安部公房COMPLETE WORKS 016at BOOK
安部公房COMPLETE WORKS 016 - 暇つぶし2ch150:吾輩は名無しである
12/02/24 00:58:09.01
安部さん脚フェチすぎだろ

151:吾輩は名無しである
12/02/27 08:37:31.56
おはようございますモモ様

152:吾輩は名無しである
12/02/29 05:19:06.61
谷崎といい勝負だな

153:吾輩は名無しである
12/03/04 02:06:42.32
ヘクザンよ、ぼくを里子のところへつれて行け!

154:箱男
12/03/04 21:28:36.03
過疎ってる箱ね。

155:吾輩は名無しである
12/03/10 10:54:07.48
キーンさんとうとう日本国籍取ったね
漢字名は鬼怒鳴門だそうだ

156:吾輩は名無しである
12/03/10 12:50:51.08
すげえ漢字だなw

157:吾輩は名無しである
12/03/11 22:11:55.35
でも、金という名字にならなくて、よかったと思うよ。


158:吾輩は名無しである
12/03/11 23:21:43.93
全然。

159:吾輩は名無しである
12/03/12 21:43:13.83
ヂェンキンスさんが騎兵隊所属だったとは知らんかった
キャバルリー

160:吾輩は名無しである
12/03/13 19:48:51.98
空中楼閣とかいう短編が好き

161:吾輩は名無しである
12/03/20 04:50:05.30
>>155
ありえないが、もしもキーンさんが今の年で養子を取ったら
「鬼 翔太です」とかになるんだよな。
苗字と名前の間に「の」を入れたらヤンキー漫画の渾名だw

まあキーンさんはもっと素晴らしい名前を付けるだろうが。



162:吾輩は名無しである
12/03/20 08:23:05.87
高校生のとき教科書流し読みしたらたまたま見つけて図書室から本を借りた

密会の自慰少女とかストリップ妻とかでおっきした高校生は俺だけじゃないはず

163:G ◆vDcOqdC/aA
12/03/20 08:46:47.73
3月に新潮文庫から再刊された庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」の書きおろしあとがき。
ラスト近くの主人公の薫君と由美ちゃんの手と指先が軽く触れ合うシーンにおっきしちゃっ
たと安部公房に告白されたというエピソードがでている。

意外と、安部は小説でいかにおっきさせるかを重視し、腐心していたのかも


164:吾輩は名無しである
12/03/20 15:00:03.95
笑う月ではおっきしかけたわ。正直どんな夢みてんねん、書くなやって思ったw


165:吾輩は名無しである
12/03/22 01:44:05.54
変態心に訴えかけてくる物はあるな

166:吾輩は名無しである
12/03/23 08:20:54.18
安部公房さんの作品「赤い眉」についてなのですが、一般的にシュールレアリスムと解釈されるこの作品は本当に超現実的なのですか?
私には現実的だとは感じられなかったのですが同じような考えの方はいらっしゃいませんか?

167:吾輩は名無しである
12/03/23 11:25:40.71
現実を超えてるから超現実なんだろ

168:吾輩は名無しである
12/03/23 11:27:27.69
確かに眉が赤かったらシュールかも

169:吾輩は名無しである
12/03/23 13:54:45.73
ノーベル賞に非常に近かったんだな

170:吾輩は名無しである
12/03/23 17:21:46.72
安部公房は受賞寸前だった「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう」
スレリンク(mnewsplus板)
ノーベル委員長語る

171:吾輩は名無しである
12/03/23 21:29:27.08
安部公房が死んだ途端に大江にノーベル賞をやるノーベル委員会ワロス。

172:吾輩は名無しである
12/03/23 23:06:12.77
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
安部公房は受賞寸前だった…ノーベル委員長語る

【ストックホルム=待田晋哉】ノーベル文学賞の選考を行うスウェーデン・アカデミーのノーベル委員会の
ペール・ベストベリー委員長(78)が21日午前(日本時間同日夕)、読売新聞の取材に応じ、
1993年に死去した作家・安部公房が同賞の受賞寸前だったことを明らかにした。

ストックホルム市内の自宅でインタビューに応じたベストベリー委員長は、
安部公房について「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう。非常に、非常に近かった」と強調した。

さらに、「三島由紀夫は、それ(安部)ほど高い位置まで近づいていなかった。
井上靖が、非常に真剣に討論されていた」などと他の日本人作家についても、過去の選考の経緯を語った。
近年、受賞の可能性があるとされる村上春樹さんについては、「生きている作家については答えられない」と明言を避けた。

アジアでの受賞者が少ないことについては、「作家がどこの国の出身かは見ない。その文学を見るのです」と断ったうえで、
「数多くの優れた人がいる。私たちは何人かに目をつけている」と述べた。

また、候補者の小説が、アカデミーの会員内で読めない言語で書かれている場合、
専門家に翻訳を依頼したり、助言を受けたりする試みを続けていることも明らかにした。

(2012年3月23日15時21分 読売新聞)

173:吾輩は名無しである
12/03/23 23:08:41.72
>>172
URLリンク(woman.infoseek.co.jp)
03/23 15:35
安部作品は国際評価…三島由紀夫は高評価でない

ノーベル文学賞の有力候補と言われ続けた、作家の安部公房は受賞を目前にして急死した―。
同賞を選考するスウェーデン・アカデミーのノーベル委員会のペール・ベストベリー委員長(78)が
21日、日本人作家への評価の一端を明らかにしたことで、
改めて安部作品の国際的評価の高さが裏付けられた格好だ。

前衛的な安部作品は、カフカに匹敵する文学として旧ソ連、東欧をはじめ海外で人気が高く、
1968年には「砂の女」がフランスで最優秀外国文学賞を受賞。
代表作はスウェーデン語でも出版され、
91年に地元メディアが安部を大江健三郎さんと並び、「ノーベル賞候補」と報じたこともあった。
また、安部死去の翌94年に日本人2人目のノーベル文学賞を受けた大江さんは、
受賞決定後、「日本の文学の水準は高い」として、
安部、大岡昇平、井伏鱒二の名を挙げ、「だれがノーベル賞をもらってもよかった」と述べていた。

安部と親交が深かった、日本文学研究者のドナルド・キーンさんは
「北欧の研究者から安部さんが、有力という話を聞いていた。
個人的にも親しく、文学賞にふさわしい作家だった」と納得する一方、
「ノーベル賞は作家の評価だけでなく、地理的な要因も考慮される」と話した。

一方、ベストベリー委員長が、三島由紀夫について、
安部ほどは受賞に近づいていなかったと指摘したことについては、
「スウェーデン人で国連事務総長を務めたダグ・ハマーショルドが
『金閣寺』を高く評価することをスウェーデン・アカデミーに伝えており、
その推薦は軽視されないということだった。受賞に大変近かったはずだ」と述べた。
ノーベル文学賞の選考経過は原則、50年後に公開されている。

174:吾輩は名無しである
12/03/24 00:03:51.05
三島はそうでもないに笑った

175:吾輩は名無しである
12/03/24 03:33:52.52
外人さん率直だなw
日本だったらたとえ事実で故人の話だとしてもそこは曖昧にするのに

176:吾輩は名無しである
12/03/24 08:10:28.67
『米国:あるユダヤ国家』(イズラエル・シャミール著)
URLリンク(www.israelshamir.net)
URLリンク(www.israelshamir.net)

1920年代のプラハで、二人の同じくらいに質の高い、しかし全く異なった傾向の作家がいた。一人は
疎外感を感じる抽象派のフランツ・カフカ、そして土着のチェコ人のジャロスラフ・ハシェックである。
二人とも良質であり、二人とも人類の進歩にとって必要である。しかしカフカの才能はユダヤ人たち
にとってより好みに合うものである。ユダヤ人の文学の教授や新聞編集者がチェコ人のそれよりもは
るかに多いために、当然のごとくカフカは一般的に知られ認められているのだが、一方のハシェック
の名前はボヘミヤに残るだけである。ハシェックのことを考えるよりもカフカを真似する作家のほう
が多い。結果として人類は、米国人だけではなく、より益々「ユダヤ的」に変わってしまう。作家た
ちは知っている。彼らはユダヤ人の編集者と教授の好みに合う方法で書かなければならない、と。
さもないと彼らは小さな区域でしか成功を期待できなくなるのだ。
こうやって、何の陰謀もなく、普通の人間のユダヤ的な傾向が、その美しい多様性を滅ぼすことによ
って、人類の精神を支配していくのである。

177:吾輩は名無しである
12/03/25 02:08:22.57
初心者的質問で申し訳ないんですが、

僕は安部公房が大好きです。

178:吾輩は名無しである
12/03/25 21:21:51.82
で、質問は?(笑)

179:吾輩は名無しである
12/03/26 00:19:11.05
安部の作品へ顕らわれる女性嫌悪も相当なもんだけど
そこは不問か

180:吾輩は名無しである
12/03/26 06:40:15.88
安部の女性キャラかわいいじゃないか

『友達』の次女とか

181:吾輩は名無しである
12/03/26 11:53:38.39
「ウエー」

182:吾輩は名無しである
12/03/26 12:10:40.14
「砂丘ウーマン」をすんげく頭悪く要約すると

動物と一緒に生活してたおっさんが動物になった物語

183:吾輩は名無しである
12/03/26 13:39:38.10
(´・_・`)

184:吾輩は名無しである
12/03/26 16:13:10.88
大きなことを言うようで申し訳ないんですが、

僕は安部公房が大好きです。
これはほんとうです。


185:吾輩は名無しである
12/03/26 16:45:15.73
好きな作家について語るのはとても良いです
そういう人が増えてくれれば世界は明るくなります
2ちゃんは嫌いな作家を貶める書き込みが多いですから

186:吾輩は名無しである
12/03/26 20:24:56.82
そうです、世界が明るくなりましたらそれは
核エネルギーでいうと何パスカルくらいでしょうね
楽しみですね

187:吾輩は名無しである
12/03/26 21:35:43.11
初心者的質問で申し訳ないんですが、

188:吾輩は名無しである
12/03/26 21:59:06.47
アマゾンで売り切れまくり
ノーベル賞は力持ってるな

189:吾輩は名無しである
12/03/26 22:52:49.97
105円コーナーに豊富にあるのに
わざわざ新品買うなよ

190:吾輩は名無しである
12/03/26 23:45:35.75
最初から期待してないどうでもいい本ならそれでもいいけど。
それとも本代ケチらなければならないほど危機的な生活してるのか。

191:吾輩は名無しである
12/03/26 23:58:07.12
そうかー
売るための宣伝だったのね、あのニュース

しかしこんなニュース一つに釣られて買う人が沢山いるんじゃ、プライドだけは超一流のマスコミ人がまた「愚民どもがぁ」とせせら笑うのが目に浮かぶな

192:吾輩は名無しである
12/03/27 06:23:16.79
ちょうど、箱男を図書館で借りていてあのニュースがうれしかったんだw
買うことはないわ

193:吾輩は名無しである
12/03/27 09:18:55.78
新本が簡単に手に入るのになぜ古本に手を出すのか、それが不思議。
そのてのやつに限って月に2,3冊しか読んでなかったりするんだよね。

194:吾輩は名無しである
12/03/27 10:32:15.18
はいはいあんたの勝ちでいいよ

195:吾輩は名無しである
12/03/27 17:08:15.81
うああああ~い 勝ったああああ♪

196:吾輩は名無しである
12/03/28 08:15:49.10
>>193
安いからじゃないのかな?

197:吾輩は名無しである
12/03/28 12:49:53.89
193の人が消えた頃にまたひとつ意見を述べます(予告)

198:吾輩は名無しである
12/03/28 18:58:25.82
>>176
ふむ

199:吾輩は名無しである
12/03/28 21:42:59.01
193の人は永遠に居座る(予告)

200:吾輩は名無しである
12/03/28 22:43:16.59
200

201:吾輩は名無しである
12/03/29 03:36:24.49
この人医学部卒だったんだ
納得・・・

202:吾輩は名無しである
12/03/29 12:58:02.85
やあ、こんにちは、193だよ~ん(笑

203:吾輩は名無しである
12/03/29 13:01:12.58
sageてる時点でニセ者確定

204:吾輩は名無しである
12/03/29 20:22:55.40
193の話題とか要らねー

205:吾輩は名無しである
12/03/30 05:27:29.10
偽箱男

206:失った時を求めて
12/03/30 11:25:35.43
最近、『箱男』を読んでいる。エロ気味だなぁ。


207:吾輩は名無しである
12/03/30 12:00:29.76
箱男を読んでの感想がまず「エロ気味だなあ」というのは独創的。
臨床的に興味をおぼえます。

208:吾輩は名無しである
12/03/31 12:52:10.94
密会の193ページの話をしようか

209:吾輩は名無しである
12/03/31 12:54:49.77
前はもっとデブだったの。

210:吾輩は名無しである
12/03/31 13:06:01.43
箱男に限らず安部公房の作品は全般的にエロ気味じゃね?

