【百年の孤独】ガルシア・マルケス 3at BOOK
【百年の孤独】ガルシア・マルケス 3 - 暇つぶし2ch2:吾輩は名無しである
10/10/17 17:43:52
誘拐の知らせ
ガルシア・マルケス 著 旦 敬介 翻訳

ちくま文庫 文庫判 432頁 刊行 11/10 定価1,050 円(税込)


3:吾輩は名無しである
10/10/17 18:13:41
昔、角川で出てた『誘拐』?

4:吾輩は名無しである
10/10/17 21:32:18
"Cuentas iguales"

5:吾輩は名無しである
10/10/18 04:31:30
新潮から出てる全集を落葉から読んでるんだが、なんつーか初期の短編って構成がめちゃくちゃで読めたもんじゃないな
文庫で読んだ予告された殺人の記録はよくできた中篇だったけども


6:吾輩は名無しである
10/10/19 01:15:23
ガルシア・マルケスは文学というよりも文学っぽいエンタメ小説

7:吾輩は名無しである
10/10/19 01:45:18
海外なんか、文学作品・エンタメ作品とか
ジャンルわけの意味なくなってきているんじゃないの

英米なんかもサラ・ウォーターズとか、日本ではミステリー作家にカテゴリーされるような
人がクッツェー・アトウッド・イシグロ・カダレ(国際部門)
なんかがとったブッカー賞にノミネートされたりするし

8:吾輩は名無しである
10/10/19 23:37:33
自伝想像したよりマニア向けでがっかり。

9:吾輩は名無しである
10/10/21 04:43:03
自伝読みたいんだがどんな風にマニア向けなんだ?

10:吾輩は名無しである
10/10/21 08:57:20
>>6
エンタメとはまた違うような気するわ。
読み手にとっての心地よさとか考えられてないと思うし。
むしろたまに苦痛。
でも読んじゃうし面白いのが不思議。

11:吾輩は名無しである
10/10/22 23:42:13
スレリンク(bun板)l50

このスレで川端康成とマルケスの関連性について語られています。
どう思いますか?

12:吾輩は名無しである
10/10/29 16:07:03
早く100年の孤独を文庫化してほしい
もう今更単行本だとほとんど売れないだろう
文庫化すればかなり売れると思う

13:■い■た■ぶ■ら■れ■る■か■わ■い■子■ち■ゃ■ん■モ■コ■
10/10/30 10:05:13
モコは 密封された地中のコンテナに入って 三日間埋められて
厳しい修行をしていたのです!*
もしも 地中のコンテナに入って 三日間埋められていたならば
普通の人ならば 死ぬか 狂いますヨ! ☆
池田先生は ヒマラヤで最終解脱しているので
そんな修行は する必要が無いのであります!*
みなさま! 信心と勤行のおかげで モコスレが 立ったんですヨ!☆
しかし モコスレを 埋めているヤツが 一人だけ いるのです!*
あいつの本性なんて ちょっと 調べたら 分かることだ!☆
バカらしい!(大笑い)*  だいたい、ちょっとでも自分で調べてみたら、
あいつの言ってることが ぜんぶデタラメだと すぐに 分かるじゃないか*
話に出すのもバカバカしいが、
あの「モコスレ埋め一派」なんか「人材育成」どころの騒ぎじゃない(笑い)*
おかしらだったモコスレ埋め野郎本人が 子分連中に残忍きわまる「暴力」と、
絶対的な「差別」を叩き込んでいた☆
モコスレ埋め野郎は 優秀なモコ派の人材を潰しきってきたじゃないか!*
しかし! お母さんも言ってたけど 折伏は 命がけなんだヨ(((Φ)))*
相手の魂をねじ伏せて こっちが 生きるか 死ぬかの 命がけの闘いなんだヨ(ξ)
折伏は そんな なまやさしいものじゃないんだヨ(((●)))*
煩悩の無い最終解脱者 池田先生にとって SEXは救済活動の一環なのです*
しかし 煩悩の無い最終解脱者になるのは 並大抵のことではございません。
煩悩の無い最終解脱者になる人というものは
生まれた時から、 最初から 決まっているのです☆
だから、煩悩まみれの我々凡人は SEXなんか してはいけないのです*
モコは ヒンズースクワット オナニーをしています(*)((Φ))
ガラスの上に固定されたバイブ…(*)((ο))
体を 上下させて 出しポン☆ 入れポン*(*)((υ))
股間は グッチョグッチョ(*)汗 びっしょり(*)((ο))
それが ヒンズースクワット オナニーです(*)((φ))
恥ずかしいわッ(*)((υ)) もう 知らないッ!(*)((Φ))

14:吾輩は名無しである
10/10/30 14:18:16
モコさんの文才に嫉妬

15:吾輩は名無しである
10/10/31 00:21:54
小説の王道を舗装し直した感じ

16:吾輩は名無しである
10/10/31 17:57:42
マルケスってコロンビアに住まないんだね。
故国を捨てた人だろ?

