ホルへ・ルイス・ボルヘス 3冊目at BOOK
ホルへ・ルイス・ボルヘス 3冊目 - 暇つぶし2ch400:吾輩は名無しである
12/04/19 23:55:22.17
前にもここに書いたような気がするけど>>394が言うように共著だとはいえ、
「ブストス=ドメックのクロニクル」なんてユーモアにあふれているじゃないか。
まあ、それを言ったら、同じブストス=ドメックものの「難事件」の方もそうだが。

あれで、ユーモアじゃないというのはどうにも。


401:吾輩は名無しである
12/04/20 00:57:37.04
そうじゃなくて、ユーモアがボルヘス文学の核的な位置にあるかってことだろ
ユーモアなら三島だってあるわ

402:吾輩は名無しである
12/04/20 05:36:59.35
固有名詞たまに人名か地名か書名かさえ分かるのに時間かかるときあるw

403:吾輩は名無しである
12/04/20 06:40:11.59
三島のユーモアなんてボルヘスのユーモアに比べたらなにそれってレベル。
ボルヘスからユーモア取ったらここまで評価されるわけないじゃない。
芥川とかといっしょに論じることが間違いなんだよね。



404:吾輩は名無しである
12/04/20 07:26:57.85
>>359
> ボルヘスにユーモアはないからねぇ

この発言から始まったんじゃね?
で、ユーモアがあるということは359以外は皆認めている

はい、終わり

405:吾輩は名無しである
12/04/20 07:27:09.90
コツとして固有名詞にはこだわらず読み進めること
結果、なにがなんだかわからない
ほめてんのかけなしてんのか・・・

406:吾輩は名無しである
12/04/20 08:48:18.17
>>378
>>379
>>366
>>367
>>363
>>359

407:吾輩は名無しである
12/04/20 12:01:02.01
最初に始まったのは>>356でしょう 多分>>403が同一人物だと思うけど
なんか上から目線なんだよね 

408:吾輩は名無しである
12/04/20 12:04:58.02
>>405
>ほめてんのかけなしてんのか・・・

これは俺もすごく感じるw
なんか評価がコロコロ変わる人って印象もある
神曲なんてべた褒めだけどいつ悪くい言い出すかみたいなw
誰だって以前好きだったものが嫌いになったりその逆もあるんだろうけど
この人はなんか始終そのスイッチが行われてる印象

409:吾輩は名無しである
12/04/20 12:18:40.44
ちなみに真剣に言っているところがころころ変わる人
ほめてるのかけなしてるのか分からない人って俺のまわりにもいるけど
甘やかされた人に多い気がする

410:吾輩は名無しである
12/04/20 12:44:45.67
八方美人的なのかな

411:吾輩は名無しである
12/04/20 13:22:36.26
ていうかまず今の自分が大事なんじゃね
本質的に自分にしか関心がないみたいな

412:吾輩は名無しである
12/04/20 18:02:02.73
URLリンク(ci.nii.ac.jp)

ボルヘスが完璧と称する神曲の近年の研究によって明らかにされた恐るべき幾何学的構成
上の論文以外でも指摘できることは、神曲は思想的にも言語技術的にも素晴らしい作品で、各篇によって言語の抽象度が違う
地獄篇では肉体的な言葉が意識的につかわれ、煉獄篇では浄罪と罪の狭間の混合した言語で最も評価の高い篇である
さらに1行は11音節、3行連句になっているのでひとつのまとまりが33音節になり、3という三位一体の聖数を表わす。脚韻はaba bcbと続く
冒頭はこうなる

Nel mezzo del cammin di nostra vita
mi ritrovai per una selva oscura,
ché la diritta via era smarrita.

Ahi quanto a dir qual era è cosa dura
esta selva selvaggia e aspra e forte
che nel pensier rinova la paura!