211:吾輩は名無しである
12/04/01 12:05:07.44
今回のノーベル賞関連のニュースで文壇の反応はどうなの

212:吾輩は名無しである
12/04/05 14:13:09.30
時代が安部に追いついた

213:吾輩は名無しである
12/04/06 08:39:19.78
醤油工場から流れてくる、こげた砂糖のような臭いが、夕日のつくるするどい影の切り口に、せっせと鑢をかけて落としている。

この表現すごいな~。

214:吾輩は名無しである
12/04/06 16:34:13.47
彼女を除きたいという欲望は、たしかに箱の容積を超えかけていた。
うずいている歯茎の腫れを口いっぱいにほおばっている感じだ。

シュールな表現ですな・・・・

215:吾輩は名無しである
12/04/06 20:12:27.84
波間を覗こうとして、前かがみになったはずみに、左右の目がぽとりと外れて落ちた。
落ちた後から、ちょっぴり煙が噴出した。
目玉はぶつかり合いながら、波間を転がり続ける。吐き気がしてきた。
目を開けた。

これもすごいな・・・・・・w

216:吾輩は名無しである
12/04/07 06:55:41.26
密会に出てくる病棟やらトンネルの構造がいまいち掴めない。

217:吾輩は名無しである
12/04/08 17:35:01.10
え? 安部公房って誰ですか?

218:吾輩は名無しである
12/04/11 01:35:22.29
うけない… …

219:吾輩は名無しである
12/04/11 04:26:13.12
「砂の女」と「密会」読んだけど次何を読めばいい?

220:吾輩は名無しである
12/04/11 11:34:21.65
砂の女かな

221:吾輩は名無しである
12/04/11 11:52:44.91
同時代ゲームなんかどうか

222:吾輩は名無しである
12/04/11 12:01:41.43
アメリカの夜

223:吾輩は名無しである
12/04/11 13:58:20.05
「砂の女」と「密会」・・・

「石の眼」か「終わりし道の標べに」がおすすめですね。


224:吾輩は名無しである
12/04/14 17:29:41.20
もし公房が生きてたら、日教組の偏向教育をどう批評しただろうか…

225:吾輩は名無しである
12/04/15 00:49:55.75
え?お仲間だろ
>日教組

226:吾輩は名無しである
12/04/15 01:00:55.15
安部公房は共産党員でしょ?

227:吾輩は名無しである
12/04/15 01:09:20.62
君が代とか嫌いそう


228:吾輩は名無しである
12/04/15 12:04:17.53
嫌いなら歌わなくて良い立場と地位を獲得する努力をすればいいのに
わざわざ教員になって・・・・っていう心理状態を皮肉を込めて批評してくれそう

229:吾輩は名無しである
12/04/15 15:20:01.88
>>227
オリンピックも嫌ってたよな

230:吾輩は名無しである
12/04/15 20:26:21.55
オリンピック嫌いと君が代嫌いは全く別物だと思う。

231:吾輩は名無しである
12/04/15 20:32:38.03
え? でも安部公房は好きですよ?

232:吾輩は名無しである
12/04/15 20:35:17.73
安部公房は共産党にいたけど、共産党を離脱したのも安部公房だろ

233:吾輩は名無しである
12/04/15 20:54:27.41
それはそのとき主流派に加われなかったから離脱したまでのこと

234:吾輩は名無しである
12/04/15 21:35:03.06
飢餓同盟だと共産を馬鹿にしてる感じが少ししてる。

235:吾輩は名無しである
12/04/15 22:48:05.09
安部公房の都市 ってのが本屋で平積みされてたからちょっと立ち読みした
それぞれの作品ごとに章立てされていて、安部自身の言及がまとめられているんで読みやすい
ただ全般的に分析はかなり浅い印象を受けた

236:吾輩は名無しである
12/04/16 00:08:43.00
深い分析って、どういうのを言うの?
安部公房以外でもいいから、例を知りたい。


237:吾輩は名無しである
12/04/16 00:12:34.72
ヌーバレバレ笑

238:吾輩は名無しである
12/04/16 00:28:21.90
>>236
分かりやすい例でいえば、清水孝純 の「カラマーゾフの兄弟を読む」 シリーズとか
江川卓の謎ときシリーズとか

239:吾輩は名無しである
12/04/16 08:44:10.17
そりゃあ、江川さんとかロシア語から解説してるんだから深くなるけど、
日本語の本を江川さんが解説してもそこまで深くならんでしょう。

240:吾輩は名無しである
12/04/16 22:31:11.86
>>238
ラスコーリニコフが割裂君だというあれかw
ただの語呂合わせじゃないか。
そのどこが深いのかな?


241:吾輩は名無しである
12/04/17 11:18:39.07
箱男の「Dの場合」の章で、女教師が家の鍵を少年Dに投げ与えるのはなぜ?

242:吾輩は名無しである
12/04/17 11:37:21.99
教えない

243:吾輩は名無しである
12/04/17 21:29:49.58
安部公房伝は誰か買うたか

244:吾輩は名無しである
12/04/21 08:54:26.86
第四間氷期もそろそろ終了か

245:吾輩は名無しである
12/04/26 02:32:40.06
安部公房伝買った人いる?

246:吾輩は名無しである
12/04/26 13:33:04.34
図書館で読んだよ。安部公房の人となりをドライでシニカルだろうと思い込んでた自分としては、けっこう意外な一面があることにニヤけた。空襲で読書の邪魔されたときの行動とか。

247:吾輩は名無しである
12/04/26 16:05:07.70
>>246
おお、サンクス。
ドライでシニカルは主に、自分自身とか文壇一般や通俗世界やらに対してだったのかな。
特定の人物との関係にはこだわったりしてたらしいから、確かに表面では隠してた所は読みたいかも。

そう言えば、先日知ったけど、久生十蘭全集の編纂に安部公房参加してた。
なんかいかにも過ぎてビックリしたよ。


248:吾輩は名無しである
12/04/26 18:08:56.50
弊衣破帽の無精髭学生の公房が友達の家で灯火管制ぶっちぎりの読書会を夜っぴてかまして、注意しに来たその家のお母さんとケンカしたとか、ねりさんと議論してていつのまにか娘相手に本気になってたとか、痛快な人だったみたい。

249:吾輩は名無しである
12/04/26 18:16:33.22
若いときはみんなそうだ。バカげた若気の過ちの一種。痛快も何も無い。つまらん思い入れだ。(笑)

250:吾輩は名無しである
12/04/26 18:48:12.06
まあそうだろうね。いやあ、なんか今日はいい気分だから、ちょっと箱から出てみようかな(笑)

251:吾輩は名無しである
12/04/27 01:16:16.75
安部公房全集が田舎の書店で全巻セットで売っていた。
全部揃えたら20万もするんだもんなあ。

252:吾輩は名無しである
12/04/27 01:19:52.16
>>250
やめとき

253:吾輩は名無しである
12/04/27 01:53:21.45
この前撮った写真にダンボールが写ってたんだけど、まさか人は入ってないよな

254:吾輩は名無しである
12/04/27 13:29:26.97
主人公が箱に入った所はワクワクして読んだけど、その中でマーカーペン使って
カメレオンみたく眼を中心に円を描いたってのを読んで、戦慄した。

255:吾輩は名無しである
12/04/28 07:18:50.57
スネーク

256:吾輩は名無しである
12/04/28 22:57:38.47
蛇みたいな野郎だぜ

257:吾輩は名無しである
12/04/30 02:24:03.65
>>207
箱の中から外から覗く描写が多いからね。

258:吾輩は名無しである
12/05/05 20:48:53.40
密会を読了
もう一つの現実に入り込んだようだったよ。素晴らしい読書体験だった。

259:吾輩は名無しである
12/05/10 22:37:40.16
「なんかお前、安部公房みたいだな」

260:吾輩は名無しである
12/05/15 06:13:31.98
ドナルド

261:吾輩は名無しである
12/05/15 06:16:11.32
ドナルドキーンさんが維新の会に物申してるよう。

262:吾輩は名無しである
12/05/15 07:05:28.00
AKB=Abe Kou Bou

263:吾輩は名無しである
12/05/16 18:30:51.44
キーンさんの知っている日本と今の日本は違うんだろうねぇ
ちょっとがっかりしてるかもね

264:吾輩は名無しである
12/05/16 18:34:19.19
URLリンク(www.shinchosha.co.jp)

265:吾輩は名無しである
12/05/17 13:07:58.97
>>264
おおお、かっこよくなったね!

266:吾輩は名無しである
12/05/17 22:40:23.95
北区飛鳥山でドナルド・キーン展やるね。
北区民としてチェックしてくる。

267:吾輩は名無しである
12/05/18 05:38:27.17
密会の表紙がどう変わるのか楽しみ

268:吾輩は名無しである
12/05/18 16:00:37.74
「箱男」に出てくるワッペン乞食ってもしかしてねらーのことなんじゃね?

269:吾輩は名無しである
12/05/19 07:56:45.74
第四浣腸器。

270:吾輩は名無しである
12/05/23 16:01:06.97
「箱男」に浣腸シーンあるよな

271:吾輩は名無しである
12/05/23 20:40:50.67
安部公房の作品の読み方がぜんぜんわかんないです
どう読んでも自分体験にできそうにないですド頭からざせつする

272:吾輩は名無しである
12/05/23 21:24:16.84
えー

273:吾輩は名無しである
12/05/23 21:28:32.46
迷路でいいじゃない

274:吾輩は名無しである
12/05/23 22:40:35.35
>>268
ワッペン乞食は、大友克洋の『童夢』に出てくる爺さんのモデルになったっぽくね?

275:吾輩は名無しである
12/05/24 16:19:17.17
安部公房って女受け悪いのかね。
「三島由紀夫よりも安部公房の方が好き」と言ったら、
そのことによって俺の女子への好感度が下がったようなんだけど。

276:吾輩は名無しである
12/05/24 16:57:08.40
安部公房じゃなくて、君自信が嫌われているんだよ。

277:吾輩は名無しである
12/05/24 17:08:30.37
世の中には純文学を理解をしようとせずに変人扱いをして絶対見向きもしない女が沢山いるけどそういうひとは宮部みゆきとかよんでよろこんでる

278:吾輩は名無しである
12/05/24 18:40:34.17
好感度が下がったんなら、逆にそれはチャンスでしょ

279:吾輩は名無しである
12/05/24 20:04:05.14
三島由紀夫が大好き、ってのもかなり引くけどw
「太宰治が好きです」ぐらいにしておくのが無難?

280:吾輩は名無しである
12/05/25 00:55:12.53
政治思想 三島>安部
文学作品 安部>三島

281:吾輩は名無しである
12/05/25 06:39:54.28
ウヨウヨ右翼!

282:吾輩は名無しである
12/05/25 09:42:25.43
文学少女のアイドルといえば太宰治

283:吾輩は名無しである
12/05/25 14:42:06.88
学生の頃好きだった女の子に、安部公房が好きだと話したらなんと読んでくれた
それはすごくうれしかったが、二人の関係が発展することはなかった

284:吾輩は名無しである
12/05/25 20:54:10.46
ユーチューブにあったブラックジャックの話で安部さんは庭で箱男になったと言ってたけど実際やるんだなあ


285:吾輩は名無しである
12/05/25 21:42:30.14
でも、実際やったにしては箱のサイズがでかいよな

286:吾輩は名無しである
12/05/26 06:29:19.50
うん庭の外に出なくてよかた
安部公房に近いというか作風は違うけど保坂和志にちかい小説観だなとおもた
保坂和志が安部公房に近いいのかあのテープの話をきいて共通性をかんじた小説観に


287:吾輩は名無しである
12/05/26 06:32:51.21
安部さんも保坂さんもなんか物語否定派?というかそんな事をユーチューブの書く気のない人のための小説入門で
考えがちらほらみえる保坂さん

288:吾輩は名無しである
12/05/27 02:15:18.87
カフカみたいに一気に書くタイプなんでしょ
安部は長編に5年かけてたし、物語は重視していた

289:吾輩は名無しである
12/05/28 01:10:14.92
昨今?の漫画表紙ブームみたいに水木先生で「笑う月」の表紙を描いて欲しいものだ。

290:金神弁天
12/05/29 20:45:50.06
労多くして実りすくなき秋の風

291:吾輩は名無しである
12/05/30 06:01:46.12
モスクワ2号に安部のデータぶち込んで新作書かせーや

292:金神辯天
12/05/31 06:44:41.82
文字の羅列のお安い仕事。創作でお金を稼ぐ極悪人。
糞尿売りの穢多非人。イメージの羅列のお安い仕事。
左巻きの阿部公房は只の雑文書きの理系脳。
死んでノーベル文学賞を辞退いたしましたとさ。
自画自賛の文壇の仏壇はどこにあるのかな?

293:吾輩は名無しである
12/05/31 06:53:54.80
ルイスキャロルにどう影響を受けたんだ!
壁ってなんのことなんだ!
砂漠の思想読もうかな!
安部公房は井上靖を物語作者と罵倒したってホント?
感傷的な私小説を嫌ったというけど太宰治のこと?

294:吾輩は名無しである
12/05/31 09:44:58.96
安部公房って分析哲学勉強してたのかなとたまに思うことがある。
日本での需要と、年齢を考えると、まぁそんなわけがないんだろうけど、
天然パーフィット派だなぁ、と。
ルイス・キャロルはラッセルのパラドックスとか下敷きに小説書いてたから、
そう言われるとなんかなるほどという感じ。

295:吾輩は名無しである
12/05/31 17:35:45.19
>>293
>ルイスキャロルにどう影響を受けたんだ!
ロリコンなところ

296:吾輩は名無しである
12/05/31 17:42:54.63
ルイスキャロルはロリコンじゃねえよ

297:吾輩は名無しである
12/06/01 22:35:44.46
Sカルマ氏は確かに外套やシャミッソーもあるけど、
あのドタバタ感はまんまルイスキャロルって感じがする

298:吾輩は名無しである
12/06/02 05:30:22.19
今の日本に安部や大江のようなレベルではなく特異な才能を持った作家はいますかね?