17:吾輩は名無しである
10/11/01 01:45:13
『コレラの時代の愛』あまり感想聞かないが、どうなの?
おれは積読中。

18:吾輩は名無しである
10/11/01 23:42:24
>>17
相変わらず描写がすごかった

19:吾輩は名無しである
10/11/02 15:04:09
翻訳しか読んでない癖に何が描写が凄いんだよ

20:吾輩は名無しである
10/11/03 04:59:56
>>19
スペイン語で読んでんの?
それは羨ましい

21:吾輩は名無しである
10/11/03 06:18:11
ブドウはすっぺいんだな

22:吾輩は名無しである
10/11/05 11:57:27
いいじゃないか。翻訳で読んで感想述べたって。
どういう描写がすごいの?

23:吾輩は名無しである
10/11/05 12:45:53
それがね、
だれも化粧してない。
スッペインなんだ。
すごいだろ?

24:吾輩は名無しである
10/11/05 14:41:57
くだらん

25:吾輩は名無しである
10/11/05 23:26:08
ガルシア・マルケスを愛読するなら原文で読めよ…
母国語に甘えるな

26:吾輩は名無しである
10/11/07 11:40:46
>>19
原文での感想kwsk
翻訳で読むのとどのくらい違ってくるのか興味はある

27:吾輩は名無しである
10/11/07 23:16:37
翻訳による

28:吾輩は名無しである
10/11/12 09:00:48
翻訳で新潮社の99年版のを読みました
これはあくまで「愛」の物語なのだと感じました

メルキアデスがサンスクリットで書いた物語と
百年にわたってブエンディア家がたどる歴史は対になっていて
この二つが重なって始めて本当の物語になるのだと思います

つまり「愛」が語られるために歴史は「孤独」を体験する必要があり
百年かかってようやく愛の子供が誕生することと
家庭生活そのものであるマコンドが生滅することは、同じことを為しているのだと

生として語られるブエンディアと
滅の立場から語ったメルキアデスが
最後に一つに結ばれることで全てが還元するのだと

そういう語りによる「孤独」の救済、つまりは「愛」の物語なのだと思いました

29:吾輩は名無しである
10/11/13 16:07:13
>>27
ずばりお気に入りの訳者は?

30:吾輩は名無しである
10/11/15 17:11:16
原文で読めよとばかにする馬鹿必ず現れるな

31:■ス■カ■ト■ロ■S■C■A■N■D■A■L■く■そ■モ■コ■
10/11/18 13:20:57
モコは 個別の事案については 答えを差しひかえます*
モコは 法と証拠に基づいて 適切にやっております☆
モコは また歩き出す…* まるで ウンコの行進…*
真理のための行進が 何で 法律違反になるのかヨ*
艶のあるウンコは 光を放つ☆ モコは この光を生み出す…*
この街が光で溢れるように…* 今日も決意を胸に モコは 歩きたい…*
さぁ!☆ モコとともに行こう!*
流星に乗って 銀河大陸横断鉄道☆
そう 夜ごとに輝く星は星は 生きてる*
恋する命のときめきだけが 乙女座の祈り☆
モコとイケメンの二人が乗ったゴンドラが
波もたてずに すべってゆきます*
朝の気配が 東の空を ほんのりと
ワインこぼした 色に 染めてゆく☆
そんな夢を モコは見ました*
モコは シャワーのあとの 髪の しずくを
乾いたタオルで拭き取りながら オナラをこいたわ…*
臭い屁の匂いを嗅いだ男が モコに向かって 窓辺で話しかけるわ☆
「流れる屁や 流れないウンコでさえ 季節の色だね」と・・*
イケメンにポエムを書いて贈ったら モコは「ストーカー」と言われたの*
若い男を見ているだけで「セクハラ」と言われたの☆
「モコは飛べない鳥だ」 「モコなんか 飛べるわけない」と… *
「モコのようなケースは 初めてです。前例が無いのです」☆
しかし 前例が無いからこそ やってみる価値があるんだ! *
モコのような45歳 無職 処女は 絶滅危惧種なのかもしれない*
モコは 悪い子でした…* これから モコは いい子になります☆
モコを 許してくださいネ…* モコ一人だけを 助けてくださいネ…*
モコはステージで イケメンのウンコを食べれなくて すねていたの*
でも どうしても 食いたかったというじゃないか(笑い)☆
そんなにウンコが欲しいなら、最初に言ったらいいじゃないか(笑い)☆
いいかげん、モコのオナラのガスも サウナ室に充満しているの*
モコ派内では モコへの不満が そうとう 充満しているのヨ!*

