描写の量を増やしたからって厚みは出ない。
本スレで突っ込んだ、「白柳香澄とは、そういう少女である」という一文もそうで、
そういう少女であるという言動を、そこまで一切積み重ねていないのに、これだけですますのは反則っていうか、いろいろ無理。
こういう、常にキャラの言動に気を配るようになると、説明台詞ももっとキャラの自然な台詞になるんじゃなかろうか。
キャラのことを知らない俺でさえ、もうちょっとどうにか出来そうだと思ったからね。
そういう積み重ねの一切なかった黄緑はマジ空気だった。オレンジは言動で目立ってたけどね。
世界についても同じような感じ。
カラーズがベヒモスと戦ってますってことはわかる。
でも、カラーズがいることによって現実と違う部分とか、そういう世界の空気感がまったく見えない。
現実世界だって、カラーズと同レベルに自衛隊が何かと戦ってたら、今みたいなのんびりした生活は残ってないと思うよ。
そういう、こういう事象が発生したら世の中はこうなるだろうっていうロジカルな部分がまったくない。
カラーズがいました。ベヒモスと戦ってました。ブラックが現れました。ブラックが味方になりました。
それで世界は! この世界はどうなってるの! カラーズは世間にどう受け止められてバトル中は世界はどうなってるの!
…ていうね。
これを、議論スレに書いてたように、文章で説明しちゃならんわけで、そういう意味では描写が足りない。
でも、それが原因というよりは、根本的に情報自体が足りてない。
この辺、作者自身が把握してないんじゃない?
世界を全部作る必要はないけど、せめて世界におけるカラーズのポジションが空気くらいには確定してくれないと、
それを元に説明しているブラックのこともわからなくなる。
描写に気をつける必要はもちろんあるんだけど、その前段階の出すべき情報がわかってないみたい。
だから、俺にとっては戦闘描写も(特に前半のやつは)面白くなかったんじゃないかなあ。
471:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN J2TO04kh
>>470
追記、ありがとうございます。
心が折れて引きこもるという場面、考えてみると信念を描いた部分がかなり少ないですね……。
とはいえ、描写量を多くしても無意味、ということは描写の質にこだわる必要がありそうですね。
香澄に関しても、その一文が来る前に、台詞や動きによってその文に納得できるように作っておくべきでした。
ここに関しては追記していただいたことで理解できたように思います。ありがとうございます。
世界観に関しても、確かに現実世界と別の部分といったものがあまり描けていませんね……。
ここは世界観の練りこみ不足であると同時に、そういった設定をどこで説明するか、そのタイミングの選定ができないという技術不足によるものだと思います。
追記していただいたことで、理解がより深まりました。しっかりと考え、活かしていきます。
後、これはもしよろしければ、ですが……技術を上げるための練習法といったものをご存知でしたら、お教えください。
執筆を始めて2年ほど経ちますが、この点を指摘されたことはあまりないものでして、上達法というのが思い浮かばないのです……。
甘えすぎ、というのは重々承知しておりますが、何卒お願いいたします。
472:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN iDtNJad+
>>471
練習法…ねえ…。
練習以前に、まずは設定を具体的にするってのが足りてないんじゃないのかなあ…。
実際どういう作り方をしてるか知らないけど、あなたの話を読んだ感じだと、
まあたとえば、極端だけど、犬を見たら反射的に殺してしまう主人公、と設定を作っている気がする。まず形から。
その理由として、子供の頃に追いかけられたトラウマがあるとかって理由付けは用意されてる感じはする。
でも、実際に子供の頃のトラウマがどういう感覚を呼び起こして、どう心に作用して、結果としてなぜ殺害を止められないか、
その具体的な感覚を追いかけられてないっていう印象を受ける。
世界についても、実際その世界で生きている人の感覚を作者自身が感じ取れていないんじゃないかな。
自分がより深く理解すれば、描写の端々に滲み出るものも結構ある。
だから、ちょっとググった程度の付け焼き刃の知識で書いた話って、わりとバレるんだよね。勘所を押さえてないから。
演劇をやるとまではいかないにしても、ちょっと登場人物になりきってみると、感覚が掴めるんじゃないだろうか。
とにかく、設定というラベルから具体的な立体を起こすのが上手くいってない感じなので、想像力で頑張るしかないと思う。
それともなければ、イヴとかオレンジみたいに、折れない信念を持たせて、ステータス変化をさせずにいくか、だね。
物語性というかドラマ性というか、そういうのが落ちるからお勧めはしないけど、こういうキャラなら描けてる気がするから。
椿はぎりぎりアウトかな…虐待してた理由があまりに理由として弱すぎたから。
練習法ではないかもしれないけど、物語と関係ない、キャラたちの何もない日常を想像して、小説にしてみてもいいかもね。
話を作ろうとしないで、キャラが何を考えてどう反応するかを知るために。
473:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN iDtNJad+
ああ追記。
椿の理由も、暗人への気持ちだとか、姉への気持ちだとか、そういうのを積み重ねて説得力を持たせていれば、
あの理由でもよかったかもしれないんだよ。ものすごく大事な姉を殺されてどうにも許せないって読者が共感できてたら。
設定の隙間である、実際に人はどういう心の動きをするかってのを追いかけてみたら変わるかもしれない。
とにかく、設定だけに頼っている感じがする。
設定は、読者に理解させるものじゃなく、読者に感じさせるものだと思って。
474:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN J2TO04kh
>>472
キャラの心情に関して、さらに深く考え込むこと。世界観に関しても住んでいる人々に関してもっと真剣に想像することが大事、ということですね。
確かに、そこまでの深い練り込みまではしていなかったように思います。
ここは本当に難しいところですね……。
ステータス変化、というのは、今作においてはちょっと不味いですね……。なので、どうにか今の形を維持したまま、ブラッシュアップを目指したいと思います。
椿に関してはやはり、問題点がありそうですね。彼女については他キャラよりもさらに考え込む必要がありそうです。
なるほど……キャラの日常をイメージし、その人格を落とし込んでいく、と。
確かに、それをしっかりやっていけば、もっとキャラへの理解、または世界観の広がりも生まれるかもしれません。
アドバイスありがとうございました!
475:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN xyTPJSjF
同じくカラーズについて
素人意見なので参考程度で
途中までしか読んでいないから、なんとも言えない部分が多いのと、原文がないから的外れなとこもあると思われ
キャラクターが安っぽく見えるのは、大げさな動作が多いせいでもあると思う
例えば、クラスメイトや不良に怯えられるシーンやまたはリア充二人組が感情を亡くしていると判明するシーン
それから、クラスメイトがリア充を賛美するシーン
似たようなクラスメイトが叫びあっているから、当て馬キャラなのかと思っちゃった
大げさであればあるほどギャグっぽくなってしまうから、特にシリアスなシーンでは細かい感情を描写するように心がける方がいい
「クラスメイトに避けられて悲しい」を真面目に表現するか、
それともギャグっぽく表現するかで随分印象は違う
そして、真面目に表現した方がおすすめ
何故なら、ギャグっぽく表現する方が難しいから。人に寄るとは思うけど
例えばだけど、クラスメイトが避けるシーンで
松井は目を伏せたまま、口の中で何かを呟く。何を言っているのかよく分からないのに、ごめんという言葉だけはしっかりと聞こえた。
睫毛が長いななんてどうでもいいことを考えて、その睫毛がふるえていることに気が付く。
そして、松井は弁当を持って教室の外へと出て行った。
教室中の視線がこちらを向いている気がして、俺も松井と同じようにどこかへと行くしかなかった。もちろん、反対方向へと。
単純に怯えているとか悲しんでいるとか強くて分かりやすい言葉を使うのではなくて、
人が感情を表しているときにどのように表現するか、小さいことを積み重ねて表現した方が重みが出る
また、キャラによって感情表現の方法を変えなくてはいけないから、キャラクターの設定もきちんとしないとね
キャラの履歴書を作ってみてはどうかな
過去から未来へ何があって、そこからどんな性格になったか書き表していくと分かりやすいよ
476:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN J2TO04kh
>>475
リア充二人が賛美されるシーン。あの部分に関しては、自分の人気者が周囲に囲まれているイメージをそのまま描いたのですが……
確かに、おおげさな部分があったように感じます。
特に、主人公が拒絶される場面などは、確実にシリアスという感じではありませんね……。
あの場面は作品の「暗さ」をどうにかやわらげようとあえて大げさにしたのですが、それがむしろ逆効果で、「中途半端」な印象を与えてしまい、
悪い結果になってしまったのかな、と。
あの部分はあくまで真面目な調子に描き直した方がよさそうですね。ご指摘ありがとうございます。
例まで挙げていただき、本当に感謝します。非常にわかりやすいです。
あの部分も含め様々な部分を手直しいたします。
指針を与えていただき本当にありがとうございます!
477:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN IHRGoyxF
>>476
では、人気者の周りの様子を詳しく観察してみたら?
単純にノリに乗っているだけか、それともハブられないように言っているだけか
または人気者のようになりたい人、ただ単にすげーと思っている人、いろんな種類がいるはず
それの全部が同じようなセリフにびっくりマークだと、薄くなってしまう
モブキャラなんて薄くて当然なんだけど、あまりにも薄ずぎるキャラに賛美されている主要キャラを薄くさせる要因となりかねないからね
それに、最後まで読んでないせいか「暗い」というイメージをあまり持てない
ギャグとシリアスの雰囲気のメリハリをうまくつけられてないんじゃないかな
それこそ、大げさな表現と細かい表現の使い分けだね
478:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN J2TO04kh
>>477
なるほど。
正直に白状してしまいますと、「モブキャラなのだから、一々考えなくても」という
そういった考えがありました。
そのような細かいところへの配慮が欠けていて、さらには甘い考えであったがために、そのようなことになったのだと思います。
ご指摘されたことで、ようやくそこに気づけました。挙げていただいた例などを参考に、書き直します。ありがとうございます。
あの冒頭部分においては、ギャグ的空気をあまり出さない方が良さそうですね。よく考えてみますと、
現状、ごちゃまぜな感じになっているような感じです。
主人公サイドとリア充サイドで明暗がくっきり分かれている感じを意識し、読む人にどう思ってもらうかというのをしっかり考えて描こうと思います。
479:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN iDtNJad+
横からだけど、あそこをダークにするのはいいんだけど、ウェットな感じにすると読むのがつらいので、
カラッとダークにっていう難しいことを望むよ。
じめじめと悩んでくら~いと、冒頭だからかなりきつい。
480:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN J2TO04kh
>>479
主人公を表向き超前向き人間にし、あえて内面を描かず、心の声でそれがわかるように描く、
といった感じにすれば、ダークさと読みやすさを兼ねることができ……ますかね……。
本人は明るく振舞っているが、読み手としては心情バレバレ、といった感じで描いてみます。
ご指摘と指針、ありがとうございます。
481:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN iDtNJad+
いや、何か多分それは失敗する予感…。
邦画風のじめっとした暗さじゃなくて、ハリウッド的なからっとした暗さで頼みます。という感じで…。
482:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN J2TO04kh
>>481
うーん……あまりそういった暗い部分を描かず、シンプルに伝える、と、
そんな感じでしょうか……。
483:この名無しがすごい!
13/08/25 NY:AN:NY.AN iDtNJad+
いや…何か混乱させたみたいなので忘れて…。
484:この名無しがすごい!
13/09/06 16:49:10.21 fTwVjEhA
向こうの>>848
個人的には遅くとも10DP。できれば5DPぐらいまでには出してほしいな
「舞台設定を紹介しつつ行動原理も紹介」とかできれば理想的なんだけどね
ただあの晒しの場合、「さっさとヒロインとエンカウントしろよ」って思う
冒頭のバケグモ退治が今後どうなるのかは知らんけど、晒しを読んだ範囲では
「クモ退治のついでにヒロインとエンカウントでいいじゃん」としか思えなかった
バケモノグモが森にいたらなんかダメなん? っていうね
485:この名無しがすごい!
13/09/06 17:06:03.16 7g2Avma1
どもです!
あぁ確かにそれはありますね>化け物グモ。
現状、あれは世界観設定のための雑魚モブにしてますけど、
もうちょい中ボスくらいまでランクアップさせてバトルで手こずらせたあとに、
ヒロイン出すみたい流れの方が見せ場的にもいいですもんね。
さすがに今から手を加えるとなると、先に進めなくなっちゃう状態続いちゃうから、
ちょっと難しいですけど次に生かすようにします。
うーんやっぱ小説書くのってむずい。。。
挿入エピは回想みたいなかんじで、
ザビヨンドを地球人が発見→数年後→学院に入学願書だす主人公→なんで?