299:吾輩は名無しである
12/06/02 09:52:34.18
インドにはたくさんいる

300:吾輩は名無しである
12/06/02 19:06:29.34
>>298
お前

301:吾輩は名無しである
12/06/03 02:21:27.63
この前古本屋で「飛ぶ男」を手に入れた。嬉しかったなぁ……。

302:吾輩は名無しである
12/06/03 02:29:28.40
今手元に無いのだけれど何所から何所までが夫人の加筆、修正なのかは判別付いているのか?

303:吾輩は名無しである
12/06/03 07:45:16.41
飛ぶ男は完成してれば安部作品史上一番長い小説になってたかもしれない

304:吾輩は名無しである
12/06/03 08:32:26.64
埴谷雄高と安部公房の関係もわかりませんドストエフスキーという単語を用いて説明しなくてもいいです

305:吾輩は名無しである
12/06/04 00:11:22.30
方舟さくら丸と密会は傑作。短編もいい作品が多い。
有名な砂の女は平凡で何がいいのかよくわからなかった。

306:吾輩は名無しである
12/06/04 00:13:29.35
砂の女は読む度に印象変わるよ
良い小説は大体そうかもしれないけど

307:吾輩は名無しである
12/06/04 05:08:34.39
えー、安部公房とかけて
隠し子疑惑とときます。

そのこころは、

コーボーも筆の誤り、なんつって、(≡^∇^≡)、山田く~ん

308:吾輩は名無しである
12/06/04 06:46:10.97
「砂の女」は安部作品の中では凡作だと思う。最高傑作は「箱男」「密会」のどちらかでしょう。

309:吾輩は名無しである
12/06/04 08:57:36.61
砂の女は1テーマで構成がよく練られている
ドストエフスキーの罪と罰みたいなもん
密会とか感傷的でgdgdで俺はちょっと苦手だ
正直、骨が解ける女とかいらなかった

310:吾輩は名無しである
12/06/04 12:50:07.22
>>308
同意。砂の女は何度も読む気にはならないが
その二作は何十回も読んだ

311:吾輩は名無しである
12/06/04 15:40:40.90
燃えつきた地図が上がってないのでageておきますね^^

312:吾輩は名無しである
12/06/06 00:47:32.66
自分は壁が一番好きだな。初めに読んだ本だったし思い入れが強いのもあるけど。砂の女は映画も面白かった。
確かタルコフスキーも絶賛してたはずだ

313:吾輩は名無しである
12/06/08 10:31:57.34
ワープロいじってる写真だと漁師のおっさんにしか見えない

314:吾輩は名無しである
12/06/08 11:13:24.79
山田五郎よりはインテリだと思う

315:吾輩は名無しである
12/06/08 14:43:01.20
うひゃひゃ、そのとおり漁師じゃよ
ただし、人間を漁う漁師じゃがね、ふぅわっ、はっはっ

316:吾輩は名無しである
12/06/08 14:44:46.88
ウェー

317:吾輩は名無しである
12/06/08 15:06:36.76
手塚治虫との親和性

318:吾輩は名無しである
12/06/10 09:06:47.53
安部先生って国内のアニメや漫画に関心あったの?

319:吾輩は名無しである
12/06/10 16:08:11.79
>>317
Twitterで平野啓一郎がこんな事を書いていたのを思い出しました。

”安部公房の『小説を生む発想-箱男について』(72年6月)という講演では、最初に「ブラックジャック」という武器の話があり、そのあと、戦後、衛生兵上がりの無免許医がよくいたという話題に及んでいる。
 手塚治虫の『ブラック・ジャック』の連載は73年から。偶然か、講演がヒントになったのか。”


320:吾輩は名無しである
12/06/10 18:23:05.27
URLリンク(ishibashimasao.at.webry.info)
URLリンク(mugi4ishida.blog71.fc2.com)
壁をこのように読む人がいますが

321:吾輩は名無しである
12/06/10 19:11:31.63
>>320
安部公房があの世でほくそ笑んでる気がした

322:吾輩は名無しである
12/06/10 21:33:01.51
「赤い繭」が受賞した戦後文学賞って他には何が受賞したの?

323:吾輩は名無しである
12/06/10 23:22:59.86
安部公房の作品は、その根底に漠然とした優しさがあるようで好きだな

324:吾輩は名無しである
12/06/11 23:55:18.07
>>322
出孤島記

325:吾輩は名無しである
12/06/13 01:50:48.83
>>308
まあ比較的読みやすいというか安倍作品の中では小説らしい小説だから
とりあえず読むならこれ、という風に扱われる作品な気はする
でも安倍文学の真骨頂といえば「壁」とか「密会」とかになるわけで

326:吾輩は名無しである
12/06/13 14:29:01.98
「夢の兵士」短編だけど好きです。
安部文学の中ではちょっと異色だけど何度も読んでしまう雰囲気ある作品

327:吾輩は名無しである
12/06/13 20:42:07.23
生成文法、動物行動学、大脳生理学の三本柱を構想した
『アメリカ論』はどんなだったのかなあ。
もぐら日記読むと、なんとなく全体像は見えてきそうだけど、
クレオールやら、分子生物学やら、微視的な箇所への具体的なアプローチは結局全集に乗らなかったな。

しかし安部公房はとことん、デラシネとか親なし文化にはまったね。
戦争体験ってやっぱり絶大なんだな。


328:吾輩は名無しである
12/06/13 21:49:23.60
満州が故郷みたいなものだからね。
その意味でいえば福島の避難空域出身者から新しい安部的な文学が生まれてもおかしくない。

329:吾輩は名無しである
12/06/13 22:46:52.42
初めて小説読んで落涙したわ
トオマス・マンのトニオ・クレエゲル

330:吾輩は名無しである
12/06/13 22:47:59.68
誤爆しましたごめんなさい

331:吾輩は名無しである
12/06/14 00:24:43.87
今の誤爆で民間人7人が負傷した

332:吾輩は名無しである
12/06/14 04:00:17.52
ああ。なんてこった。

333:吾輩は名無しである
12/06/14 23:09:54.11
安部公房好きで青春小説も好きだって言う人は少ないのかな?

334:吾輩は名無しである
12/06/15 00:12:44.20
安部公房の本を読んだ後に、安部公房が嫌いだったオペラ(プッチーニ)で涙を流す俺が通りますよ

335:吾輩は名無しである
12/06/15 02:43:04.10
箱男は一日で読めたのに密会は一週間近くかかった
ページ数もほぼ同じで、文章的にも大した違いはないのに

336:吾輩は名無しである
12/06/15 11:41:12.93
小説を読んでいるとそういうことってよくあるよね。
俺も『他人の顔』はなかなか読み進められなかった。

337:吾輩は名無しである
12/06/15 11:48:42.53
どうでもいい話だけど、カフカの誕生日が7月3日で、安部公房の誕生日が3月7日なんだな。

338:吾輩は名無しである
12/06/15 13:34:59.99
本当にどうでもいいなw

339:吾輩は名無しである
12/06/15 17:37:21.92
私小説系の作家なら私淑する作家と誕生日が似てたりしたら
言いふらして歩きそうだけど、安部なら鼻で笑いながら冗談の種しそう

340:吾輩は名無しである
12/06/16 23:36:11.13
インタブーでカフカよりポーとルイス・キャロルに影響を受けたと答えているしね。
カフカは「つまづきから救ってくれる水先案内人」らしい。

341:吾輩は名無しである
12/06/17 02:13:53.18
小説家になってからカフカを読み始めた口らしいけど、年々その影響力は大きくなっているとも答えていたね。

342:吾輩は名無しである
12/06/18 18:08:16.10
率直に応えてください
あなたたちは公房のような普遍主義者ですか?公房のように伝統という言葉を嫌いますか?
私は伝統というものは無いとは言い切れないけれど普遍と伝統を秤にかけた時は必ず普遍をとるべきだと思います

343:吾輩は名無しである
12/06/18 18:21:47.13
わたしもそう思います。

344:吾輩は名無しである
12/06/18 21:23:49.27
晩年の安部はアナーキストだったな

345:吾輩は名無しである
12/06/18 23:50:40.28
共産党に入ったけど、幹部と喧嘩して飛び出してるし
若い頃から個人主義アナキストだろ
そこが大江や埴谷とちがうところ

346:吾輩は名無しである
12/06/19 00:14:44.85
わたしもそう思います。

347:吾輩は名無しである
12/06/19 00:48:55.23
>>342
普遍主義者って何?
勝手に変な言葉を作るな。



348:吾輩は名無しである
12/06/19 01:30:28.68
るな。

349:吾輩は名無しである
12/06/19 01:48:48.10
村上龍とかとは真逆のアナキスト?

350:吾輩は名無しである
12/06/19 02:13:49.63
わたしもそう思います。

351:吾輩は名無しである
12/06/19 11:00:40.99
安部公房、順を追って読んで行きましたが、
面白かったのは「壁」「他人の顔」「水中都市」でした。
「砂の女」は初め感動しましたが、2回目はあれ?って思いました。
方舟さくら丸辺りではまたこのパターンかと途中で読むのを止めました。
結局、周りに読んでと言えるのは「壁」くらいで、
あとは自己責任で他の作品を読んでくださいってところです。

352:吾輩は名無しである
12/06/19 11:22:50.38
わたしもそう思います。

353:吾輩は名無しである
12/06/19 15:23:44.56
何回も同じモチーフを書き直しているよね。

354:吾輩は名無しである
12/06/19 15:31:08.37
ぼくはそうは思わないけどね。

355:吾輩は名無しである
12/06/19 15:49:53.56
わたしもそう思います。

356:吾輩は名無しである
12/06/19 19:14:08.50
英語ができなかったって本当?

357:吾輩は名無しである
12/06/19 20:10:12.07
わたしもそう思います。

358:吾輩は名無しである
12/06/19 21:48:43.46
「普遍主義」ってどういう意味?
無知な僕に教えてください

359:吾輩は名無しである
12/06/19 21:55:55.31
〔哲〕〔universalism〕個々のものより普遍や全体を重んずる立場。

360:吾輩は名無しである
12/06/19 22:02:26.03
>>342
普遍だからこそ海外文学が読まれてるんだろう。

361:吾輩は名無しである
12/06/19 22:05:44.51
小説に唯一の正しい読み方があるという考え方はおかしい、戦後国語教育の過ち
テーマなんて読み手がそれぞれに感じればいいこと
って言ってる人間のどこが普遍主義なのか

362:吾輩は名無しである
12/06/19 23:55:08.56
>>359 そうすると、安部公房はどういうところが普遍主義者なんでしょう
50分程考えて見たけどわかりませんでした

363:吾輩は名無しである
12/06/20 00:14:24.24
わたしもそう思います。

364:吾輩は名無しである
12/06/20 01:56:25.81
僕は火星人です。

365:吾輩は名無しである
12/06/20 02:26:38.03
いいえ、あなたは冷蔵庫です

366:吾輩は名無しである
12/06/20 03:16:53.75
>>359
安部公房は、自分が普遍主義者だとは言っていないよね。

たぶん、安部公房が日本文学とはかけ離れているということを、
ゆとり脳で必死に考えた結果が、普遍主義者という造語なんだと思う。


367:吾輩は名無しである
12/06/20 11:10:40.26
わたしもそう思います。

368:吾輩は名無しである
12/06/20 11:33:58.59
どちらかというとローカルな事物に密着した作家だなと感じてた
カフカと比べたときそのへんは顕著だよね

369:吾輩は名無しである
12/06/20 11:55:57.95
>どちらかというとローカルな事物に密着した作家だなと感じてた
具体的に言うとどんなものがある?

370:吾輩は名無しである
12/06/20 11:59:02.04
小理屈が多いんだけど、当時の言論空間へのコンテクスト依存が強い
ああいうのはいかにも昭和の知識人の文章だなと感じる

371:吾輩は名無しである
12/06/20 12:30:07.77
それは昭和に限った話かぁ?
いまの知識人もドップリその世界に浸かってる輩はその傾向が顕著だと思うが
特に自称ロスジェネ世代の作家には辟易させられるけどな

372:吾輩は名無しである
12/06/20 12:33:37.27
いいえ、あなたもハンバーグです。

373:吾輩は名無しである
12/06/20 13:32:40.74
おっ、おれが?ハンバーグ?
このやろうっ、おれあ、冷蔵庫だぞう

374:吾輩は名無しである
12/06/20 15:01:40.13
言論空間へのコンテクスト依存はどの時代でも必ず生じてしまうと思うよ。
それこそコンテクストに依存したくなければ、宮沢賢治みたいにローカルで独自にほそぼそと作品を書き続けるしかない。
いまだって言論空間の話題は、宮台風にいえば島宇宙化して分化しているとはいえ、
ロスジェネとか東浩紀の動物化、最近だとソーシャルメディアみたいな実践の話になっていて、
しかもそれらが緩やかに繋がっている。で、どこにいっても同じ話しかしていない。


375:吾輩は名無しである
12/06/20 15:17:46.80
カフカもローカルな作家なのかもしれないっていうか、
ローカル性は間違いなくあるだろうけどわからないな。
自分はプラハに住んでもいなければ、ドイツ語話者のユダヤ人でもないので。
だから、日本人で日本語話者の安部公房と比べると、
カフカのローカル性が見えにくいな。

376:吾輩は名無しである
12/06/20 15:24:59.43
安部の時代には冷戦構造という二極構造があったけど、
今の時代は既得権益とその他という二極構造ができつつあるね。
原発という大きな物語も復活しつつある。

377:吾輩は名無しである
12/06/20 16:20:21.95
>>366
じゃあ聞くが、おまえが安部公房を普遍主義者じゃないと思う根拠はなんだ?
ちゃんと論理的に頼むよ