32:吾輩は名無しである
10/11/20 02:44:04
そろそろ「百年の孤独」が文庫で出ないともう時代遅れの作家になりそう


33:吾輩は名無しである
10/11/20 02:56:52
文庫なんか今さらいらん。

34:吾輩は名無しである
10/11/20 04:26:31
文庫ででない理由は単行本のほうが売れてないからじゃないか?
文学としての評価は高いのかもしれないが需要がなきゃ文庫にする意味が無い

35:吾輩は名無しである
10/11/20 08:42:23
「百年の孤独」、もう三回もリニューアルしてる。



36:吾輩は名無しである
10/11/20 12:09:29
単行本は1972年に出てから、相当増刷されている。
毎年コンスタントに売れているから、絶版にも
文庫にもならないと思われる。

37:吾輩は名無しである
10/11/27 12:40:12
「予告された殺人の記録」

あんなに薄いのにぜんぜんわからんかった・・・。


38:吾輩は名無しである
10/11/27 15:42:31
なにがわからんかったの?

39:吾輩は名無しである
10/12/17 23:06:07
今日のスペックとどう関係あんの?

40:吾輩は名無しである
10/12/18 22:45:58
コレラの時代の愛、そのうち読むよ

41:吾輩は名無しである
10/12/25 13:28:48
百年の孤独を読み終えた
つまらなくはなかったけど、正直、過大評価されてるんじゃないだろうかとも感じた
どうにも自分はマジックリアリズムとは相性が悪いのか、その手の描写が出てくる度に閉口させられた…
「なんでこの女性はベッドシーツと一緒に天に昇天すんの?」「馬の蹄を持った怪物はいったいなんだったんだ?」「なぜに豚の尻尾?」…不必要ともいえそうな過剰なマジックリアリズムの描写に疑問というか違和感を強く感じた

その反面、アウレリャノの氷の思い出や錬金術師メルキアデスの部屋などの挿話がすごく印象的で物語としての重量感が伝わってきた。
けど、どうしても納得できない箇所もある。どうして最後の世代だけ「愛によって初めて生を授かった者」と言えるのか?それ以前の世代だってそれぞれに愛の形があっただろうに…。神の視点で愛の定義をこしらえた作者の独断さに苛立ちを覚えたな…


42:吾輩は名無しである
10/12/25 14:07:06
面白いが、サイコーとは思わない。

43:吾輩は名無しである
10/12/25 15:23:42
>>42
今までサイコーだったのは、どのへん?

44:吾輩は名無しである
10/12/25 18:56:01
『特性のない男』『白鯨』『従妹ベット』『響きと怒り』などが
俺にとってサイコーだった。
ドストエフスキー、プルースト、ジョイス、カフカも読んでいるがね。
雑誌「考える人」のベスト10には違和感がある。

45:吾輩は名無しである
10/12/25 19:26:37
めずらしいな。
「特性のない男」じっさいに読んだ人、日本ではあまりいないもの。
まさか、あの翻訳じゃサイコーと思うはずないから、ドイツ語で読んだんだろうが
どんなふうにサイコーだったんだい?


46:吾輩は名無しである
10/12/25 19:42:04
いや、新潮版の翻訳で読んだ。圓子修平、川村二郎、浜田正秀が
訳した部分は見事だと思う。特に、花吹雪の葬列のシーンには
酔わされた。世界中の文学すべてを原書で読める人はいないし、
研究ではなく、愉しんでいるだけだから、翻訳で充分と思っている。
もっとも、翻訳の質は問うけれども。

47:吾輩は名無しである
10/12/25 21:06:59
百年の孤独より族長の秋のほうが好き

48:吾輩は名無しである
10/12/25 23:27:44
『特性のない男』今売られている加藤二郎訳は読めたものじゃないね。

49:吾輩は名無しである
10/12/26 05:10:17
「ガルシア・ロルカ」のほうがゲイだけあってガルシア・マルケスなんぞより遥かに優れた作品を
残しているゼッ!!!!!!!!
分かったナッ!!!!!!!!