413:吾輩は名無しである
12/04/20 18:53:36.80
ダンテスレ行けよ あるかないのか知らんけどw

414:吾輩は名無しである
12/04/20 19:06:52.23
>>404
「ユーモアがある」の対語としてユーモアが無いと書いたんですよ
ボルヘス本人は、自身の創作の秘密は無意識だと言ってるね
無意識に書いてるときの方が出来がいいようだ、とも

415:吾輩は名無しである
12/05/04 07:32:29.06
岩波版伝奇集ひさびさに再読したがやっぱ訳が生硬で読みづらいな
重訳云々もあるが集英社ラテンアメリカ文学1巻の篠田版の方が俺的にはしっくりくる。
アレフと汚辱も入っていてお得だしw

416:吾輩は名無しである
12/05/04 07:46:28.27
>>415
考えてみると、そうやって複数の訳で読み比べられるというのも楽しみの一つではあるね
一つの訳しかなくて、その訳がもはや時代遅れだったり素人目にも悪訳であった場合などは
読者にとっても作者にとっても不幸だよ

417:吾輩は名無しである
12/05/04 21:44:20.26
ペンギンの英訳がいちばん読みやすいぞ
無色透明でニュートラル

418:吾輩は名無しである
12/05/05 08:06:58.17
また穴狙いして~

419:吾輩は名無しである
12/05/05 11:23:32.05
う~ん訳はたくさんあったほうが自分の好みのもの選べるからいいってのは
思うが比べるのが楽しみではないなあ

420:吾輩は名無しである
12/05/05 21:44:18.23
つか、そういう類いの作品ではないと思うぞw

421:吾輩は名無しである
12/05/06 08:14:59.89
ドストとかも訳を読み比べたりする(した)? 
俺はそんな暇はなかったし今もない

422:吾輩は名無しである
12/05/06 09:18:29.01
訳を比べるのは原著読めるやつぐらいだと思うけど・・・・

ヤクをやってるやつは覚せい剤取締法で逮捕されるけどね

423:吾輩は名無しである
12/05/06 10:19:29.31
↑これが噂のボルヘスのユーモアってやつか

424:吾輩は名無しである
12/05/06 10:34:29.02
読むのに当たって最初の十ページぐらいは読み比べたことある
でもあまり気にしないかな

425:吾輩は名無しである
12/05/06 10:50:29.94
>>423
あなたのヤクに立ててうれしいです!

426:吾輩は名無しである
12/05/08 10:38:04.68
おまいら好きな小説はどれ? 三つあげてみて 俺は
「円環の廃墟」
「刀の形」
「マルコによる福音書」

427:吾輩は名無しである
12/05/08 18:03:30.48
「バベルの図書館」
「不死の人」
「会議」
意外と長い(っても短いが)のが好き

428:吾輩は名無しである
12/05/08 21:00:01.45
実はほとんどの人は読んでない

429:吾輩は名無しである
12/05/09 23:46:41.24
読んだけど、難しくてよくわからない。

430:吾輩は名無しである
12/05/10 04:19:11.76
名前しか知らない。

431:吾輩は名無しである
12/05/10 23:55:14.40
短いのに近寄りがたい

432:吾輩は名無しである
12/05/11 01:49:09.42
資質は基本的に渋沢と似てる
そこがボルヘスの魅力でもあり限界ともいえる

433:吾輩は名無しである
12/05/11 05:30:39.56
ボルヘスは長編やろうと思えたら、やれたと思うけど


434:吾輩は名無しである
12/05/11 11:50:54.13
きみは読んだことないんだろう
近代小説に対する批判から出発してるメタフィクションの書き手じゃんw

435:吾輩は名無しである
12/05/11 11:58:10.16
物語の堕落した形だと

436:吾輩は名無しである
12/05/11 12:12:13.07
だから、本人が好き好んでそうしてるだけで>>432みたな批判は意味がないんだよね

437:吾輩は名無しである
12/05/11 12:16:47.49
書けない≠書かない

ということを理解できない人がいるんだろうな。

438:吾輩は名無しである
12/05/12 11:49:21.06
そんな仮定の話は意味無いよw

439:吾輩は名無しである
12/05/14 10:58:46.01
岩波版「ブロディー」は白水社のとほとんど同じみたいだね。
「汚辱の世界史」は草思社版「悪党列伝」と変わんない訳だったし。

440:吾輩は名無しである
12/05/14 23:09:10.62
それでも買ってしまうのが業

441:吾輩は名無しである
12/05/16 09:11:43.66
まさに岩波ブランドのなせる業ですな。

442:吾輩は名無しである
12/05/17 16:34:43.91
ヘルペス。

443:吾輩は名無しである
12/05/27 11:35:47.88
ちくま文庫の「ボルヘスと私」、古本で入手。
美本で1500円だった。
そのうち復刊するかもしれないけど迷わず買いました。