378:吾輩は名無しである
12/06/20 20:27:25.79
>>377
>>366ではありませんが(ここに書き込むのは>>227>>324以来ですが)横から失礼して。
「普遍主義」という言葉の定義をまず明確にさせていないと,その質問に答えることはほぼ不可能に近いのではありませんか?
ですが>>342において,そのことばがはっきりと「伝統」に対置したかたちで使われていることをかんがみれば,それは最も短絡的に考えて「革新」のそれを意味しているとわたしには思われます。

また,「普遍的」ということばをとってみても,基準をどこにおいて「普遍」というのか,ということも問題となってくるかと思います。
彼は『デンドロカカリヤ』において,植物への変形を無造作に拒絶する姿勢を見せています。
それは高見順の詩の一節「深夜/樹木は出発の準備をする/魂胆があって準備する」に比べてみれば,がぜんヒューマニスティック(人間中心主義的)な態度のそれと見做せます。
そして,より高次の基準にたってみれば高見順のそれでさえ,ある意味で視野のどこか限定された言語の表出に過ぎないのだとも言ってみせることもできそうです。

「普遍」と言う言葉を軽々しく用いることは,厳に慎まなければならないものではないでしょうか。


379:吾輩は名無しである
12/06/20 21:09:17.26
普遍主義っていまやマイナスイメージの語だよねー、ヨーロッパ的普遍主義とかさ

何かとにかく否定したいものを「普遍」という語と引比べて、特殊異質なものに貶めたいみたいなさー
その実「普遍」という言葉の中身は空っぽでその語を使う人の胸先三寸、ぜんぜん普遍的なんてものじゃない

380:吾輩は名無しである
12/06/21 03:12:47.56
>>376
別段、既得権益・その他の二極を否定するわけでもないが、そうやって囚われ過ぎるのも危険だぞ。
大体その二極は最近出来た物でもないじゃないか。

381:吾輩は名無しである
12/06/21 03:27:20.52
安部が伝統という言葉を毛嫌いした理由は?
三島由紀夫との対談で三島が伝統を問題にしようとしたら腰を折ってたよ
たしか各国の言語が別々に発展したのに翻訳ができるほど類似性があることに興味を持ってたよね
そしてチョムスキーの生成文法はかなり正しいと思ってた
言語に関心があったから小説を書くようになったんだよね

382:吾輩は名無しである
12/06/21 03:39:46.77
故郷喪失と敗戦の経験だろうね。
満州で受けた教育の裏返しで伝統嫌いになったんだと思うけど。

383:吾輩は名無しである
12/06/21 10:03:08.34
コンテクスト依存にも強弱があるわけだよね。
例えば、バシュラールとクワインを比べたとき、バシュラールがコンテクスト依存なのは目に見えるよね。
評論家の文章と研究者の文章を比べたときも、似たようなことが成り立つよね。
あまり細かい話も望めないんだけど、
安部の文章はカフカと比較したとき多分に評論家的だと思うんだな。
ただ、どちらかというと、これは安部がどうこうというよりも、
カフカが法学博士だったことに由来した、カフカの際立った特徴だったんじゃないか、
と俺は思ってたんだけども。

384:吾輩は名無しである
12/06/21 12:22:56.30
それもまたたぶんにコンテクスト依存な解釈だなあ。
カフカは劣等生で法学なんて学びたくなかったらしいけどね。
影響があるとするなら法学博士というより公務員の経験だろうな。

385:吾輩は名無しである
12/06/21 20:47:22.98
壁、死ぬほど面白いじゃん


386:吾輩は名無しである
12/06/21 22:37:27.05
死ぬ、壁ほど面白いじゃん

387:吾輩は名無しである
12/06/22 01:25:51.22
劣等生で法学なんて学びたくなかったというより
法学なんて学びたくないから劣等生だったんだろ

388:吾輩は名無しである
12/06/22 02:13:21.64
面、死ぬほど壁白いじゃん

389:吾輩は名無しである
12/06/22 10:18:42.42
バベルの塔の狸は村上春樹がおもいきり影響受けてそうですな。


390:吾輩は名無しである
12/06/22 10:47:59.48
てか村上春樹は確実に安部公房の影響下にある
評論家達は否定したがるだろうけど

391:吾輩は名無しである
12/06/22 11:04:27.35
>>388
わろたw

392:吾輩は名無しである
12/06/22 19:53:20.62
村上春樹はどんな影響を受けたのかな

393:吾輩は名無しである
12/06/23 01:57:44.55
てす

394:吾輩は名無しである
12/06/23 02:35:27.90
ぬるい理論を唱える奴がちらほら出てくるな。

ポルタージュ

395:吾輩は名無しである
12/06/23 02:56:56.58
ガ
ッコウには今日も行かない

396:吾輩は名無しである
12/06/23 21:39:27.03
村上春樹はどうか知らないが、ノーベル文学賞関連のニュースの影響で、
「安部公房の影響を受けました」or「昔から好きな作家です」
とか言う作家や批評家が増えそうだな。今で比較的地味な存在だったのに、手のひら返してさ。

397:吾輩は名無しである
12/06/24 00:33:07.98
いねぇだろ
結局取れなかったわけだし、生きていれば、、ってのは仮定の話でしかないし

398:吾輩は名無しである
12/06/24 11:47:17.21
わたしもそう思います。

399:吾輩は名無しである
12/06/24 18:46:27.93
さすがに安部公房が地味とかないわ。と思ったが結構絶版があるんだよな。
新潮社なんとかしてくれよ。

400:吾輩は名無しである
12/06/24 19:51:56.59
全集の文庫化はよ

401:吾輩は名無しである
12/06/24 19:53:33.75
新潮文庫「カーブの向う・ユープケッチャ」だけでいいので、復刊してほしいわ

402:吾輩は名無しである
12/06/25 01:42:23.18
俺は『石の眼』がほすぃー

403:吾輩は名無しである
12/06/25 14:43:26.35
『けものたちは故郷をめざす』がほしい。
安部スレ住人の力を合わせて復刊ドットコムで投票してみようぜ。

404:吾輩は名無しである
12/06/25 15:26:19.99
持ってるもん

405:吾輩は名無しである
12/06/25 15:33:46.99
絶版になった本が廉価で売っていたらついつい買ってしまい
同じ本を何冊も持っているというのはよくあることなのだらうか

406:吾輩は名無しである
12/06/25 21:53:36.83
自分が持ってるからどうでもよいと考えるか、他人にも読んでもらいたいと考えるか。

407:吾輩は名無しである
12/06/25 22:23:52.24
今日地元のニュースで、温泉街で地熱発電を画策している団体が、
発電所の建設による温泉への影響を懸念した温泉宿やホテルの経営者からなる団体と衝突しているさまが報じられていて
安部公房を思い出した記念にかきこ

408:吾輩は名無しである
12/06/26 01:34:14.57
飢餓同盟かw

409:吾輩は名無しである
12/06/26 05:08:12.80
飢餓同盟は面白くなかったわ
スケールを小さくした悪霊だよね

410:吾輩は名無しである
12/06/26 20:50:50.64
悪霊ってか、安部公房風の「城」なんじゃないの?
厨房の頃に読んだきりだったけど、久しぶりに読みたくなったな

411:吾輩は名無しである
12/06/27 00:21:06.35
安部公房の意匠を継いで作家を目指すぜ!
おまいら、応援してくれよな!(´・ω・`)

412:吾輩は名無しである
12/06/27 00:29:43.64
>>411
文庫化したら買ってやる

413:吾輩は名無しである
12/06/27 02:05:24.63
俺も安部公房の意匠を継いで作家を目指しているが、
どうやってもスケールが小さくなってしまって難しいと気づいたぜ。

414:吾輩は名無しである
12/06/27 02:07:35.71
うお、妙な日本語になってしまった
作家を目指していると書いたくせに説得力が全くないな

目指している→目指そうと思った

415:吾輩は名無しである
12/06/27 02:39:18.26
円城塔は安部公房からの影響を公言していたね

416:吾輩は名無しである
12/06/27 07:36:03.31
アベコーベー

417:吾輩は名無しである
12/06/27 10:43:46.79
>>381最初期(作品を書き始めたころ)について。詩と哲学的な文章が多い。
なぜ現存在がそのように成立しているかという問いと象徴の体系に当惑している。
また興味は言語というより、書くことそのものに向かっていたよう。
無根拠な世界のリアリティを何かに還元せずにいるためには書くことで己を証言し続けるしかない。

歴史伝統はあくまで恣意的な記録、現実は創造によって初めて生成されるという立場ではないかと。

418:吾輩は名無しである
12/06/27 11:23:27.58
オレも安部公房の意匠を継いで作家を目指すぜ!

419:吾輩は名無しである
12/06/27 11:35:43.77
URLリンク(www.amazon.co.jp)

安倍公房目指したらしいが、ぜんぜんダメだったと思う人。

420:吾輩は名無しである
12/06/27 11:35:47.02
安部チルドレンみたいな作家っているかな?

421:吾輩は名無しである
12/06/27 11:38:30.58
URLリンク(www.amazon.co.jp)
この人とか安倍さんの系列でしょう

422:吾輩は名無しである
12/06/27 12:22:32.59
スワちゃんかよ

423:吾輩は名無しである
12/06/27 15:03:29.31
諏訪自身はどちらかと言うと三島や谷崎をリスペクトしていた気がするけど

424:吾輩は名無しである
12/06/27 15:18:06.71
諏訪さんの好きな作品ってプルーストや梶井基次郎ですよ

425:吾輩は名無しである
12/06/27 16:59:34.97
プルースト、ホフマンスタール、梶井基次郎ってゆってますね
あと中国文学では魯迅、老舎、莫言とのこと

426:吾輩は名無しである
12/06/27 23:59:08.66
青木淳悟とかどうなの?

427:吾輩は名無しである
12/06/29 17:29:06.28
私もそう思います。

428:吾輩は名無しである
12/06/30 00:16:22.36
>>420
チルドレンてほどじゃないけど、大江健三郎とか井上ひさしとか筒井康隆とか
あの年代のリベラル系の作家は安部公房の影響が大きいと思う

429:吾輩は名無しである
12/06/30 01:30:42.96
方向性は全然違うよ。大江は被るところは多少あるだろうけど。安部は本質へ向かう過程で概念を消去しているのであって象徴に向かわない
>>428で挙げられた作家のうち二人はは記述のシステムに興味を持ったし、井上はより具体的な風刺要素が強い

430:吾輩は名無しである
12/06/30 03:24:44.42
本質に向かう過程で概念を消去しているってどういうこと?

431:吾輩は名無しである
12/06/30 17:43:22.20
>>430
あまりイジメるな。
ゆとりが背伸びしただけで、たいした意味はない。


432:吾輩は名無しである
12/07/01 07:09:35.38
>>430-431安部の作品の主人公はたまに記憶喪失のような状態になる。初期作品では明確に阿片中毒や精神疾患として認識がぶれる。
そのような実存は夜のようなものだと言われる。リルケの影響か。
大江が言葉を異化しながらもやなり概念を組み立てるのに対し、安部は概念を一度リセットして、
そこでなお出てくるものをリアルなものだとみなす。例えばそれが壁。

433:吾輩は名無しである
12/07/01 14:39:03.89
>>432
『夢の逃亡』なんかは明確にリルケの影響があると言われているね。

434:吾輩は名無しである
12/07/01 14:50:25.13
>>432
概念を一度消去するってのは理解できるんだが、象徴には向かってないか?
デンドロカカリヤとか砂の女とか。

435:吾輩は名無しである
12/07/02 23:48:37.67
>>433
内的な時間を文中にずっと抱え込むリルケ的記述から、ストーリーで表現するカフカにちょうど移行する時期の作品で……なんかむらむらとリルケ愛が甦ってしまったのでは。
>>434
意味連関が確定していない、神秘性を認めないという点で象徴(シンボル)ではないということになるかと。
安部は、イメージは実存(主体)がなければ、抑圧を含め社会的なものを示唆するにとどまるというようなことをエッセイで言ってる。
人生の砂漠には一度はまりこむと抜け出せないような窪みがあるから気をつけよう!という側面がないわけではないけれど、そうした固有の意味に還元されるのではなく、イメージはあくまで主体的に解釈されねばならない。
とはいえ寓意的に見やすい作品が高く評価されている気がする。わかりづらさのなかのわかりやすさというか。

436:吾輩は名無しである
12/07/03 02:22:44.74
箱男の覗き窓がどういう構造していたか教えてもらえませんか。
手許に本が無いのですけれども、ビニールの膜を暖簾のように張り付けておくのでしたっけ?

437:吾輩は名無しである
12/07/03 03:07:54.75
まず手許に本を置くことから始めましょう。

438:吾輩は名無しである
12/07/03 03:13:57.61
出先で気になっちゃって眠れないんです……

439:吾輩は名無しである
12/07/06 21:44:16.23
>>436
べたーっと貼って視界が確保できる程度に小さい穴をいくつか開けるんじゃなかったっけ

440:吾輩は名無しである
12/07/06 21:54:05.45
>>439
小さい穴をたくさんあけるのは音を聞くために両サイドじゃなかったっけ

441:吾輩は名無しである
12/07/06 22:07:27.34
真ん中が割れてて傾けてできた隙間から外をのぞく

442:吾輩は名無しである
12/07/06 23:30:45.96
開口部の外側、上縁に、ガムテープで貼りつけ、
あとは自由にしておけばいいのだが、
あらかじめ縦に一本、切れ目を入れておくことを忘れないでもらいたい。
(中略)位置は中心。二、三ミリ重ね合わせておくこと。
箱が垂直に保たれているかぎり、目隠しになってくれ、誰からも覗かれずにすむ。
それを、わずかに傾けてやると、隙間が開き、こちらから向こうが覗けるというわけだ。

切れ目がなくてもうつむけば隙間ができると思うんだけど、切れ目の意味はなんだろう?

