安部公房COMPLETE WORKS 016at BOOK
安部公房COMPLETE WORKS 016 - 暇つぶし2ch2:吾輩は名無しである
11/10/28 12:14:09.66
1乙!!

3:吾輩は名無しである
11/10/28 16:12:36.53
やっと立ったか>>1

4:吾輩は名無しである
11/10/29 01:08:22.36
いちょつ

5:吾輩は名無しである
11/11/02 01:13:41.65
安部が今でも生きていたらどんな作風の転換を遂げてたの

6:吾輩は名無しである
11/11/02 02:27:54.82
そのまま

7:吾輩は名無しである
11/11/02 10:18:40.81
あべはむふさ

8:吾輩は名無しである
11/11/02 15:03:52.14
ちょっちワロタ

9:吾輩は名無しである
11/11/05 11:04:00.65
あげっ!

10:吾輩は名無しである
11/11/06 12:56:29.55
あべっ!

11:吾輩は名無しである
11/11/06 17:19:23.01
さだっ!

12:吾輩は名無しである
11/11/06 18:13:23.74
ひでぶっ!

13:吾輩は名無しである
11/11/06 18:32:53.86
安部ってアヴァンポップなの?

14:吾輩は名無しである
11/11/06 20:46:32.19
カズシゲと勘違いしてない?

15:吾輩は名無しである
11/11/07 02:14:40.68
安部はシュルレアリスト

16:吾輩は名無しである
11/11/07 03:01:27.39
シュルレアリスムとは違う気もするが。

17:もっけ
11/11/07 16:26:55.02
昨日、「密会」読んだお~。1日で読み終わった。なかなか面白かった。
安部の小説にはいつも変わり者の人物が出てくるね。

18:吾輩は名無しである
11/11/08 22:16:18.65
密会は、最後に少女抱くとこがいいよね。
「ふたりだけの密会を抱きしめて」
だっけ。

ところで唐突だけど
安部公房と寺山修司ってなんか交遊ありました?
活動時期や思考方法に結構共通点のある日本人二人だと思うのですが
(寺山は異界によって日常の認識を切り替える、とか
僕はひとつの疑問符でありたい、とかいってた人ですが)

接点会ったんでしょうかね。なにか対談の記録とか

19:吾輩は名無しである
11/11/08 22:44:55.29
>>18
全集を見る限り、寺山との対談はない。
演劇に力を入れていたという共通点があるのにね。

20:吾輩は名無しである
11/11/09 00:01:51.83
似たような時期に東京で前衛演劇やってて、意識しあっててもおかしくないのにね

21:吾輩は名無しである
11/11/09 01:20:03.02
あんまり近いと意図的に避けるってのはまぁよくある話だとは思うが、、

22:吾輩は名無しである
11/11/10 13:34:43.49
安部公房はピンチョンに言及したことある?
重力の虹からかなり影響受けてると思う。便器にはまった足とか

23:吾輩は名無しである
11/11/10 19:05:57.14
便器に足がはまる夢を見るとか流石は安部だよな

24:吾輩は名無しである
11/11/10 19:44:05.23
いや、似たような夢は俺も見たことあるよ。
安部が流石なのは、それを基礎に方舟さくら丸を完成させてしまうところだ。

25:吾輩は名無しである
11/11/12 11:35:47.39
>>18
全集編集者の宮西忠正氏の『安部公房・荒野の人』によると寺山は安部公房スタジオの
公演初日に楽屋口から忍び込んでこっそり見るのが常だったそうです。
(出典 p.178)
でも交友関係はなかったみたいです。


26:吾輩は名無しである
11/11/12 15:07:40.51
寺山は、パフォーマンス
安部は、前衛文学

若者に受けたのは寺山
年寄りに受けたのは安部

商売として上手く成立させたのは、寺山
西武グループの借金を膨らませたのは、安部

27:吾輩は名無しである
11/11/12 18:32:54.85
随分偏った見方だな。
安部は若者に受けたでしょ。今の大学生あたりにも根強い人気があるよ。

28:吾輩は名無しである
11/11/13 00:28:08.72
第四間氷期とか、ああいうのが受けるのは若者だよなぁ

29:もっけ
11/11/13 12:44:40.94
砂の女はよかったなぁ。壁より砂の女の方がいい。
カンガルー・ノートは発想が斬新だった

30:吾輩は名無しである
11/11/13 12:51:21.01
>>27>>28
演劇は受けなかったよ
儲かってなかったし

31:吾輩は名無しである
11/11/13 18:49:30.52
>>18

・1962/07 NETテレビの〈お気に召すまま〉20回分のドラマに
安部公房がシナリオなどで参加。企画に寺山修司が入っていて
うち公房原案、寺山の脚本で2本作っている。

・1978/10 安部公房スタジオ「S・カルマ氏の犯罪〈GUIDE BOOKⅣ〉」
のパンフに寺山が「安部公房のアイデンティティ」を書いている。

・「映画芸術」に映画「他人の顔」評を書いている。

32:吾輩は名無しである
11/11/13 19:50:34.26
寺山の安部評読みたいなー

33:吾輩は名無しである
11/11/14 04:34:53.93
寺山と安部の関係について貴重な情報どうもどうもです
パンフの評って寺山修司全集なんかに入ってんのかな
今度探してみる
本当に詳しい方ありがとう

34:吾輩は名無しである
11/11/14 10:42:19.87
70年代の感覚だと、こういう序列らしい

寺山>三島>安部

35:吾輩は名無しである
11/11/14 22:56:40.47
柄谷行人の文章で、安部は寺山や唐を「怨念ドロドロ」と批判したと書いてある
母親殺しの情念芝居なんて耐えられなかっただろう

36:吾輩は名無しである
11/11/15 00:14:31.50
伝統や文化を嫌った安部はその言説が形成された時期まで遡って考古学的に研究相対化しようとしていたようだ
安部とフーコーはかなり共通のところがあって面白い。安部自身はニーチェなんて読んでたのかな
ハイデガーを読んでるくらいだから読んでるよな

37:吾輩は名無しである
11/11/15 02:14:24.72
草を食べている牛を食べることによって草も食べたことになるのは知られているが
安部を読むことによってハイデガーを読んだことになるのかな

38:吾輩は名無しである
11/11/15 23:04:55.62
>>1
test

39:吾輩は名無しである
11/11/18 23:59:53.27
2chに書き込むことによって」」
君は箱の中に封印されてしまった」」

40: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo
11/11/19 00:07:56.35
++☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆幸せのレス☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆+++
これを見れた方は運がイイですw
絶対幸せになりたい!という方はこの文章を3つのスレに書き込んでください。

そうすると、7日後、貴方は好きな人に告白されるでしょう。

41:吾輩は名無しである
11/11/19 01:21:30.83
そんな事をageてまで言いたかったのか

42:吾輩は名無しである
11/11/19 02:38:22.16
安部と類似性のある海外の作家は誰だと思いますか?カフカやポー以外で

43:吾輩は名無しである
11/11/19 05:22:48.71
フランス映画「軽蔑」の原作者

44:吾輩は名無しである
11/11/19 11:51:39.96
ゴンブローヴィッチ

45:吾輩は名無しである
11/11/19 11:53:42.20
ベケットやピンター?

46:吾輩は名無しである
11/11/19 18:25:42.71
サラマーゴ
ピンチョン
ロベルト・ヴァルザー
エリアス・カネッティ
アントニオ・タブッキ

47:吾輩は名無しである
11/11/19 20:59:44.11
大江との対談でディックの名前出してたのがショックだった
やっぱ影響されてたのね

48:吾輩は名無しである
11/11/19 22:13:38.77
SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~翔(仮)(放送日未定)



コレミテタラ安部公房第五課かぁ~、とおもった。

49:吾輩は名無しである
11/11/19 22:48:28.97
>>47
大江との対談だっけ?
ディックの名は出さないが、岡本太郎との対談で、Impostor(にせもの)
の話題が出ていたね。

50:吾輩は名無しである
11/11/19 23:20:37.25
俗物ごっこたのしい?

51:吾輩は名無しである
11/11/19 23:47:05.94
>>48
あるあるやな

52:吾輩は名無しである
11/11/20 01:51:05.03
>>47

また、バカがきいたふうなことを。

模倣を言いたいなら、ディックの模倣と君が考える安部作品の発表年と
模倣されたと考えるディック作品の翻訳年をあげて、
前後関係を確認すべきだね。

ディックと安部公房では、安部公房の方が早くから作家活動をはじめているから、
安部作品の方が先に書かれている可能性だってある。

まあ、調べてご覧。調べるだけだから、バカでも努力すれば出来るよ。



53:吾輩は名無しである
11/11/20 13:06:28.17
武満さんに聴かせたシンセの音源ってどこかで試聴できないもんですかね?

54:吾輩は名無しである
11/11/22 19:05:47.07
模倣だなんて言ってないじゃん
それに影響されて何が悪いの?
オリジナルなんて幻影だよ

55:吾輩は名無しである
11/11/22 21:01:42.82
影響されることがカッコ悪いって年頃なんだろ

56:吾輩は名無しである
11/11/23 00:06:34.17
>>54
うまく逃げたつもりだろうが、こう書いているぞ。

> 大江との対談でディックの名前出してたのがショックだった
> やっぱ影響されてたのね

影響関係にショックを受けたということは、
影響が悪いことと決めつけているからだ。

自分の愚かさをかみしめろ。



57:吾輩は名無しである
11/11/23 22:10:52.09
あのー、47だけど、54は別人ですよ
行空け長文キチガイに反論する趣味はないので

58:吾輩は名無しである
11/11/24 14:34:06.40
ごった煮

59:!nanja
11/11/24 17:35:55.15
おー

60:吾輩は名無しである
11/11/26 14:23:53.00
てすつ

61:吾輩は名無しである
11/11/27 20:03:48.86
もし安部公房が天パじゃなかったらって考えると
ゾッとするよね

62:吾輩は名無しである
11/11/28 01:02:56.32
カビの生えてないブルーチーズみたいなもんだな

63:吾輩は名無しである
11/11/28 16:46:36.34
砂漠の思想と死に急ぐ鯨たちはいま読んでも面白いですか?
思想を語っているんですよね?

64:吾輩は名無しである
11/11/28 17:23:44.01
安部は思想家としていつでも一流というわけではないと思うけど
有象無象の知識人では思いもつかない独創的な発想は面白いよ

65:吾輩は名無しである
11/11/28 17:37:16.34
>>63
茂木なんとかとか藤原某に比べたらずっと面白いよ

66:吾輩は名無しである
11/11/28 19:42:04.01
「僕なんかは、こう思うわけですよ・・・」
っていう語りかけがいいよね

最近の文化人気取りのヤツは
知識をひけらかして他人をバカにするだけ



67:吾輩は名無しである
11/11/29 00:20:56.86
全集の最後の巻?の論説集みたいのを久しぶりに読んだら
当時のいい加減な知識でかなり無理やりな屁理屈言ってるんでちょっと辟易した
まぁ当時の知識人ってみんなそうなんだけど
特にミリタリールックについて語るやつとかもうね。。
鯨はまだ屁理屈分が少ないね
禁煙の方法なんか大好きだw

68:吾輩は名無しである
11/11/29 01:23:01.52
禁煙なんて簡単だよ。俺もう5回は禁煙してるからね。

的な言い回しは好き。

69:吾輩は名無しである
11/12/03 04:59:35.11
むろん箱から出るだけなら、なんでもない。
なんでもないから、無理に出ようとしないだけのことである。
ただ、出来ることなら、誰かに手を貸してほしいと思うのだ。

箱男で一番好きな個所

70:吾輩は名無しである
11/12/03 22:28:48.65
安部工房はナショナリズムの処方箋としてことばの可能性に注目しているわけですが
科学的言語教育とはどのようなものなのでしょうか
動物は知覚と行動が一対一対応しているのに対して人間はことばを持ったばかりに選択肢が増えてしまった、それを開かれたプログラムというわけです
このように人間には分化・分業する能力がそなわったわけですが、同時に群れの構造化がはじまり、国家へと至る
安部はそれをあまり良く思っていないようなのです

71:吾輩は名無しである
11/12/04 00:26:25.48
その理屈だと、言葉は処方箋として使い物には成りそうもないけど・・・。

言葉を科学的言語教育というフィルターに通すとによって
処方箋になりそうな可能性を見いだしていたってことなのかな??

分化分業はするけど構造化はしない。そんなことってあり得るのかなぁ

72:吾輩は名無しである
11/12/04 02:44:15.52
その通り、分業することでお互いを補いながら環境に対しての適応力を増していくと国家になります。
安部は人間はことばを得ることで沢山の本能を犠牲にしたが「集団化」の本能だけは代償として奪われなかったのではと推測しています。
そして動物学者のローレンツはこうして生まれる伝統を高く評価していることに安部は必ずしも賛成ではないと言って、
安定を望むのならことば以前の閉じられたプログラムで充分だったはず、分散化や個別化はことばの<緊張状態>で、
集団化の儀式はことばの<休息状態>だと言います。安部はどこかで集団化にうまく丸め込まれているという意識があったのではないでしょうか?

73:吾輩は名無しである
11/12/14 19:39:34.22
前々から疑問だったんだけどこのスレってなんでスレタイが安部公房全集なの?

74:吾輩は名無しである
11/12/15 04:12:55.60
ぶるるるっ!

75:吾輩は名無しである
11/12/15 12:00:13.57
安部公房全作品集の1巻から7巻までが一冊400円で売っていたのだけれども買った方が良かったかなあ

76:吾輩は名無しである
11/12/15 17:51:48.73
400円だと?