444:吾輩は名無しである
12/05/29 07:00:27.37
ボルヘスとたわし

445:吾輩は名無しである
12/06/02 08:54:00.94
「結局は主観」なんて言い方はガキの逃避の言葉だな。
実際は言ってる人がそんなに割り切れてない。だからこそそういう書き込みを
わざわざするわけだし、誰も説得できてないよ。そもそも誰でも知ってる
レトリックにすぎないし。

446:吾輩は名無しである
12/06/02 08:54:20.22
すまんゴバク

447:吾輩は名無しである
12/06/14 08:05:51.69
岩波の「伝奇集」読んだが面白かった
ユーモアが話題になってるんで、面白かった文章挙げてみる

・私はイギリス人に気に入られたくて、人間の情念の中でもっとも鈍感なもの、つまり愛国心に訴えた。
・多少の見栄も手伝って、私はそのころラテン語の規則的な勉強を始めていた。
・わたしは、紳士(ジェントルマン)は破れた大義にしか関心を寄せないものだ、とやり返しました……。
・真実はおもしろくある義理はない、とおっしゃりたいのでしょう。
・結論がおそらく「証明」に先行していた、といわれる方があるかもしれない。しかし、自分が信じてない事柄や、
 議論したいと思わない事柄について証明を求めようとする者が、果たしているだろうか?

アキレスと亀の論議に関して「少しも恐れることはない。たかが亀である」ってのも笑ったけど
ほんとにライプニッツが言ったのかな?w

448:吾輩は名無しである
12/07/24 23:58:36.31
岩波文庫での連チャンに続いて今度はバベルの図書館復刊だそうで
静かにブームが来てるね

449:吾輩は名無しである
12/07/25 16:50:47.05
ボルヘスがどっかで言ってたが、イギリス文学のすぐれているところはブームとか流行というものがまるでないところであると

450:吾輩は名無しである
12/07/25 18:45:13.35
ハリー・ポッターはどうなるんだろう

451:吾輩は名無しである
12/07/25 22:02:12.43
ハリポの前にトールキンもブームだったな

452:吾輩は名無しである
12/07/27 15:09:15.53
つーかファンタジーはお家芸じゃないですかw

453:吾輩は名無しである
12/09/05 14:29:14.52
ボルヘスの書く記憶の人フネスは
アメコミがよくやる超人の苦悩に似ている

454:吾輩は名無しである
12/09/13 00:39:12.01
家屋の人フネ

455:吾輩は名無しである
12/09/17 00:32:34.12
ボルヘスは日本は残虐だったから原爆投下されても仕方ないみたいなこと言ってた


456:吾輩は名無しである
12/12/04 16:01:05.85
ブロディーの報告書って邦訳でたけど誰か読んだ?

457:吾輩は名無しである
12/12/06 00:23:36.90
何言ってるんだ、邦訳は大分前からあるじゃないか。

458:吾輩は名無しである
12/12/06 08:53:51.53
また出たんだって

459:吾輩は名無しである
12/12/08 09:16:55.73
話が噛み合ってねーw

460:吾輩は名無しである
13/01/02 20:57:30.81
円環の廃墟
これ最高

461:吾輩は名無しである
13/01/14 22:36:38.82
wikipediaとかだとちょくちょく架空の記事が作られてるんだな

462:吾輩は名無しである
13/01/22 04:03:36.26
ボルヘスとナボコフの違いって何ですか?
だいたい同じですか?

463:吾輩は名無しである
13/01/22 10:38:52.03
読めばわかることをいちいち訊くなよ、バカ!w

464:マグナ ◆vI4NRkhGyA
13/07/03 NY:AN:NY.AN
こういうのを拾った。なんでもナボコフやボルヘス、それとここでは上げられてないがカルヴィーノやベケットと同一視してしまう人々が増えてるからな。

>Akihisa TOKAI. クルジジャノフスキィをナボコフとかボルヘスと比較する人が多いようですが、それは間違いでしょう。何か分からないものを全部ボルヘスにしてしまうのは失礼です。どちらにもね。

