【百年の孤独】ガルシア・マルケス 3at BOOK
【百年の孤独】ガルシア・マルケス 3 - 暇つぶし2ch350:吾輩は名無しである
13/01/29 16:31:58.44
物語の作り方て読んだ人いる?
ちょっと気になる

351:吾輩は名無しである
13/01/29 23:45:54.37
がルちゃん

352:吾輩は名無しである
13/01/31 22:22:44.01
シアたん

353:吾輩は名無しである
13/01/31 22:49:20.38
マルちゃん

354:吾輩は名無しである
13/02/07 04:47:00.63
で、旧訳と改訳はどっちがいいの?

355:吾輩は名無しである
13/02/15 11:16:05.69
ベネズエラが最後にウゴ・チャベス大統領の姿を見たり、
その発言を聞いたりしてから既に2カ月が経つ。
大統領は今も、末期がんと思われる病と闘い、
警備の厳重なハバナの病院で集中治療を受けている。

ベネズエラ経済:品切れ
URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

書き出しがマルケスの小説っぽい

356:吾輩は名無しである
13/02/28 01:42:52.96
もしかして最近はあまり人気ない作家なのかな?

357:吾輩は名無しである
13/03/30 14:46:31.43
>>350
読んだ事ある
ワークショップがメインの本だけれど、マジックリアリズムのやり方とか、『百年の孤独』のちょっとした裏話とか、そこそこ面白いよ

358:吾輩は名無しである
13/04/27 12:25:43.01
Gabriel García Márquez
URLリンク(es.wikiquote.org)

359:吾輩は名無しである
13/05/06 04:08:30.16
>>355
どこがマルケスっぽいの? ただ事実を書いてるだけじゃん
マルケスなら最初の一行で時間が飛ぶ

360:吾輩は名無しである
13/05/06 04:15:36.97
この人はまだ頭おかしいの?
長島みたいに復活しないの?

361:吾輩は名無しである
13/06/20 20:34:29.75
孤独ってかっこいいね
プロレスラーみたいな名前だし

362:吾輩は名無しである
13/06/25 13:54:00.43
百年の孤独がウケすぎて、ラテンアメリカの国民文学になったけど、
こういうと荒れるが大江や中上、トニ・モリスンやクッツェーとかの、
フォークナーフォロワーの中ではレベル低くない?
並みというか。

363:吾輩は名無しである
13/07/17 NY:AN:NY.AN
>>362
そう思った理由を書かないと始まらないのでは。
地に足がついてなくて現実感がないから?

364:吾輩は名無しである
13/08/03 NY:AN:NY.AN
>>363
362じゃないけど俺もえ、こんなもん?とオモタ
理由はおっしゃる通り地に足がついてないような感じでセンスがもう古臭いような希ガス
フォークナーもビラヴドもガツンと来たのにな

365:吾輩は名無しである
13/08/03 NY:AN:NY.AN
『曖昧模糊』という言葉を知らない人に『曖昧模糊』を説明したい時には、>>364のレスを見せれば瞬時に理解してもらえるだろうなw

366:吾輩は名無しである
13/08/03 NY:AN:NY.AN
愛馬妹子

367:吾輩は名無しである
13/08/31 NY:AN:NY.AN
>>362
さすがにレベルが低いとまでは思わないが、あなたのおっしゃっていることもわかるな
というのも、ブームのとき、中核をなした作家たちより、評価が低かったというからね
で、百年の孤独を出して、その評価ががらりと変わって、ブームを代表する作家として扱われるようになった
大好きな作家ではあるが、正直、作品によっては当たりハズレのある作家だと思うよ

368:吾輩は名無しである
13/09/30 21:23:41.93
なんじゃそりゃ

369:吾輩は名無しである
13/09/30 23:32:19.96
二言目には、むせかえるような近親相姦せっくす

370:吾輩は名無しである
13/10/01 17:36:10.07
B'z New Album「SAVAGE」リリース決定!! 
    01.Scoop!!
    02.疾走
    03.DEARLY
    04.ストイック★LOVE
    05.SAVAGE
    06.NIHILISM
    07.この身、燃えつきるまで・・・
    08.昼庭
    09.SLUDGE
    10.GO FOR ITBABY
    11.哀切な色
    12.SAMIDARE
    13.二人あえる日まで

371:吾輩は名無しである
13/10/05 19:09:25.41
先月のガボ。とりあえず体はまだ元気そうです。
URLリンク(www.youtube.com)

372:吾輩は名無しである
13/11/02 19:37:39.57
10月31日、メキシコで行われたスペイン人歌手ディエゴ"エル・シガラ"の
コンサートを観覧。シガラはオープニングで、私にとって特別な人、マルケスとその妻が来客
していることを観客に伝え、感謝を述べた。

Agradece El Cigala presencia de García Márquez en concierto del Auditorio Nacional
URLリンク(www.jornada.unam.mx)

Agradece El Cigala presencia de García Márquez en concierto
URLリンク(www.cubadebate.cu)

373:吾輩は名無しである
13/11/02 20:00:57.38
『グアバの香り』読んだ人いない?

374:吾輩は名無しである
13/11/02 22:43:54.59
>>373
少し読みました。

375:吾輩は名無しである
13/11/05 16:42:36.90
百年の孤独読み終わった
すごい。
長大な物語が最後の最後で音を立ててガラガラと崩れていくので、涙が止まらなかった
こんな小説があるのか

376:吾輩は名無しである
13/11/05 16:48:53.42
下手糞な感想ですいませんでした

377:吾輩は名無しである
13/11/07 21:23:31.03
よいよ。

378:吾輩は名無しである
13/12/02 21:55:46.10
グアバってなんだよ
グゥアジャバだよな

379:吾輩は名無しである
13/12/04 09:39:05.97
福岡

横浜

瀬戸

栃木

光金

380:吾輩は名無しである
13/12/22 07:16:13.97
たこ

381:吾輩は名無しである
13/12/28 17:32:04.30
ペーター・エトベシュ作曲歌劇「愛その他の悪霊について」CD

382:吾輩は名無しである
13/12/28 21:40:27.81
キャッサバ芋喰いてえんだけどキャッサバ芋

383:吾輩は名無しである
14/01/06 15:25:33.75
百年の孤独 と、 バナナの世界史 と、 族長の秋 と、ショック・ドクトリン を並べて読め
ガルシア=マルケスが何を言いたかったか、何を言いたくて言えなかったか、
数多くの超常現象の隠喩が何を表していたか、が分かる