77:吾輩は名無しである
11/12/15 18:13:51.14
「友達」上映するみたい
URLリンク(www.tnlf.jp)

78:吾輩は名無しである
11/12/15 19:30:19.98
>>76
今もう一度見に行ったらもうなかった orz
なかなか熱い店で、以前は箱男の初版が100円で売ってたw

79:吾輩は名無しである
11/12/15 21:11:53.05
全集一巻につき400円とか文庫本並みやん

80:吾輩は名無しである
11/12/16 05:44:24.44
全集≠全作品集

81:吾輩は名無しである
11/12/24 14:44:21.50
安部さんはどうしてさくら丸まで七年も空いたんですか?


82:吾輩は名無しである
11/12/24 18:20:06.69
新しい執筆方法で試行錯誤してたんでは

83:吾輩は名無しである
11/12/25 00:43:30.24
NECの文豪

84:吾輩は名無しである
11/12/28 16:30:18.33
一番初めに読むべき安部公房は何でしょうか?

85:吾輩は名無しである
11/12/28 22:32:55.84
>>84
「問題下降の・・・」じゃなくて、
本屋に行って、雰囲気買いしてみたらいいんじゃない。
読むべき作品というと、全部になってしまうじゃないw
強いて言うと、「砂の女」か「壁」か「箱男」の三択。

86:吾輩は名無しである
11/12/28 22:37:09.04
>>84
短編集読んで合うなら長編、合わなかったらそこで止める

87:吾輩は名無しである
11/12/30 18:08:35.96
このスレの上の方でコーボー的な外国作家の話が出ました
現役作家でコーボーみたいな娯楽性と思想性を両立している人は誰ですか
特に若手の作家でそういう人がいればいいのですが


88:87
11/12/30 18:15:43.65
国内の現役作家でということです

89:まぐな
11/12/31 00:33:02.17
なんと安部ヨリミの「スフィンクスが笑う」が講談社文芸文庫から出版という情報が。
これはまさに快挙、ほとんど知られていない作家が文藝文庫におさまるという空前絶後の出来事だ。

90:まぐな
11/12/31 00:33:31.43
「スフィンクスは笑う」だな。

91:吾輩は名無しである
11/12/31 00:37:23.16
内輪ウケ

92:吾輩は名無しである
11/12/31 17:36:52.89
安部ヨリミ?
公房の孫かなんか?

93:吾輩は名無しである
11/12/31 20:32:03.60
安部公房の母親

94:吾輩は名無しである
11/12/31 21:30:02.44
母親まだ生きてたん?
しかも
小説書けるほど元気やったん?

95:吾輩は名無しである
11/12/31 21:57:19.51
『安部公房伝』くらい読め。馬鹿者が。


96:吾輩は名無しである
12/01/01 00:17:39.40
>>94
もちろんだ。
こんなことも知らないのかと95もお怒りだ。

97:まぐな
12/01/01 02:45:16.43
ある意味冒険だな。ネームバリューはあるが……。

98:吾輩は名無しである
12/01/01 04:04:56.82
ネームバリューなんてないだろ。
安部公房研究者だって、読んだ人はいないんじゃないの?


99:吾輩は名無しである
12/01/02 00:14:11.18
テレビとかに引っ張り出せばネームバリューも上がるだろ

100:吾輩は名無しである
12/01/03 01:29:35.08
安部公房のネームバリューによる出版だってことでしょ

101:吾輩は名無しである
12/01/03 07:34:03.21
荒野をさまよった安部公房も血縁という森に呑み込まれていく


102:吾輩は名無しである
12/01/04 22:48:34.60
吉行エイスケみたいなもんですか?

103:吾輩は名無しである
12/01/07 21:00:05.52
>>52
この知恵遅れはもう誰かが病院に連れていったのかな


104:吾輩は名無しである
12/01/09 07:13:54.54
>>85 >>86
ずいぶん遅くなったけどありがとう。
とりあえず短編と『箱男』読んでみたかったからそこから買ってみます!

105:吾輩は名無しである
12/01/13 18:16:11.11
最初は砂の女か他人の顔が良いと思うけどなぁ。エンタ性あるし。
短編なら壁より水中都市のが入りやすいとも思う

106:吾輩は名無しである
12/01/14 07:59:50.94
他人の顔は薦めない
娯楽性といえば第四間氷期でしょ

107:吾輩は名無しである
12/01/22 18:27:51.84
うむ
人に薦めるなら娯楽性の点でかんぴょー
独自性の点で箱男か密会らへん
砂の女あたりだと、ヘー、フーンで終わりそうで怖い

ところで
wikiの
>また、安部が武満徹に自身の前衛的な曲を聞かせたとき、武満の顔が真っ青になったという逸話もある。
この部分だけど
これ安部公房の自慢話でしょ。
武満のやつ、顔面ブルーだったんだぜっ
みたいな
自慢聞いた人が武満本人に確認したら別になんにも言わなかったという。
武満ファンが気分害しそうだし編集できる方にできればまかせたい。

108:吾輩は名無しである
12/01/26 02:34:11.01
安部公房は昔から好きでした

ちゃんと読みたいと思って、近くの図書館調べたら、COMPLETE WORKSあるではないか!
1巻からがんばります

109:吾輩は名無しである
12/01/26 17:24:45.25
わーい仲間が増えた

110:吾輩は名無しである
12/01/26 20:20:32.60
砂の女を読んでふーんで終わる奴だったらもう相手にしなきゃいい

111:吾輩は名無しである
12/01/29 01:29:20.91
すいません砂の女はふーんだったけど
密会と壁で阿部文学にハマりました

112:吾輩は名無しである
12/01/29 02:41:41.99
しかも誤字ってるしサーセン

113:吾輩は名無しである
12/01/29 22:33:39.76
阿部真央文学にハマったって一向に構わないよ。
別に謝るこたあない。

114:吾輩は名無しである
12/01/30 02:38:08.50
なんというセンスのかけらもない返し

115:吾輩は名無しである
12/01/30 16:38:56.16
『砂の女』って安部作品の中でとくべつ良いものかなあ。
とくべつ有名ではあるんだろうけどさ、
新潮文庫で出てるのを面白い順に並べたら後ろから三番目くらいじゃない?w

116:吾輩は名無しである
12/01/30 17:34:16.98
この間、安部公房君と一晩ゆつくり話し、彼が、
「僕はチェコに夢をかけてゐた。チェコにいつか亡命するつもりだつた。夢が砕けて悲しい」
と言つてゐた言葉が心を搏ちました。

三島由紀夫
昭和43年9月24日、ドナルド・キーンへの書簡より

117:吾輩は名無しである
12/01/31 00:58:37.06
『砂の女』は誰でも読みやすいし、テーマのまとめ方がうまくいってるのは確かだね。
その意味で、やっぱ代表作じゃないの?

118:吾輩は名無しである
12/01/31 17:17:10.59
砂の女は、テーマが確かにまとまってて読みやすい
でもむしろまとまりすぎな感がある(だから傑作として名をあげやすいのかも)
箱男書くまでの安部の作品(中期くらい)は、テーマ性の明確なのが多い気がする
好きかそうでないかは本当におしつけるものでないのはわかってるけど
個人的にはまとまってない支離滅裂な方が好き
でも方舟さくら丸は一周してまた綺麗にまとまってる感じでこれもまた好き
人に薦めるならさくら丸かな個人的には

119:吾輩は名無しである
12/02/01 13:27:55.75
壁の他人が書いた冒頭部分が好きだ

120:吾輩は名無しである
12/02/01 14:52:52.80
安部公房の初期作はなるほど些か説教臭い
中期以降は明らかにそういうのを避けようとしている、と思うんだなあ

121:吾輩は名無しである
12/02/02 21:20:01.01
新潮から出てるのを読破し終えたあと、終わりしを読んだときの納得感たらないね

122:吾輩は名無しである
12/02/02 21:22:46.69
うん

123:吾輩は名無しである
12/02/07 05:26:51.34
安部公房好きならアリストテレスの形而上学くらいは読んでるよな?

124:吾輩は名無しである
12/02/07 11:35:04.10
うん

125:吾輩は名無しである
12/02/07 15:20:37.55
スフィンクスは屁をふり
アリストテレスは風呂で屁をふり
娘は女子医大で小賢しい

126:吾輩は名無しである
12/02/07 18:28:52.11
こいつ馬鹿?

127:吾輩は名無しである
12/02/07 18:29:09.45
うん

128:吾輩は名無しである
12/02/07 23:50:41.04
お前はうんしか言えないうん子ちゃんか!

129:吾輩は名無しである
12/02/08 00:03:41.16
てs7

130:吾輩は名無しである
12/02/08 00:04:24.56
テス

131:吾輩は名無しである
12/02/08 00:04:48.90
誤爆

132:吾輩は名無しである
12/02/08 00:05:40.91


133:吾輩は名無しである
12/02/08 00:06:07.27
てす

134:吾輩は名無しである
12/02/08 01:11:55.08
WE OF POKKKEMON ARE THE STRONGEST THERE IS!!

135:吾輩は名無しである
12/02/14 03:52:02.75
久しぶりに来てみたらなんだこのスレ状態

136:吾輩は名無しである
12/02/15 23:55:06.74
「友達」公開してるね
観に行ったひといる_

137:吾輩は名無しである
12/02/16 09:46:45.89
観に行ったよ
意外に人が多くてびっくり

138:吾輩は名無しである
12/02/16 13:32:55.98
>>136
2行目はモノローグかな_

139:吾輩は名無しである
12/02/16 17:39:24.87
密会の面白さがわからん

140:吾輩は名無しである
12/02/17 06:23:27.42
現代は奇怪な時代である。やさしい抒情やほのかな夢に心を慰めてゐる人たちをも、
私は決して咎めないが、現代といふ奇怪な炎のなかへ、われとわが手をつつこんで、
その烈しい火傷の痛みに、真の時代の詩的感動を発見するやうな人たちのはうを、私は
もつともつと愛する。古典派と前衛派は、このやうな地点で、めぐり会ふのである。
なぜなら生存の恐怖の物凄さにおいて、現代人は、古代人とほぼ似寄りのところに居り、
その恐怖の造型が、古典的造型へゆくか、前衛的造型へゆくかは、おそらくチャンスの
ちがひでしかない。

三島由紀夫「推薦の辞(650 EXPERIENCE の会)」より

141:吾輩は名無しである
12/02/17 06:24:27.06
「友達」は、安部公房氏の傑作である。
この戯曲は、何といふ完全な布置、自然な呼吸、みごとなダイヤローグ、何といふ恐怖に充ちたユーモア、
微笑にあふれた残酷さを持つてゐることだらう。一つの主題の提示が、坂をころがる雪の玉のやうに累積して、
のつぴきならない結末へ向つてゆく姿は、古典悲劇を思はせるが、さういふ戯曲の形式上のきびしさを、
氏は何と余裕を持つて、洒々落々と、観客の鼻面を引きずり廻しながら、自ら楽しんでゐることだらう。
まことに羨望に堪へぬ作品である。

三島由紀夫「安部公房『友達』について」より

142:吾輩は名無しである
12/02/17 06:25:42.07
小説にとつての現代史といふ怪物は一体どこにどんなふうにして棲息しどんな相貌をしてゐるのであらう。
一体現代史は、果たして自由意志による歴史的創造の余地を残した未決定のものであるのか、あるひは
ひよつとすると、過去のいかなる時代ともちがつた、あらゆる意志が無効であり、あらゆる歴史的創造が
不可能なものであるのか? かういふ疑問が、ますます先鋭になり、小説と現代史の関係がますます困難になつた、
ことに第二次世界大戦後の状況であつて核戦争の危機がその根本原因であることはいふまでもあるまい。
もし偶発戦争によつて、世界が滅びるなら、現代は美しい夕映えの時代であらうが、その夕映えのやうな美しい
決定論も、古典的な自由意志も、ひとしく時代おくれになつた現代では、テレビが刻々とあらはれ消える
無意味な影像によつて、人の心をとらへつづけるのもふしぎではない。
(中略)
未決定の現代といふ観念が、もし怪しげになるならば、小説は無限に歴史に近づいてゆくか、あるひは一個の
架空の時点を設定するほかはない。そして後者への道には、抽象小説(寓話的な小説や風刺小説を含む)と、
戯曲との、二つしか残されてゐないのである。
カフカからアンチ・ロマンにいたる今世紀の異様な小説の系列は、現代小説を無限に歴史から遠ざけようとする
自己防衛の本能を暗示するものであらうし、小説を何とか純粋な自由意志の産物にするための困難な冒険で
あつたともいへよう。
一方、ピエエル・ルイスのいはゆる「煙草と小説を知らなかつた」古代ギリシャで、歴史文学は完全に歴史家の
手にこれをゆだねて、みごとな宿命論の枠組に押しこめられた劇文学のジャンルが、独立独歩してゐたやうに、
小説が決定論的思想に背反して、形式を失つた以上、ふたたび古代伝来の戯曲といふ純粋形式へ無限に近づく
ことが、もう一つ残された道であるかもしれない。しかしそれが小説の一種の自殺的行為であることには
かはりがないのである。