443:吾輩は名無しである
12/07/07 01:14:13.49
切れ目を入れておけばより広い範囲に視界を確保できるのかな。

444:吾輩は名無しである
12/07/07 01:17:32.07
切れ目があると、真上から見たときに、「八」の字の形みたいになることを想定していたのかな。
しかし、実際に作ってみると、静電気かなんか知らんが二枚の膜は殆どくっついたままなんだよなあ。

445:吾輩は名無しである
12/07/09 02:39:40.29
確かに切れ目の意味ないなこれw
バナナの段ボールで作ってみたが中から息でフゥーっとでもしない限り(しかも結構強く)隙間なんてできねぇわ

446:吾輩は名無しである
12/07/09 04:55:20.40
阿部公房嫌いじゃないけど2冊読んでもういいやとか思ったなぁ

447:吾輩は名無しである
12/07/09 11:56:00.39
安部公房のほうを読むべきだろ

448:吾輩は名無しである
12/07/09 13:22:50.78
初期と晩年ではかなり作風が違うからなあ
長編と言っても短いのばかりだし10冊くらいは読んでみることをお勧めする

449:吾輩は名無しである
12/07/09 14:04:21.02
10冊読めるのは安部公房好きだけでしょw

450:吾輩は名無しである
12/07/09 17:19:33.05
カンガルー・ノートが最高傑作

451:吾輩は名無しである
12/07/09 17:26:46.21
俺の中では緑色のストッキングが断トツだな

452:吾輩は名無しである
12/07/10 21:17:07.71
誰がなんと言おうと燃えつきた地図が最高傑作
あれだけ現代社会の本質をついた作品はない


453:吾輩は名無しである
12/07/10 21:28:18.91
>>452
現代社会の本質をついたから傑作なの?

454:吾輩は名無しである
12/07/10 21:36:53.45
>>452と同じく燃え尽きた地図に一票……って元々そういう話じゃなかったか
壁、砂の女、箱男が必読、他人の顔と地図あたりが次に読むもの
短編も人魚のとか普通にネタだけで面白いのがいろいろあって基本はずれがない
10冊は多いとしても半分の5冊くらいは見ないと輪郭はつかめないと思う

455:吾輩は名無しである
12/07/12 21:41:15.52
安部公房って記念館のようなものは存在しないんですかね?
在ったら行ってみたいのだけれども……

僕は箱男に一票。

456:吾輩は名無しである
12/07/12 22:14:48.75
>>455
旭川にある郷土誌あさひかわ社内に、安部公房資料室があるよ。

457:吾輩は名無しである
12/07/12 22:46:22.87
マジか! >>455じゃないけど明日行ってくるわ!

458:456 忍法帖【Lv=2,xxxP】
12/07/12 23:44:15.43
>>457
休室日や開室時間もあるから、事前に電話入れとけよ。

459:吾輩は名無しである
12/07/12 23:48:58.04
>>458
ありがとう!

460:455
12/07/13 15:24:02.96
>>456
どうもありがとう。旭川か……ちょっと遠いね。

461:吾輩は名無しである
12/07/13 23:02:45.82
道民じゃなきゃ、明日旭川に行ってくるわ!とは言えんわなw

462:吾輩は名無しである
12/07/14 00:20:46.68
飛行機は

463:吾輩は名無しである
12/07/17 11:14:21.71
痴漢とは、おおむね、いったん謎を自覚した以上、どんな犠牲をはらってでも解かずにはいられない、律儀者の探求者のことなのだ。 

感動した。俺も明日から痴漢を目指す

464:吾輩は名無しである
12/07/17 12:24:25.16
おいw

465:吾輩は名無しである
12/07/17 19:48:55.33
密会か他人の顔かな。いい文章ね。クロソウスキーのアフローディテの水浴を思い出した
イデア的なものが俗悪な次元で展開される構図は安部の実体験から来る所もあるんだろうな

466:吾輩は名無しである
12/07/17 20:04:18.85
バルテュスの兄ちゃん?

467:吾輩は名無しである
12/07/17 20:09:53.32
正解は他人の顔です

468:吾輩は名無しである
12/07/17 20:36:22.19
>>466そそ。フーコーが痴漢(かっこよく言えば侵犯)絡みでよくクロたんに言及してた
フーコーと安部ってほぼ同年齢なんだよね。よき洗練の痴漢世代……

469:吾輩は名無しである
12/07/17 22:26:48.78
全集の中にある軽いエッセイ的な文章で安部が

いまリルケの息子が日本に来ているらしい。しかし酷い女たらしみたいで、リルケに憧れていた自分としては幻滅

みたいなこと書いているんだけど、多分それはバルテュスのことだと思う
実際には、バルテュスはリルケの実子ではなく、
バルテュスの実母が実父と別れた後にリルケと付き合っていて
バルテュスはリルケに可愛がられたっていう関係らしいが

470:吾輩は名無しである
12/07/21 00:30:04.88
KOBO

471:吾輩は名無しである
12/07/21 00:33:34.26
ABE

472:吾輩は名無しである
12/07/21 01:47:02.79
安部公房の作品で打線を組んでるわ。

473:吾輩は名無しである
12/07/27 08:48:18.18
安部が嫌っていたオリンピックがはじまるね

474:吾輩は名無しである
12/07/27 12:03:24.91
安部に感化されたわけじゃないけどオリンピック興味なす

475:吾輩は名無しである
12/07/28 01:35:30.95
オリンピック出場経験者が通りますよ
数学オリンピックだけどww

476:吾輩は名無しである
12/07/28 13:30:37.15
安部公房ってカツラ?

477:吾輩は名無しである
12/07/28 13:34:35.53
かつらでもない
植毛でもない

478:吾輩は名無しである
12/07/28 13:34:51.49
カツラにしては天パがひどくないか?w

479:吾輩は名無しである
12/07/28 13:36:40.22
他人の頭

480:吾輩は名無しである
12/07/28 13:54:41.51
年齢考えるとかなり多くない?

481:吾輩は名無しである
12/07/28 14:26:02.87
かつらだと仮定した場合、あの髪型を選ぶ心理状態と言うのはどういう物なのか・・・。
ところで楽天KOBOって安部公房をバカにしているの?

482:吾輩は名無しである
12/07/28 17:56:13.50
もちろん

483:吾輩は名無しである
12/07/29 16:24:48.04
俺も一瞬安部公房がらみの何かかと思った。KOBO
BOOKを並び替えただけなのねん。

484:吾輩は名無しである
12/07/29 16:56:26.21
地元のBOOK OFFの安部公房の表示がことごとく「阿部公房」になっているのが気になって仕方がない

485:吾輩は名無しである
12/07/29 17:25:17.71
そういう誤字ってすごく気持ち悪く感じる

486:吾輩は名無しである
12/07/29 21:04:07.16
>>484
うちの近所のブックオフも阿部公房だわw
隣の安部譲二はちゃんとなってるのになあ

487:吾輩は名無しである
12/07/29 21:42:14.93
おまいら、新鋭作家の阿部公房を知らねえのか?

488:吾輩は名無しである
12/07/29 21:43:17.38
そんな奴がいたらねりちゃんが黙ってはいないだろw

489:吾輩は名無しである
12/07/29 22:19:40.94
阿部公房の作品に有りそうなタイトル。


490:吾輩は名無しである
12/07/29 22:21:33.11
砂の男

491:吾輩は名無しである
12/07/29 22:30:04.69
容疑者Xのアーチ

492:吾輩は名無しである
12/07/29 23:30:56.98
自分の顔

493:吾輩は名無しである
12/07/29 23:31:50.62
方舟武蔵丸

494:吾輩は名無しである
12/07/29 23:35:56.08
集会

495:吾輩は名無しである
12/07/29 23:37:31.76
土方歳三

496:吾輩は名無しである
12/07/30 02:43:45.82
>>491
何故エリクソン?

497:吾輩は名無しである
12/07/30 06:39:02.08
>>496
もし生きてたらピンチョンとかエリクソンみたいな作家から影響受けるかなと・・・・

498:吾輩は名無しである
12/07/30 07:34:22.79
>>497
ピンチョン、エリクソンは安部が生きている間に2、3冊ほどは邦訳されているんだよな
もしかしたら、読んでいたかもしれん

499:吾輩は名無しである
12/07/30 11:05:07.81
自分の顔www

500:吾輩は名無しである
12/07/30 20:17:03.47
安部なら邦訳じゃなくて、原文で読むだろ、、と思ったけど
ドナルド・キーンにGGマルケス読めって言われた時に、僕英語駄目だから~って言い訳してたな
んで、バカ、日本語訳でてるよ!ってさらに怒られてたがw

501:吾輩は名無しである
12/07/30 20:27:41.10
安部は大人になってからは外国語が全くダメだったということは、キーンさんが書いてるね 
URLリンク(www.shinchosha.co.jp)

502:吾輩は名無しである
12/07/30 21:05:10.99
全集欲しいな~ドラえもんがいたら買ってもらうのになあ

503:吾輩は名無しである
12/08/01 13:07:33.04
図書館から借りパクなんてするんじゃないぞ

504:吾輩は名無しである
12/08/01 14:10:49.94
流石にそれは僕の両親と良心が許しません

505:吾輩は名無しである
12/08/01 14:17:20.06
わだすも全集ほすいなあ

506:吾輩は名無しである
12/08/01 20:47:45.86
古本屋で揃ってるの買えば安く手に入るだろ

507:吾輩は名無しである
12/08/01 21:32:21.44
都内の古本屋で売ってるの見たことないっす

508:吾輩は名無しである
12/08/01 23:11:29.27
全作品じゃなくて全集でしょ?
ふつうに神田とかちょっと回ればまとまって売ってるのあると思うけど…

509:吾輩は名無しである
12/08/01 23:18:13.39
それがないんだよ~

510:吾輩は名無しである
12/08/02 08:12:15.39
おれも古本屋で見たことないな。
「全作品」は持っているのでそれに入ってないのを狙って
まず第一巻と最終巻だけ買った。

「日本の古本屋」でも全集はバラだけだね。
「全作品」はボッタクリでないのも結構出ている。
15巻揃いで7000円か8000円程度。

511:吾輩は名無しである
12/08/02 11:26:13.26
全作品は刊行年度のこともあって全作品収録されていないからね
やっぱり買うなら全集なんだけど、高い。

512:吾輩は名無しである
12/08/02 23:05:29.28
刊行年は関係ないだろ。
全集と全作品は別物。
全「作品」なんだから、書簡とか、未発表原稿とか、メモとかは、最初から無視。


513:吾輩は名無しである
12/08/02 23:36:02.77
まあそうだけどカンガルー・ノートとかは入ってないよねってことじゃないの

514:吾輩は名無しである
12/08/03 01:09:04.94
>>501
医学部ードイツ語
戦後の満州を生き延びたー中国語
ソ連兵士と話しをしていた(実弟井村春光談)ーロシア語
簡単な会話もしくは文章なら理解していた可能性大
でも、小説原文で読むのマンドクセって感じかな。

でもでも、「悪魔ドゥベモオ」の表紙にエスペラント語で序文を書いていたり、
「写真屋と哲学者」の翻訳していたりする。

ちなみに、エスペラント語では、"Kubo Abe"と書くらしい。

515:吾輩は名無しである
12/08/03 01:27:47.16
エスペラントだとKobo Aboじゃないのか
「医学部の学生としてドイツ語も学んだはずだが、安部の口からドイツ語の最も簡単な表現すら聞いた記憶がない」
by 鬼怒鳴門

516:吾輩は名無しである
12/08/03 21:41:10.88
共同体の言語=日本語で考えることしかできないと本人は言っていたけど、
生成文法やクレオールに興味があったみたいだし、外国語にあまり言及が無いってのは不自然だよなあ

517:吾輩は名無しである
12/08/03 22:27:54.83
医者に知り合いがいるけど、ドイツ語なんか喋れないって言ってたぞ。
医者として習うのは医学用語だけ。
それ以外に課目としてドイツ語を取得すれば別だけど。

518:吾輩は名無しである
12/08/03 22:36:37.25
そりゃそうだよね。器具や装置、手法についてドイツ語で指示したりできても日常会話ができるとは限らないよねw

519:吾輩は名無しである
12/08/03 23:24:43.27
安部公房の時代は知らないけど、今の東大の理類では第二外国語は一年間しか必修じゃないし
大抵みんな卒業するころにはseinの活用すら忘れてる

520:吾輩は名無しである
12/08/03 23:34:55.32
ほとんどの日本人は中学高校と6年間も英語を習って、日常会話すらできない。
1年間ではとてもとても…

521:吾輩は名無しである
12/08/04 00:36:03.89
俺も理系で必要に迫られて英語の論文は結構読んで、実際理解できたが、
これが、文学作品になると、ちっとも内容が理解できない。

論理的に固めた平板な文章とそうでないのとは、これだけ違いがあるものかと思ったわ。

522:吾輩は名無しである
12/08/04 00:48:14.28
>>521
同館。
普段英語読んでるからってんで背伸びして洋書を買って
結局数ページしか読まずに本棚の肥やしに。

523:吾輩は名無しである
12/08/04 15:08:45.45
まさか「王様のブランチ」で安部作品が紹介されるとはな・・・

524:吾輩は名無しである
12/08/04 15:56:22.32
>>523
kwsk

525:吾輩は名無しである
12/08/04 16:51:44.15
>>524
アーティストがオススメの本を紹介するコーナーで
サカナクションのボーカル(?)の人がカンガルーノート紹介してた