コロンビアや中南米で行われた、アメリカ合衆国の略奪型資本主義の暴虐と、その隠蔽に加担した政府に対する、
全世界に向けた告発書だ

一新聞記者であるガルシア=マルケスは、小説という形で放つしか、方法はなかったんだ

ガルシアはノーベル文学賞を受けて、言った
「私の小説に書かれていることは、すべて、事実だ。」

この言葉が、いかに、重いか。いまの日本こそ、理解するべき

384:吾輩は名無しである
14/01/06 19:48:51.62
>>383
私は、

他のラテアメ作家から批判されるくらい体制側を支持したガルシア=マルケスが政府に対する告発書を書くわけがない
南米は米国と敵対していたのだから、加担するわけがない

と考えるのですが、詳しい方とは意見が異なるのでしょうね(´・ω・`)

385:吾輩は名無しである
14/01/06 20:34:08.06
体制側を支持した、というのは、具体的にどういうことを指していってるの?

あと、南米は米国と敵対していた、というのは、具体的にどういうことを指していってるの?

両方とも逆だと思うんだけど

386:吾輩は名無しである
14/01/07 00:08:12.33
バナナの世界史―歴史を変えた果物の数奇な運命 (ヒストリカル・スタディーズ) ダン・コッペル
より、

*バナナ労働者虐殺事件=1924年、12月7日、コロンビアのシエネガという町で起こった事実
→巨大外国資本会社とそれを公認した政府による国民虐殺事件とその隠蔽工作
*町に青い怪物の出現=バナナプランテーションで多数の現地労働者がボルドー液(青く染まる)や
新たに開発された農薬で深刻な健康被害→巨大外国資本会社とそれを公認した政府による公害
*小鳥の大量死や雑草・蟻の異常発生:大規模農場建設による熱帯林の破壊から生態系の崩壊
→巨大外国資本会社とそれを公認した政府よる環境破壊

そしてうまみを吸い尽くし環境を破壊しつくして北米のバナナ会社は
あとは野となれ山となれと引き上げてしまいました、とさ。

(以下作者の動機を推察)
→祖国をコロンビア人をバカにして#許せん##
しかし、相手(米国)は、抵抗した隣国グアテマラ政府を国策で転覆させる(1953年)ほどの横暴ぶりだしな

→斯くなる上は、文学の力。だゼ。

この視点からガルシア=マルケスの小説を読み返すと、現実は推理小説よりおもしろく、今の私たちに切実。

387:吾輩は名無しである
14/01/07 00:12:42.76
キューバのカストロと仲がよくて
アレナスが批判したって話?

388:吾輩は名無しである
14/01/07 20:17:09.70
キューバはガボの国じゃないし、「政府に対する告発書」にはつながらんよね

389:吾輩は名無しである
14/01/08 00:17:58.15
この人、ゲイだったんだよネ。

390:吾輩は名無しである
14/01/08 02:06:17.39
ヒー・ワズ・ア・ゲイ

391:吾輩は名無しである
14/01/08 04:46:59.51
ガルマルと略すのは、あり?なし?

392:吾輩は名無しである
14/01/08 07:58:12.63
>>387 >>388
ガルシア=マルケスはコロンビアの人
キューバは中南米では唯一しつこくアメリカに抵抗し、独自路線を貫いた国だと思うが
アメリカの言うことをきかなかった分、アメリカからは敵視されているようだ

393:吾輩は名無しである
14/01/08 08:35:00.91
>>385

中南米諸国には、力ではかなわない米国に搾取のターゲットにされ、面従腹背の雰囲気があっただろう

1964年の東京オリンピック招致競争に、なぜ日本は中南米票を集めようとしたのか。
東京の対抗はデトロイトだった。
中南米からはアメリカの方が地理的には近いはず、なのに、日本に投票してくれそう、と踏んだのは
彼らがアメリカに怨みを持っている内心の微妙な心情をわかってのことではないか。
アメリカに原爆を落とされ国土をムチャクチャにされた日本に、中南米はシンパシーを感じるところがあり、
そこを、日本チームはうまくくすぐったのではないかね。

394:吾輩は名無しである
14/01/08 22:03:09.00
>>393
おれに賛成ってことだよね。
>>384は何をいってるのかわからん。

395:吾輩は名無しである
14/01/08 23:36:06.66
↑おれ、って誰?
別に賛成じゃない、自分のアイデア

396:吾輩は名無しである
14/01/09 08:43:31.75
ここでクイズです

落葉・大佐に手紙は来ない・百年の孤独 VS 族長の秋

の、相違点は何でしょう?

397:吾輩は名無しである
14/01/09 08:44:32.75
ウィスキーのスレが何で文学板なんかに

398:吾輩は名無しである
14/01/09 20:14:45.30
>>395
>>385に決まってるだろ。おまえは>>385にレスしたんだよ。
>>385はレス番書いてはいないが明らかに>>384へのレス。
それに関係ないならからんでくるな。話が混乱する。

399:吾輩は名無しである
14/01/10 08:40:55.97
マコンドに物忘れ病が流行って、アウレリャノだけがその対処方法を見つけた、すなわち、紙に書いておくこと。

っていうのは、政府が犯罪もろもろを情報操作で隠そうとしたとき、世間一般が保身本能からたわいなく信じて思考停止する様子と、
ごく一部の抵抗する人間が、どうやって対抗したか、を表しているのではないかね。

で、しつこく真実を突き続けた勇気のあるアウレリャノ大佐は、子々孫々まで根絶やしにされた、と。
当時の謀略時代のコロンビアでは、そのほんとのこと書けないんだよ、新聞記者で気づいていても。

日本も秘密法とかさ、足元に火ついてるぜ

400:吾輩は名無しである
14/01/10 09:13:29.17
日本はオープンだけどね
コロンビアや韓国中国とは違って

401:吾輩は名無しである
14/01/10 15:00:25.88
人間には2種類いる、群れの流れに大人しく従う羊と、頑として逆らう山羊だ

百年の孤独 は、アウレリャノといい、ホセ・ブエンディアといい、山羊讃歌だな

山羊かっけー、山羊汁にされるかも知らんが

402:吾輩は名無しである
14/01/10 15:06:35.77
山羊の頭のスープ

403:吾輩は名無しである
14/01/10 16:29:23.48
アウレリャノみたいに真実を言っても、抹殺されると元も子もないので
ガルシア=マルケスは、新聞記者ではなく、作家として、生きて、語り伝える ことを選んだんだろう

御年八十余歳ですか、うらうらめでたや

404:吾輩は名無しである
14/01/10 19:35:56.34
今の日本人には想像つかないほど絶望的社会状況だった

アウレリャノみたいに→ホルヘ・エリエセル・ガイタンみたいに

405:吾輩は名無しである
14/01/10 19:42:18.84
悪い時

406:吾輩は名無しである
14/01/10 22:15:47.11
しまいに海まで外国に売っぱらっちまった 族長の秋 
vs
米韓FTA
vs
TPP

手口似てねーか?