50: 【ぴょん吉】 【886円】
11/01/01 15:00:10
冬休みなので、「百年の孤独」読書中。

51:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
11/01/03 17:35:27
>>49
プイグはどうだ? ゲイだが。サルドゥイもアレナスもそうだな。

52:吾輩は名無しである
11/01/03 21:29:07
くだらんお調子モンが!プイグはゲイ、おまえはブタじゃないか!

53:吾輩は名無しである
11/01/06 23:59:08
「コレラの時代の愛」映画になってたけど
ガルシア・マルケスの小説って
映像にしちゃうとなんか違うな、て思った

54:吾輩は名無しである
11/01/15 16:36:50
どうもラテンアメリカの文学は読みづらいな
やはり文化圏が異なるからか
同じマジックリアリズムなら中国の莫言のほうが読みやすい気がした

55:吾輩は名無しである
11/01/16 22:04:09
>どうもラテンアメリカの文学は読みづらいな
>やはり文化圏が異なるからか

おいおい、単に頭の程度が悪いせいで読みにくいのを
文化圏のせいにするとはひでえやつがいるもんだな。

56:吾輩は名無しである
11/01/17 00:02:10
訳が悪いだけじゃねえの

57:吾輩は名無しである
11/01/17 00:32:38
訳が良い=読みやすい とは限らないからな

58:吾輩は名無しである
11/01/17 00:33:42
さらに
読みやすい=名作 とも限らない

59:吾輩は名無しである
11/01/17 22:59:46
>>55 だって百年の孤独って登場人物が似たような名前で覚えづらいんだもん
   

60:吾輩は名無しである
11/01/24 19:50:31
やっぱ、故国には帰らんのか?

61:吾輩は名無しである
11/01/27 21:45:18
百年の孤独は全体的にすごくいい普遍的な小説なんだが
印象に残ったのは、村で独裁者になろうとした子が
銃殺されるんだけどあそこでレベーカが窓開けて目が合うシーンだな。
レベーカは別にあの、わがままな男の子(名前失念)と関係ないんだけど。
この小説は何がおもしろいか説明するのって難しい。

どの人物も、かわいそうだし。悲しい。

解説者が希望があるみたいに書いてたけど
あの小説は希望なんかどこにもないだろ。

62:吾輩は名無しである
11/02/06 16:04:41
百年の孤独の48ページでホセ・アルカディオがジプシー娘に体押し付けたところで笑ってしまった
初めて見た女に体押し付けて、しかも女が感じるとかどういう描写だよ

63:吾輩は名無しである
11/02/08 01:10:54
キューバのアレナスの「めくるめく世界」もマジックリアリズム好きの人
にはお勧め

64:吾輩は名無しである
11/02/08 01:41:02
あれはいい。大好きだよ。

65:吾輩は名無しである
11/02/18 21:29:21
本当のことを言えば、…実はつまらん小説だな。

66:吾輩は名無しである
11/02/19 16:56:39
>>62
ガルシア=マルケスってそういうところあるよね。女に関して。

67:紺瞳夢
11/02/20 02:48:11.65
高校の時授業サボって図書室にある「百年の孤独」盗んだなぁ

68:吾輩は名無しである
11/02/22 15:50:37.16
妻としては役に立たない身体になってしまった、とかも、
荒っぽいなあと思う。

69:吾輩は名無しである
11/02/22 17:54:28.93
>>67
おい!

70:吾輩は名無しである
11/02/26 00:32:32.20
百年の孤独と族長の秋読んだけど一体どういうところが評価されて傑作扱いされてるんですか?
やっぱり語りの手法なんちゃらってやつですか?