三島由紀夫「現代史としての小説」より

143:吾輩は名無しである
12/02/17 06:27:53.37
三島由紀夫氏評

 これは動いている小説である。動いて、動いて、時々おどろくほど鮮明な映像があらわれながら、却って現実の謎は深まってゆく。
たえざるサスペンス、そして卓抜な会話が社会の投影図法を描き、
犯罪の匂いと、尾行と襲撃と、……その結果、イリュージョンがついに現実に打ち克ち、
そこから見た現実自体の構造が、突然すみずみまで明晰になる。
ラストのモノロオグが、この小説の怖ろしい解決篇であり、作品全体の再構築であるところに一篇の主題がこもっている。
失踪者の前にのみ、未来が姿をあらわすのだ。
安倍氏がその小説の中に、会話の天才をみごとに活かし、
「砂の女」よりも「他人の顔」よりも、はるかに迅速に疾走してみせた小説である。

大江健三郎氏評

 文化人類学者が、南太平洋に、人間とはなにか、社会とはなにか、を探りに行くように、
安部公房の新しいヒーローは、今日の大都市の砂漠で、野外調査(フィールドワーク)する男である。
砂漠での駱駝さながら、都市の砂漠では、自動車を頼りにして。
行方不明者をもとめつつ、男はついに、かれ自身もうひとりの行方不明者たらざるをえないが、
その瞬間からかれを充たす、新しい相貌をおびた都市の内なる「新生」の感覚は深く感動的である。
 安部公房は常に、砂漠に見棄てられた人間を見すえてきたが、同時に、その人間への限りない優しさをも隠しもってきた。
この「新生」の感動は、かれの立ちむかう荒涼と、内面の優しさにもっとも明瞭な光を投げるであろう。

144:吾輩は名無しである
12/02/17 06:29:43.88
ドナルド・キーン氏評

イタリーの著名な小説家のモラヴィアが日本を訪れた時、日本には前衛文学がないと、断言したそうであるが、
おおまかに言えば正しい意見ではないかと思う。
が、日本の現代文学の中で、たった一つの例外として安部公房の小説があげられる。
「砂の女」や「他人の顔」もそうだったが、「燃えつきた地図」はそれらの業績を上廻って、全く新しい世界を切り開いた。
探偵小説の形になっていて、さまざまの不思議なイメージを展開し、まるで意外な結末にたどりつく。
探偵小説としても、その面白さを十分味わわせてくれるが、
まさに行方不明の人々、行方不明の時代を描く小説としてみごとに成功している。
前衛文学は私たちの既成文学観をこわしてしまって、新しい可能性を作り出すものだと思うが、
「燃えつきた地図」はまさにそうであり、すばらしい傑作である。

詩情とサスペンスに充ちた見事な導入部、再々の脱出のスリル、そして砂のやうに簡潔で無味乾燥な突然のオチ、
……すべてが劇作家の才能と小説家の才能との、安部氏における幸福な結合を示してゐる。
日本の現実に対して風土的恐怖を与へたのは、全く作者のフィクションであり寓意であるが、その虚構は、
綿々として尽きない異様な感覚の持続によつて保証される。これは地上のどこかの異国の物語ではない。やはり
われわれが生きてゐる他ならない日本の物語なのである。その用意は、一旦脱出して死の砂に陥つた主人公を
救ひに来る村人の、「白々しい、罪のないような話しっぷり」一つをとつても窺はれる。一旦読み出したら
止められないこと請合の小説。

三島由紀夫「無題(安部公房著「砂の女」推薦文)」より

145:吾輩は名無しである
12/02/18 01:08:17.32
w

146:吾輩は名無しである
12/02/18 21:51:21.47
誰か、安部公房と、埴谷雄高の、
往復書簡って、読んだ人いる?
確か、公房全集に収録されてると、
思うんだけど。
読んで、どうだった?

147:吾輩は名無しである
12/02/19 19:48:26.40
安部公房からのメッセージ-文学、演劇、音楽、発明、天才頭脳を解き明かす
   ◆ 作家・安部公房、安部ねり、著書「安部公房伝」

週刊ポスト(2012/03/02), 頁:13



148: 忍法帖【Lv=15,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo
12/02/20 12:24:04.06
スフィンクスは笑う、読んだ人いるか。

149:吾輩は名無しである
12/02/20 23:11:38.94
読んだ人いる_
ってのがこのスレの書き方

150:吾輩は名無しである
12/02/24 00:58:09.01
安部さん脚フェチすぎだろ

151:吾輩は名無しである
12/02/27 08:37:31.56
おはようございますモモ様

152:吾輩は名無しである
12/02/29 05:19:06.61
谷崎といい勝負だな

153:吾輩は名無しである
12/03/04 02:06:42.32
ヘクザンよ、ぼくを里子のところへつれて行け!

154:箱男
12/03/04 21:28:36.03
過疎ってる箱ね。

155:吾輩は名無しである
12/03/10 10:54:07.48
キーンさんとうとう日本国籍取ったね
漢字名は鬼怒鳴門だそうだ

156:吾輩は名無しである
12/03/10 12:50:51.08
すげえ漢字だなw

157:吾輩は名無しである
12/03/11 22:11:55.35
でも、金という名字にならなくて、よかったと思うよ。


158:吾輩は名無しである
12/03/11 23:21:43.93
全然。

159:吾輩は名無しである
12/03/12 21:43:13.83
ヂェンキンスさんが騎兵隊所属だったとは知らんかった
キャバルリー

160:吾輩は名無しである
12/03/13 19:48:51.98
空中楼閣とかいう短編が好き

161:吾輩は名無しである
12/03/20 04:50:05.30
>>155
ありえないが、もしもキーンさんが今の年で養子を取ったら
「鬼 翔太です」とかになるんだよな。
苗字と名前の間に「の」を入れたらヤンキー漫画の渾名だw

まあキーンさんはもっと素晴らしい名前を付けるだろうが。



162:吾輩は名無しである
12/03/20 08:23:05.87
高校生のとき教科書流し読みしたらたまたま見つけて図書室から本を借りた

密会の自慰少女とかストリップ妻とかでおっきした高校生は俺だけじゃないはず

163:G ◆vDcOqdC/aA
12/03/20 08:46:47.73
3月に新潮文庫から再刊された庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」の書きおろしあとがき。
ラスト近くの主人公の薫君と由美ちゃんの手と指先が軽く触れ合うシーンにおっきしちゃっ
たと安部公房に告白されたというエピソードがでている。

意外と、安部は小説でいかにおっきさせるかを重視し、腐心していたのかも


164:吾輩は名無しである
12/03/20 15:00:03.95
笑う月ではおっきしかけたわ。正直どんな夢みてんねん、書くなやって思ったw


165:吾輩は名無しである
12/03/22 01:44:05.54
変態心に訴えかけてくる物はあるな

166:吾輩は名無しである
12/03/23 08:20:54.18
安部公房さんの作品「赤い眉」についてなのですが、一般的にシュールレアリスムと解釈されるこの作品は本当に超現実的なのですか?
私には現実的だとは感じられなかったのですが同じような考えの方はいらっしゃいませんか?

167:吾輩は名無しである
12/03/23 11:25:40.71
現実を超えてるから超現実なんだろ

168:吾輩は名無しである
12/03/23 11:27:27.69
確かに眉が赤かったらシュールかも

169:吾輩は名無しである
12/03/23 13:54:45.73
ノーベル賞に非常に近かったんだな

170:吾輩は名無しである
12/03/23 17:21:46.72
安部公房は受賞寸前だった「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう」
スレリンク(mnewsplus板)
ノーベル委員長語る

171:吾輩は名無しである
12/03/23 21:29:27.08
安部公房が死んだ途端に大江にノーベル賞をやるノーベル委員会ワロス。

172:吾輩は名無しである
12/03/23 23:06:12.77
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
安部公房は受賞寸前だった…ノーベル委員長語る

【ストックホルム=待田晋哉】ノーベル文学賞の選考を行うスウェーデン・アカデミーのノーベル委員会の
ペール・ベストベリー委員長(78)が21日午前(日本時間同日夕)、読売新聞の取材に応じ、
1993年に死去した作家・安部公房が同賞の受賞寸前だったことを明らかにした。

ストックホルム市内の自宅でインタビューに応じたベストベリー委員長は、
安部公房について「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう。非常に、非常に近かった」と強調した。

さらに、「三島由紀夫は、それ(安部)ほど高い位置まで近づいていなかった。
井上靖が、非常に真剣に討論されていた」などと他の日本人作家についても、過去の選考の経緯を語った。
近年、受賞の可能性があるとされる村上春樹さんについては、「生きている作家については答えられない」と明言を避けた。

アジアでの受賞者が少ないことについては、「作家がどこの国の出身かは見ない。その文学を見るのです」と断ったうえで、
「数多くの優れた人がいる。私たちは何人かに目をつけている」と述べた。

また、候補者の小説が、アカデミーの会員内で読めない言語で書かれている場合、
専門家に翻訳を依頼したり、助言を受けたりする試みを続けていることも明らかにした。

(2012年3月23日15時21分 読売新聞)

173:吾輩は名無しである
12/03/23 23:08:41.72
>>172
URLリンク(woman.infoseek.co.jp)
03/23 15:35
安部作品は国際評価…三島由紀夫は高評価でない

ノーベル文学賞の有力候補と言われ続けた、作家の安部公房は受賞を目前にして急死した―。
同賞を選考するスウェーデン・アカデミーのノーベル委員会のペール・ベストベリー委員長(78)が
21日、日本人作家への評価の一端を明らかにしたことで、
改めて安部作品の国際的評価の高さが裏付けられた格好だ。

前衛的な安部作品は、カフカに匹敵する文学として旧ソ連、東欧をはじめ海外で人気が高く、
1968年には「砂の女」がフランスで最優秀外国文学賞を受賞。
代表作はスウェーデン語でも出版され、
91年に地元メディアが安部を大江健三郎さんと並び、「ノーベル賞候補」と報じたこともあった。
また、安部死去の翌94年に日本人2人目のノーベル文学賞を受けた大江さんは、
受賞決定後、「日本の文学の水準は高い」として、
安部、大岡昇平、井伏鱒二の名を挙げ、「だれがノーベル賞をもらってもよかった」と述べていた。

安部と親交が深かった、日本文学研究者のドナルド・キーンさんは
「北欧の研究者から安部さんが、有力という話を聞いていた。
個人的にも親しく、文学賞にふさわしい作家だった」と納得する一方、
「ノーベル賞は作家の評価だけでなく、地理的な要因も考慮される」と話した。

一方、ベストベリー委員長が、三島由紀夫について、
安部ほどは受賞に近づいていなかったと指摘したことについては、
「スウェーデン人で国連事務総長を務めたダグ・ハマーショルドが
『金閣寺』を高く評価することをスウェーデン・アカデミーに伝えており、
その推薦は軽視されないということだった。受賞に大変近かったはずだ」と述べた。
ノーベル文学賞の選考経過は原則、50年後に公開されている。

174:吾輩は名無しである
12/03/24 00:03:51.05
三島はそうでもないに笑った

175:吾輩は名無しである
12/03/24 03:33:52.52
外人さん率直だなw
日本だったらたとえ事実で故人の話だとしてもそこは曖昧にするのに

176:吾輩は名無しである
12/03/24 08:10:28.67
『米国:あるユダヤ国家』(イズラエル・シャミール著)
URLリンク(www.israelshamir.net)
URLリンク(www.israelshamir.net)

1920年代のプラハで、二人の同じくらいに質の高い、しかし全く異なった傾向の作家がいた。一人は
疎外感を感じる抽象派のフランツ・カフカ、そして土着のチェコ人のジャロスラフ・ハシェックである。
二人とも良質であり、二人とも人類の進歩にとって必要である。しかしカフカの才能はユダヤ人たち
にとってより好みに合うものである。ユダヤ人の文学の教授や新聞編集者がチェコ人のそれよりもは
るかに多いために、当然のごとくカフカは一般的に知られ認められているのだが、一方のハシェック
の名前はボヘミヤに残るだけである。ハシェックのことを考えるよりもカフカを真似する作家のほう
が多い。結果として人類は、米国人だけではなく、より益々「ユダヤ的」に変わってしまう。作家た
ちは知っている。彼らはユダヤ人の編集者と教授の好みに合う方法で書かなければならない、と。
さもないと彼らは小さな区域でしか成功を期待できなくなるのだ。
こうやって、何の陰謀もなく、普通の人間のユダヤ的な傾向が、その美しい多様性を滅ぼすことによ
って、人類の精神を支配していくのである。

177:吾輩は名無しである
12/03/25 02:08:22.57
初心者的質問で申し訳ないんですが、

僕は安部公房が大好きです。

178:吾輩は名無しである
12/03/25 21:21:51.82
で、質問は?(笑)

179:吾輩は名無しである
12/03/26 00:19:11.05
安部の作品へ顕らわれる女性嫌悪も相当なもんだけど
そこは不問か

180:吾輩は名無しである
12/03/26 06:40:15.88
安部の女性キャラかわいいじゃないか

『友達』の次女とか

181:吾輩は名無しである
12/03/26 11:53:38.39
「ウエー」

182:吾輩は名無しである
12/03/26 12:10:40.14
「砂丘ウーマン」をすんげく頭悪く要約すると

動物と一緒に生活してたおっさんが動物になった物語

183:吾輩は名無しである
12/03/26 13:39:38.10
(´・_・`)

184:吾輩は名無しである
12/03/26 16:13:10.88
大きなことを言うようで申し訳ないんですが、

僕は安部公房が大好きです。
これはほんとうです。


185:吾輩は名無しである
12/03/26 16:45:15.73
好きな作家について語るのはとても良いです
そういう人が増えてくれれば世界は明るくなります
2ちゃんは嫌いな作家を貶める書き込みが多いですから

186:吾輩は名無しである
12/03/26 20:24:56.82
そうです、世界が明るくなりましたらそれは
核エネルギーでいうと何パスカルくらいでしょうね
楽しみですね

187:吾輩は名無しである
12/03/26 21:35:43.11
初心者的質問で申し訳ないんですが、

188:吾輩は名無しである
12/03/26 21:59:06.47
アマゾンで売り切れまくり
ノーベル賞は力持ってるな

189:吾輩は名無しである
12/03/26 22:52:49.97
105円コーナーに豊富にあるのに
わざわざ新品買うなよ

190:吾輩は名無しである
12/03/26 23:45:35.75
最初から期待してないどうでもいい本ならそれでもいいけど。
それとも本代ケチらなければならないほど危機的な生活してるのか。

191:吾輩は名無しである
12/03/26 23:58:07.12
そうかー
売るための宣伝だったのね、あのニュース

しかしこんなニュース一つに釣られて買う人が沢山いるんじゃ、プライドだけは超一流のマスコミ人がまた「愚民どもがぁ」とせせら笑うのが目に浮かぶな

192:吾輩は名無しである
12/03/27 06:23:16.79
ちょうど、箱男を図書館で借りていてあのニュースがうれしかったんだw
買うことはないわ

193:吾輩は名無しである
12/03/27 09:18:55.78
新本が簡単に手に入るのになぜ古本に手を出すのか、それが不思議。
そのてのやつに限って月に2,3冊しか読んでなかったりするんだよね。

194:吾輩は名無しである
12/03/27 10:32:15.18
はいはいあんたの勝ちでいいよ

195:吾輩は名無しである
12/03/27 17:08:15.81
うああああ~い 勝ったああああ♪

196:吾輩は名無しである
12/03/28 08:15:49.10
>>193
安いからじゃないのかな?