407:吾輩は名無しである
14/01/11 22:56:27.11
なるほど大統領の名は某大阪市長だったか
行動も下ネタも理解できたw

408:吾輩は名無しである
14/01/12 14:40:47.79
チャイナナイチャ

チャイナナイチャ

チャイナナイチャ

チャイナナイチャ

409:吾輩は名無しである
14/01/12 16:07:46.30
中国人のほうが >>399 >>403みたいなとらえかたをする人が多いかもしれないね

莫言なんかどうだろ、読んだことはないが
名前の意味がそのもの 言うな ってことらしいし

410:吾輩は名無しである
14/01/12 16:34:28.37
>>407
去年ハゲタカに鉄道売ろうとしてたな
似すぎワロタ

411:吾輩は名無しである
14/01/13 00:36:45.32
とうとう南米の作家のスレにまで
阿呆なネトウヨが出現w
恐ろしい世の中だ

412:吾輩は名無しである
14/01/13 00:47:15.12
寝投与?

413:吾輩は名無しである
14/01/13 00:51:52.68
エロ本に漬かって海まで流されたい羊よりはマシ

414:吾輩は名無しである
14/01/13 03:38:29.51
安易に政治と関連付ける阿呆が気持ち悪いって?

415:吾輩は名無しである
14/01/13 09:48:33.57
中国で昨年 百年の孤独 の翻訳が出されたが
海賊版がすでにいっぱいでガルシア=マルケスが怒ったらしいね
海賊版はエロシーンが大幅に加筆されているらしい

中国でもほとんどの人はエロ本的に愛好しているんだろうな
莫言のように深く読み取る人はごく一部なんだろう

彼らのノーベル賞も、エロ本だからじゃない、深いほうの意味をくみとってのことだろう
ノーベル賞も結構国際政治的だよな

416:吾輩は名無しである
14/01/13 10:17:51.22
日本人は、政情的に不安定で治安が悪く経済的弱者の南米を優越感をもって見ていないか
南米作家はそれ故安心して気楽に野放図に読めるみたいな

知的で勇敢な偉人がいながらなぜ国がそういう位置に甘んじたのか 百年の孤独
愚かな指導者を戴くといかに国が諸外国に搾取されたか 族長の秋

日本も、なんら彼らより優れているわけではない、
たまたまここ数十年は運良く強国がいい顔を見せてくれていただけ
風向きが変わってちょっと脅されると浮き足立って愚かな対応をしかねない素地が十分あることを
反面教師として早めに気づかせてくれる、貴重な記録だ

417:吾輩は名無しである
14/01/13 10:42:33.79
>>401

そのヤギは、ヒツジの群れを見下して自分のことしか考えてないだろう?

どこがかっけーのか。

418:吾輩は名無しである
14/01/13 10:44:15.52
ヒツジはヒツジとして、自分たちで考えていかないとダメなんだよ

ヤギは高いところに上りたがるだけ。役に立たない。集団で高いところにのぼるわけにはいかない。

419:吾輩は名無しである
14/01/13 10:57:30.45
ヤギ=B型、ヒツジ=A型?
ヤギはヤギで、悪気はないんじゃない?

420:吾輩は名無しである
14/01/13 11:00:23.02
南米文学に南米の政治状況が大きく反映されていることは確かだけれど
日本や中国での受容の分析は的はずれなんじゃないかな

421:吾輩は名無しである
14/01/13 11:15:39.57
文学賞や平和賞は政治的な要素が強いというのは周知の事実。
ソルジェニーツィンなんか、その好例。

422:吾輩は名無しである
14/01/13 11:30:25.88
パールバックなんかもそうらしいね
いまはほとんど読まれないようだが
母~ と 大地 は面白かった
ソルジェニーツィンは挫折w

423:吾輩は名無しである
14/01/13 11:32:30.92
文学賞の話ではなく小説の内容の話でしょ

424:吾輩は名無しである
14/01/13 11:43:18.57
>>419

そうじゃなくて、ヤギもヒツジも習性そのままの行動をしているわけだから
どっちが良くて悪いというわけじゃないということ。
そのときの社会情勢によって、明暗が分かれるだけ。

425:吾輩は名無しである
14/01/13 11:52:52.85
ヤギもヒツジも、仲良くしようよ、って言いたいんじゃないの、ガボさんは?
百年の最後で、アウレリャノとウルスラができちゃうっていうのが、象徴的
あの最後は、目くらましかけてあるけど、ハッピーエンドじゃないの?

426:吾輩は名無しである
14/01/16 02:10:58.31
エレンディラは映画見たんだけど、原作をまだ読んでない。
ちくま文庫の早くかわなきゃ。

427:吾輩は名無しである
14/01/17 20:22:06.22
バナナ労働者虐殺事件についての文学を装った告発の書、という読みは面白いけど
事件が起こったのはガルシア=マルケスの祖父の時代のことで
『百年の孤独』の発表とはずいぶん時が隔たってる。
小説発表の当時にも何らかの政治的抑圧は残っていたかもしれないが
虐殺事件の挿話はあまりにも直接的に書かれていて
文学の装いを凝らしたと言えるようなものじゃない。

『百年の孤独』のときには、それはすでにコロンビアのひとつの歴史になってたんじゃないの?
ガルシア=マルケスに非難の意識がなかったとは思わないけれど
『百年の孤独』を政治的告発を主目的とした小説と読むのはどうなのかな。

入植から独立をへてその後のグローバライズの中で焦点を失って消えていくという限られた運命を背負った
ラテンアメリカの歴史を、ひとつの家庭の姿に圧縮して示した小説、ではないかな?