みたいな流れでコンパクトにまとめようかと思ってます
486:この名無しがすごい!
13/09/06 17:10:06.72 7g2Avma1
ただ、主人公の行動原理としては現状用意しているのは、
かなり消極的なものだから(もう地球やだー高校いくのつらーいぼくひきこもりーなんとなくザビヨンドいとこー)みたいなものなので、
ちとそれはまずいかなーとも思っていたり。。。
487:この名無しがすごい!
13/09/06 17:51:36.75 fTwVjEhA
それはまずいなw
そんな動機ならいっそないほうがいいレベル
つか主人公の行動原理ってのは、「これがどんな物語か」ってのを説明するためにあるんやで
例えばバカテスで言うんなら、「ヒロインのために教室を!」と主人公が決意することで
「この物語は、主人公たちが下克上する話」という風に提示される
よくある部活に誘われる系も
「ヒロインが電波すぎる! 俺はもっと普通が!」と嘆くことで
「この物語は暴れるヒロインと振り回される主人公のドタバタなどを楽しむものです」と暗に示している
しかしオマエさんのその書き方やとどんな物語につながっていくのかわからん
それやと無いのといっしょやで
488:この名無しがすごい!
13/09/07 00:20:59.23 X2VVSR9j
まったくその通り。うぐぐ。どうしよう。
いろいろかんがえて、動機は消極的なままなんだけど、
「人間嫌いでただなんとなく生きてて行き場がなかった」
↓
「なんのために生きてるんじゃろ」
↓
「異世界への隊員募集見かけて応募」
↓
「それでもしっくりこないところはある。誰かを好きになったことなどありません」(過去に不良に愛犬を殺されて人間不信とかそんなトラウマ)
↓
「あぁ、ヒロインと出会って心を開いていく物語なのね」←これは作品中には明記せずにそう思わせるようにする
という流れでどうでしょう?なんか暗くなりそうなので、ちと重くならないようにしながら書いていくとして...
他のパターンも改めて考えながらしばらく煮詰めてみます
489:この名無しがすごい!
13/09/07 04:17:59.17 36NHuEEV
人の動く理由には内的要因と外敵要因がある
内的理由が弱い場合は外的要因に頼るといいよ
例えば「災害によって住む場所を失った」「誰かに強制された」
俺は積極的な動機のある主人公のほうが好きかな
だから内的要因である「ただなんとなく生きてて」という部分を変えたほうがいいとは思うが、
そうなると主人公のキャラが変わってくるからなぁ
490:この名無しがすごい!
13/09/07 04:29:27.23 aYL6exkv
ザ・ビヨンドへ行く理由に家族を使うのはどうよ?
例えば、高校行かず引きこもりなったらしいのでそこから広げて
・息子の引きこもりを嫌った両親が勝手に願書を出した
・見下したり腫物のように扱う、そんな家族の目から逃げる為だけにザ・ビヨンド来た
とかさ
友人に限らず家族とも上手くいかない=安らげる居場所がないってことで
ヒロインへ心が傾く理由を補強するとかなんとか
そうでなくても未成年(だよね?)が死と隣り合わせの戦場で戦ってる事に対し
家族はどう思ってるのか、ってのを書くと設定に深みが増すと思う
描写をいれる隙間があればの話だけどね
491:この名無しがすごい!
13/09/07 14:20:01.37 X2VVSR9j
一晩いろいろ考えてみたんだけど、
外的要因で主人公が人間嫌いになったトラウマ(愛犬を殺された)を描いて、
この主人公受け付けられない人にもちょっとでも「まぁこんな性格なるのもしゃあないな」と
なるように誘導しつつ、嫌気がさしてザビヨンドに志願。
死に場所(愛犬がどこかにいるかも)を探していたらヒロインと出会った、にしようかと!
ちと一度書いてみて、それで雰囲気確かめてみます
492:この名無しがすごい!
13/09/07 15:29:49.00 36NHuEEV
人間嫌いになったのになんで志願したんだ?
そこがわからんな
493:この名無しがすごい!
13/10/05 23:17:53.04 7I7kO0pK
本スレ310です。
議論スレに書いちゃってすみません。
人様に語り合ってもらうようなレベルの作品じゃないんですが、
もしよかったらネタの良し悪しについてご意見ください。
494:この名無しがすごい!
13/10/05 23:35:09.63 YntkV3eP
こっち来たしこれでレス数少なくまとめるとか考えなくていいな
>>493
そもそもリアリティうんぬんってどういうこと?
あの話をどんな路線に持っていきたいのよ
いわゆるセカイ系とバトルものじゃ同じように世界を崩壊させるにしてもいろいろ違うやろ
495:この名無しがすごい!
13/10/05 23:43:08.74 l6/Nq6r2
おぉ、これは眠れない夜になりそう。
496:この名無しがすごい!
13/10/05 23:49:36.33 7I7kO0pK
議論スレの700さんも、ありがとうございました。
こっちに書いても見ていただけないかもしれませんが、演出が問題という点は了解いたしました。
>>494
リアリティで悩んだのは、
・「毒の雪」が都合よすぎないか。
・夜会が超能力のみで建国するのは無謀じゃないか(電気とか、食事の世話とか)。
・実際にこんな大事件が起こったら、本当はこうなるんじゃないか(日本の自衛隊の働きとか、海外の動きとか)。
みたいなことです。
精一杯想像力を働かせてフォローしたつもりですが、
難しいことまで考えられんとです。
読者の方が「俺なら夜会許せんから戦う」とか「私ならこんな神託がほしい」とか実際にその世界の住人になったと仮定して
楽しんでほしいなと思って書きました。
497:この名無しがすごい!
13/10/06 00:01:28.86 EYww6lcw
>>496
そのあたりの整合性を考え出すと最初に来るのは夜会の人数やな。
超能力は強力だとしても、超能力者がかけつけられる範囲に限界があるから
全土を掌握しようとすると相当な人数が必要、
380000×0.3÷2000=57。57平方キロメートルあたり1人。
山の中は全部無視して平地だけに人をはりつけると、
縦8km×横7kmの長方形の範囲を超能力者1人と非能力者1人のペアで守れっていう話になる。
そのあたりはさすがにスルーせざるを得ないと思う。
498:この名無しがすごい!