197:吾輩は名無しである
12/03/28 12:49:53.89
193の人が消えた頃にまたひとつ意見を述べます(予告)

198:吾輩は名無しである
12/03/28 18:58:25.82
>>176
ふむ

199:吾輩は名無しである
12/03/28 21:42:59.01
193の人は永遠に居座る(予告)

200:吾輩は名無しである
12/03/28 22:43:16.59
200

201:吾輩は名無しである
12/03/29 03:36:24.49
この人医学部卒だったんだ
納得・・・

202:吾輩は名無しである
12/03/29 12:58:02.85
やあ、こんにちは、193だよ~ん(笑

203:吾輩は名無しである
12/03/29 13:01:12.58
sageてる時点でニセ者確定

204:吾輩は名無しである
12/03/29 20:22:55.40
193の話題とか要らねー

205:吾輩は名無しである
12/03/30 05:27:29.10
偽箱男

206:失った時を求めて
12/03/30 11:25:35.43
最近、『箱男』を読んでいる。エロ気味だなぁ。


207:吾輩は名無しである
12/03/30 12:00:29.76
箱男を読んでの感想がまず「エロ気味だなあ」というのは独創的。
臨床的に興味をおぼえます。

208:吾輩は名無しである
12/03/31 12:52:10.94
密会の193ページの話をしようか

209:吾輩は名無しである
12/03/31 12:54:49.77
前はもっとデブだったの。

210:吾輩は名無しである
12/03/31 13:06:01.43
箱男に限らず安部公房の作品は全般的にエロ気味じゃね?

211:吾輩は名無しである
12/04/01 12:05:07.44
今回のノーベル賞関連のニュースで文壇の反応はどうなの

212:吾輩は名無しである
12/04/05 14:13:09.30
時代が安部に追いついた

213:吾輩は名無しである
12/04/06 08:39:19.78
醤油工場から流れてくる、こげた砂糖のような臭いが、夕日のつくるするどい影の切り口に、せっせと鑢をかけて落としている。

この表現すごいな~。

214:吾輩は名無しである
12/04/06 16:34:13.47
彼女を除きたいという欲望は、たしかに箱の容積を超えかけていた。
うずいている歯茎の腫れを口いっぱいにほおばっている感じだ。

シュールな表現ですな・・・・

215:吾輩は名無しである
12/04/06 20:12:27.84
波間を覗こうとして、前かがみになったはずみに、左右の目がぽとりと外れて落ちた。
落ちた後から、ちょっぴり煙が噴出した。
目玉はぶつかり合いながら、波間を転がり続ける。吐き気がしてきた。
目を開けた。

これもすごいな・・・・・・w

216:吾輩は名無しである
12/04/07 06:55:41.26
密会に出てくる病棟やらトンネルの構造がいまいち掴めない。

217:吾輩は名無しである
12/04/08 17:35:01.10
え? 安部公房って誰ですか?

218:吾輩は名無しである
12/04/11 01:35:22.29
うけない… …

219:吾輩は名無しである
12/04/11 04:26:13.12
「砂の女」と「密会」読んだけど次何を読めばいい?

220:吾輩は名無しである
12/04/11 11:34:21.65
砂の女かな

221:吾輩は名無しである
12/04/11 11:52:44.91
同時代ゲームなんかどうか

222:吾輩は名無しである
12/04/11 12:01:41.43
アメリカの夜

223:吾輩は名無しである
12/04/11 13:58:20.05
「砂の女」と「密会」・・・

「石の眼」か「終わりし道の標べに」がおすすめですね。


224:吾輩は名無しである
12/04/14 17:29:41.20
もし公房が生きてたら、日教組の偏向教育をどう批評しただろうか…

225:吾輩は名無しである
12/04/15 00:49:55.75
え?お仲間だろ
>日教組

226:吾輩は名無しである
12/04/15 01:00:55.15
安部公房は共産党員でしょ?

227:吾輩は名無しである
12/04/15 01:09:20.62
君が代とか嫌いそう


228:吾輩は名無しである
12/04/15 12:04:17.53
嫌いなら歌わなくて良い立場と地位を獲得する努力をすればいいのに
わざわざ教員になって・・・・っていう心理状態を皮肉を込めて批評してくれそう

229:吾輩は名無しである
12/04/15 15:20:01.88
>>227
オリンピックも嫌ってたよな

230:吾輩は名無しである
12/04/15 20:26:21.55
オリンピック嫌いと君が代嫌いは全く別物だと思う。

231:吾輩は名無しである
12/04/15 20:32:38.03
え? でも安部公房は好きですよ?

232:吾輩は名無しである
12/04/15 20:35:17.73
安部公房は共産党にいたけど、共産党を離脱したのも安部公房だろ

233:吾輩は名無しである
12/04/15 20:54:27.41
それはそのとき主流派に加われなかったから離脱したまでのこと

234:吾輩は名無しである
12/04/15 21:35:03.06
飢餓同盟だと共産を馬鹿にしてる感じが少ししてる。

235:吾輩は名無しである
12/04/15 22:48:05.09
安部公房の都市 ってのが本屋で平積みされてたからちょっと立ち読みした
それぞれの作品ごとに章立てされていて、安部自身の言及がまとめられているんで読みやすい
ただ全般的に分析はかなり浅い印象を受けた

236:吾輩は名無しである
12/04/16 00:08:43.00
深い分析って、どういうのを言うの?
安部公房以外でもいいから、例を知りたい。


237:吾輩は名無しである
12/04/16 00:12:34.72
ヌーバレバレ笑

238:吾輩は名無しである
12/04/16 00:28:21.90
>>236
分かりやすい例でいえば、清水孝純 の「カラマーゾフの兄弟を読む」 シリーズとか
江川卓の謎ときシリーズとか

239:吾輩は名無しである
12/04/16 08:44:10.17
そりゃあ、江川さんとかロシア語から解説してるんだから深くなるけど、
日本語の本を江川さんが解説してもそこまで深くならんでしょう。

240:吾輩は名無しである
12/04/16 22:31:11.86
>>238
ラスコーリニコフが割裂君だというあれかw
ただの語呂合わせじゃないか。
そのどこが深いのかな?


241:吾輩は名無しである
12/04/17 11:18:39.07
箱男の「Dの場合」の章で、女教師が家の鍵を少年Dに投げ与えるのはなぜ?

242:吾輩は名無しである
12/04/17 11:37:21.99
教えない

243:吾輩は名無しである
12/04/17 21:29:49.58
安部公房伝は誰か買うたか

244:吾輩は名無しである
12/04/21 08:54:26.86
第四間氷期もそろそろ終了か

245:吾輩は名無しである
12/04/26 02:32:40.06
安部公房伝買った人いる?

246:吾輩は名無しである
12/04/26 13:33:04.34
図書館で読んだよ。安部公房の人となりをドライでシニカルだろうと思い込んでた自分としては、けっこう意外な一面があることにニヤけた。空襲で読書の邪魔されたときの行動とか。

247:吾輩は名無しである
12/04/26 16:05:07.70
>>246
おお、サンクス。
ドライでシニカルは主に、自分自身とか文壇一般や通俗世界やらに対してだったのかな。
特定の人物との関係にはこだわったりしてたらしいから、確かに表面では隠してた所は読みたいかも。

そう言えば、先日知ったけど、久生十蘭全集の編纂に安部公房参加してた。
なんかいかにも過ぎてビックリしたよ。


248:吾輩は名無しである
12/04/26 18:08:56.50
弊衣破帽の無精髭学生の公房が友達の家で灯火管制ぶっちぎりの読書会を夜っぴてかまして、注意しに来たその家のお母さんとケンカしたとか、ねりさんと議論してていつのまにか娘相手に本気になってたとか、痛快な人だったみたい。

249:吾輩は名無しである
12/04/26 18:16:33.22
若いときはみんなそうだ。バカげた若気の過ちの一種。痛快も何も無い。つまらん思い入れだ。(笑)

250:吾輩は名無しである
12/04/26 18:48:12.06
まあそうだろうね。いやあ、なんか今日はいい気分だから、ちょっと箱から出てみようかな(笑)

251:吾輩は名無しである
12/04/27 01:16:16.75
安部公房全集が田舎の書店で全巻セットで売っていた。
全部揃えたら20万もするんだもんなあ。

252:吾輩は名無しである
12/04/27 01:19:52.16
>>250
やめとき

253:吾輩は名無しである
12/04/27 01:53:21.45
この前撮った写真にダンボールが写ってたんだけど、まさか人は入ってないよな

254:吾輩は名無しである
12/04/27 13:29:26.97
主人公が箱に入った所はワクワクして読んだけど、その中でマーカーペン使って
カメレオンみたく眼を中心に円を描いたってのを読んで、戦慄した。

255:吾輩は名無しである
12/04/28 07:18:50.57
スネーク

256:吾輩は名無しである
12/04/28 22:57:38.47
蛇みたいな野郎だぜ

257:吾輩は名無しである
12/04/30 02:24:03.65
>>207
箱の中から外から覗く描写が多いからね。

258:吾輩は名無しである
12/05/05 20:48:53.40
密会を読了
もう一つの現実に入り込んだようだったよ。素晴らしい読書体験だった。

259:吾輩は名無しである
12/05/10 22:37:40.16
「なんかお前、安部公房みたいだな」

260:吾輩は名無しである
12/05/15 06:13:31.98
ドナルド

261:吾輩は名無しである
12/05/15 06:16:11.32
ドナルドキーンさんが維新の会に物申してるよう。

262:吾輩は名無しである
12/05/15 07:05:28.00
AKB=Abe Kou Bou

263:吾輩は名無しである
12/05/16 18:30:51.44
キーンさんの知っている日本と今の日本は違うんだろうねぇ
ちょっとがっかりしてるかもね

264:吾輩は名無しである
12/05/16 18:34:19.19
URLリンク(www.shinchosha.co.jp)

265:吾輩は名無しである
12/05/17 13:07:58.97
>>264
おおお、かっこよくなったね!

266:吾輩は名無しである
12/05/17 22:40:23.95
北区飛鳥山でドナルド・キーン展やるね。
北区民としてチェックしてくる。

267:吾輩は名無しである
12/05/18 05:38:27.17
密会の表紙がどう変わるのか楽しみ

268:吾輩は名無しである
12/05/18 16:00:37.74
「箱男」に出てくるワッペン乞食ってもしかしてねらーのことなんじゃね?

269:吾輩は名無しである
12/05/19 07:56:45.74
第四浣腸器。

270:吾輩は名無しである
12/05/23 16:01:06.97
「箱男」に浣腸シーンあるよな

271:吾輩は名無しである
12/05/23 20:40:50.67
安部公房の作品の読み方がぜんぜんわかんないです
どう読んでも自分体験にできそうにないですド頭からざせつする

272:吾輩は名無しである
12/05/23 21:24:16.84
えー

273:吾輩は名無しである
12/05/23 21:28:32.46
迷路でいいじゃない

274:吾輩は名無しである
12/05/23 22:40:35.35
>>268
ワッペン乞食は、大友克洋の『童夢』に出てくる爺さんのモデルになったっぽくね?

275:吾輩は名無しである
12/05/24 16:19:17.17
安部公房って女受け悪いのかね。
「三島由紀夫よりも安部公房の方が好き」と言ったら、
そのことによって俺の女子への好感度が下がったようなんだけど。

276:吾輩は名無しである
12/05/24 16:57:08.40
安部公房じゃなくて、君自信が嫌われているんだよ。

277:吾輩は名無しである
12/05/24 17:08:30.37
世の中には純文学を理解をしようとせずに変人扱いをして絶対見向きもしない女が沢山いるけどそういうひとは宮部みゆきとかよんでよろこんでる

278:吾輩は名無しである
12/05/24 18:40:34.17
好感度が下がったんなら、逆にそれはチャンスでしょ

279:吾輩は名無しである
12/05/24 20:04:05.14
三島由紀夫が大好き、ってのもかなり引くけどw
「太宰治が好きです」ぐらいにしておくのが無難?