465:マグナ ◆vI4NRkhGyA
13/07/03 NY:AN:NY.AN
基本的にその名前を出しておけばインテリに見えるだろうという策略のようだ。

466:吾輩は名無しである
13/07/03 NY:AN:NY.AN
>>464>>465
ははあ、君のもその策略に基づく書き込みってわけだね。
景気づけにカルヴィーノやベケットも添えて万全を期したと。

昨今、君にはカッパの疑いもかかっているようだし
あまりうろんな発言は自重してはどうかな。

467:吾輩は名無しである
13/07/03 NY:AN:NY.AN
カーッパカッパ、カッパのマークのマグナくん~♪あーよいしょ♪

468:吾輩は名無しである
13/07/12 NY:AN:NY.AN
闇を讃えてと夢の本のレビュー誰かお願いします
尼に残り僅かなので買おうか迷っています

469:吾輩は名無しである
13/10/10 01:47:15.04
イシドロ・パロディ、最初の三話で挫折・・・

470:吾輩は名無しである
13/10/11 17:47:48.56
福音書だの黙示録だの読まないとボルヘスを読解できないの?

471:ソルダード
13/10/19 11:31:51.42
「幻獣辞典」が今月22日に発売されるようですね。

持ってないので買ってみよう。

472:吾輩は名無しである
13/10/19 11:53:07.46
ボルヘスは発想だけの人で、文章のレトリック的には退屈だもん

473:吾輩は名無しである
13/10/20 04:56:23.83
ホルヒ…あ、違う。ホルヘ・ルボス…あ、違う。ホルヘ・ルビス…あ、違う。ホルヘ・ルイス・ホルヘス…あ、違う。ホルヘ・ルイス・ボルヘス!(ドヤッ)

474:吾輩は名無しである
13/11/25 21:53:11.63
絶版になったと思ってた平凡社のエルアレフ、
また出たから早速購入。
ネットの古本屋で三千円だったのを買わなくて本当に良かった。

475:吾輩は名無しである
13/12/01 15:36:49.46
ボルヘスって何者なの?

476:吾輩は名無しである
13/12/01 17:41:17.62
ボルヘスはボルヘスです

477:吾輩は名無しである
13/12/01 21:36:03.34
「夢の本」をぱらぱらめくっていたら、「砂の本」に出ていた「ウルリーケ」があった。この作品って恋愛譚でOK?

478:吾輩は名無しである
13/12/19 02:14:00.63
悪いが質問がおおざっぱすぎて何聞いてるのか分からん

479:吾輩は名無しである
13/12/19 05:19:49.74
ボルヘスを問う事がボルヘス

480:ソルダード
13/12/19 12:11:48.05
短編好きだったようだけど、ボルヘス編纂のバベルの図書館(全6巻)は、どんな作品群なんだろうか?

481:吾輩は名無しである
13/12/21 15:56:16.55
>>477
Yes.

482:吾輩は名無しである
13/12/23 02:00:44.21
>>477
No.

483:吾輩は名無しである
13/12/23 17:44:22.91
神曲講義読みたかったなぁ

484:吾輩は名無しである
13/12/28 09:37:31.76
全集ないのかいこの人
ボルヘスで検索しても、いろいろ出て来るからどれ集めればいいのか分からん

485:吾輩は名無しである
13/12/29 19:09:47.96
>>484
主要作品は今全部文庫で読めるよ

486:吾輩は名無しである
14/02/24 20:35:45.23
ペンギンブックスの英訳でしか読んでないんだけど和訳も面白そうだな。伝奇集も日本独自の編集だし。

一昨日初めてトレーン、ウクバール、オルビス・テルティウを読んだけど、ありえない重さの円錐が面白かったな。
ノーラン監督のインセプションにおけるトーテムの元ネタはここだったか、とビックリw

487:吾輩は名無しである
14/03/03 07:40:55.46
>伝奇集も日本独自の編集だし。
いいえ。

488:吾輩は名無しである
14/03/05 14:03:49.56
>インセプションにおけるトーテムの元ネタ
自分の知ってる範囲で似ているものは
全部ぱくりか元ネタw

489:吾輩は名無しである
14/03/08 12:18:28.93
でもインセプションに関しては来日したデカプリオがインタビューで
ボルヘスについて語ってるからね


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