428:427
14/01/17 20:29:13.78
祖父の時代のこと、という言い方は変だったかな。
事件の当事者であったのはマルケスの祖父たちだった、ということ。

429:吾輩は名無しである
14/01/20 11:37:42.21
読みが甘いな
ホルヘ・エリエセル・ガイタン をググってみろ

1924年     バナナ虐殺
1928年(0歳) ガルシア・マルケス生
1948年(20歳)ボゴタ暴動:虐殺事件を告発し続けていたガイタン暗殺される、ガルシアは犯人虐殺を目撃
  ↓ ガイタン暗殺をきっかけに、コロンビアは暴力の時代に突入
1955年(27歳)落葉
1965年(37歳)百年の孤独 執筆
1967年(39歳)百年の孤独 出版、ゲバラ処刑
  ↓ コロンビア麻薬・暴力続く
1993年(65歳)誘拐

バナナ虐殺を告発していたガイタン暗殺が、コロンビアの暴力時代の幕開けとなり、
ガルシア・マルケスは20歳でその暗殺現場に近く目撃した上、その後新聞記者となって情報を集められる立場になった。

政府に都合の悪い民間情報なども多々あったことだろう、
しかし、世間は暴力、暗殺、誘拐なんでもありが続いている、ほんとのことをそのまんまでは書けない

百年~が書かれた時は、まさに、コロンビア国民はバナナ虐殺から続く圧政のまさに被害者で当事者で一番切実な人たちだったのだよ。

430:吾輩は名無しである
14/01/20 12:27:41.24
>虐殺事件の挿話はあまりにも直接的に書かれていて
文学の装いを凝らしたと言えるようなものじゃない。

俺は逆にここに冷静を装えないほどの作者の怒りの強さを感じるが

>グローバライズの中で焦点を失って消えていくという限られた運命

大佐の血を受け継ぐガルシア・マルケスは、そんな傍観然と諦めるような根性なしの冷血ではない
「じっちゃんの名にかけて」コロンビア人よ、誇りを取り戻そうぜ、ってことだろが

431:吾輩は名無しである
14/01/20 13:31:45.89
全小説を毎月一冊ずつあつめることにした

432:吾輩は名無しである
14/01/20 14:21:18.62
そのうち絶版になって入手困難になるからな、全小説

433:吾輩は名無しである
14/01/20 16:28:46.64
全部揃うまでもてばいいのですが

434:427
14/01/22 00:21:02.15
>>429,430
同じ人の書き込み?意見としては違いそうだから違う人かな?

俺はコロンビアの近現代史には疎いし、資料にあたってみたわけでもないので
読みが浅いのはそうかもしれない。
ただ事実として、あんなあからさまな虐殺の描写がある作品が
当時大っぴらに認められて世間に流布したという点は無視できない。
429さんの言うようになお暴力の時代ではあったのかもしれないけど
そうだとしても弾圧はより巧妙化して間接的なものになっていたからこそ
あの描写が見過ごされたのでは。そんな公認の告発などガルシア・マルケスの目的になったのだろうか?

ひととき離れ小島に咲いて繁栄することもなく途絶えていくヨーロッパの花のような
ラテンアメリカのはかなさを描いたからといって、それが負け犬根性だとは思わない。
ガルシア・マルケスが熱血の人だったろうという意見を否定するつもりもないけどね。

435:427
14/01/22 02:01:44.20
あまり政治的な方向にばかり読み込むことに違和感があるから、もうひとつ。

>>399さんが触れている
マコンドに物忘れ病が流行って、アウレリャノだけがその対処方法を見つけた、すなわち、紙に書いておくこと。

というくだりは、中南米の暑気の中で腐食されていく移民たちの古きよき伝統の記憶を
文学といったもので代置しようとする試みに対する、ひいては文字によって築かれる知識という試み全体に対する痛切なパロディーだと思える。
そういう試みを笑い飛ばしてしまうような笑いまで『百年の孤独』という叙事詩ははらんでる。

一時は解決したかに思えるこの忘却というテーマは、それでも小説全体を通して完全には止んでない。
まるで中南米で経験された健忘症的な危機を読者にも痛痒く追体験させようとするかのような、同名異人の登場人物たちの登場。
そしてこのスレで誰かが書いていたけど、記憶と予言の円環を閉じるかのような、一族の終結。

この上なく緻密な年代記であるということを「百年」と
同時に忘却に侵された書だということを「孤独」と謳ったのでは。

436:吾輩は名無しである
14/01/23 00:25:40.98
読み方が平和呆けの甘ちゃんすぎ

バナナ虐殺事件が、百年~出版当時のコロンビア国民の周知のことだったか?
どう考えても、NOだろ、
住民を政府側が大量に殺したのだぜ。
おおっぴらになれば権力者の立場もやばい、そりゃもう権力側も必死で隠すに決まっている。
百年~に書かれている通り、
・公的記録からは削除され、
・事件のあった町でも目撃者・証言者は徹底的にあぶり出し連行され
↑つまりアウレリャノが命がけで家に隠れたようにだな↑
・歴史から抹消され
・中央の権威ある歴史学者も事件を語らず
↑君子危うきに近寄らず、ってやつだ↑
・そういう事件があったことすら一見だれも憶えていない、町には諦めと退廃の雰囲気がただようのみ
↑恐怖政治の見せしめで互いに疑心暗鬼となり縛られている様子だ、ソルジェニーツィンとも重なる↑

という状況だっただろ、ガルシア=マルケスが百年~に書いているとおりだ、
”謳った”とかきれいごとじゃない、作者も命がけだったろう、目を開けてよく読め。

437:427
14/01/23 01:06:54.41
>>436
ホルヘ・エリエセル・ガイタンをググってみろってことでググってみました。
Wikipediaですけど。

「ガイタンは1928年、カリブ海沿岸のユナイテッド・フルーツ社のバナナ農園での労働者のストライキを支持し、保守党政権によるスト弾圧と大虐殺を激しく非難した。 その結果、1930年の総選挙で自由党の大躍進に貢献した。」

とあります。ガイタンは確かにその後48年に暗殺されますが
1930年の段階で大虐殺のことはすでに農業労働改革運動から出たガイタンによって
公に告発され争点にされていますよ。

