12/03/17 04:15:42.23 iQ6aw5qj
>>本スレ101
概ね感想で伝えたかった事を読み取ってもらえたようで何よりです
質問の件ですが、あくまでも私ならこうするかな、という前提でいくつか
まず主人公の性別を伏線云々ですが、これは別に先出しでいいんじゃないですか?
それを伏線として生み出せる効果より、性別不明でイメージが弱くなるデメリットの方が遥かに大きく思います
それと舞台背景とフィートインチ法の表記も合わせて、例えばですが私ならば冒頭は
―――――
アフリカ大陸北東端、地中海に面する美しき砂の都―アレクサンドリア。
世に『図書館都市』と呼ばれるこの古都の北、およそ八十キロ。
鬱蒼と繁る森の中を、一人の少年が息を切らせながら、必死の形相で駈けていた。
「―ちいっ! やはり先回りされましたか!」
―――――
みたいな感じで本編に入るかなと
八十キロは今、勝手に付けただけなんで、マイルでも、キロメートルでも作中に合わせるべき所ですが
一応これならば舞台、性別、数値単位も一挙に提示出来るかなと
後は必要な部分を必要な時に解説すれば、とりあえず冒頭を読むにあたって疑問を感じるポイントを払拭できるかと
次にコメディとシリアスのバランスの件ですが、一番温度差を作っているのが台詞回しだと思います
ぶっちゃけ中世が舞台とはいえ、ファンタジーの、それも魔法が当たり前にある世界なんですから、エレベーターがあってもいいかと思います
が、いただけないのが、モールの中の人までが現代人になっている所かと
ましてやその前のシーンで重厚なファンタジーを演じていた訳ですから、いくらモブキャラにとはいえ、黒髪ロング僕っ娘の百合がどうこうの台詞は萎えるかなと
台詞回しいうか、台詞が与える時代的な、そして作品の空気的な物は統一した方がいいかと思います
逆に考えれば、重く真面目な口調で、不真面目な事をいうおかしさというのもあるかと
いわゆるギャップによる笑いですが
オーバーテクノロジーを利用した現代社会に劣らない商業施設
けれど思考や口調はやっぱり古代人である事のギャップは笑いに繋げられるんではないかと思いました
まあ簡単に個人的な見解ですが
一応こんな感じです