13/10/06 00:12:10.61 MuMAgnvz
そういう設定とか整合性とか考えるのは俺は好きだわ
雪の性質についてはどんだけ都合よくでもいいと思う不思議パワーで作られたもんなんだし
ただ室内に篭ってる人にも効いてるっぽいから気化して毒ガスとして働くとかなんか一言欲しかったかな(読み落としてたら済まぬ)
自衛隊は雪で全滅してたらどうしようもないしなあ
登場人物はだいたい高校生以下だったけど人間の体力のピークは20代
説明を読むかぎり大人もある程度は生き残ってそうなんだけどその辺はどうなの?
499:この名無しがすごい!
13/10/06 00:14:58.54 3BhEU8F1
アニメやラノベって割と限定的な範囲で事件が起こって~だけど世界の危機、みたいなのがあるよな
そういうフィクションのリアリティの無さは許容されることもあるから、
現実的に考えすぎて風呂敷広げてしまうようなのは避けたほうがいいかもな
500:この名無しがすごい!
13/10/06 00:32:57.28 bBgajnIn
その頃のログ誰か持ってないのか
501:この名無しがすごい!
13/10/06 00:33:27.67 bBgajnIn
ごめん誤爆
502:この名無しがすごい!
13/10/06 00:35:55.58 bBgajnIn
誤爆ついでに、>>499に同意で、リアルとリアリティは違うよ
リアリティってのは説得力のことだから、その設定で説得力があれば別にいいんじゃ?
数日間の話だったからってのもあるけど、ミサイルが戻されたら、打つ手は考える時間が必要だと思うし
503:この名無しがすごい!
13/10/06 00:42:27.17 UNqjx2Ng
>>497
そういうことが調べても分からなくて悩みましたー
ありがとうございます。
>>498
「毒の雪は昇華して」と書いた気がします。理科って難しい。
二十代は普通に生き残っています。三十代も健康状態によってはいるはずです。
>>499
そうですね。気にしすぎでしょうか。
みなさんはこんな大事件が起こったらどう思いますか?
というか、どうしますか?
504:この名無しがすごい!
13/10/06 00:50:03.22 UNqjx2Ng
>>502
打ち込んでる間に新しいレスが……すみません。
説得力><
恐ろしい言葉……
空想の世界って夢と説得力の両方がないといけないですよね。
バランスとるのが大変です。
505:この名無しがすごい!
13/10/06 00:59:38.61 rK0dc8W7
>>498>>503
途中までしか読んでないんだけど、毒の雪耐性って体力基準なのか
十代後半から二十代はだいたいOK、三十代以上は個々の体力基準というのはいいけどさ、
それだと中学生以下赤ん坊まで全滅しない?子供って体力ないぞ
最後まで読んでないからさっぱりわからんけど、
大人だけ殺したいならもっと非現実的な理由つけたほうがいいんじゃないかな
「魂に穢れを負いし者を死に至らしめる」とか
現実の物理やら軍隊やらからはてしなく遠くに理由を置いたほうが、難くせを殺せないかな
まあたしかに>>500のいうように話がおもしろくてリアルに感じられれば設定なんてどうでもよくなるけど
506:この名無しがすごい!
13/10/06 01:04:29.26 MuMAgnvz
>>503
あー昇華してって確かに読んだ気がするこれはミスったわ
20代30代が残ってるならインフラはそこそこなんとかできそう
というかなんとかできすぎて夜会側からもう一押ししないと国が崩壊しなさそう
特に自衛隊は強敵だわ超能力がないとはいえ強化された兵士が武器を持ってゲリラ戦とか怖い
まあ元々いた夜会シンパが協力して組織を乗っ取ったってのも考えられるけど
食料は改造されて身体が省エネになってるって設定だからそんな問題はないんじゃない
序盤のなにが起きてるか分からないからとりあえず周囲に合わせておこう的な大衆の動きは好きよ
なんだかんだで意外とパニックになったりせず流れに流されるままってのはそれなりのリアリティあると思う
507:この名無しがすごい!
13/10/06 01:38:38.41 UNqjx2Ng
>>505
一応、年齢が一番の基準です。
細胞のテロメア云々で判断することになってますが、遺伝子系は詳しくないので
なんとなくでごまかしてしまいました。
毒の雪についてのリアリティは大丈夫かな?
>>506
市民が大勢いるところで暴れられたら、自衛隊はむやみに武力行使できないと思ったのですが、
どうでしょう。
あと多分、生き残った大人で良心的な人はまだ幼い子たちを守るために、
あんまり夜会に反抗しなんじゃないかなって思いました。
むしろこの世界でが年長者になったわけなので、「面倒見てあげなきゃ」って
世話を焼いてくれるはず……。
508:この名無しがすごい!
13/10/06 02:06:38.38 hYJaEa1J
>>507ルシオのモデルはルシファー?
509:この名無しがすごい!
13/10/06 02:27:59.95 rK0dc8W7
>>507
詳しくないので、なんてレベルだとやばいぞ
病人や体力なきもの、老いたものはみな死ね、というのは相当な毒物なんだが。現代のヒトラーみたいなもんじゃん
人類はみな死ぬのほうがよほど毒性が薄い
素人は何書いても自由だけど、出版社は差別表現とかすげえ敏感だよ
たとえば、
・毒の雪がふる。全世界のハゲが死ぬ。なぜならハゲてて頭髪の防御力がゼロだからなのだ!
・毒の雪がふる。全世界のデブが死ぬ。なぜなら脂肪に発火して死亡するからなのだ!
これ素人が素人相手にやってたら一発ギャグですむけど、こんな劇薬出版社は絶対新人に扱わせてくれないだろ
・毒の雪がふる。全世界の不特定多数が死ぬ。なぜなら魔力がなかったからだ!
これはたぶん大丈夫だと思う。ふつうの人間には魔力なんてないから
リアリティより、あれじゃないか、もっと心配したほうがいいところがあるような気がしてきた
ちょっと冒険しすぎなんじゃない?
たぶん出版社はただの新人でそんなに冒険してくれないと思うんだけど
このままだとおもしろさ以前の問題でアウトっぽいぞ
510:この名無しがすごい!
13/10/06 02:33:58.49 bBgajnIn
別にいいと思うけどね、選民思想だって
それに主人公が賛同してみんなで老人殺して回りましょうって話を書いてるわけじゃないんだし
仮に問題になるんだとしても、カケヤなんて、出版に際してすげー変更入れてたし
511:この名無しがすごい!