あと読後の感想としては「だから何なの?」ってな感じでした
孤独な権力者や人間たちを描いてるのは分かるんですが、過剰で派手なマジックリアリズムの非現実的な描写や表現のため、
あまり登場人物たちに共感できませんでした…
読む側にある種のグロテスクさを感じさせるほどの人物の突飛な行動や言動は面白いものだとは思うのですが、
その分、人物にリアリティや生々しさが感じられず、希薄な感が否めなかった…

71:吾輩は名無しである
11/02/26 00:45:55.47
>>70
>「だから何なの?」

個人的にはそこが最大の魅力かと

72:吾輩は名無しである
11/02/26 01:49:19.47
>>70がつまんないと思ってる部分が面白いわけで…
共感できたりリアリズムが感じられる小説こそ面白い、と思わないしなあ。
むしろそういうのが世の中に溢れてるから、違ったものが読みたいという理由もある。
また、マジックリアリズムの手法によって
違う視点から現実が浮き彫りになったりするところも好きだし。


73:吾輩は名無しである
11/02/26 05:40:09.28
共感とかリアリティとか

74:吾輩は名無しである
11/02/26 11:25:56.49
>>70
「美しい水死人」を是非おすすめしたい
もう読んでたらごめん

75:鹿島
11/02/27 01:22:16.49
アウリャノ(バビロニア)は私に性格が似てて驚いた。軽率で見栄っぱりなんだよね。

76:吾輩は名無しである
11/02/28 18:29:02.55
予告された殺人の~~

が一番よくね?
まずオススメするには

77:吾輩は名無しである
11/03/01 00:42:07.69
>>76 同意

78:吾輩は名無しである
11/03/03 03:18:03.47
もしドラの作者が、若い頃に読んで感化されたと云ってたな
俺が蛇蝎のごとく嫌う放送作家の尻尾だったが

79:吾輩は名無しである
11/03/03 23:29:36.41
>>78
放送作家といったら、小山薫堂が監修してた
「お厚いのがお好き?」の百年の孤独は
おもっくそ要約間違ってたな。
アルカディオの血を発見したのが奥さんになってる。

80:吾輩は名無しである
11/03/04 01:16:00.32
他の作品読んで、Gマルケス好きになったけど
百年はまだ読まずに我慢してるw

81:吾輩は名無しである
11/03/04 17:52:18.97
コレラ読みたいが、ひまがない。

82:吾輩は名無しである
11/03/06 22:13:08.97
安部公房とかマルケスとかカフカの変身みたいな小説が何でリアリティがあるかって言ったら何でかは分からない。
多分この人たちが芸術家だからなんだろう。

でも、リアリティがある。
でも、どこがどうリアリティがあるかっていったら難しい。
観察力があるんだろうし。
構成とかそんなのもあるんだろう。

まあ、リアリティがあるかどうかという話なら、村上春樹やヘミングウェイみたいな、おもしろくない小説にも
あるはある。人物描写とか観察力とか構成みたいなのは
村上春樹やヘミングウェイも巧いだろう。
そんな技巧だけでも小説家として仕事してるってのは、多分、大したもんだが。

でも、読み易くても、この人たちはマルケスや安部公房みたいな感動はない。


83:吾輩は名無しである
11/03/06 22:19:41.78
リアリティって何かって言ったらつじつま合わせ。とか
ただ単にその想像力が力を持ってるとか。
人間観察(人物描写)とかいくつかの面が在りそうだな。

百年の孤独も考えたり読んでたら、強引なところ。変なところは、あるような感じがした。

でも、あの作品は、すごい作品だ。

84:吾輩は名無しである
11/03/06 22:54:45.33
ぼくが驚くのは(中略)この本を出版したあと、ぼく自身が見つけた四十二の矛盾のどれひとつについても、
また、イタリア語の翻訳者から教示されたが、誠実ではないだろうと思うので再版でも翻訳でも訂正しなかった、
六つの重大な誤りについても、誰ひとり指摘する者がいなかったということだ。

85:吾輩は名無しである
11/03/07 01:55:00.50
大佐の写真の有無ぐらいしか判らなかったなあ。

86:吾輩は名無しである
11/03/07 16:56:31.70
族長が文庫化するんだね。

87:!omikuji !dama
11/03/07 21:23:15.13
>>86
再版じゃなく、新訳?