280:吾輩は名無しである
12/05/25 00:55:12.53
政治思想 三島>安部
文学作品 安部>三島

281:吾輩は名無しである
12/05/25 06:39:54.28
ウヨウヨ右翼!

282:吾輩は名無しである
12/05/25 09:42:25.43
文学少女のアイドルといえば太宰治

283:吾輩は名無しである
12/05/25 14:42:06.88
学生の頃好きだった女の子に、安部公房が好きだと話したらなんと読んでくれた
それはすごくうれしかったが、二人の関係が発展することはなかった

284:吾輩は名無しである
12/05/25 20:54:10.46
ユーチューブにあったブラックジャックの話で安部さんは庭で箱男になったと言ってたけど実際やるんだなあ


285:吾輩は名無しである
12/05/25 21:42:30.14
でも、実際やったにしては箱のサイズがでかいよな

286:吾輩は名無しである
12/05/26 06:29:19.50
うん庭の外に出なくてよかた
安部公房に近いというか作風は違うけど保坂和志にちかい小説観だなとおもた
保坂和志が安部公房に近いいのかあのテープの話をきいて共通性をかんじた小説観に


287:吾輩は名無しである
12/05/26 06:32:51.21
安部さんも保坂さんもなんか物語否定派?というかそんな事をユーチューブの書く気のない人のための小説入門で
考えがちらほらみえる保坂さん

288:吾輩は名無しである
12/05/27 02:15:18.87
カフカみたいに一気に書くタイプなんでしょ
安部は長編に5年かけてたし、物語は重視していた

289:吾輩は名無しである
12/05/28 01:10:14.92
昨今?の漫画表紙ブームみたいに水木先生で「笑う月」の表紙を描いて欲しいものだ。

290:金神弁天
12/05/29 20:45:50.06
労多くして実りすくなき秋の風

291:吾輩は名無しである
12/05/30 06:01:46.12
モスクワ2号に安部のデータぶち込んで新作書かせーや

292:金神辯天
12/05/31 06:44:41.82
文字の羅列のお安い仕事。創作でお金を稼ぐ極悪人。
糞尿売りの穢多非人。イメージの羅列のお安い仕事。
左巻きの阿部公房は只の雑文書きの理系脳。
死んでノーベル文学賞を辞退いたしましたとさ。
自画自賛の文壇の仏壇はどこにあるのかな?

293:吾輩は名無しである
12/05/31 06:53:54.80
ルイスキャロルにどう影響を受けたんだ!
壁ってなんのことなんだ!
砂漠の思想読もうかな!
安部公房は井上靖を物語作者と罵倒したってホント?
感傷的な私小説を嫌ったというけど太宰治のこと?

294:吾輩は名無しである
12/05/31 09:44:58.96
安部公房って分析哲学勉強してたのかなとたまに思うことがある。
日本での需要と、年齢を考えると、まぁそんなわけがないんだろうけど、
天然パーフィット派だなぁ、と。
ルイス・キャロルはラッセルのパラドックスとか下敷きに小説書いてたから、
そう言われるとなんかなるほどという感じ。

295:吾輩は名無しである
12/05/31 17:35:45.19
>>293
>ルイスキャロルにどう影響を受けたんだ!
ロリコンなところ

296:吾輩は名無しである
12/05/31 17:42:54.63
ルイスキャロルはロリコンじゃねえよ

297:吾輩は名無しである
12/06/01 22:35:44.46
Sカルマ氏は確かに外套やシャミッソーもあるけど、
あのドタバタ感はまんまルイスキャロルって感じがする

298:吾輩は名無しである
12/06/02 05:30:22.19
今の日本に安部や大江のようなレベルではなく特異な才能を持った作家はいますかね?

299:吾輩は名無しである
12/06/02 09:52:34.18
インドにはたくさんいる

300:吾輩は名無しである
12/06/02 19:06:29.34
>>298
お前

301:吾輩は名無しである
12/06/03 02:21:27.63
この前古本屋で「飛ぶ男」を手に入れた。嬉しかったなぁ……。

302:吾輩は名無しである
12/06/03 02:29:28.40
今手元に無いのだけれど何所から何所までが夫人の加筆、修正なのかは判別付いているのか?

303:吾輩は名無しである
12/06/03 07:45:16.41
飛ぶ男は完成してれば安部作品史上一番長い小説になってたかもしれない

304:吾輩は名無しである
12/06/03 08:32:26.64
埴谷雄高と安部公房の関係もわかりませんドストエフスキーという単語を用いて説明しなくてもいいです

305:吾輩は名無しである
12/06/04 00:11:22.30
方舟さくら丸と密会は傑作。短編もいい作品が多い。
有名な砂の女は平凡で何がいいのかよくわからなかった。

306:吾輩は名無しである
12/06/04 00:13:29.35
砂の女は読む度に印象変わるよ
良い小説は大体そうかもしれないけど

307:吾輩は名無しである
12/06/04 05:08:34.39
えー、安部公房とかけて
隠し子疑惑とときます。

そのこころは、

コーボーも筆の誤り、なんつって、(≡^∇^≡)、山田く~ん

308:吾輩は名無しである
12/06/04 06:46:10.97
「砂の女」は安部作品の中では凡作だと思う。最高傑作は「箱男」「密会」のどちらかでしょう。

309:吾輩は名無しである
12/06/04 08:57:36.61
砂の女は1テーマで構成がよく練られている
ドストエフスキーの罪と罰みたいなもん
密会とか感傷的でgdgdで俺はちょっと苦手だ
正直、骨が解ける女とかいらなかった

310:吾輩は名無しである
12/06/04 12:50:07.22
>>308
同意。砂の女は何度も読む気にはならないが
その二作は何十回も読んだ

311:吾輩は名無しである
12/06/04 15:40:40.90
燃えつきた地図が上がってないのでageておきますね^^

312:吾輩は名無しである
12/06/06 00:47:32.66
自分は壁が一番好きだな。初めに読んだ本だったし思い入れが強いのもあるけど。砂の女は映画も面白かった。
確かタルコフスキーも絶賛してたはずだ

313:吾輩は名無しである
12/06/08 10:31:57.34
ワープロいじってる写真だと漁師のおっさんにしか見えない

314:吾輩は名無しである
12/06/08 11:13:24.79
山田五郎よりはインテリだと思う

315:吾輩は名無しである
12/06/08 14:43:01.20
うひゃひゃ、そのとおり漁師じゃよ
ただし、人間を漁う漁師じゃがね、ふぅわっ、はっはっ

316:吾輩は名無しである
12/06/08 14:44:46.88
ウェー

317:吾輩は名無しである
12/06/08 15:06:36.76
手塚治虫との親和性

318:吾輩は名無しである
12/06/10 09:06:47.53
安部先生って国内のアニメや漫画に関心あったの?

319:吾輩は名無しである
12/06/10 16:08:11.79
>>317
Twitterで平野啓一郎がこんな事を書いていたのを思い出しました。

”安部公房の『小説を生む発想-箱男について』(72年6月)という講演では、最初に「ブラックジャック」という武器の話があり、そのあと、戦後、衛生兵上がりの無免許医がよくいたという話題に及んでいる。
 手塚治虫の『ブラック・ジャック』の連載は73年から。偶然か、講演がヒントになったのか。”


320:吾輩は名無しである
12/06/10 18:23:05.27
URLリンク(ishibashimasao.at.webry.info)
URLリンク(mugi4ishida.blog71.fc2.com)
壁をこのように読む人がいますが

321:吾輩は名無しである
12/06/10 19:11:31.63
>>320
安部公房があの世でほくそ笑んでる気がした

322:吾輩は名無しである
12/06/10 21:33:01.51
「赤い繭」が受賞した戦後文学賞って他には何が受賞したの?

323:吾輩は名無しである
12/06/10 23:22:59.86
安部公房の作品は、その根底に漠然とした優しさがあるようで好きだな

324:吾輩は名無しである
12/06/11 23:55:18.07
>>322
出孤島記

325:吾輩は名無しである
12/06/13 01:50:48.83
>>308
まあ比較的読みやすいというか安倍作品の中では小説らしい小説だから
とりあえず読むならこれ、という風に扱われる作品な気はする
でも安倍文学の真骨頂といえば「壁」とか「密会」とかになるわけで

326:吾輩は名無しである
12/06/13 14:29:01.98
「夢の兵士」短編だけど好きです。
安部文学の中ではちょっと異色だけど何度も読んでしまう雰囲気ある作品

327:吾輩は名無しである
12/06/13 20:42:07.23
生成文法、動物行動学、大脳生理学の三本柱を構想した
『アメリカ論』はどんなだったのかなあ。
もぐら日記読むと、なんとなく全体像は見えてきそうだけど、
クレオールやら、分子生物学やら、微視的な箇所への具体的なアプローチは結局全集に乗らなかったな。

しかし安部公房はとことん、デラシネとか親なし文化にはまったね。
戦争体験ってやっぱり絶大なんだな。


328:吾輩は名無しである
12/06/13 21:49:23.60
満州が故郷みたいなものだからね。
その意味でいえば福島の避難空域出身者から新しい安部的な文学が生まれてもおかしくない。

329:吾輩は名無しである
12/06/13 22:46:52.42
初めて小説読んで落涙したわ
トオマス・マンのトニオ・クレエゲル

330:吾輩は名無しである
12/06/13 22:47:59.68
誤爆しましたごめんなさい

331:吾輩は名無しである
12/06/14 00:24:43.87
今の誤爆で民間人7人が負傷した

332:吾輩は名無しである
12/06/14 04:00:17.52
ああ。なんてこった。

333:吾輩は名無しである
12/06/14 23:09:54.11
安部公房好きで青春小説も好きだって言う人は少ないのかな?

334:吾輩は名無しである
12/06/15 00:12:44.20
安部公房の本を読んだ後に、安部公房が嫌いだったオペラ(プッチーニ)で涙を流す俺が通りますよ

335:吾輩は名無しである
12/06/15 02:43:04.10
箱男は一日で読めたのに密会は一週間近くかかった
ページ数もほぼ同じで、文章的にも大した違いはないのに

336:吾輩は名無しである
12/06/15 11:41:12.93
小説を読んでいるとそういうことってよくあるよね。
俺も『他人の顔』はなかなか読み進められなかった。

337:吾輩は名無しである
12/06/15 11:48:42.53
どうでもいい話だけど、カフカの誕生日が7月3日で、安部公房の誕生日が3月7日なんだな。

338:吾輩は名無しである
12/06/15 13:34:59.99
本当にどうでもいいなw

339:吾輩は名無しである
12/06/15 17:37:21.92
私小説系の作家なら私淑する作家と誕生日が似てたりしたら
言いふらして歩きそうだけど、安部なら鼻で笑いながら冗談の種しそう

340:吾輩は名無しである
12/06/16 23:36:11.13
インタブーでカフカよりポーとルイス・キャロルに影響を受けたと答えているしね。
カフカは「つまづきから救ってくれる水先案内人」らしい。

341:吾輩は名無しである
12/06/17 02:13:53.18
小説家になってからカフカを読み始めた口らしいけど、年々その影響力は大きくなっているとも答えていたね。

342:吾輩は名無しである
12/06/18 18:08:16.10
率直に応えてください
あなたたちは公房のような普遍主義者ですか?公房のように伝統という言葉を嫌いますか?
私は伝統というものは無いとは言い切れないけれど普遍と伝統を秤にかけた時は必ず普遍をとるべきだと思います

343:吾輩は名無しである
12/06/18 18:21:47.13
わたしもそう思います。

344:吾輩は名無しである
12/06/18 21:23:49.27
晩年の安部はアナーキストだったな

345:吾輩は名無しである
12/06/18 23:50:40.28
共産党に入ったけど、幹部と喧嘩して飛び出してるし
若い頃から個人主義アナキストだろ
そこが大江や埴谷とちがうところ

346:吾輩は名無しである
12/06/19 00:14:44.85
わたしもそう思います。

347:吾輩は名無しである
12/06/19 00:48:55.23
>>342
普遍主義者って何?
勝手に変な言葉を作るな。



348:吾輩は名無しである
12/06/19 01:30:28.68
るな。

349:吾輩は名無しである
12/06/19 01:48:48.10
村上龍とかとは真逆のアナキスト?

350:吾輩は名無しである
12/06/19 02:13:49.63
わたしもそう思います。

351:吾輩は名無しである
12/06/19 11:00:40.99
安部公房、順を追って読んで行きましたが、
面白かったのは「壁」「他人の顔」「水中都市」でした。
「砂の女」は初め感動しましたが、2回目はあれ?って思いました。
方舟さくら丸辺りではまたこのパターンかと途中で読むのを止めました。
結局、周りに読んでと言えるのは「壁」くらいで、
あとは自己責任で他の作品を読んでくださいってところです。

352:吾輩は名無しである
12/06/19 11:22:50.38
わたしもそう思います。

353:吾輩は名無しである
12/06/19 15:23:44.56
何回も同じモチーフを書き直しているよね。

354:吾輩は名無しである
12/06/19 15:31:08.37
ぼくはそうは思わないけどね。

355:吾輩は名無しである
12/06/19 15:49:53.56
わたしもそう思います。

356:吾輩は名無しである
12/06/19 19:14:08.50
英語ができなかったって本当?