438:吾輩は名無しである
14/01/23 09:25:14.35
いまごろか、ますます甘い

1924年     アメリカ資本のバナナ会社で労働者大量虐殺事件
1930年(2歳) ガイタンがバナナ虐殺を争点にし自由党が勢力を伸ばす
1936~1942年ガイタン市長・大臣と出世/保守党地主階級は農地改革で反感をつのらす
  (8歳~14歳)
1946年(18歳)保守系大地主は、自由党系農民への迫害と虐殺を始め
          多くの農民が難民化、ボゴタでは難民が3万人に達した。
1948年(20歳)ガイタンはあくまでも非暴力の抵抗運動を提唱し、
1948年2月、ボゴタで市民20万人による平和のためのデモを行なった。
          一方、政権は自由党に対し、警察力で取り締まる。 

439:吾輩は名無しである
14/01/23 09:26:08.07
          1948年4月、ボゴタでトルーマン・アメリカ主導のボゴタ憲章が採択され、
          米州機構(OAS)が設立され、アメリカを盟主とする反共軍事同盟が結ばれた
          ラテンアメリカ学生会議はそれに反対し総会をおこなう。

4月9日、学生総会の一環として、ガイタンはキューバ学生団との対談のために徒歩で向かう途中、
射殺された。
犯人のフアン・ロア・シエラは27歳の貧しい青年で、
犯行直後に激昂した群衆により隠れていた薬局から引き出されて殴り殺された。

↑20歳のボゴタ大学学生だったガルシア=マルケスはその現場を目撃、
「薬局の前で人々を煽動しているようだった男(背が高く、落ち着いた威厳のある態度の男性)
が真新しい車に乗って立ち去った。
私はあの男が偽の暗殺犯を群衆に殺させることで、真犯人の身元を永遠に隠すことに成功したのだ、
という思いつきに襲われることとなった」と述べている。

440:吾輩は名無しである
14/01/23 09:28:09.78
ガイタンの死が全国に伝わるとボゴタでは大暴動が発生、弾圧で1週間に5000人が虐殺された。
政権は急速に右傾化し、自由党左派や共産党は地方でゲリラ戦を展開、
いわゆる”暴力の時代”に突入。

1965年(37歳)百年の孤独;
この頃、40年前のバナナ事件のことなどもはや忘れられていただろう、
アメリカ依存の政権下で、アメリカに都合の悪い歴史は学者さえも避ける、
しかし、この暴力の連鎖のそもそもの原因は何だったか、クリアにしなければ解決しないという思いが
作者にはある

重ねて言う、都合のいい上っ面だけでなく、よく読め。

441:吾輩は名無しである
14/01/23 09:50:01.20
証人の弾圧のようすは、バナナ事件にかこつけてじつはボゴタ暴動の様子じゃないか?
ガボが実際に見聞しただろうことだし、
書かれる17年前のことだろ、ガボはまさに目撃者の証人だし、
ますますヤバい状況じゃないか
もはやそうとしか考えられんw

442:吾輩は名無しである
14/01/23 12:21:36.94
人の名前の、繰り返し混乱を誘うイメージ、というのも
40年前のバナナ事件と、
17年前のボゴタ暴動、
実はどっちも外国が裏で糸を引いてて、国民同士が殺し合って、利は外国にもって行かれちゃった、
なんか僕たち同じ過ち繰り返してるよね~、昔から変わってないね~っていう、
反省とか自嘲とか、あてこすりじゃない?
イメージ重なってるんじゃないかな~
本が「バナナみたいに」売れた、っていうたとえも皮肉だよね、分かる人はニヤッとしたろうね

443:吾輩は名無しである
14/01/24 09:56:33.89
>>434 >>435

>ひととき離れ小島に咲いて繁栄することもなく途絶えていくヨーロッパの花のようなはかなさ
>中南米で経験された健忘症的な危機
>一族の終結

その上から目線は、いったい何様?自分が強国の立場にいると勘違いして、見下していないか?

ガルシア=マルケスが「百年~」ではっきりさせたいのは、
世界に流布しているように、また、チャラこくお前が先入観でインプットされいるように、
ラテンアメリカの気候や人の資質は、はかなくも忘れっぽくも破滅的でもない、
もともとは、
働き者、凝り性、理知的、科学的、勇敢、先取的、義理堅い、というような美点もあった

それを、だれが押さえつけ、途絶えさせたか、だれが忘れるように強いたか、ということだ。

巧妙に外力が加わっている、と、20歳で直感で感じ取ったのだろうな。
それにずっとこだわり続け、長い思考を経て、たしかに外力だけが原因ではないが、
やはり外力をかけた・かけているアメリカの罪は許せん、というのが、後の作品を追っていてもうかがえる。

444:吾輩は名無しである
14/01/24 09:59:47.06
444

445:吾輩は名無しである
14/01/24 21:26:44.62
どっちが上から目線だかw

446:吾輩は名無しである
14/01/24 21:40:15.70
ものにこだわらない人、というのが褒め言葉となり、
情緒的、で場に合わせたり水に流すことが得意な日本人においては
434のような感想のほうが多いのかもしれないな

こだわりが強くてしつこく物事を突き詰めて独りでも考える頑固者ばかりでてくるじゃないか、百年は。
多くの日本人には感情移入できにくいのだろうね、
つい他人事になって雰囲気的感想にとどまってしまうんだろう、
あんたや俺みたいなへんこ以外はね

447:吾輩は名無しである
14/01/24 22:28:36.56
独りでも考え続ける、っていうのが、「孤独」の意味?

448:「ガスライティング 集団ストーカー カルト」で検索を!
14/01/25 02:05:32.19
★マインドコントロールの手法★

・沢山の人が偏った意見を一貫して支持する
 偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法

・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない、スルーする
 誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法


↑マスコミや、カルトのネット工作員がやっていること

TVなどが、偏った思想や考え方に染まっているフリや常識が通じないフリをする人間をよく出演させるのは、
カルトよりキチガイに見える人たちを作ることで批判の矛先をカルトから逸らすことが目的。

リアルでもネットでも、偽装左翼は自分たちの主張に理がないことをわかっているのでまともに議論をしようとしないのが特徴。

449:吾輩は名無しである
14/01/25 05:09:05.14
ん?この人、右翼と左翼の区別ついてる?