526:吾輩は名無しである
12/08/04 18:35:43.24
サカナクションには「壁」という名の曲があるよ

527:524
12/08/04 19:07:49.62
>>525-526
トンクス

528:吾輩は名無しである
12/08/14 22:55:20.88
保守派

529:吾輩は名無しである
12/08/15 01:52:57.54
新保守

530:吾輩は名無しである
12/08/16 00:06:42.54
お前らどうせオリンピックばっかり見てたんだろ?w
ブタどもめ

531:吾輩は名無しである
12/08/16 00:10:11.07
ブタというかモグラというか。
しかしモグラはオリンピック嫌いという

532:吾輩は名無しである
12/08/18 01:33:03.76


533:吾輩は名無しである
12/08/18 02:29:24.84


534:吾輩は名無しである
12/08/18 03:03:57.82


535:吾輩は名無しである
12/08/18 09:09:09.36


536:吾輩は名無しである
12/08/18 09:44:01.19


537:吾輩は名無しである
12/08/18 11:32:13.03


538:吾輩は名無しである
12/08/18 22:11:35.78
25日の0:00からEテレで安部さんの番組やるね

539:吾輩は名無しである
12/08/18 22:16:14.83
>>538
これか
URLリンク(www.nhk.or.jp)

540:吾輩は名無しである
12/08/18 23:58:45.86
出ませんかねぇ……安部真知の画集……

541:吾輩は名無しである
12/08/19 05:04:02.88
情報ありがとう
予約した

542:吾輩は名無しである
12/08/19 12:51:49.10
安部真知の画集を予約したのかと思った

再放送、楽しみだ

543:吾輩は名無しである
12/08/19 21:21:19.51
おお、文明のキーワード。
予約したぜ。

544:吾輩は名無しである
12/08/22 14:32:37.24
ああーようつべに上げてくれないものかなぁ

545:吾輩は名無しである
12/08/22 16:35:32.12
明後日か。観たいけど家にテレビが無い

546:吾輩は名無しである
12/08/22 17:46:31.15
ワンセグもないの?
安部公房が生きていたら真っ先にiPadや電子書籍リーダーを買っていそうだな。

547:吾輩は名無しである
12/08/22 20:34:37.57
固定電話、携帯電話、テレビ、ラジオは持たない主義なんだ

548:吾輩は名無しである
12/08/22 21:35:23.33
なんてコンテンポラリーな生き方なんだ

549:吾輩は名無しである
12/08/23 04:07:01.96
keyholeで見れって言いたいとこだがEテレは見られないんだっけ

550:吾輩は名無しである
12/08/23 13:19:31.41
録画予約したよ
情報くれた人どうもありがとう!

551:吾輩は名無しである
12/08/23 21:58:42.33
>>549
最近まったく音が出ないんだけど

552:吾輩は名無しである
12/08/24 22:55:57.13
あと1時間ではじまりますな

553:吾輩は名無しである
12/08/25 01:14:10.66
今やってるね。12:50からしか見てないけれど。

554:吾輩は名無しである
12/08/25 02:07:34.63
富士山の話ワロタ
明日仕事なのに興奮して今夜は眠れそうにねーや

555:吾輩は名無しである
12/08/25 02:12:13.30
とりあえず、波郷の句集を買ってみようと思いました。

556:吾輩は名無しである
12/08/25 02:14:26.87
養老氏の早口が印象的だった
ひたすら言葉を続けるおっさん二人を映すというあまりにも素晴らしい番組で感心した
安部の話自体は何処かで見聞きしたようなものだったけどごみの写真なんてのは良かった
小説を見ると一つ一つの言葉に無頓着な印象さえあるけど、慎重に言葉を選びながら話す姿はやはり作家だと思った

557:吾輩は名無しである
12/08/25 02:37:14.50
分子生物学の事を時々話に入れてニヤニヤしたw
デジタル脳とかの話でデジタル作家の批判はよくわからんかった。右脳と左脳両方で思考しろって事?

558:吾輩は名無しである
12/08/25 03:33:37.59
ある思いを感じてもいないのに言葉であたかも感じたように表現する作家への批判だろ

559:吾輩は名無しである
12/08/25 04:31:08.24
見たこともない風景を描き出す画家・・・とはちょっと違うのか

560:吾輩は名無しである
12/08/25 07:21:07.10
しまった!クルーグマンとスティグリッツのインタビューを視てしまった。

561:吾輩は名無しである
12/08/25 09:42:37.10
>>558 なるほど、だからデジタルか。

562:吾輩は名無しである
12/08/25 09:57:16.82
ずんぐりむっくりの手が可愛かったw

563:吾輩は名無しである
12/08/25 09:59:57.97
ちきしょう、録音しそこなった('A`)
誰か内容を5行程度で頼む

564:吾輩は名無しである
12/08/25 10:27:16.19
時々無音になったけど「精神」かな?
「・・・分裂的経済」
「今の社会の・・・分裂的傾向」
>>563
録音かよw

565:吾輩は名無しである
12/08/25 13:49:51.48
まだ見てないが消しが入るのか

566:吾輩は名無しである
12/08/25 16:35:54.94
>>564
そういうのって「時代背景云々…」のお断り入れるとかしてオリジナルを尊重して欲しいね

567:吾輩は名無しである
12/08/25 16:58:46.39
87年の放送がそういう編集でそれをそのまま放送したんじゃないかな?
細かい雑音(スタッフの会話とかマイクが擦れる音とか)が入っててもお構いなしだったから「安部さん、精神分裂はちょっと・・・」なんて中断させることもしなかったんだと思う
養老さんは大丈夫かこれって感じで少し苦笑いしてたけどw

568:吾輩は名無しである
12/08/25 20:31:49.44
当時は精神分裂という言葉は不適切ではなかったんじゃない?
統合失調症に変更されたのは小泉政権のときだったはず。

569:吾輩は名無しである
12/08/25 23:42:24.27
オープニングの音楽って安部公房作?

570:吾輩は名無しである
12/08/26 05:17:20.35
人間の自然科学に関する能力と一方政治に対する無能力とか
311後に見るとリアルに身につまされて苦笑いだ……
やはりもうちょっと生きててもらいたかったなあ

571:吾輩は名無しである
12/08/26 23:31:01.01
関西のモグラは強い

572:吾輩は名無しである
12/08/27 05:41:01.85
一方、関東のモグラは放射能によって進化を遂げていた

573:吾輩は名無しである
12/08/28 00:58:56.55
クレオールが生まれる条件 歴史伝統から離れること

永遠に精神になんか到達しなくて良い

574:吾輩は名無しである
12/08/28 13:44:48.55
安部公房自身が中国生まれで作品もそれまでの日本文学の歴史からはかけ離れていたもんね
文学アルバムにも書いていたが、安部公房は精神というよりは物自体を描こうとしてた作家だし

575:吾輩は名無しである
12/08/28 13:52:41.37
生まれは東京じゃなかったかと思ったが
一歳の頃にはもうホウテンにいたのか

576:吾輩は名無しである
12/08/28 17:20:25.87
ああ、本籍は旭川で生まれは東京だね。失礼。
で、中国育ちなわけか。

577:吾輩は名無しである
12/08/28 18:21:06.14
なんだかんだ言っても東京生まれのエリート

578:吾輩は名無しである
12/08/28 22:47:11.18
公房の小説って古本屋にまったく置いてないのはなんでだろ

読む人少ないのかな

579:吾輩は名無しである
12/08/28 22:54:04.68
他の地域でも同じなのかはわからんが
知り合いの古本屋のおっちゃん曰く
安部の本は結構雑に扱われていて
結構倉庫の中で眠っていたりするのが多いらしい

580:吾輩は名無しである
12/08/28 23:02:46.95
ふむ。

581:吾輩は名無しである
12/08/28 23:28:04.61
『死に急ぐ鯨』本屋に売ってなかった。読みたい

582:吾輩は名無しである
12/08/28 23:32:25.67
350円だって
URLリンク(www.bookoffonline.co.jp)

583:吾輩は名無しである
12/08/28 23:35:18.53
あ、在庫無しか。すみません。

584:吾輩は名無しである
12/08/28 23:48:06.97
ブックオフに行くと結構売ってるよ。ちょっと汚い感じだけどw

585:吾輩は名無しである
12/08/29 16:29:40.96
安部公房は経歴だけ見るとエリートだが実際はお情けで医学部を卒業させてもらったらしいからな。
その辺は確かにカフカに似ている。

586:吾輩は名無しである
12/08/30 05:59:20.82
たしか医学的なことはほとんど知らなかったんだっけか

587:吾輩は名無しである
12/08/30 12:48:55.39
林太郎先生とだいぶ違うなw
数学セミナーで昔から数学ファンだったと公言、公理主義としての数学に興味あったみたい
小説内の科学的知識は正しくないって批判はどこかにあったでが、作品の雰囲気は理系っぽいんじゃない?

588:吾輩は名無しである
12/08/30 21:24:12.18
漫画ブラックジャックに「荒唐無稽だ」と批判した東大医学部の学生がいた。って話をなぜか思い出した。

589:吾輩は名無しである
12/08/30 21:25:36.77
理系とか文系とかそういうカテゴライズの方法は個人を評価するには不適当だと思う。
どちらかにカテゴライズした時点で多くのものを捨象してしまうことになるから。
作品の雰囲気も正直よくわからない。シュルレアリスム的なものやプロレタリア的なもの、
SFもあればごく普通の作品もあって、一概には評価できない。

590:吾輩は名無しである
12/08/30 21:59:57.32
>>588
まあ、架空の病気の場合やオカルトっぽいエピの場合は荒唐無稽でも仕方がないけど、
実在の病気だとねえ…
狂犬病の話しは無茶苦茶だったな。

591:吾輩は名無しである
12/08/30 23:02:27.09
>>587
林太郎先生は逆の意味で医学的に有名だからな…

>>588
手塚が漫画だから当然じゃないかって言い返したらしいな
また、そういう批判を受けて、自分の書く漫画が軽んじられるのが嫌で医学博士号取ったとか

592:吾輩は名無しである
12/08/30 23:21:45.92
>>591
「荒唐無稽だと思ったなら荒唐無稽でいいんですよ」
もし手塚と安部が同じ事を言ったとしても、ニュアンスがかなり違う感じに受け取れる不思議

593:吾輩は名無しである
12/08/31 00:30:53.89
チョムスキーは人間がわかってない
っていうところがおもしろい。
5回ぐらいみたw

594:吾輩は名無しである
12/08/31 03:46:44.25
>>591
手塚が医学博士を取ったのは、1960年。
『ブラック・ジャック』連載開始は、1973年。


595:吾輩は名無しである
12/08/31 05:23:24.30
要らぬ注かもしれんがTV見てない人の誤解のないよう
>>593のは安部の意見ではなく、わかってないチョムスキー批判者の例という感じで取り上げられていた

596:吾輩は名無しである
12/08/31 07:13:55.48
山城新吾はチョメチョメスキーで復上死しかけたw

597:吾輩は名無しである
12/08/31 23:09:11.70
安部公房も腹上死疑惑があったけど結局噂レベルで終わったね

598:吾輩は名無しである
12/09/01 13:34:10.29
この世の腹上死疑惑はすべて噂レベルだから

599:吾輩は名無しである
12/09/01 13:57:51.25
下種の勘繰りですよね

600:吾輩は名無しである
12/09/01 15:11:19.83
ゲスって下種、下衆、下司と三種類の書き方があるけど、それぞれ意味は異なっているのかな?

601:吾輩は名無しである
12/09/01 15:29:38.43
安部ちゃんってずっと腹上死だと思ってたんだが違うのか

602:吾輩は名無しである
12/09/01 17:53:54.49
安部公房のシュルレアリスム批判の内容を教えてくれ
誰も答えられなかったらどの程度かが分かる

603:吾輩は名無しである
12/09/01 18:14:34.80
そんな煽らんでも
教えて欲しいんだろ?

604:吾輩は名無しである
12/09/01 20:28:01.16
徹底した論理的な追求による破壊か・・・岡本太郎とは似て非なる考え方だな

605:吾輩は名無しである
12/09/04 16:33:01.13
紀伊國屋新宿店のほんのまくらフェアにありましたね

606:吾輩は名無しである
12/09/15 00:28:01.45
あげ

607:吾輩は名無しである
12/09/15 11:30:41.78
あべこー棒

608:吾輩は名無しである
12/09/15 14:37:53.66
かいわれ大根の意味を教えてくだちい

609:吾輩は名無しである
12/09/15 18:15:41.98
><を付ければ完璧だった

610:吾輩は名無しである
12/09/15 20:06:29.64
哲学者廣松渉と対談して欲しかった

611:吾輩は名無しである
12/09/15 21:46:25.77
>>608
セルフフェラ

612:吾輩は名無しである
12/09/15 21:48:22.47
『内なる辺境』読んでる
都市vs農村の価値が、独特でショッキングだ
都市=悪・農村=善ってな常識を根底から相対化する


613:吾輩は名無しである
12/09/16 01:22:56.21
安部公房って海外でどれくらい評価されてるの?