88:吾輩は名無しである
11/03/08 08:07:10.17
百年の孤独文庫化しろ

89:吾輩は名無しである
11/03/08 11:15:09.73
ほんと文庫にしてほしい
でも装丁好きだから
ハードカバーで揃えたい…
高すぎなんだよっorz

90:吾輩は名無しである
11/03/08 17:27:28.97
「エレンディラ」みたいなのは
物語の設定や展開にリアリティなんかほとんどないけど
人間について本質突いてる部分があって
そういう意味ではリアリティあると思った

91:吾輩は名無しである
11/03/09 00:36:33.26
もっとマルケスの本は文庫化してほしいよ
図書館まで借りに行くのめんどくさい


92:吾輩は名無しである
11/03/09 13:26:44.28
>>86
え、まじ?
>>87も書いてるけど再版なのか新訳なのかも気になる

百年の孤独はハードカバーの装丁が良いから、文庫化するならあのままやって欲しいな

93:吾輩は名無しである
11/03/09 14:08:16.16
全小説版の百年の孤独って初版からどれくらいのスピードで重版かかったんだろう
この前本屋で奥付見たら、あんな高いのに10刷超えてた

94:吾輩は名無しである
11/03/09 14:13:33.79
カダフィ見ると族長の秋思い出す

95:吾輩は名無しである
11/03/09 15:41:20.43
古本屋で 予告殺人 発見した
美品で即買い
古本でも高すぎw
百年には巡り合わない…
Amazonじゃなく現品見て買いたいからなぁ


96:吾輩は名無しである
11/03/09 16:10:42.36
予告殺人ってそこらぢゅうのブックオフで売ってない?
100円で

97:吾輩は名無しである
11/03/09 16:39:37.26
まじで???
なぜ出会わないのだろorz

98:吾輩は名無しである
11/03/09 17:24:17.82
予告殺人はデカい本屋行けばまだ普通に売ってるだろ
高いもんでもないしさっさと入手しろ

99:!omikuji !dama
11/03/09 21:02:01.69
>>94
同感。

100:吾輩は名無しである
11/03/10 18:28:54.84
桜庭一樹の「赤朽葉家の伝説」が作者本人も言ってるようにすごく「百年の孤独」っぽい
このスレの住民で読んだ人いる?

101:吾輩は名無しである
11/03/10 18:44:51.57
興味ない

102:吾輩は名無しである
11/03/10 22:17:36.03
そんなくだらない奴持ち出すな。

103:吾輩は名無しである
11/03/11 01:08:58.44
私の男 は一応読んだが…悪いけどお粗末だった
ガルシアに影響受けたとか
言ってほしくナイ

104:吾輩は名無しである
11/03/11 10:01:42.00
赤朽葉は面白かったなあれは傑作と思う
それ以外の桜庭は今のとこつまらんが

105:吾輩は名無しである
11/03/11 10:43:24.55
残雪っておもしろい?

106:吾輩は名無しである
11/03/12 11:46:52.99
『百年の孤独』3000円が高いか?本当に貧乏なのか、ケチなのか。
俺は金持ちではないが、一冊数千円の本を高いとは思わない。
人生を楽しむために、ある程度金をかけるのは当然と考える。

107:吾輩は名無しである
11/03/15 05:26:57.41
>>105
笑えないカフカって感じ。
というかなにか関係あるの? 莫言と間違えてるのかな。

108:吾輩は名無しである
11/03/16 15:53:32.31
百年の孤独は買っちゃいなよって値段だよ
他のラテアメ作家より格段にメジャーで入手しやすいから価格あれでも十分抑えられてると思う

109:吾輩は名無しである
11/03/17 00:06:54.27
こんな時こそ…だしな
買うか!!

110:吾輩は名無しである
11/03/18 12:49:07.55
>>107
どっかでガルシア=マルケスと並べて
残雪を紹介しているレスを読んだ記憶があったので。
莫言なんて作家もいるんだ。読んでみよう。

111:吾輩は名無しである
11/03/21 19:45:01.54
莫言は白檀の刑がおすすめだ
あのグロテスク描写は半端ではない
マルケス好きならぜひとも読むべき

112:吾輩は名無しである
11/03/25 03:23:20.79
百年孤独三千円だからオタクにしか読まれないんだよ。
それでいいってんなら何も言わないけどね。

113:吾輩は名無しである
11/03/25 11:24:17.43
3千円ってそんな高いか??意味わからん

114:吾輩は名無しである
11/03/25 16:19:29.15
AMAZONの百年の孤独のレビューに小谷野敦がボロクソに書いてるw
既出かもしれないけど、本人だよね?

115:吾輩は名無しである
11/03/25 17:32:14.33
本人なん?