450:吾輩は名無しである
14/01/25 11:53:13.32
日本人の大勢が443のようになってしまったら、中国や韓国と変わらなくなってしまう。

451:吾輩は名無しである
14/01/25 15:21:04.28
ガルシア=マルケスの優れている特徴は、
しつこさ・極端なこだわりの強さ・義理堅さ(カストロとの変わらぬ友情とかね)と
人への理解の努力や優しさが共存しているところじゃないかな。

苦しい不利な状況であっても、客観的・冷静に自分たちのおかれた状況を見ようと努める姿勢が
「百年の孤独」のマジックレアリズムとユーモアいう手法に結実したのではないか、と思えるのだが、
これは、アングロサクソンの客観的に自分を笑うユーモア、に、対抗しうる大発明かもしれない。

450は中国、韓国の過激な愛国主義を言っているのだとおもうが、それとは正反対の作品だろう

一般に日本人も情緒的で狭視野的・狂信的になりやすいね、
そうならないツールとして、ガルシア=マルケスの小説を理解することは、日本人に参考になるのじゃないかな
書かれた背景を知ると、こんな破天荒な小説にまとめた作者は、本当凄い精神力だと思う。

452:吾輩は名無しである
14/01/25 16:23:17.36
ユーモアですか
ユーモアは感じなかったな百年の孤独

453:吾輩は名無しである
14/01/25 16:44:40.79
>>451>>443
小説を真に受けて、見えない敵に敵意を燃やすのは、中国や韓国と一緒だよ。

454:吾輩は名無しである
14/01/26 11:40:55.39
作中で、人が簡単に死ぬ&残虐な殺され方をしているのに
それが、その日の天気くらいの扱いでかるく書かれてるのが何よりも印象的
ガルシアマルケスの小説を読んでからというもの
「南米は恐ろしい場所」と思うようになった

455:吾輩は名無しである
14/01/26 11:45:58.54
あと「エレンディラ」は最高に笑えた、最後の結末がほんと笑えた
しかし女性の人生に対する寓話になっていて…
なんか色々とすごい小説だったな

456:吾輩は名無しである
14/01/26 12:11:30.48
エレンディラは映画もおもしろかったけど、未だDVD化されてないんだなぁ

457:吾輩は名無しである
14/01/26 12:38:30.32
三度目の諦めは奇抜だね
死体が主人公だ

458:吾輩は名無しである
14/01/26 14:59:55.71
ありえないことを語ることによって
からかっているのでしょうね

459:吾輩は名無しである
14/01/26 18:18:29.80
>>453
いつまでもバスタブで甘い夢に浸っていないで
ちょっと最近の出版書見てみ
ショック・ドクトリン(カナダ人の社会レポート)、バナナの世界史(アメリカ人の自然科学レポート)、
おっぱいとトラクター(イギリスのユーモア小説、ウッドハウス賞受賞)
すぐに挙げられるが、近年とみに顕著化したアメリカ型略奪型資本主義に言及されている本だ。
それほど思想的に偏っているとは思えない科学レポートや小説においてもね
その台頭は世界的に認識・記述されている常識の域で、
決して”見えない敵”ではない。
さらに敵意というのはあたらない、
「作者はおそらく一生の間アメリカ資本主義の暴虐を許さなかった」と作品群から読み取れるということで
作品から汲み取るべき知恵は、無駄な感情的敵意はかえって混乱と消耗につながる、持つべきは理性と危機感だ、ということ。

グローバル化の声かしましい日本・韓国はまさに渦中
>グローバライズの中で焦点を失って消えていくという限られた運命
澄ました上から目線には今自分たちがそのターゲットになっている認識がないんじゃないか?
そこまで読み取ったなら、
”グローバライズ”の実態の、最初期の貴重な記録のひとつが「百年の孤独」である、ということに、
ファンを自称するなら気づいてしかるべき

460:吾輩は名無しである
14/01/26 18:25:19.75
百年も孤独に耐えられないよ・・・(´;ω;`)

461:吾輩は名無しである
14/01/26 18:39:54.33
「百年の孤独」最初から爆笑だったけど
ホセ・ブエンディアとウルスラ中年夫婦のやりとり、もう最高に笑えました
愛人と本妻の間でうろうろオロオロするアウレリャノ・セグントとかね

462:吾輩は名無しである
14/01/26 18:59:08.77
>>459

私は百年の孤独を批判しているのではなく、それを真に受けて視野が狭く
なってしまう人が発する警告に警戒している。ちょうど中国や韓国で一方的に
日本が何もかも悪いと決めつける人たちと同じだからだ。

463:吾輩は名無しである
14/01/27 08:41:37.14
作品から受ける情緒的イメージ vs 作品が書かれた背景・歴史・世界情勢を文献比較
どっちの視野が狭いのか?

464:吾輩は名無しである
14/01/27 10:02:56.29
エレンディラはガボさんの女の人に対する視線の優しさに感動しました
ガボさんいい男だわ、はあと
バルリョサに殴られてパンダみたいな写真、大好き

465:吾輩は名無しである
14/01/27 10:46:41.27
>>454

でも、一代目ブエンディアは若さのはずみで殺してしまった相手を一生悔やんで弔っているじゃない?
そのせいで故郷を捨てたりボケてから話し相手だったり、すごく道徳的で人を大事にしていると思う
一番愛すべき人だわ、できた妻ウルスラに看取られてよかったねって感じ

466:吾輩は名無しである
14/01/27 18:04:15.13
ようやく三冊

467:吾輩は名無しである
14/01/28 11:05:20.98
なかなか美しい本だね全小説

468:吾輩は名無しである
14/01/29 08:59:28.57
ひとつ
>ガイタンは1928年、カリブ海沿岸のユナイテッド・フルーツ社のバナナ農園での労働者のストライキを支持し、
保守党政権によるスト弾圧と大虐殺を激しく非難した。

すこしググれば分かることだが、このユナイテッド・フルーツ社に関係が深いのがブッシュ家だ。

ガルシア=マルケスが対談したのが民主党のクリントンであり、
絶対に共和党のブッシュではありえなかったことが分かる。

世の中は混沌と流れる根無し草のようだが、たまに根っこが光るときがあるんだな。

469:427
14/02/01 06:58:19.70
混同があるみたいなので最初に断っておくけど、俺は>>427からあとは全部427と名乗ってる。

文学が多かれ少なかれ政治的だということは俺も認めるよ。
ただしそれは梶井基次郎がレモンを爆弾だと言った意味でね。

アメリカの略奪型資本主義ということを話題にしているけど
たとえば日本は「今自分たちがそのターゲットになっている」どころではなく
とっくの昔からその渦中にあるし散々犠牲にもなってきた。
ラテンアメリカが払った犠牲とはおのずと色合いが異なるけどね。