614:吾輩は名無しである
12/09/16 02:19:44.16
>>612
僕もエッセイの中では内なる辺境が一番すき
久々に読み返してみようかな

615:吾輩は名無しである
12/09/16 15:04:20.59
>>612
そんなの地方出身で一度故郷を離れた者なら誰だって知っている。
都市=悪、農村=善というのは都会人が抱く幻想を地方在住者が内面化したものにすぎない。

616:吾輩は名無しである
12/09/16 16:55:10.89
>>613
現代日本文学に興味を持つ人が真っ先に推薦されるのが安部、三島、大江
だと思われる

617:吾輩は名無しである
12/09/16 17:32:34.12
sugoi

618:吾輩は名無しである
12/09/16 17:43:19.08
いいや、大都市が悪の巣窟だな。犯罪率と生活保護受給率を見れば一目瞭然。
原発搾取で地方を汚染している悪魔の住処。>>612は例外性を述べているだけ。

警察白書より URLリンク(www.best-worst.net)
(大阪、東京、兵庫、神奈川、千葉など大都市部が犯罪率で上位独占)

生活保護受給世帯  社会福祉行政業務報告より URLリンク(todo-ran.com)
1 大阪府 166,413世帯
2 東京都 158,077世帯
3 北海道 96,932世帯
4 神奈川県 79,644世帯
5 福岡県 68,889世帯

619:棒
12/09/16 18:02:27.56
>>618は安倍作品読んだことあんのかね?w
安倍の論ずる都市vs農村論は、犯罪率とかいう表層の問題じゃないんスよ

620:吾輩は名無しである
12/09/16 18:12:26.96
例外性では?

定着都市化によって富を集め、
社会という機構をつくりだした事を文明化と呼ぶのならば、
その正統性は同時に、巨視的な国家の悪もつくりだした。

遊牧的なユダヤ人が律法を保っているのに比べ、
この国家は一所略奪的な構造の中に他害性を意味する犯罪を保った。

621:吾輩は名無しである
12/09/16 18:18:53.45
都市文明を定着主義文化と定義する代わりに農耕といいかえ、
その退廃を再定義的に正当化しようとしただけの話だと思うが。

622:棒
12/09/16 18:35:24.56
勿論、現代=都市・農村まるごと定着(境界=排除)国家システム世界にして、都市vs農村なる対立図式はナンセンスさ
要は、『闖入者』『友達』でグロテスクに描かれてる共同体の欺瞞性、この告発と乗り越え(=もがき?)、ここに安倍文学の根底を感じますですが。
…いや、これは一面的・安直な読みかも

623:吾輩は名無しである
12/09/16 19:29:29.88
>>618の方が真実を語ってる、小説家は嘘つきだ。

624:吾輩は名無しである
12/09/16 19:59:24.60
みんなは、コモン君とかいわれ君とどっちが好き?
他に登場キャラで誰(どれ)が好き?

625:吾輩は名無しである
12/09/16 20:36:01.73
ゆーぷけっちゃ

626:吾輩は名無しである
12/09/16 21:18:37.23


627:吾輩は名無しである
12/09/16 21:36:29.61
>>620-622
遊牧性だの、現代思想用語を必死に使って、アホなことを。
こういう半可通の知ったかぶりが文学をダメにする。


628:吾輩は名無しである
12/09/16 21:48:46.07
安部の随筆もさすがに今読むと、かなり生半可な知識で屁理屈こねてるだけのが多いけどね

629:吾輩は名無しである
12/09/16 22:08:54.18
>>620の言ってることはちょと気になったが多分>>621が正しい気がする。

>>622は図式化しすぎで何とも。
そもそも安部はそうした欺瞞を告発しているのではなくて
あくまで個人が内面として世界をどう受け取るか世界にどう作用されているか
をリアルな情況と見ている……のではなかったか。

630:吾輩は名無しである
12/09/16 22:17:24.15
「文学をダメにする」っていうアホ加減が新鮮だね。
そんなら村上春樹のポルノを喜んでる愚民は文学をダメじゃなくしてるの?

631:吾輩は名無しである
12/09/16 22:22:14.10
自然主義系譜の私小説しかわからない老人が大量に文春から製造されて、根を張ってるから
この不毛の議論は都市の文学とは内なる農耕的退廃である、それ以外はダメにする、ってな
石原慎太郎っていう独裁者のアホなジャイアニズムで終わる。

632:吾輩は名無しである
12/09/16 22:22:53.02
薄いんだからまず読もうよ

633:吾輩は名無しである
12/09/16 22:52:13.73
もうこの板も強制ID表示でいいよ、オレは別に困らないし

634:吾輩は名無しである
12/09/16 23:18:43.29
>>631の話が見えない。ここでカキコしてるのは文春の老人なのか?後半も飛躍しすぎて何がなんだかわからない。

635:吾輩は名無しである
12/09/17 01:27:26.84
>>630
でも純文学の廃れっぷりは半端ないよ

>>634
朝吹真理子スレ常駐のキチガイですよ

636:棒
12/09/17 07:19:01.01
>>632
いいね☆

637:吾輩は名無しである
12/09/17 08:10:31.09
>>635
お前は乱交ポルノ(ノルウェイの森)三文小説をばらまく、
世界的キチガイ犯罪者だけど。猥褻物頒布罪の。

キチガイ犯罪者こと村上春樹認定キチガイが真正の確率は相当低い。

638:吾輩は名無しである
12/09/17 12:03:09.58
あーだこーだ言ってるけど、結局何も作らない、作れない人たち。

639:吾輩は名無しである
12/09/17 12:15:57.55
棒の意味を教えてくだちい

640:吾輩は名無しである
12/09/17 12:52:30.52
><を付ければ完璧だった

641:吾輩は名無しである
12/09/17 13:03:11.30
棒の意味を教えてくだちい
><

642:吾輩は名無しである
12/09/17 13:10:22.01
男根

643:吾輩は名無しである
12/09/17 16:10:43.24
>>623
小説家が嘘つきって全然悪口じゃないよな

644:棒
12/09/17 19:52:08.08
戯曲『榎本武揚』クッソ面白いwww

645:吾輩は名無しである
12/09/17 21:11:55.88
>>644
小説版は漢文や構造が難しいけれど、
戯曲版は読みやすくて、面白いよな。

646:吾輩は名無しである
12/09/18 09:13:23.71
チンクシャーテリア

647:吾輩は名無しである
12/09/18 09:15:27.14
ごばく

648:吾輩は名無しである
12/09/18 09:59:28.48
腹上死かどうかは知らんが、もう少し長生きしてりゃなぁ。大江なんぞにあの
賞やらずにすんだものを・・・

649:吾輩は名無しである
12/09/18 11:45:36.38
壁の意味を教えてくだちい

650:吾輩は名無しである
12/09/18 19:46:54.82
Sカルマ氏のことなら、芥川賞受賞時の選者も言ってたけど
ストーリーはシャミッソーとゴーゴリのパクリ
それに安部の好きなキャロルとシュペルヴィエル混ぜただけ

651:吾輩は名無しである
12/09/18 20:00:27.15
ドストエフスキーだっけ
自分そっくりな奴が会社に現れて仕事を奪われるみたいな小説あったよな

652:棒
12/09/18 20:48:07.67
>>650
そういう、なんでも既存のものに還元して価値を貶める発想は大好かんぜ

653:吾輩は名無しである
12/09/18 21:09:26.23
俺が貶したわけじゃなくて、芥川賞受賞当時に宇野浩二その他が指摘していたことだし
それに何より、こんな上っ面の模倣作ではなくて、安部にはもっといい作品がたくさんある
ただ、壁、特にSカルマ氏に関してはそれだけの作品だったということ
それとここの住民には耳にタコだが、安部の小説を読んで
そこに何か唯一正解のテーマとか意味、寓意があると思う読み方自体、安部本人が否定している

654:棒
12/09/18 21:43:21.34
音楽だが、シェーンベルクですら最初期作はヴァーグナーの譜面をボカシてナゾっただけなんぞと言われた
勿論後の作品にこそ独創性を観るべきだ、が、その(既作の切り貼りだと貶される)最初期の作品だってな、最早それ固有の価値にて愛されているだな
壁だって壁ださなあw



655:吾輩は名無しである
12/09/20 09:08:20.99
バカの壁は安部の壁を念頭においているのかな

656:吾輩は名無しである
12/09/20 12:16:42.10
先輩後輩だっけ

657:吾輩は名無しである
12/09/20 18:30:33.17
すべては模倣から始まるからね。
ちなみに創造というのは既存の概念を二つ組み合わせたものが多いらしいからそれでいいんじゃないの。
組み合わせを思いつけない凡人の方が多いのだし。

658:吾輩は名無しである
12/09/24 23:41:04.59
『終わりし道の標べに』読んだ。暗いね
次に『夢の逃亡』読み中。だんだん『デンドロカカリヤ』『壁』に近づいてきた

独白心理ものの要素と、前衛技法的の要素とが、後の作品に洗練・結晶される過程を楽しみたいデス
『カンガルーノート』はまさにその最高の芸術的成果
つっても趣味なんで全集なんぞは無理、文庫で手に入る限りは全部読むぞーっ


659:吾輩は名無しである
12/09/25 12:54:31.75
順番によむと「尾張市道の導に」(←なぜかへんかんできない)のグダグダから
「壁」に突き抜けるところが面白いんだよな

660:吾輩は名無しである
12/09/25 17:35:19.78
「箱男」を今日読み始めた。安部を読むのは何年ぶりだろう。

661:吾輩は名無しである
12/09/25 18:41:35.08
安部ちゃん棒☆

662:吾輩は名無しである
12/09/25 18:48:58.59
便乗して緑色のストッキング読んでみっかな

663:吾輩は名無しである
12/09/25 20:45:37.72
女に緑ストはかせてデートしたい

664:吾輩は名無しである
12/09/26 01:16:23.46
>>662
田中邦衛が主役やったんだっけ
映像残ってたりしないのかなー

665:吾輩は名無しである
12/09/26 01:52:32.28
俺も暇ができたら文庫本を執筆年代順に読んでいこうかな

666:吾輩は名無しである
12/09/26 17:44:22.47
出版された文庫本も半分くらい廃版
ネットで中古買いまくてます
緑ストは文庫なったんかいな?

667:吾輩は名無しである
12/09/26 20:03:18.37
>>666
文庫になっていたけれど、現在は絶版になっている。
amazonで1,099円(送料別)だってさ。

668:吾輩は名無しである
12/09/27 05:39:30.94
>>667
サンク!

669:吾輩は名無しである
12/09/28 20:14:32.97
「緑スト」やら「石の眼」やら「幽霊」やらやら絶版文庫アマで五千¥くらい注文しただ

670:吾輩は名無しである
12/09/28 20:47:51.53
ブックオフで100円で売ってない?

671:吾輩は名無しである
12/09/28 21:28:23.94
ブッコフで買って尼で売る

672:吾輩は名無しである
12/09/28 21:46:05.48
自分の地域で手に入る100¥のは全部買った
後はもうアマでってな感じ

673:吾輩は名無しである
12/10/02 10:20:11.27
>>659
『夢の逃亡』(文庫)まだ読み中だが、これは復刊さるべき
『標べ』と『デンドロカカリヤ』『壁』のあいだに絶対必要だマジ

674:吾輩は名無しである
12/10/03 10:03:39.51
夢の逃亡は安部作品理解するうえでは絶対に必要なのに絶版。
新潮社は頭がおかしい。

675:棒
12/10/03 19:01:30.84
確かに『夢の』前半は普通の読者には読むのがつらい・退屈だろう
が、
『壁』その他の原型が表題作にはあるなど、安部文学の誕生の秘密を知るには重要な一冊
著者自信があまり触れたがらなかった事も、逆にその秘密に関わる
…つっても今更な話だろうが、新潮社さん!

676:吾輩は名無しである
12/10/04 23:20:45.35
夢の逃走が未熟な作であることは否めないと思うんだが。
あれは圧倒的なリルケ時空がどうしたことかと思われるほどで『標べ』の禁欲的な陰影の散文は何だったのかと。
壁に行くには一度人工的な退化が必要だったんだろうか。
あそういやカフカの時間とリルケの時間を比べてカフカに軍配を上げたエッセイって何だっけ?多分夢~と同時期の。

677:吾輩は名無しである
12/10/05 10:26:55.55
揚げ

678:吾輩は名無しである
12/10/05 11:07:11.10
>>676
『夢の逃走』は確かに未熟な作品が多い印象がある。
でも『終わりし~』から『デンドロカカリヤ』『壁』に移行する途中の重要な作品群であることにも変わりはないと思う。

679:棒
12/10/05 13:28:24.42
『標べ』~『夢の』は、新しい作家アベコーとしてのアベコー誕生のドキュメンツ
『デンドロ』にはもう方法への逡巡がなく、新しい作家として吹っ切れている
未熟云々は当たり前で、批判にゃならぬ。要は、アベコー文学を理解するための重要資料
(マルクスで例えりゃ、『経哲草稿』が『標べ』、『共産党宣言』が『壁』とすりゃ、『ドイツイデロギー』が『夢の』だな。『ドイデ』も未完だが、それを境にした断絶・飛躍ゆえの重要性はマルクス学の常識で云々)
完成された文学作品だけを求める手合いは読まんけりゃいいw

680:棒
12/10/05 13:42:36.45
↑とは言え、>>676氏の『標べ』への独特な評価も大事な視点かも。
俺なんぞつい『デンドロ』『壁』以降のアベコーを期待して読むので、どうしても最初期作をそれ自身の固有性にて評価しきれないでいるかも。
作者形成過程を重視する視点がそのまま一種の錯視に陥る恐れ無きにしもか。


681:吾輩は名無しである
12/10/06 06:21:37.48
安部氏自身、エッセイ等で『標べ』について言及することは多いが
『夢の逃亡』について言及することはあまりない

『無名詩集』と同様、あまりおおっぴらにしたくない作品なんだろうな

682:吾輩は名無しである
12/10/06 21:23:52.43
676です。うーまあ夢の逃亡が安部的にクリティカルな作品だというのは間違いないと思うけど文庫がどうこうの話だったので上のような書き込みをしたです。
個人的には標べとそれ以前のリアル三輪与志みたいなエッセイ群をなくして安部は無いと確信している。
無言しか残らないところで(しかも無銭であっても)書かねばいかんという強迫観念じみた衝動がどこに向かうのかという先に抽象と寓意の無辺大があったと。
ちょっと話したいことと流れのテーマがかみ合わないので勝手な言い方になってしまうけど、
夢の逃亡よりさらに初期の概念的なものが『壁』へ直接的に繋がっていると思う。
夢の逃亡はあくまで安部自身が必要とした揺らぎであり、補助線のようなもの、だと思う。
しかし安部とリルケの超接近がたまらなく面白いのは分かるしその妙は否定できない。

683:吾輩は名無しである
12/10/07 23:31:29.79
『文明のキーワード』凄すぎ。絶対観るべき

684:吾輩は名無しである
12/10/08 02:39:52.42
↑なにそれ?アベコーの本?