13/10/06 02:35:11.76 ZgzzIPfa
そういう部分を悩んでたんでしょう
若い人だけが生き残るでいいんじゃないかな?
それも差別?
512:この名無しがすごい!
13/10/06 02:53:19.05 rK0dc8W7
>>511
そりゃ差別だよ
本人の意思ではどうにもならない部分を攻撃する。これを一般的に差別という
ただ、読者におじいちゃんは少ないし、ラノベを読むおじいちゃんは文句を言ってこないだろうからだいじょうぶかなーと判断するわけじゃん
遺伝のほうには敏感なひとたちがいるので、出版社も敏感になる
ちょっと前の晒しにも女への憎悪をまき散らしてるやつあったけど、あれはアウトだろうな
敏感な人たちがうようよいるから、出版社も敏感になる
だから、理由は現実から遠くして毒を薄めたほうがいいと俺は思った
設定を読ませたいわけでもないわけだし、無意味に地雷踏む理由はないだろう
読む人間に利益を与えるのがエンタメなんだし
異世界ならたぶんなんも問題ない
女性蔑視はなにをどうこねくりまわそうとむりだろうが
513:この名無しがすごい!
13/10/06 03:42:16.54 +4ikXLpN
神経質すぎw
体力ねえから毒で死ぬ
遺伝子的に欠陥があったから毒で死ぬ
どちらもまったく問題がない
これがダメならSFなんて書けねえから
もちろん、そういう選別をする側を「悪役」として書かなければいけないわけだけれど
514:この名無しがすごい!
13/10/06 03:43:09.41 +4ikXLpN
あと、体力がないとか遺伝子に欠陥があるというのを、特定の民族・人種・性別に関連づけるのは危ない
515:この名無しがすごい!
13/10/06 03:50:40.84 rK0dc8W7
>>510
あ、補足しとく
老人だけを殺す毒だったり、遺伝的に問題を抱える人物が問答無用で処分されるという話
主人公がおじいちゃんだったり劣等遺伝子の持ち主で差別される側で、それに立ち向かう話なら、成立するわけだ
エンタメの選民SFというのはそういう構図になってる
若者及び健常者だけを殺す毒、という設定に置き換えるなら、成立する
あーでも子供が皆殺しにされるとかアウトっぽいな
ラノベの読者が自分を攻撃されて読むかってかなり怪しいからな
・主人公が最初差別する側にいるなら、それを命がけで止める立場に落ちなければならない。例:映画リベリオン、マイノリティリポート
この場合、無自覚のままなんとなく流されていくなんてお話にならないわけだ。芸術作品ならありだけど、エンタメではNGなわけじゃん
自己反省して苦しむなんて話(新世界より)、いまのラノベで求められているとは到底思えないし
・主人公が差別される側にいるなら、その社会に抗って望みを達成する話じゃなきゃいけない。映画ガタカ
ぼっこぼこに差別されてそのまま終了なんてお話にならんわけだ。家畜人ヤプーの原作と同じだし
と書いているうちにだんだんわかってきた
主人公の立場を変えるだけで成立する設定だな
しかもおもしろくなりそうだ
>>513
神経質になったほうがよくないか?
出版社は、ポイ捨てできる立場なんだし
だから、遺伝や性別は地雷だらけだから、できるかぎりさけたほうがいいと言ってるだけ
本物のSFならちゃんと裏付けするだろ。新世界よりみたいに
べつに出版社が気にしないならいいと思うよ。俺は気にするだろうなと思ってるだけだから
516:この名無しがすごい!
13/10/06 03:58:28.25 rK0dc8W7
あぁ、なんかでしゃばりすぎたな
何を書こうが自覚しているかぎり作者さんの自己責任なのだし、ちょっと余計なことを言いすぎた
この差別主義者め! と言っているわけではないので、右から左に流してください
517:この名無しがすごい!
13/10/06 09:57:46.53 UNqjx2Ng
皆様、真剣に考えてくださってありがとうございます。
>>508
気づいていただけましたか!
ちなみにルシオ→ルシファー(暁の子)
ニュクス→夜の女神
楽奈→ラグナロク(神々の黄昏)
って感じでそれぞれ対立するようになってますw
はい、自己満足でした。
>>509>>510>>511>>512>>513>>514>>515>>516
そこがちょっと悩みどころでした。
夜会のボスも「老いて不健康な奴は死ね」と思っているわけではなく、
「人口を減らすためにやむをえず犠牲になってもらうなら、どちらかといえば大人たち」っていう考えなので
ぎりぎりセーフ?
この設定で不愉快に感じる方がいらっしゃると思うので、主人公側には一貫してその思想を非難してもらおうと
思います。
出版社の判断はちょっと私にはわからないので、細かいことが気にならなくなるくらい面白く書くしかないですね。
はたしてそんなことが現状可能なのかはともかく。
あ、あと個人的な趣味で聞きたいんですが、
どのキャラが一番目立ってますか?
518:この名無しがすごい!
13/10/06 10:40:54.90 p851pGpt
>>518
ルイとエリスはキャラがたってたよ
でも不思議と萌えないw
519:この名無しがすごい!
13/10/06 11:00:22.73 MuMAgnvz
>>518の二人とラクナ様はやっぱり出番も多いし目立ってたかな
あとツッパリでプロ棋士で関西人で殺人事件も解決した(なんやて工藤)っていう無駄に設定てんこもりの彼も印象強かったわ
520:この名無しがすごい!
13/10/06 11:40:23.39 p851pGpt
みんな基本的に明るくて良い子だったから
区別化できないのかもよ
ネガティブ全開な人もいれたら?
それかもっとDQNネームにするとか
521:この名無しがすごい!
13/10/06 13:34:57.88 bBgajnIn
タナトスはキャラが立つ設定だろうに埋没してたしなあ…
感想から何度も書いてしつこいけどw、設定とかじゃなくて見せ方の問題だと思うよ
522:この名無しがすごい!
13/10/06 15:06:38.57 UNqjx2Ng
回答ありがとうございます。
>>518
萌えませんか。それは残念な結果です。
あの二人の対戦シーンは結構気に入っていたんですけど。涙
力不足を痛感。
>>519
彼は出番少なくなっちゃったのに、設定の総合デパートみたいなキャラでしたね。
私は何か根本的な部分を間違えている気がします。
>>520
殺しすぎた罪悪感で、悪い子が書けなかったのかもしれません。
DQNネームは嫌いじゃないですが、もう定着しちゃったから変えられない……
>>521
見せ方も課題ですね。もっとオーバーにした方がいいのでしょうか。
ところでタナトス=シングだっていうのはすぐバレましたか?