そういう流れへの憤りや抵抗の意識には共感するよ。

その上で文学に期待する役割だけど、資本主義によって画一化されたり
個々人の保身の最小公倍数として常識が固定化されたりする中で、
「現実」とかいうものに対する別の感受性を生み出すことを俺は期待してる。
できるなら、作品の数と同じだけの新しい感受性をね。
視点をひとつ生み出すということはひとつの革命を起こすことに等しいんじゃないかな。
それはストーリーが悲劇的なものであるということと矛盾はしない。

俺はそんな風に思ってるから、『百年の孤独』に直接的な政治的メッセージを読み込むことにはやっぱり同調できない。あなたがすごく大切に作品を読んでいることは認めるけど。

ずいぶん一般論になってスレ違いだからこれで終わりにするよ。相手をしてくれてありがとう。
スレの人たちにはスレ汚しごめん。

470:吾輩は名無しである
14/02/01 19:47:29.72
>>469

全くあなたに同意。今は80年代じゃないのだから。
マルケスの政治面を強調するのはいかがなものかと思う。
それはマルケスの文学的な価値がわかってないという、表明じゃないかとさえ思う。
マルケスは時代を描いた。書くはしから嘘になってしまう時代をマジックリアリズムで
描いた。嘘で嘘を描き、逆の逆で、逆転させることで真が幻燈のようにうかびあがって
消える。今が80年代ならその事実に熱くなってもそれはありだっただろうが、
なんで今更、韓国人のように突拍子もない理由で政治にあつくならなくてはならないのか甚だ疑問だ。

471:吾輩は名無しである
14/02/06 23:31:28.85
ビル・クリントンは470と違って高校生の時点で書くハシからウソだとか幻灯がどうのこうのという寝ぼけた読み方はしてなかったようだぜ
「百年~」は合衆国の隠された残酷さ・犯罪を描いているからこそ、教師に熱く反論したんだろう、
そして政治家になりパパ・ブッシュを追い落とした
生涯の愛読書の意味はエロ本だからってわけじゃないと思うぜ・・・スキャンダルはあったがな・笑

472:吾輩は名無しである
14/02/07 10:09:03.36
クリントン流の読み方を披露した娘チェルシーに、ガルシア=マルケスが喜んで、全著作を贈った、ってことからしても
マルケス自身、告発書的とらえられ方を歓迎していたようだ

というか、欧米でもちょっと気の利いたヤツはそう読んでいるんじゃないか?

マジックレアリズムすげー的軽薄思考停止でインテリを気取っているのは平和ボケの日本人だけじゃないかと、危惧する

473:吾輩は名無しである
14/02/07 15:41:48.46
物語の作り方
いい本だ

474:吾輩は名無しである
14/02/08 11:46:10.05
物語と言っているがただの物語ではない生きた物語で、普通の意味の物語ではない。

475:吾輩は名無しである
14/02/08 17:58:42.38
百年の孤独挫折したけどパラパラと読む限り今なら読めそう
ウイスキーや日本酒のようにちびちびいただく作品の予感
癖になりそうな予感

476:吾輩は名無しである
14/02/08 23:52:39.16
「百年の孤独」
自分の親族のことを考えて
ああ、俺の従兄弟のこういうとこ、あのじいさんの生き写しじゃないか
いやむしろより悪化してるな。あのばばあが混ざったか
などと考えるときのような面白さ。
まさにちびちび楽しむことができる。

「百年の孤独」「コレラの時代」の愛と読んでちくま文庫のエレンディラ買ってきた。
最初の一話でやられた。
鶏小屋にぶちこまれ、家の中をふらついて邪魔者扱いされる天使(?)
なにこれwこの一話だけで当面精神的に満足できるわ。

477:吾輩は名無しである
14/02/09 18:40:34.75
マルケスとリョサの対談本が出るらしい?
対談なんていつやったんだろ

478:吾輩は名無しである
14/02/10 14:28:08.09
密航チャイニーズ光金空気警察プレン  沖縄海局員うどんそば

密航チャイニーズ交通混乱空気オレオレプレン  沖縄海局員マー君焼きそば

チャイニーズ交通混乱空気オレオレ警察プレン  沖縄海局員マー君焼きそば

チャイニーズ交通混乱空気オレオレ警察プレン  沖縄海局員マー君焼きそば

479:吾輩は名無しである
14/02/12 01:49:24.26
>>11
最近、読み返してみて、川端とマルケス、立ち位置が似ていると思ったよ。

480:吾輩は名無しである
14/02/12 06:51:31.13
東欧やロシアの文学が日本に来るまでには2ー30年の時間のずれを
覚悟しとかないといけなかったが(甚だしい場合は50年)、
南米文学は今だにそうだろうな。マジックリアリズム以後の動きは
どうなってるのかね?

481:吾輩は名無しである
14/02/13 13:16:00.77
チャイニーズ強制送還著作権オレオレ空気プレン  沖縄海マー君博多焼きそば

チャイニーズ強制送還著作権オレオレ空気プレン  沖縄海マー君博多焼きそば

チャイニーズ光金強制送還著作権オレオレ空気プレン  沖縄海マー君博多焼きそば

チャイニーズ光金著作権ブラックジャック空気  沖縄海マー君焼きそば

482:吾輩は名無しである
14/02/14 13:53:14.24
かつては控えめで質素さを誇っていた国。
ある政権が、国有物をすべて民間に返還し、国を民間資本や多国籍企業に売り渡した。
アメリカ合衆国とIMFが巨額の資金を貸した。
その結果は、不必要な贅沢とお飾りの公共事業の爆発で、
6、7年後、崩壊、
浪費の結果は
ほんの一握りの金持ちをますます肥やし、大部分の国民をますます貧困に陥れた。

・・・おいおい、いつの、どこの国の話だ?