357:吾輩は名無しである
12/06/19 20:10:12.07
わたしもそう思います。

358:吾輩は名無しである
12/06/19 21:48:43.46
「普遍主義」ってどういう意味?
無知な僕に教えてください

359:吾輩は名無しである
12/06/19 21:55:55.31
〔哲〕〔universalism〕個々のものより普遍や全体を重んずる立場。

360:吾輩は名無しである
12/06/19 22:02:26.03
>>342
普遍だからこそ海外文学が読まれてるんだろう。

361:吾輩は名無しである
12/06/19 22:05:44.51
小説に唯一の正しい読み方があるという考え方はおかしい、戦後国語教育の過ち
テーマなんて読み手がそれぞれに感じればいいこと
って言ってる人間のどこが普遍主義なのか

362:吾輩は名無しである
12/06/19 23:55:08.56
>>359 そうすると、安部公房はどういうところが普遍主義者なんでしょう
50分程考えて見たけどわかりませんでした

363:吾輩は名無しである
12/06/20 00:14:24.24
わたしもそう思います。

364:吾輩は名無しである
12/06/20 01:56:25.81
僕は火星人です。

365:吾輩は名無しである
12/06/20 02:26:38.03
いいえ、あなたは冷蔵庫です

366:吾輩は名無しである
12/06/20 03:16:53.75
>>359
安部公房は、自分が普遍主義者だとは言っていないよね。

たぶん、安部公房が日本文学とはかけ離れているということを、
ゆとり脳で必死に考えた結果が、普遍主義者という造語なんだと思う。


367:吾輩は名無しである
12/06/20 11:10:40.26
わたしもそう思います。

368:吾輩は名無しである
12/06/20 11:33:58.59
どちらかというとローカルな事物に密着した作家だなと感じてた
カフカと比べたときそのへんは顕著だよね

369:吾輩は名無しである
12/06/20 11:55:57.95
>どちらかというとローカルな事物に密着した作家だなと感じてた
具体的に言うとどんなものがある?

370:吾輩は名無しである
12/06/20 11:59:02.04
小理屈が多いんだけど、当時の言論空間へのコンテクスト依存が強い
ああいうのはいかにも昭和の知識人の文章だなと感じる

371:吾輩は名無しである
12/06/20 12:30:07.77
それは昭和に限った話かぁ?
いまの知識人もドップリその世界に浸かってる輩はその傾向が顕著だと思うが
特に自称ロスジェネ世代の作家には辟易させられるけどな

372:吾輩は名無しである
12/06/20 12:33:37.27
いいえ、あなたもハンバーグです。

373:吾輩は名無しである
12/06/20 13:32:40.74
おっ、おれが?ハンバーグ?
このやろうっ、おれあ、冷蔵庫だぞう

374:吾輩は名無しである
12/06/20 15:01:40.13
言論空間へのコンテクスト依存はどの時代でも必ず生じてしまうと思うよ。
それこそコンテクストに依存したくなければ、宮沢賢治みたいにローカルで独自にほそぼそと作品を書き続けるしかない。
いまだって言論空間の話題は、宮台風にいえば島宇宙化して分化しているとはいえ、
ロスジェネとか東浩紀の動物化、最近だとソーシャルメディアみたいな実践の話になっていて、
しかもそれらが緩やかに繋がっている。で、どこにいっても同じ話しかしていない。


375:吾輩は名無しである
12/06/20 15:17:46.80
カフカもローカルな作家なのかもしれないっていうか、
ローカル性は間違いなくあるだろうけどわからないな。
自分はプラハに住んでもいなければ、ドイツ語話者のユダヤ人でもないので。
だから、日本人で日本語話者の安部公房と比べると、
カフカのローカル性が見えにくいな。

376:吾輩は名無しである
12/06/20 15:24:59.43
安部の時代には冷戦構造という二極構造があったけど、
今の時代は既得権益とその他という二極構造ができつつあるね。
原発という大きな物語も復活しつつある。

377:吾輩は名無しである
12/06/20 16:20:21.95
>>366
じゃあ聞くが、おまえが安部公房を普遍主義者じゃないと思う根拠はなんだ?
ちゃんと論理的に頼むよ

378:吾輩は名無しである
12/06/20 20:27:25.79
>>377
>>366ではありませんが(ここに書き込むのは>>227>>324以来ですが)横から失礼して。
「普遍主義」という言葉の定義をまず明確にさせていないと,その質問に答えることはほぼ不可能に近いのではありませんか?
ですが>>342において,そのことばがはっきりと「伝統」に対置したかたちで使われていることをかんがみれば,それは最も短絡的に考えて「革新」のそれを意味しているとわたしには思われます。

また,「普遍的」ということばをとってみても,基準をどこにおいて「普遍」というのか,ということも問題となってくるかと思います。
彼は『デンドロカカリヤ』において,植物への変形を無造作に拒絶する姿勢を見せています。
それは高見順の詩の一節「深夜/樹木は出発の準備をする/魂胆があって準備する」に比べてみれば,がぜんヒューマニスティック(人間中心主義的)な態度のそれと見做せます。
そして,より高次の基準にたってみれば高見順のそれでさえ,ある意味で視野のどこか限定された言語の表出に過ぎないのだとも言ってみせることもできそうです。

「普遍」と言う言葉を軽々しく用いることは,厳に慎まなければならないものではないでしょうか。


379:吾輩は名無しである
12/06/20 21:09:17.26
普遍主義っていまやマイナスイメージの語だよねー、ヨーロッパ的普遍主義とかさ

何かとにかく否定したいものを「普遍」という語と引比べて、特殊異質なものに貶めたいみたいなさー
その実「普遍」という言葉の中身は空っぽでその語を使う人の胸先三寸、ぜんぜん普遍的なんてものじゃない

380:吾輩は名無しである
12/06/21 03:12:47.56
>>376
別段、既得権益・その他の二極を否定するわけでもないが、そうやって囚われ過ぎるのも危険だぞ。
大体その二極は最近出来た物でもないじゃないか。

381:吾輩は名無しである
12/06/21 03:27:20.52
安部が伝統という言葉を毛嫌いした理由は?
三島由紀夫との対談で三島が伝統を問題にしようとしたら腰を折ってたよ
たしか各国の言語が別々に発展したのに翻訳ができるほど類似性があることに興味を持ってたよね
そしてチョムスキーの生成文法はかなり正しいと思ってた
言語に関心があったから小説を書くようになったんだよね

382:吾輩は名無しである
12/06/21 03:39:46.77
故郷喪失と敗戦の経験だろうね。
満州で受けた教育の裏返しで伝統嫌いになったんだと思うけど。

383:吾輩は名無しである
12/06/21 10:03:08.34
コンテクスト依存にも強弱があるわけだよね。
例えば、バシュラールとクワインを比べたとき、バシュラールがコンテクスト依存なのは目に見えるよね。
評論家の文章と研究者の文章を比べたときも、似たようなことが成り立つよね。
あまり細かい話も望めないんだけど、
安部の文章はカフカと比較したとき多分に評論家的だと思うんだな。
ただ、どちらかというと、これは安部がどうこうというよりも、
カフカが法学博士だったことに由来した、カフカの際立った特徴だったんじゃないか、
と俺は思ってたんだけども。

384:吾輩は名無しである
12/06/21 12:22:56.30
それもまたたぶんにコンテクスト依存な解釈だなあ。
カフカは劣等生で法学なんて学びたくなかったらしいけどね。
影響があるとするなら法学博士というより公務員の経験だろうな。

385:吾輩は名無しである
12/06/21 20:47:22.98
壁、死ぬほど面白いじゃん


386:吾輩は名無しである
12/06/21 22:37:27.05
死ぬ、壁ほど面白いじゃん

387:吾輩は名無しである
12/06/22 01:25:51.22
劣等生で法学なんて学びたくなかったというより
法学なんて学びたくないから劣等生だったんだろ

388:吾輩は名無しである
12/06/22 02:13:21.64
面、死ぬほど壁白いじゃん

389:吾輩は名無しである
12/06/22 10:18:42.42
バベルの塔の狸は村上春樹がおもいきり影響受けてそうですな。


390:吾輩は名無しである
12/06/22 10:47:59.48
てか村上春樹は確実に安部公房の影響下にある
評論家達は否定したがるだろうけど

391:吾輩は名無しである
12/06/22 11:04:27.35
>>388
わろたw

392:吾輩は名無しである
12/06/22 19:53:20.62
村上春樹はどんな影響を受けたのかな

393:吾輩は名無しである
12/06/23 01:57:44.55
てす

394:吾輩は名無しである
12/06/23 02:35:27.90
ぬるい理論を唱える奴がちらほら出てくるな。

ポルタージュ

395:吾輩は名無しである
12/06/23 02:56:56.58
ガ
ッコウには今日も行かない

396:吾輩は名無しである
12/06/23 21:39:27.03
村上春樹はどうか知らないが、ノーベル文学賞関連のニュースの影響で、
「安部公房の影響を受けました」or「昔から好きな作家です」
とか言う作家や批評家が増えそうだな。今で比較的地味な存在だったのに、手のひら返してさ。

397:吾輩は名無しである
12/06/24 00:33:07.98
いねぇだろ
結局取れなかったわけだし、生きていれば、、ってのは仮定の話でしかないし

398:吾輩は名無しである
12/06/24 11:47:17.21
わたしもそう思います。

399:吾輩は名無しである
12/06/24 18:46:27.93
さすがに安部公房が地味とかないわ。と思ったが結構絶版があるんだよな。
新潮社なんとかしてくれよ。

400:吾輩は名無しである
12/06/24 19:51:56.59
全集の文庫化はよ

401:吾輩は名無しである
12/06/24 19:53:33.75
新潮文庫「カーブの向う・ユープケッチャ」だけでいいので、復刊してほしいわ

402:吾輩は名無しである
12/06/25 01:42:23.18
俺は『石の眼』がほすぃー

403:吾輩は名無しである
12/06/25 14:43:26.35
『けものたちは故郷をめざす』がほしい。
安部スレ住人の力を合わせて復刊ドットコムで投票してみようぜ。

404:吾輩は名無しである
12/06/25 15:26:19.99
持ってるもん

405:吾輩は名無しである
12/06/25 15:33:46.99
絶版になった本が廉価で売っていたらついつい買ってしまい
同じ本を何冊も持っているというのはよくあることなのだらうか

406:吾輩は名無しである
12/06/25 21:53:36.83
自分が持ってるからどうでもよいと考えるか、他人にも読んでもらいたいと考えるか。

407:吾輩は名無しである
12/06/25 22:23:52.24
今日地元のニュースで、温泉街で地熱発電を画策している団体が、
発電所の建設による温泉への影響を懸念した温泉宿やホテルの経営者からなる団体と衝突しているさまが報じられていて
安部公房を思い出した記念にかきこ

408:吾輩は名無しである
12/06/26 01:34:14.57
飢餓同盟かw

409:吾輩は名無しである
12/06/26 05:08:12.80
飢餓同盟は面白くなかったわ
スケールを小さくした悪霊だよね

410:吾輩は名無しである
12/06/26 20:50:50.64
悪霊ってか、安部公房風の「城」なんじゃないの?
厨房の頃に読んだきりだったけど、久しぶりに読みたくなったな

411:吾輩は名無しである
12/06/27 00:21:06.35
安部公房の意匠を継いで作家を目指すぜ!
おまいら、応援してくれよな!(´・ω・`)

412:吾輩は名無しである
12/06/27 00:29:43.64
>>411
文庫化したら買ってやる

413:吾輩は名無しである
12/06/27 02:05:24.63
俺も安部公房の意匠を継いで作家を目指しているが、
どうやってもスケールが小さくなってしまって難しいと気づいたぜ。

414:吾輩は名無しである
12/06/27 02:07:35.71
うお、妙な日本語になってしまった
作家を目指していると書いたくせに説得力が全くないな

目指している→目指そうと思った

415:吾輩は名無しである
12/06/27 02:39:18.26
円城塔は安部公房からの影響を公言していたね

416:吾輩は名無しである
12/06/27 07:36:03.31
アベコーベー

417:吾輩は名無しである
12/06/27 10:43:46.79
>>381最初期(作品を書き始めたころ)について。詩と哲学的な文章が多い。
なぜ現存在がそのように成立しているかという問いと象徴の体系に当惑している。
また興味は言語というより、書くことそのものに向かっていたよう。
無根拠な世界のリアリティを何かに還元せずにいるためには書くことで己を証言し続けるしかない。

歴史伝統はあくまで恣意的な記録、現実は創造によって初めて生成されるという立場ではないかと。

418:吾輩は名無しである
12/06/27 11:23:27.58
オレも安部公房の意匠を継いで作家を目指すぜ!

419:吾輩は名無しである
12/06/27 11:35:43.77
URLリンク(www.amazon.co.jp)

安倍公房目指したらしいが、ぜんぜんダメだったと思う人。

420:吾輩は名無しである
12/06/27 11:35:47.02
安部チルドレンみたいな作家っているかな?

421:吾輩は名無しである
12/06/27 11:38:30.58
URLリンク(www.amazon.co.jp)
この人とか安倍さんの系列でしょう

422:吾輩は名無しである
12/06/27 12:22:32.59
スワちゃんかよ

423:吾輩は名無しである
12/06/27 15:03:29.31
諏訪自身はどちらかと言うと三島や谷崎をリスペクトしていた気がするけど

424:吾輩は名無しである
12/06/27 15:18:06.71
諏訪さんの好きな作品ってプルーストや梶井基次郎ですよ

425:吾輩は名無しである
12/06/27 16:59:34.97
プルースト、ホフマンスタール、梶井基次郎ってゆってますね
あと中国文学では魯迅、老舎、莫言とのこと

426:吾輩は名無しである
12/06/27 23:59:08.66
青木淳悟とかどうなの?