ああいう美味しい仕掛けは自分の中では初の試みだったんですが。
523:この名無しがすごい!
13/10/06 15:19:53.98 MuMAgnvz
すぐ分かったというか「あーいたなそんな奴そーいうことか」みたいな感じ
言われれば思い出せるけどそもそもタナトスって存在を忘れてた
むしろ感心したのはタナトス=弟って設定だわ
(義理とはいえ)ボスの娘がエリス名乗ってるんだからタナトスも親戚かなんかだと考えるのが当然だわよね
524:この名無しがすごい!
13/10/06 15:26:44.35 bBgajnIn
ああそうそう、キャラが薄い上にあちこちで均等に書かれるから、あとから出てきても、あーいたねえ…ぐらいだった
525:この名無しがすごい!
13/10/06 15:58:03.22 UNqjx2Ng
>>523>>524
ありがとうございます……。
何だろう、この敗北感……。
526:この名無しがすごい!
13/10/06 16:13:07.05 MuMAgnvz
まあこれは散々言われてた構成とキャラ数の問題だしね
仕掛けそのものは悪くないと思うよ
ちゃんと夜会サイドの場面で出番があればびっくりしただろう
527:この名無しがすごい!
13/10/06 16:37:59.75 UNqjx2Ng
>>526
ありがとうございますー
この話はめっちゃ長くするか、途中で区切るかしないと
きれいに纏まらないってことが分かりました。
心底キャラクターを愛して作った物語なので(イタタ)
いつか必ず納得のいく形に仕上げたいです!
528:この名無しがすごい!
13/10/14 23:14:48.70 zbDz6z7Q
本スレ(vol.57)の453です
もしよろしければ、設定やキャラの出し方、またそれ自体の善し悪しについてなどご意見いただきたいと思います
529:この名無しがすごい!
13/10/15 02:27:33.26 m11IzuIc
>>528
453に感想つけた者です。
うーんとね、説明が煩い、ってのはだいたいの感想でいわれてたから分かってると思うんだけど、俺は説明を入れること自体はいいと思ってるんだよね。
俺も、ファンタジー色はないけどSF書いてるから同病相憐れむみたいなアレなんだけど。
何でかっていうと、上手い人は説明だけで面白いんだよね。
453の何がまずかったかといえば、説明が説明としてしか機能してないことだと思う。
歴史の教科書読んでる気分だったもの。地の文まで何か教科書っぽいし。
歴史教科書と歴史上人物の伝記、面白いのは伝記だけど、それは説明一つ一つが人物にスポットライトを当ててディテールを描きだすのに一役買ってるからでしょ。
逆に、起こった事象をただ並べても読者は「フーン」としか思えないわけ。
例えば8DPあたり、アヴァロンの文化、信仰、英雄譚云々……これ、主人公の視点もなければ、精霊キャラの個性を描く助けにもなってないでしょ。
実は一章冒頭からして既にそうなんだけど。
まずは、説明を書くなら主人公なりキャラの視点から書くようにしたらどうだろう。
その事実は視点主にとってどういう意味を持つのか、どういう感情を抱いてるのか、物語上の役割は。
逆に、意味や感情や役割を書けないなら、その説明はその場で書くべきじゃない。書くだけ無駄だから。
もっといえば、キャラの行動、目的、心情を補足あるいは補強できるように書く。
こう言うとキャラ小説っぽく聞こえるけど、ゼラズニイとかブラッドベリみたいな古典SFでさえそうなってるから。
んー、言うだけだと伝わるかわかんないな。
改稿可になってないから基本やらないけど、もし問題なければ一部具体的に手を入れてみるけどどう?
いらなければいいけど。
530:この名無しがすごい!
13/10/15 07:45:50.08 E8V41o75
>>529
ありがとうございます
説明が説明にしかなってないのは自分でも感じていて、いっそ一人称で書き直すのも視野に入れています
主人公が生い立ちもあってわりと捻くれ者なので、語り口が別の意味で鬱陶しくならないか不安ではありますが
参考にさせていただきたいので、改稿是非お願いします
531:この名無しがすごい!
13/10/15 23:10:30.50 ad/MQX4P
歴史の教科書の文体が面白くないと思うやつとそうでないやつの違いとは何なのだろうか。
532:この名無しがすごい!
13/10/16 23:24:07.89 Ktt+WTQF
本スレ26です。
帰宅しましたのでアップした111の全文は削除しました。
この後は111の改稿と、112(2話目ではない別の話)の構想に取りかかります。
改めて、読んでいただいた方々、感想を書いてくださった方々にお礼を。ありがとうございました。
533:この名無しがすごい!
13/10/17 01:08:17.73 pAep6g7/
本スレ48へ
本スレ27っす
>人殺しOKなラノベ界
これは感覚のちがいかもしれないんすけど、視点者が己の快楽のために貧乏な少女を盗み疑惑とかで追いつめるってのがちょっと現実に近すぎてイタイんです
異能者がみょうちくりんな設定の世界で人ぶっ殺しまくってもなんとも思いませんが
コメディーとシリアスの中間の件。コメディ感はゼロに感じたわけですけど……うーんまあ感覚のちがいっすね
看板の件は「魔法使いのラブコメ」というタイトルです
ぶっちゃけ魔法使い要素はどうでもいいというか、魔法使いじゃなくて異次元の超能力者でもなんでもいいし、俺の計画が完璧なら魔法なくても成立するし
なによりこの内容でラブコメというのはちょっと……また感覚のちがいっすね?