685:吾輩は名無しである
12/10/08 02:46:12.27
この間のNHKの放送

686:吾輩は名無しである
12/10/08 03:01:20.28
↑アベコー出てたんの?

687:吾輩は名無しである
12/10/08 03:06:06.19
このスレの>>538以降を見てみると良い

688:吾輩は名無しである
12/10/08 03:08:11.96
ggってわかた
ようつべかデーブイデーでも有ればなあ

689:吾輩は名無しである
12/10/08 03:23:59.28
>>624
安部作品まだ半分くらいしか読んでないと思うが、かいわれ君かなあ

690:吾輩は名無しである
12/10/08 04:37:10.38
ゆーぷけっちゃ

691:質問あげ
12/10/08 11:09:11.46
アタマが悪いせいかもですが、教えて下ちい
『幽霊はここにいる』読んでます。まだ半分位ですが、大庭たちが儲けだした仕組みがよく解りません。写真の買い戻し金をフッ掛けてんのは分かりますが、それは最初の10人位(?)のことのはずで、新聞沙汰以降は写真を売り来る者達への支払いばっかりじゃ?
皆さん教えてくだちい☆><

692:吾輩は名無しである
12/10/08 12:34:34.70
幽霊療法・宗教関係への公演料もありますが、写真を売った者と別の縁者が(なんかの因縁で幽霊を恐れ)買い取ってるとかですかね?

693:吾輩は名無しである
12/10/09 13:45:36.03
もう読んだからいいもん

694:吾輩は名無しである
12/10/10 21:52:16.31
公 房 と 春 樹 は 同 等 の 作 家 で す
539 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2012/10/10(水) 21:11:16.48 ID:g3hua/aEO [2/4]
ねじまき鳥書いてるからなあ
あと短編もおもしろい
安部公房が近かったらしいから春樹も受賞できるんじゃないかなあ

544 自分:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2012/10/10(水) 21:14:53.65 ID:QkFFnejO0 [1/4]
>>539
>>安部公房が近かったらしいから春樹も受賞できるんじゃないかなあ

春樹オタって怖いな
公房と春樹が同格だと思ってるのか

549 返信:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2012/10/10(水) 21:18:28.88 ID:g3hua/aEO [3/4]
>>544
どっちも好きだし個人的な感想だけどなにか間違ってる?

695:吾輩は名無しである
12/10/11 14:03:44.67
安部公房も村上春樹も好きだが読んでいて楽しいのは公房かな。
公房は自分が何処に連れて行かれるのかわからない感がある。
村上春樹は先が読めるというか、同じことばかり書いているからね。

696:吾輩は名無しである
12/10/11 20:18:48.72
よし、春樹落選か。ざまあ

697:吾輩は名無しである
12/10/11 21:58:13.80
でも、この時期に中国人ってイヤね

698:吾輩は名無しである
12/10/12 10:27:23.43
不勉強で全然知らない作家だけど
マルケスの影響を受けてマジックリアリズムてちょっと読んでみたいと思った

699:吾輩は名無しである
12/10/12 11:33:41.15
普通に面白い作家だお

700:吾輩は名無しである
12/10/12 12:00:54.84
>>696
そういう発言をしちゃう感覚こそイヤねえ

701:吾輩は名無しである
12/10/13 22:23:55.18
IPS治療・論文疑惑、まるでアベコーの小説みたいだな

702:吾輩は名無しである
12/10/13 23:40:57.39
逆に、ガルシアマルケスは安部公房のこと知ってる?

703:吾輩は名無しである
12/10/14 00:16:46.32
対談してるはず。



704:吾輩は名無しである
12/10/14 16:39:58.66
>>624
もぐら君

705:吾輩は名無しである
12/10/14 17:49:23.37
>>624
ウルドックと源さん(飢餓同盟)
漢だぜ!

706:吾輩は名無しである
12/10/15 19:44:21.84
R62号の発明
無関係な死・時の崖

ここ一週間で読んだよ
なんか「世にも奇妙な物語」に出てきそうな話、って感じだったわ



707:吾輩は名無しである
12/10/16 23:52:19.40
↑長編もヨロシコ☆

708:吾輩は名無しである
12/10/17 06:06:48.42
村上春樹って誰だよwww

709:吾輩は名無しである
12/10/18 02:09:38.70
夢の逃亡初版を近所の古本市場で100円でゲット。
ラッキー

710:吾輩は名無しである
12/10/18 06:00:02.20
( ´Α`)ノ それ文庫のが高いお

711:吾輩は名無しである
12/10/20 03:11:52.52
ゆーぷけっちゃ

712:吾輩は名無しである
12/10/20 16:10:42.76
迷路迷路って言うが、まるで始まりと終わりが確実にあるように考えているのかね?
周りをぐるっと壁に囲まれ迷路をさまようことなく終わってるんだよ!

713:吾輩は名無しである
12/10/20 16:15:30.34
んー?

714:吾輩は名無しである
12/10/21 01:54:51.01
>>712
マジで!?

715:吾輩は名無しである
12/10/21 18:20:30.14
『チチンデラ ヤパナ』
て題の意味を教えて下ちい
(;><)ノ

716:吾輩は名無しである
12/10/21 18:27:16.35
安部厨房がつけた

717:吾輩は名無しである
12/10/21 21:52:21.96
>>715
ニッポン・ハンミョウ?
俺も分からん(*´・ω・)

718:吾輩は名無しである
12/10/21 22:14:53.43
↑そっか、主人公が探してる虫の名かもね
砂の名じゃ無いよなあ、
(;~・ω・)ノ???

719:吾輩は名無しである
12/10/21 22:49:13.38
ラテン語でCicindela Iaponiaかな
でもこれだと読みがキキンデラ・ヤポーニアなんだよなあ

720:吾輩は名無しである
12/10/21 23:38:58.19
み、みんな、ありがとうごぢいますた
ヾ(* ><)ノ゛⌒☆

721:吾輩は名無しである
12/10/23 20:22:06.82
おいおい、『夢の逃亡』普通に売ってるじゃねえかよ、たくよう、
講談社文芸文庫 発表時の初稿で、しかもねり女史ほか解説もタツプリだぜよ☆

722:吾輩は名無しである
12/10/23 20:57:13.83
終りし道の標べにじゃなくて?

723:吾輩は名無しである
12/10/23 21:21:32.88
↑それだった
間違いただ…
(;゚д゚)ゞ

724:吾輩は名無しである
12/10/23 21:22:36.90
それ『終わりし道の標べに』や

725:吾輩は名無しである
12/10/24 10:36:37.92
安部公房全集、すごいね。でも、一冊6,000円で30冊を揃える人って、たくさんいるのかな?


726:吾輩は名無しである
12/10/24 10:43:04.16
揃えたいけど金がない人ならわたしのことですよ

727:吾輩は名無しである
12/10/24 11:25:16.19
>>725
いるわけないだろ。
図書館用だよ。
金のこともそうだけど、場所ふさぎで一般人の手には負えないずら。

728:吾輩は名無しである
12/10/24 11:50:18.92
電子書籍でいろいろ出して欲しいな
反劇的人間位しかないんだよね品揃え
死に急ぐ鯨たちや箱男、密会、方舟さくら丸辺りを是非


729:吾輩は名無しである
12/10/24 13:00:11.86
全集は完結したときに古本で7万で買ったわ

730:吾輩は名無しである
12/10/24 18:11:33.18
↑yasui

731:吾輩は名無しである
12/10/24 22:33:04.76
図書館で借りて全巻コピ……いや、なんでもない

732:吾輩は名無しである
12/10/25 10:07:23.04
コピーしたら、コピー代がけっこうかかるでしょ。
それに、コピーした本は読みにくい。


733:吾輩は名無しである
12/10/25 18:37:52.28
電子化して大きな画面で見れば結構読みやすい

734:吾輩は名無しである
12/10/25 21:07:57.06
今日のニュース、どっかの国のはなし
殺人事件で死んだ人の葬式中に、死んだハズの本人(長期行方不明だったとか)が突然現れたって
みんなビックリ!
んで棺桶ん中のヒト(上の当人と瓜二つだそうな)の身元がわからんだって
まるでアベコーの小説だね☆

735:吾輩は名無しである
12/10/25 21:09:36.02
無関係な死

736:吾輩は名無しである
12/10/25 22:07:04.26
>>734
ブラジルだとよ

737:吾輩は名無しである
12/10/25 22:39:16.87
>>732
自宅にコピー機あるから別にコピー代は掛からない

738:吾輩は名無しである
12/10/27 13:10:08.20
春樹オタ死ね

739:吾輩は名無しである
12/10/27 13:12:01.96
安部公房と春樹だったら、安部公房の方がすごいよ。
短編一個だけで、春樹の長編より、よっぽど良いよ。
春樹オタ死ねってより、春樹と安倍公房が一緒くらいとか言ってるやつ死ね。

春樹オタ自体は別に悪くない

740:吾輩は名無しである
12/10/27 15:07:18.13
よく『壁』とルイス・キャロル、シャミッソーとの類似が指摘されていますが
前者は『鏡の国のアリス』、『不思議の国のアリス』などが似ていると思うのですけれども
シャミッソーの場合は何という作品と連関があると考えられているのでしょうか?
読んでみたく思っています。

741:吾輩は名無しである
12/10/27 18:59:31.99
>>740
「影をなくした男」

742:吾輩は名無しである
12/10/27 19:33:56.43
>>741
ありがとうございます!

743:吾輩は名無しである
12/10/28 03:28:09.68
オウッ礼には及ばねーぜよっ!

744:吾輩は名無しである
12/10/28 09:22:12.52
禿を泣かした男

745:名無しさん
12/10/28 11:17:56.25
40年振りにデンドロカカリヤ・水中都市を読んだ。
現実が妙に解け始めた気分にある。そのせいか、
ここ3日ほど奇妙な夢を見た。
左腕の皮膚細胞を四角くはぎ取って移植する物語。
人間がマッチ棒状のパズルになって動く姿。
ある日ケータイ会社がすべて永遠の休みになってしまうイメージ、
その傍らには何故か巨大な穴が掘られている。
何らかの力が深層心理を刺激しているのだろうか。
それとも日常茶飯事としての夢の断片なのだろうか。

746:吾輩は名無しである
12/10/28 11:22:37.66
安部作品を読んだ後はおれも妙な夢をみるな。
作品の世界をそのまま移植したような夢を。

747:名無しさん
12/10/28 11:41:52.72
だとするならば明らかに無意識を刺激してくるのか。

748:吾輩は名無しである
12/10/28 11:44:39.49
そうなのかもしれんな。
安部さんは偉大だ。

749:名無しさん
12/10/28 11:54:14.49
脳のしわの隅々まで刺激してくれる快感。
偉大なる前衛。

750:吾輩は名無しである
12/10/28 11:56:18.70
前衛という言葉もいつの間にか使われなくなってしまったね

751:吾輩は名無しである
12/10/28 12:00:09.17
39 : 村上春樹: 2009/06/15(月) 20:30:20
なに言ってんだよお前?いい感じの変態だな!
嫌いじゃないけどね。ウンコ食わすのは問題だけど、
ウンコ食うのは別に暴力的な感じはしないし、いいじゃん。
中学の頃とかいじめられてウンコ食わされてる奴いたじゃん。
普通は食いたくないものね。臭いし、汚いし、非人間的じゃない。
スカトロって愛を感じない?綿矢りさのウンコなら喜んで食べますみたいな。
URLリンク(knopfdoubleday.com)
936 名前:v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/01/24(火) 22:50:06.95
麻薬麻薬麻薬~♪麻薬を食べると~頭がよくなる~♪
62 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/11(木) 18:31:56.86
村上春樹落ちろ!!
535 :v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/19(金) 19:57:03.22
綿矢りさの下痢便飲みたい
538 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/19(金) 19:59:51.87
綿矢りさの下痢便にハアハアして止まりません
541 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/19(金) 20:07:45.94
綿矢りさの肛門から下痢便直飲みしたい
URLリンク(26.media.tumblr.com)
381 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/27(土) 19:45:19.19
言行一致は本当に大事だよ。野田の政治生命を賭けるってどういう意味だよ?それが成功するにしろ不成功するにしろ終わったら議員辞職するって意味だろ。そんな気もないくせに。人間のクズだろ。
URLリンク(28.media.tumblr.com)
383 名前:村上春樹 :2012/10/27(土) 21:50:55.01
いやあ、「文学」板で「なんでも」真に受けるバカがいるのもいつもの風景だね



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