427:吾輩は名無しである
12/06/29 17:29:06.28
私もそう思います。

428:吾輩は名無しである
12/06/30 00:16:22.36
>>420
チルドレンてほどじゃないけど、大江健三郎とか井上ひさしとか筒井康隆とか
あの年代のリベラル系の作家は安部公房の影響が大きいと思う

429:吾輩は名無しである
12/06/30 01:30:42.96
方向性は全然違うよ。大江は被るところは多少あるだろうけど。安部は本質へ向かう過程で概念を消去しているのであって象徴に向かわない
>>428で挙げられた作家のうち二人はは記述のシステムに興味を持ったし、井上はより具体的な風刺要素が強い

430:吾輩は名無しである
12/06/30 03:24:44.42
本質に向かう過程で概念を消去しているってどういうこと?

431:吾輩は名無しである
12/06/30 17:43:22.20
>>430
あまりイジメるな。
ゆとりが背伸びしただけで、たいした意味はない。


432:吾輩は名無しである
12/07/01 07:09:35.38
>>430-431安部の作品の主人公はたまに記憶喪失のような状態になる。初期作品では明確に阿片中毒や精神疾患として認識がぶれる。
そのような実存は夜のようなものだと言われる。リルケの影響か。
大江が言葉を異化しながらもやなり概念を組み立てるのに対し、安部は概念を一度リセットして、
そこでなお出てくるものをリアルなものだとみなす。例えばそれが壁。

433:吾輩は名無しである
12/07/01 14:39:03.89
>>432
『夢の逃亡』なんかは明確にリルケの影響があると言われているね。

434:吾輩は名無しである
12/07/01 14:50:25.13
>>432
概念を一度消去するってのは理解できるんだが、象徴には向かってないか?
デンドロカカリヤとか砂の女とか。

435:吾輩は名無しである
12/07/02 23:48:37.67
>>433
内的な時間を文中にずっと抱え込むリルケ的記述から、ストーリーで表現するカフカにちょうど移行する時期の作品で……なんかむらむらとリルケ愛が甦ってしまったのでは。
>>434
意味連関が確定していない、神秘性を認めないという点で象徴(シンボル)ではないということになるかと。
安部は、イメージは実存(主体)がなければ、抑圧を含め社会的なものを示唆するにとどまるというようなことをエッセイで言ってる。
人生の砂漠には一度はまりこむと抜け出せないような窪みがあるから気をつけよう!という側面がないわけではないけれど、そうした固有の意味に還元されるのではなく、イメージはあくまで主体的に解釈されねばならない。
とはいえ寓意的に見やすい作品が高く評価されている気がする。わかりづらさのなかのわかりやすさというか。

436:吾輩は名無しである
12/07/03 02:22:44.74
箱男の覗き窓がどういう構造していたか教えてもらえませんか。
手許に本が無いのですけれども、ビニールの膜を暖簾のように張り付けておくのでしたっけ?

437:吾輩は名無しである
12/07/03 03:07:54.75
まず手許に本を置くことから始めましょう。

438:吾輩は名無しである
12/07/03 03:13:57.61
出先で気になっちゃって眠れないんです……

439:吾輩は名無しである
12/07/06 21:44:16.23
>>436
べたーっと貼って視界が確保できる程度に小さい穴をいくつか開けるんじゃなかったっけ

440:吾輩は名無しである
12/07/06 21:54:05.45
>>439
小さい穴をたくさんあけるのは音を聞くために両サイドじゃなかったっけ

441:吾輩は名無しである
12/07/06 22:07:27.34
真ん中が割れてて傾けてできた隙間から外をのぞく

442:吾輩は名無しである
12/07/06 23:30:45.96
開口部の外側、上縁に、ガムテープで貼りつけ、
あとは自由にしておけばいいのだが、
あらかじめ縦に一本、切れ目を入れておくことを忘れないでもらいたい。
(中略)位置は中心。二、三ミリ重ね合わせておくこと。
箱が垂直に保たれているかぎり、目隠しになってくれ、誰からも覗かれずにすむ。
それを、わずかに傾けてやると、隙間が開き、こちらから向こうが覗けるというわけだ。

切れ目がなくてもうつむけば隙間ができると思うんだけど、切れ目の意味はなんだろう?

443:吾輩は名無しである
12/07/07 01:14:13.49
切れ目を入れておけばより広い範囲に視界を確保できるのかな。

444:吾輩は名無しである
12/07/07 01:17:32.07
切れ目があると、真上から見たときに、「八」の字の形みたいになることを想定していたのかな。
しかし、実際に作ってみると、静電気かなんか知らんが二枚の膜は殆どくっついたままなんだよなあ。

445:吾輩は名無しである
12/07/09 02:39:40.29
確かに切れ目の意味ないなこれw
バナナの段ボールで作ってみたが中から息でフゥーっとでもしない限り(しかも結構強く)隙間なんてできねぇわ

446:吾輩は名無しである
12/07/09 04:55:20.40
阿部公房嫌いじゃないけど2冊読んでもういいやとか思ったなぁ

447:吾輩は名無しである
12/07/09 11:56:00.39
安部公房のほうを読むべきだろ

448:吾輩は名無しである
12/07/09 13:22:50.78
初期と晩年ではかなり作風が違うからなあ
長編と言っても短いのばかりだし10冊くらいは読んでみることをお勧めする

449:吾輩は名無しである
12/07/09 14:04:21.02
10冊読めるのは安部公房好きだけでしょw

450:吾輩は名無しである
12/07/09 17:19:33.05
カンガルー・ノートが最高傑作

451:吾輩は名無しである
12/07/09 17:26:46.21
俺の中では緑色のストッキングが断トツだな

452:吾輩は名無しである
12/07/10 21:17:07.71
誰がなんと言おうと燃えつきた地図が最高傑作
あれだけ現代社会の本質をついた作品はない


453:吾輩は名無しである
12/07/10 21:28:18.91
>>452
現代社会の本質をついたから傑作なの?

454:吾輩は名無しである
12/07/10 21:36:53.45
>>452と同じく燃え尽きた地図に一票……って元々そういう話じゃなかったか
壁、砂の女、箱男が必読、他人の顔と地図あたりが次に読むもの
短編も人魚のとか普通にネタだけで面白いのがいろいろあって基本はずれがない
10冊は多いとしても半分の5冊くらいは見ないと輪郭はつかめないと思う

455:吾輩は名無しである
12/07/12 21:41:15.52
安部公房って記念館のようなものは存在しないんですかね?
在ったら行ってみたいのだけれども……

僕は箱男に一票。

456:吾輩は名無しである
12/07/12 22:14:48.75
>>455
旭川にある郷土誌あさひかわ社内に、安部公房資料室があるよ。

457:吾輩は名無しである
12/07/12 22:46:22.87
マジか! >>455じゃないけど明日行ってくるわ!

458:456 忍法帖【Lv=2,xxxP】
12/07/12 23:44:15.43
>>457
休室日や開室時間もあるから、事前に電話入れとけよ。

459:吾輩は名無しである
12/07/12 23:48:58.04
>>458
ありがとう!

460:455
12/07/13 15:24:02.96
>>456
どうもありがとう。旭川か……ちょっと遠いね。

461:吾輩は名無しである
12/07/13 23:02:45.82
道民じゃなきゃ、明日旭川に行ってくるわ!とは言えんわなw

462:吾輩は名無しである
12/07/14 00:20:46.68
飛行機は

463:吾輩は名無しである
12/07/17 11:14:21.71
痴漢とは、おおむね、いったん謎を自覚した以上、どんな犠牲をはらってでも解かずにはいられない、律儀者の探求者のことなのだ。 

感動した。俺も明日から痴漢を目指す

464:吾輩は名無しである
12/07/17 12:24:25.16
おいw

465:吾輩は名無しである
12/07/17 19:48:55.33
密会か他人の顔かな。いい文章ね。クロソウスキーのアフローディテの水浴を思い出した
イデア的なものが俗悪な次元で展開される構図は安部の実体験から来る所もあるんだろうな

466:吾輩は名無しである
12/07/17 20:04:18.85
バルテュスの兄ちゃん?

467:吾輩は名無しである
12/07/17 20:09:53.32
正解は他人の顔です

468:吾輩は名無しである
12/07/17 20:36:22.19
>>466そそ。フーコーが痴漢(かっこよく言えば侵犯)絡みでよくクロたんに言及してた
フーコーと安部ってほぼ同年齢なんだよね。よき洗練の痴漢世代……

469:吾輩は名無しである
12/07/17 22:26:48.78
全集の中にある軽いエッセイ的な文章で安部が

いまリルケの息子が日本に来ているらしい。しかし酷い女たらしみたいで、リルケに憧れていた自分としては幻滅

みたいなこと書いているんだけど、多分それはバルテュスのことだと思う
実際には、バルテュスはリルケの実子ではなく、
バルテュスの実母が実父と別れた後にリルケと付き合っていて
バルテュスはリルケに可愛がられたっていう関係らしいが

470:吾輩は名無しである
12/07/21 00:30:04.88
KOBO

471:吾輩は名無しである
12/07/21 00:33:34.26
ABE

472:吾輩は名無しである
12/07/21 01:47:02.79
安部公房の作品で打線を組んでるわ。

473:吾輩は名無しである
12/07/27 08:48:18.18
安部が嫌っていたオリンピックがはじまるね

474:吾輩は名無しである
12/07/27 12:03:24.91
安部に感化されたわけじゃないけどオリンピック興味なす

475:吾輩は名無しである
12/07/28 01:35:30.95
オリンピック出場経験者が通りますよ
数学オリンピックだけどww

476:吾輩は名無しである
12/07/28 13:30:37.15
安部公房ってカツラ?

477:吾輩は名無しである
12/07/28 13:34:35.53
かつらでもない
植毛でもない

478:吾輩は名無しである
12/07/28 13:34:51.49
カツラにしては天パがひどくないか?w

479:吾輩は名無しである
12/07/28 13:36:40.22
他人の頭

480:吾輩は名無しである
12/07/28 13:54:41.51
年齢考えるとかなり多くない?

481:吾輩は名無しである
12/07/28 14:26:02.87
かつらだと仮定した場合、あの髪型を選ぶ心理状態と言うのはどういう物なのか・・・。
ところで楽天KOBOって安部公房をバカにしているの?

482:吾輩は名無しである
12/07/28 17:56:13.50
もちろん

483:吾輩は名無しである
12/07/29 16:24:48.04
俺も一瞬安部公房がらみの何かかと思った。KOBO
BOOKを並び替えただけなのねん。

484:吾輩は名無しである
12/07/29 16:56:26.21
地元のBOOK OFFの安部公房の表示がことごとく「阿部公房」になっているのが気になって仕方がない

485:吾輩は名無しである
12/07/29 17:25:17.71
そういう誤字ってすごく気持ち悪く感じる

486:吾輩は名無しである
12/07/29 21:04:07.16
>>484
うちの近所のブックオフも阿部公房だわw
隣の安部譲二はちゃんとなってるのになあ

487:吾輩は名無しである
12/07/29 21:42:14.93
おまいら、新鋭作家の阿部公房を知らねえのか?

488:吾輩は名無しである
12/07/29 21:43:17.38
そんな奴がいたらねりちゃんが黙ってはいないだろw

489:吾輩は名無しである
12/07/29 22:19:40.94
阿部公房の作品に有りそうなタイトル。


490:吾輩は名無しである
12/07/29 22:21:33.11
砂の男

491:吾輩は名無しである
12/07/29 22:30:04.69
容疑者Xのアーチ

492:吾輩は名無しである
12/07/29 23:30:56.98
自分の顔

493:吾輩は名無しである
12/07/29 23:31:50.62
方舟武蔵丸

494:吾輩は名無しである
12/07/29 23:35:56.08
集会

495:吾輩は名無しである
12/07/29 23:37:31.76
土方歳三

496:吾輩は名無しである
12/07/30 02:43:45.82
>>491
何故エリクソン?