いや、これは感覚のちがいじゃすまないかな
ハメストーリーの件は、文字通り、人をハメてまわるストーリーという意味です
看板の件にもかかわるんですが、いちばんのハメは「食いたくない読者に食いたくないものを食わせるというハメ」ですね
隣の家の少女の話されてましたけど、あれは「本当にイタイ話をしますからね」と最初に予告してます。というか警告っすね
ラブコメ料理店の看板を見て入ってきた客にイタイ料理を出すのは、ミスリードとはいわないですよ。それただのハメっす。ふつうは金返せと思います
イタイ話を食いたいひとに、どうぞイタがれーとイタイ話を出すから成立するのであって、ラブコメを期待する読者にこれを出すのは看板に偽りありということになりませんか、ということです
看板をイタイ料理店に直すだけで悲劇をさけられるんですから、看板のほうを直しましょうよって話っす
そうすればラブコメはだめでもイタイ話が好きなひとも気づけるわけですし
まあ、読者サービスじゃなくて、してやったりをやりたいだけというのならなんも言えないんすけど
オチの件は、ようするに「俺」は終盤になるともう読者にとって主人公ではないわけです
ただの視点保持者というだけで、憎悪の対象で、いわば隣の家のビールババア視点で見てるみたいな気分
「ぶっ刺されてむごたらしく死ねばいいのになぁ」と期待してる。というかそれだけを願ってる。あそこまでやったら何をやってももう好感度を挽回するのは不可能ですから
真の主人公「幸月ちゃん」が復讐を遂げておわりってのがいちばんスッキリする話なんです
ところが幸月ちゃんもキチガイでした、主人公がいなくなってしまいました、ちゃんちゃんという感覚です
なので、幸月ちゃんがキチガイと発覚した以降は蛇足に見えてしまいました
俺が助かったあたりとか、「ええ?誰得?」って感じです
以上返答っす
534:17
13/10/17 03:03:24.23 wT2PWPpL
返答有難うございます
>コメディーとシリアスの中間の件。コメディ感はゼロに感じたわけですけど……うーんまあ感覚のちがいっすね
>なによりこの内容でラブコメというのはちょっと……また感覚のちがいっすね?
個人的には、主人公は自身の変態行為をそれはもう糞真面目にやっているわけですが、
旗からみるとそれはやっぱりただの変態行為なわけで、
「変態行為」という面白げな記号を徹底的に真面目にやる、探求するというところがシリアス要素でありコメディー要素なのかなぁと考えておりました
こういうのをシリアスな笑いって言うんですかね?
また、もう一つのコメディー要素として、作中では何度かすれ違いというか、誤解が起こっています
例えば、主人公が幸月さんに「俺は優しくなんかないよ」とかなんとか言うシーン
通常のラブコメであれば、これは単純に謙遜というか、あるいは過去に暗いものを背負った?主人公のセリフですよね?
暗殺者の主人公が少女を助けたけれど、過去に犯した様々な殺人に苦しめられて、自身を優しいと表現することができない、みたいな感じのノスタルジー?さがあるわけです
ところが、本作の場合ですとこれはもう完全なる悪党なわけで、本当に優しくないわけです
なので、主人公「俺はやさしくなんかないよ」←いやガチじゃねーか
みたいなツッコミで楽しんで欲しかったという意図がありました
あとはアレです。客観的に表面上だけさらってみると、主人公とヒロインは中盤辺りからずっと両思いなわけです
けれど、主人公は最後に純真無垢なヒロインに地獄の苦しみを与えようとしてニヤニヤ
ヒロインはヒロインで好きだった主人公をさっくり殺して平気な顔をしている
つまり、両思いなはずなのにどっちに転んでもバットエンドじゃん!みたいな喜劇性があるかなと思っていました
なのでジャンルとしてはシリアスなラブコメなのかなぁと
本当に色々と参考になりました。ありがとうございます
535:17
13/10/17 03:15:22.63 wT2PWPpL
あと、みなさんがほぼ共通して言われていたことなのですが……
・序盤に方向性を示すべき
・「イタイ話、残虐な話」をやる場合は序盤でそれを示唆するべき
いや、これは本当に考えないといけないと思うのですが……
個人的には「序盤、平和な感じで始まって読んでみたらびっくり」というような驚きの要素ですか、そういうものを出せたら良いなぁと思っていました
新人賞を突破するにはインパクトが大事と聞いたので、とにかくインパクト狙いで……
また、フェティシズムというありがちな性癖と言いますか、そういったようなものが転じて本当はもっと変態だったんだよと気がつく。
自分の本性を自覚するというプロセスの部分も大事にしたかったのです。だから序盤と中盤以降で話がガラっと変わってしまったというか……
しかしながらこれは完全に裏目っているようなので、改良の余地がありそうなのですが、新人賞に出す場合でも改良したほうが良いですよね?
WEBの場合は「おもしろくないな」と思ったらその場でやめてしまうので改良必須だと思います
また、最初に目的を示しておく、「残虐なことやるよー」と示しておくのも読者のためには必須であると思います
しかし新人賞の場合は読むのが審査員なので、あらすじくらいは読んでくれると思いますし、序盤でちょっと「ん?」となってもあらすじを「ああ、こういうことになるんだったらもう少し読んでみよう」みたいな感じになりませんか?
だとすると、この中盤以降に酷いことをやりだすというインパクト要素はとりあえずそのまま残しておくのもアリではありませんか?
どうなんでしょうか、悩んでいます……
あと、もう少しマイルドにして一次選考で落とされる可能性を低めたいのでしょうが、なにかありますでしょうか……
536:この名無しがすごい!
13/10/17 06:52:21.17 RARrrSro
そこまで自信があるなら新人賞に出せばいい。以上。
537:この名無しがすごい!
13/10/17 08:42:42.07 keGnMH4s
>もう少しマイルドにして一次選考で落とされる可能性を低めたい
仮にもそれで飯食うことを目指してんなら、これは自分で考えるべきだし
自分で全く思いつかないなら一次以上に進むことなんて無理なんじゃねえの
だいたい審査員があらすじ丁寧に読んでくれること前提にしてるってどうよ
「こういうことになる」というのを伏線として張って興味引かないと
たとえ先の展開知ってたとしても面白さ感じないならそこで終わりじゃね
第一、新人賞に添付する結末まで書いてあるあらすじをそのまま文庫の裏に載せるわけじゃないんだから
結末まで書いてあるあらすじ読まないと「もう少し読んでみよう」という気にならない作品て
商品としては欠陥商品だろ。そんなもん選考すると思うか?
自分だけは違う、自分だけは引っかかってくれる
そういう甘い考えは捨てた方がいい
538:この名無しがすごい!