~ガルシア=マルケス著 戒厳令下チリ潜入記 より~

483:吾輩は名無しである
14/02/15 18:01:41.82
チャイニーズ光金増水パス□ドラドラ空気オリンピックプレン  沖縄信用銀行マー君焼きそば

チャイニーズ昼帯び日本語学校オレオレ空気オリンピックプレン  沖縄信用銀行マー君焼きそば

チャイニーズ昼帯び日本語学校オレオレ空気オリンピックプレン  沖縄信用銀行マー君焼きそば

スレッドチャイニーズ光金パス□ドラドラ□ブラックジャック空気プレン  沖縄信用銀行マー君焼きそば

484:吾輩は名無しである
14/02/16 21:05:37.89
>>477
1967年らしい。彼らが仲たがいする直前。
URLリンク(www.larepublica.pe)

485:吾輩は名無しである
14/02/17 00:30:21.89
>>484
なるほど、サンクス
『百年の孤独』の年だ。リョサの『緑の家』も同じぐらいか。
二人とも脂の乗りきった頃で面白そうだな

486:吾輩は名無しである
14/02/18 13:07:15.48
チャイニーズ密航フジサザエ光金空気警察プレン  沖縄海局員うどんそば

チャイニーズ密航フジサザエ空気オレオレプレン  沖縄海局員マー君焼きそば

チャイニーズ密航フジサザエ空気オレオレ警察プレン  沖縄海局員マー君焼きそば

チャイニーズ密航フジサザエ空気オレオレ警察プレン  沖縄海局員マー君焼きそば

487:吾輩は名無しである
14/02/18 14:25:27.09
ようやく四冊

488:吾輩は名無しである
14/02/25 19:40:35.60
コルタサルの短編集出たけど、
彼とは仲よかった?
コルタサルもキューバ革命政府支持だったらしいので

489:吾輩は名無しである
14/02/26 00:07:44.91
マルケスおもろいやん
唯一無二やね

490:吾輩は名無しである
14/02/26 12:19:42.76
『百年の孤独』より『族長の秋』のほうが好きだなあ。
訳分かんない感じが丁度いい。

491:吾輩は名無しである
14/02/26 16:19:47.90
ガボはいい人間だ

492:吾輩は名無しである
14/02/27 03:23:39.82
族長の秋いいよね

493:吾輩は名無しである
14/02/27 14:06:22.77
>>479
川端より中上健次じゃないの?どちらもガボと並べると弱小な気がするが
精神的タフさやしぶとい粘り強さ、ユーモアではガボにならぶ人は思いつかない
エリートの出でもないよね、すごい作家だ

494:吾輩は名無しである
14/02/28 17:40:10.74
コレラの時代の愛も素晴らしい

495:吾輩は名無しである
14/03/10 03:15:20.41
この本、もう10年以上前に買ったんですが、なぜか読み始められない。
悪い意味じゃなくて、読み始めると、その語りの濃密さゆえに
この自国文学をあっという間に超えていて、それなりの心のおさまり場を整えたくなるから。

読んだ人、
A)どのくらいの時間を掛けて読了しましたか?
B)とっつきにくい箇所をどのようにクリアしていきましたか?
C)で、これおもしろいの??

496:吾輩は名無しである
14/03/10 09:42:08.50
a 一週間
b 後半はキツかったが最後まで読むとすべてがいい
c マルケスみたいな人になりたい!

497:吾輩は名無しである
14/03/10 09:47:17.11
あと純文学読むというより落語みたいな語りを聞くみたいなノリでひとまず読んだらのれた

498:吾輩は名無しである
14/03/10 09:54:35.06
A 8時間くらい 休日を丸一日費やした
B 家系図作ってメモ
C あんま覚えてない、族長の秋とかの方が面白かった気がする

499:吾輩は名無しである
14/03/11 16:02:26.58
ハッピーエンドの素晴らしい作品はありますか?

500:吾輩は名無しである
14/03/11 19:28:31.81
コレラの時代の愛

501:吾輩は名無しである
14/03/12 02:57:54.97
あれって、俺たちの恋愛はこれからだ! ~完~

て感じだった覚えが

502:吾輩は名無しである
14/03/13 01:56:13.84
保坂和志は、百年の孤独ほど
「小説というのは読んでいるその瞬間にしかその実体がない」
ことをわからせてくれる小説はない、と言っています

503:j
14/03/13 06:42:50.58
鴻巣西中出身で城西川越高校出身の小林裕貴は氏ね

504:吾輩は名無しである
14/03/13 14:42:36.03
マンローもうすこしで読み終わる
そしたらマルケスを読もう
族長の秋

505:吾輩は名無しである
14/03/13 22:23:21.68
>>497
俺も前々からガルシア・マルケスの小説は落語っぽいと思ってたわ

506:吾輩は名無しである
14/03/15 17:35:58.49
橋本治が百年の孤独より百年の独居って感じって書いてたな

507:吾輩は名無しである
14/03/23 14:09:11.23
ガボ×マリオの対談本、かなり内容盛りだくさんみたいだな!
書店に並ぶ日が待ちきれんわ。
URLリンク(urag.exblog.jp)

508:吾輩は名無しである
14/03/26 19:14:32.09
全小説絶版なのかな

509:吾輩は名無しである
14/03/26 19:24:39.21
2014/04/30発売予定
ぼくはスピーチをするために来たのではありません

URLリンク(www.hanmoto.com)

510:吾輩は名無しである
14/03/28 00:34:14.50
まだまだ出るなぁ。とはいえさすがに小説は無理なんだろうけど

511:吾輩は名無しである
14/03/28 00:37:33.23
百年と族長とコレラは凄いですね、みな心のど真ん中撃ち抜かれた

512:吾輩は名無しである
14/04/02 16:33:18.75
コレラは凄いですね

513:吾輩は名無しである
14/04/04 12:11:42.75
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
「百年の孤独」作者マルケス氏が入院 肺感染症などで

中南米文学を代表するコロンビアのノーベル賞作家ガルシア・マルケス氏(87)が、
肺感染症などでメキシコ市内の病院に入院したことが3日明らかになった。
メキシコ政府の発表などに基づいてAP通信が報じた。深刻な病状ではないという。

ガルシア・マルケス氏はメキシコ市在住で、親族によると、近年は認知症を患っている。
1967年に発表した長編「百年の孤独」などで中南米文学の旗手と呼ばれるようになり、
82年にノーベル文学賞を受賞した。(共同)

[ 2014年4月4日 08:51 ]

514:吾輩は名無しである
14/04/04 14:44:12.28
そうかフェイスブックもガボじゃなかったんだ


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