497:吾輩は名無しである
12/07/30 06:39:02.08
>>496
もし生きてたらピンチョンとかエリクソンみたいな作家から影響受けるかなと・・・・

498:吾輩は名無しである
12/07/30 07:34:22.79
>>497
ピンチョン、エリクソンは安部が生きている間に2、3冊ほどは邦訳されているんだよな
もしかしたら、読んでいたかもしれん

499:吾輩は名無しである
12/07/30 11:05:07.81
自分の顔www

500:吾輩は名無しである
12/07/30 20:17:03.47
安部なら邦訳じゃなくて、原文で読むだろ、、と思ったけど
ドナルド・キーンにGGマルケス読めって言われた時に、僕英語駄目だから~って言い訳してたな
んで、バカ、日本語訳でてるよ!ってさらに怒られてたがw

501:吾輩は名無しである
12/07/30 20:27:41.10
安部は大人になってからは外国語が全くダメだったということは、キーンさんが書いてるね 
URLリンク(www.shinchosha.co.jp)

502:吾輩は名無しである
12/07/30 21:05:10.99
全集欲しいな~ドラえもんがいたら買ってもらうのになあ

503:吾輩は名無しである
12/08/01 13:07:33.04
図書館から借りパクなんてするんじゃないぞ

504:吾輩は名無しである
12/08/01 14:10:49.94
流石にそれは僕の両親と良心が許しません

505:吾輩は名無しである
12/08/01 14:17:20.06
わだすも全集ほすいなあ

506:吾輩は名無しである
12/08/01 20:47:45.86
古本屋で揃ってるの買えば安く手に入るだろ

507:吾輩は名無しである
12/08/01 21:32:21.44
都内の古本屋で売ってるの見たことないっす

508:吾輩は名無しである
12/08/01 23:11:29.27
全作品じゃなくて全集でしょ?
ふつうに神田とかちょっと回ればまとまって売ってるのあると思うけど…

509:吾輩は名無しである
12/08/01 23:18:13.39
それがないんだよ~

510:吾輩は名無しである
12/08/02 08:12:15.39
おれも古本屋で見たことないな。
「全作品」は持っているのでそれに入ってないのを狙って
まず第一巻と最終巻だけ買った。

「日本の古本屋」でも全集はバラだけだね。
「全作品」はボッタクリでないのも結構出ている。
15巻揃いで7000円か8000円程度。

511:吾輩は名無しである
12/08/02 11:26:13.26
全作品は刊行年度のこともあって全作品収録されていないからね
やっぱり買うなら全集なんだけど、高い。

512:吾輩は名無しである
12/08/02 23:05:29.28
刊行年は関係ないだろ。
全集と全作品は別物。
全「作品」なんだから、書簡とか、未発表原稿とか、メモとかは、最初から無視。


513:吾輩は名無しである
12/08/02 23:36:02.77
まあそうだけどカンガルー・ノートとかは入ってないよねってことじゃないの

514:吾輩は名無しである
12/08/03 01:09:04.94
>>501
医学部ードイツ語
戦後の満州を生き延びたー中国語
ソ連兵士と話しをしていた(実弟井村春光談)ーロシア語
簡単な会話もしくは文章なら理解していた可能性大
でも、小説原文で読むのマンドクセって感じかな。

でもでも、「悪魔ドゥベモオ」の表紙にエスペラント語で序文を書いていたり、
「写真屋と哲学者」の翻訳していたりする。

ちなみに、エスペラント語では、"Kubo Abe"と書くらしい。

515:吾輩は名無しである
12/08/03 01:27:47.16
エスペラントだとKobo Aboじゃないのか
「医学部の学生としてドイツ語も学んだはずだが、安部の口からドイツ語の最も簡単な表現すら聞いた記憶がない」
by 鬼怒鳴門

516:吾輩は名無しである
12/08/03 21:41:10.88
共同体の言語=日本語で考えることしかできないと本人は言っていたけど、
生成文法やクレオールに興味があったみたいだし、外国語にあまり言及が無いってのは不自然だよなあ

517:吾輩は名無しである
12/08/03 22:27:54.83
医者に知り合いがいるけど、ドイツ語なんか喋れないって言ってたぞ。
医者として習うのは医学用語だけ。
それ以外に課目としてドイツ語を取得すれば別だけど。

518:吾輩は名無しである
12/08/03 22:36:37.25
そりゃそうだよね。器具や装置、手法についてドイツ語で指示したりできても日常会話ができるとは限らないよねw

519:吾輩は名無しである
12/08/03 23:24:43.27
安部公房の時代は知らないけど、今の東大の理類では第二外国語は一年間しか必修じゃないし
大抵みんな卒業するころにはseinの活用すら忘れてる

520:吾輩は名無しである
12/08/03 23:34:55.32
ほとんどの日本人は中学高校と6年間も英語を習って、日常会話すらできない。
1年間ではとてもとても…

521:吾輩は名無しである
12/08/04 00:36:03.89
俺も理系で必要に迫られて英語の論文は結構読んで、実際理解できたが、
これが、文学作品になると、ちっとも内容が理解できない。

論理的に固めた平板な文章とそうでないのとは、これだけ違いがあるものかと思ったわ。

522:吾輩は名無しである
12/08/04 00:48:14.28
>>521
同館。
普段英語読んでるからってんで背伸びして洋書を買って
結局数ページしか読まずに本棚の肥やしに。

523:吾輩は名無しである
12/08/04 15:08:45.45
まさか「王様のブランチ」で安部作品が紹介されるとはな・・・

524:吾輩は名無しである
12/08/04 15:56:22.32
>>523
kwsk

525:吾輩は名無しである
12/08/04 16:51:44.15
>>524
アーティストがオススメの本を紹介するコーナーで
サカナクションのボーカル(?)の人がカンガルーノート紹介してた

526:吾輩は名無しである
12/08/04 18:35:43.24
サカナクションには「壁」という名の曲があるよ

527:524
12/08/04 19:07:49.62
>>525-526
トンクス

528:吾輩は名無しである
12/08/14 22:55:20.88
保守派

529:吾輩は名無しである
12/08/15 01:52:57.54
新保守

530:吾輩は名無しである
12/08/16 00:06:42.54
お前らどうせオリンピックばっかり見てたんだろ?w
ブタどもめ

531:吾輩は名無しである
12/08/16 00:10:11.07
ブタというかモグラというか。
しかしモグラはオリンピック嫌いという

532:吾輩は名無しである
12/08/18 01:33:03.76


533:吾輩は名無しである
12/08/18 02:29:24.84


534:吾輩は名無しである
12/08/18 03:03:57.82


535:吾輩は名無しである
12/08/18 09:09:09.36


536:吾輩は名無しである
12/08/18 09:44:01.19


537:吾輩は名無しである
12/08/18 11:32:13.03


538:吾輩は名無しである
12/08/18 22:11:35.78
25日の0:00からEテレで安部さんの番組やるね

539:吾輩は名無しである
12/08/18 22:16:14.83
>>538
これか
URLリンク(www.nhk.or.jp)

540:吾輩は名無しである
12/08/18 23:58:45.86
出ませんかねぇ……安部真知の画集……

541:吾輩は名無しである
12/08/19 05:04:02.88
情報ありがとう
予約した

542:吾輩は名無しである
12/08/19 12:51:49.10
安部真知の画集を予約したのかと思った

再放送、楽しみだ

543:吾輩は名無しである
12/08/19 21:21:19.51
おお、文明のキーワード。
予約したぜ。

544:吾輩は名無しである
12/08/22 14:32:37.24
ああーようつべに上げてくれないものかなぁ

545:吾輩は名無しである
12/08/22 16:35:32.12
明後日か。観たいけど家にテレビが無い

546:吾輩は名無しである
12/08/22 17:46:31.15
ワンセグもないの?
安部公房が生きていたら真っ先にiPadや電子書籍リーダーを買っていそうだな。

547:吾輩は名無しである
12/08/22 20:34:37.57
固定電話、携帯電話、テレビ、ラジオは持たない主義なんだ

548:吾輩は名無しである
12/08/22 21:35:23.33
なんてコンテンポラリーな生き方なんだ

549:吾輩は名無しである
12/08/23 04:07:01.96
keyholeで見れって言いたいとこだがEテレは見られないんだっけ

550:吾輩は名無しである
12/08/23 13:19:31.41
録画予約したよ
情報くれた人どうもありがとう!

551:吾輩は名無しである
12/08/23 21:58:42.33
>>549
最近まったく音が出ないんだけど

552:吾輩は名無しである
12/08/24 22:55:57.13
あと1時間ではじまりますな

553:吾輩は名無しである
12/08/25 01:14:10.66
今やってるね。12:50からしか見てないけれど。

554:吾輩は名無しである
12/08/25 02:07:34.63
富士山の話ワロタ
明日仕事なのに興奮して今夜は眠れそうにねーや

555:吾輩は名無しである
12/08/25 02:12:13.30
とりあえず、波郷の句集を買ってみようと思いました。

556:吾輩は名無しである
12/08/25 02:14:26.87
養老氏の早口が印象的だった
ひたすら言葉を続けるおっさん二人を映すというあまりにも素晴らしい番組で感心した
安部の話自体は何処かで見聞きしたようなものだったけどごみの写真なんてのは良かった
小説を見ると一つ一つの言葉に無頓着な印象さえあるけど、慎重に言葉を選びながら話す姿はやはり作家だと思った

557:吾輩は名無しである
12/08/25 02:37:14.50
分子生物学の事を時々話に入れてニヤニヤしたw
デジタル脳とかの話でデジタル作家の批判はよくわからんかった。右脳と左脳両方で思考しろって事?

558:吾輩は名無しである
12/08/25 03:33:37.59
ある思いを感じてもいないのに言葉であたかも感じたように表現する作家への批判だろ

559:吾輩は名無しである
12/08/25 04:31:08.24
見たこともない風景を描き出す画家・・・とはちょっと違うのか

560:吾輩は名無しである
12/08/25 07:21:07.10
しまった!クルーグマンとスティグリッツのインタビューを視てしまった。

561:吾輩は名無しである
12/08/25 09:42:37.10
>>558 なるほど、だからデジタルか。

562:吾輩は名無しである
12/08/25 09:57:16.82
ずんぐりむっくりの手が可愛かったw

563:吾輩は名無しである
12/08/25 09:59:57.97
ちきしょう、録音しそこなった('A`)
誰か内容を5行程度で頼む

564:吾輩は名無しである
12/08/25 10:27:16.19
時々無音になったけど「精神」かな?
「・・・分裂的経済」
「今の社会の・・・分裂的傾向」
>>563
録音かよw

565:吾輩は名無しである
12/08/25 13:49:51.48
まだ見てないが消しが入るのか

566:吾輩は名無しである
12/08/25 16:35:54.94
>>564
そういうのって「時代背景云々…」のお断り入れるとかしてオリジナルを尊重して欲しいね

567:吾輩は名無しである
12/08/25 16:58:46.39
87年の放送がそういう編集でそれをそのまま放送したんじゃないかな?
細かい雑音(スタッフの会話とかマイクが擦れる音とか)が入っててもお構いなしだったから「安部さん、精神分裂はちょっと・・・」なんて中断させることもしなかったんだと思う
養老さんは大丈夫かこれって感じで少し苦笑いしてたけどw

568:吾輩は名無しである
12/08/25 20:31:49.44
当時は精神分裂という言葉は不適切ではなかったんじゃない?
統合失調症に変更されたのは小泉政権のときだったはず。

569:吾輩は名無しである
12/08/25 23:42:24.27
オープニングの音楽って安部公房作?

570:吾輩は名無しである
12/08/26 05:17:20.35
人間の自然科学に関する能力と一方政治に対する無能力とか
311後に見るとリアルに身につまされて苦笑いだ……
やはりもうちょっと生きててもらいたかったなあ

571:吾輩は名無しである
12/08/26 23:31:01.01
関西のモグラは強い

572:吾輩は名無しである
12/08/27 05:41:01.85
一方、関東のモグラは放射能によって進化を遂げていた

573:吾輩は名無しである
12/08/28 00:58:56.55
クレオールが生まれる条件 歴史伝統から離れること

永遠に精神になんか到達しなくて良い

574:吾輩は名無しである
12/08/28 13:44:48.55
安部公房自身が中国生まれで作品もそれまでの日本文学の歴史からはかけ離れていたもんね
文学アルバムにも書いていたが、安部公房は精神というよりは物自体を描こうとしてた作家だし

575:吾輩は名無しである
12/08/28 13:52:41.37
生まれは東京じゃなかったかと思ったが
一歳の頃にはもうホウテンにいたのか

576:吾輩は名無しである
12/08/28 17:20:25.87
ああ、本籍は旭川で生まれは東京だね。失礼。
で、中国育ちなわけか。

577:吾輩は名無しである
12/08/28 18:21:06.14
なんだかんだ言っても東京生まれのエリート

578:吾輩は名無しである
12/08/28 22:47:11.18
公房の小説って古本屋にまったく置いてないのはなんでだろ

読む人少ないのかな

579:吾輩は名無しである
12/08/28 22:54:04.68
他の地域でも同じなのかはわからんが
知り合いの古本屋のおっちゃん曰く
安部の本は結構雑に扱われていて
結構倉庫の中で眠っていたりするのが多いらしい

580:吾輩は名無しである
12/08/28 23:02:46.95
ふむ。

581:吾輩は名無しである
12/08/28 23:28:04.61
『死に急ぐ鯨』本屋に売ってなかった。読みたい

582:吾輩は名無しである
12/08/28 23:32:25.67
350円だって
URLリンク(www.bookoffonline.co.jp)

583:吾輩は名無しである
12/08/28 23:35:18.53
あ、在庫無しか。すみません。

584:吾輩は名無しである
12/08/28 23:48:06.97
ブックオフに行くと結構売ってるよ。ちょっと汚い感じだけどw

585:吾輩は名無しである
12/08/29 16:29:40.96
安部公房は経歴だけ見るとエリートだが実際はお情けで医学部を卒業させてもらったらしいからな。
その辺は確かにカフカに似ている。

586:吾輩は名無しである
12/08/30 05:59:20.82
たしか医学的なことはほとんど知らなかったんだっけか

587:吾輩は名無しである
12/08/30 12:48:55.39
林太郎先生とだいぶ違うなw
数学セミナーで昔から数学ファンだったと公言、公理主義としての数学に興味あったみたい
小説内の科学的知識は正しくないって批判はどこかにあったでが、作品の雰囲気は理系っぽいんじゃない?

588:吾輩は名無しである
12/08/30 21:24:12.18
漫画ブラックジャックに「荒唐無稽だ」と批判した東大医学部の学生がいた。って話をなぜか思い出した。

589:吾輩は名無しである
12/08/30 21:25:36.77
理系とか文系とかそういうカテゴライズの方法は個人を評価するには不適当だと思う。
どちらかにカテゴライズした時点で多くのものを捨象してしまうことになるから。
作品の雰囲気も正直よくわからない。シュルレアリスム的なものやプロレタリア的なもの、
SFもあればごく普通の作品もあって、一概には評価できない。


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