13/10/17 23:15:57.63 pAep6g7/
>>535
うーん
ちょっと論点があやふやなので作者氏がなにを悩んでいるのかわからないっす
最後まで読んでもらえるからとか、一次落ちとかよくわかんないんです。二次三次落ちならいいんでしょうか
イタイ話を食いたがる読者は少ない。つまり選考でも不利である
こうなりませんか?僕はそう思ったんすけど
フェチの二段構造は成功してると思いますよ。あの玉ねぎの皮を一枚一枚はぎ取っていく過程は見ていておもしろかったですし
・構造のおもしろさで、展開の遅さをカバーできるのか
一工夫必要だと思いますけど、実際おもしろい部分もありますし(僕のようにイタイ食可能な人間なら)
・構造のおもしろさで、主人公が嫌われるという最悪の事態をカバーできるのか
こっちを気にしたほうがいいと思うんですけど
・構造がおもしろく、主人公も好かれる
ふつうはこうなるように頭を悩ませるのですが……
>イタイの件
よくわかってらっしゃらないようですが、裏目に出たのは二段構えのフェチ構造じゃありません
いちばん問題なのは、好感度欠乏症ですよ
主人公が「悪人」で「悪事」を行うということなんです
好感度ゼロというかマイナスの汚物。これがいちばんヤバイんです
これに比べれば他のことなんて大した問題じゃないと思えるから不思議です
どれだけやばいか、長くなりますけど書きます
財布盗んだところで呆れてやめたって感想書いてた人いますよね
あれは悪事にたえかねたからですよね
じゃあ美少女を裏からハメてたのはいいのかよと思いましたが(笑)
そもそも悪人にしなきゃ発生しなかった問題にふりまわされるというのがちょっと、個人的に理解できないのですが……
「変態行為」という記号だと思ってるのは作者氏の視点ですね
その記号、こちらからはばっちり「悪事」として見えてます
「フェチ小説」だと思って書いたのですね
ですが、読者フィルターを通すと「悪徳小説」に見えるのです
そして作者側からは「主人公」に見える生物が
読者からは「ゴキブリ」に見えるんです
嫌いなやつがコミカルになんかやってたってキモいだけです
ゴキブリがいかに優れた生物であるかを説かれても愛せませんよね
なんかカサカサうごめいてるー!いやぁー!こわいー!きもーい!
しかも「裏から手をまわして貧乏な美少女をハメて快楽を得る」という最低の悪事を大真面目にやってる姿を見ても笑いなんてひとつもでません
シリアスな笑いというより、シニカルな引きつり笑いがでるくらいのものです
殺人がOKなのになぜ作者氏の作品がイタイのか、というのを考えてみました
結果、感覚の違いなどではありませんでした
ちょうどレオンのようなもののたとえが出たので、引きあいに出します
レオン(暗殺者)は「俺」とちがって悪人じゃありません
暗殺を生業にしているだけの人物です。確か字も書けず、人殺し以外の生き方はなにもできないんじゃなかったかな
そもそも、ヒロインのナタリーポートマンにとっては「今現在」庇護者であり善人でありヒーローです
ヒロインにとってヒーローなら、視聴者にとってもヒーローわけです
つづく
539:この名無しがすごい!
13/10/17 23:17:39.68 pAep6g7/
人殺し(犯行)にも動機の違いがありますよね
・だれかを守るため
・正当防衛
・生きていくため(お仕事)
・復讐
・生活に困ってないけどもっと大金稼いで豪遊したいから
・むしゃくしゃしてついやってしまった
・気持ちいいから
まあ大雑把にあげたんですが、第三者が共感できそうな順です。大金稼ぎの部分は怪しいけど
僕が理解できるラインを引きます。それより下はただの悪・敵です
・だれかを守るため(物語の最中のレオン)
・正当防衛(物語の最中のナタリー)
・生きていくため(かつてのレオン)
・復讐(半沢直樹)
――――
・生活に困ってないけどもっと大金稼いで豪遊したいから(ハリウッド映画に五万人くらいいる悪役)
・むしゃくしゃしてついやってしまった(容疑者を嫌わせたい警察発表の得意技)
・気持ちいいから(ラノベとかマンガの敵によくいるやつ)
個人差はあってもたいていの人が正当防衛の下から大金稼ぎの下あたりにラインを引くと思います
快楽殺人鬼はもはやモンスターです。同じ人間とは思われません
人間の社会から永遠に排除されるべき野獣です
だから悪役は快楽犯行者が多いのかもしれませんね
じつはこの超えちゃいけないライン、上にも下にももう一段階レベルがあって
・美少女を守るため(ラノベによくいる主人公)
・だれかを守るため
――次元の壁――
・気持ちいいから
・美少女をいじめるのが気持ちいいから
で、「俺」の動機はどこに入るでしょうか
そうです。モンスターを超越したデビルです!
どうしても守りたい要素が、フェチの二段構え構造なのだとしたら……
なんでフェチの題材を美少女嗜虐にしてしまったのか……
それは嘘じゃないけど本心でもなくて、美少女をいじめるという快楽について描きたかったのだとしたら……
長々と書きましたが、僕は個人的に必ずしもマイルドにする必要はないと思います。というか意味がない
「主人公が悪人」という根本的な弱点を変えるなら話はべつですけど、話が別物になっちゃいますね。最初から書き直すのと大差ないですね
そこを直さないのであれば、そもそも需要の少ない題材を選んでしまったと割り切って、潔く悪人を描ききったらいかがですかね
だいたい味を薄めたら今度はイタイ料理食いにきた客が詐欺だと騒ぎだすんじゃないでしょうか
げんに僕はすでに一度騒いでるっす
なぜオチがひどいと思ったか
「ヒロインがボロボロになっていく姿をもっと見たかった」
「『俺』に対する怒りをもっとかき立ててもらいたかった」
「で、最後に俺が破滅するのを見てすっきりしたかった」
のに、それが見られずわけわからんビックリ箱で終わったからです
これはあくまで僕個人の読み方ですけど、それ以外の読み方があるなら教えてほしいです、わりとマジで
・この主人公は多くの読者に嫌われるデビル(最初から超不利なことやってる)
・主人公を嫌った時点で、読者の読み方も変わる(ポイ捨てするひとが多そうですが)
この二点さえ自覚してやるなら、毒性を強くしたほうがおもしろくなりそうとさえ思います
作者氏の作品をよく考えたおかげで、なぜ主人公が悪人ではいけないのかをちゃんと理解することができました
ありがとうございます
じゃあ、そういうわけでどうぞ正しい方向に悩んでください