まあつまんない人がいてもそりゃ当然だよね
どんなものでも

俺は全体としてもディテールとしても百年の孤独大好きで面白いと思うけど
特に最後の数ページ(豚しっぽが~~!)は物凄い鳥肌立った
あんな鳥肌立ったのは百年の孤独が一番だな
(他にも鳥肌読書体験はある)
最初から結末が明示されてるのに、なんだろうなーあのカタルシス
すげえ物語だと思ったよ

116:吾輩は名無しである
11/03/25 23:37:57.30
百年の孤独はブックオフで百円で買ったよ

117:吾輩は名無しである
11/03/26 00:39:00.51
そりゃねーな

118:吾輩は名無しである
11/03/26 00:45:06.78
>>115
ほかの鳥肌本教えてくだサレ

119:吾輩は名無しである
11/03/26 05:01:17.03
>>113
学生や一般のあまり読書をしない層にとっては一冊三千円は高いって意味だよ。
それくらい察しろよ。

120:吾輩は名無しである
11/03/26 11:24:50.04
>>119
学生なら図書館があるし、一般のあんま本読まない人がマルケスなんか読むかよwww

121:吾輩は名無しである
11/03/26 13:10:56.26
1000円で新潮文庫の棚に並んだところで、そういう人たちはスルーだわな

122:吾輩は名無しである
11/03/26 15:54:59.02
図書館用だから高くても良いんだよ。

123:吾輩は名無しである
11/03/26 19:21:52.87
cafebleunet Yuko Nagai
4/9 河出書房から「百年の孤独を歩く―ガルシア=マルケスとわたしの四半世紀」(田村さと子著)
が出ます。『文学界』2010年10月号で予告されていた本です。
ガルシア=マルケス作品の舞台を歩く紀行文・文学評論・インタビュー集ってとこかな?
URLリンク(amzn.to)

124:吾輩は名無しである
11/03/26 22:19:29.51
桜庭一樹の私の男は傑作やろ
そりゃマルケスに伍するとは言わん

125:吾輩は名無しである
11/03/26 22:59:38.08
>>124
傑作と感じる人もいるんだ。
私は彼女の文体がダメだ…。

126:吾輩は名無しである
11/03/26 23:21:43.04
>>203
マルケス好きとしては赤朽葉家の伝説のが良い
あれは傑作

127:吾輩は名無しである
11/03/27 01:53:32.84
>>120
読むでしょ
カラマゾフの兄弟新訳の大ヒット見ればわかる
なんかの世界文学ランキングで1位になってるし、権威的にも充分

128:吾輩は名無しである
11/03/27 02:05:20.23
カラマーゾフ買ってるのも「一般のあんま本読まない人」じゃないよ。

129:吾輩は名無しである
11/03/27 04:30:14.39
>>126
あれはむしろアジェンデの『精霊たちの家』に乗っかってる。
おれもあの辿々しくて稚気をうかがわせる文体、ダメだなあ。

130:吾輩は名無しである
11/03/27 16:51:05.07
>>129
125だけど
同じ感覚の人がいて嬉しい
文体フェチ気味なので、私だけかと思った

131:吾輩は名無しである
11/03/27 23:36:34.47
>>129
それはマルケスやドストみたいな超大作家と比べるからで、
桜庭を稚気をうかがわせるとか言っちゃったらどの作家もほぼアウトだろ
現存の日本の作家ではトップ層の1人なのは確かだろw

なんか2ちゃんって傑作!!か糞つまらん駄作!!かの2択しか判断しないよな
傑作じゃなけれな即駄作って・・・。
スポーツでも絶対王者じゃないとすぐに雑魚呼ばわりされちゃうからな、2ちゃんでは

132:吾輩は名無しである
11/03/28 00:55:21.73
>>131
とりあえず内容ではなく文体の話しだけど?
あの文体を受け入れられるのは厨二くらいかと思われw
日本でトップ?あほか?


133:吾輩は名無しである
11/03/28 08:27:18.81
129だが、べつに駄作とは思ってない。
女装兄貴が死ぬ晩の幻視や、長男出産時にその短い生をすべて視てしまうくだりなんか、
すごく良かったと思う。
らだ、セリフの末尾などに「ぁ」とか「っ」がくっついてくるあの感じがキツいなあというだけだ。

134:吾輩は名無しである
11/03/28 09:38:50.90
>>129
精霊たちの家良いよね

135:吾輩は名無しである
11/03/29 00:43:26.85
>>132
いや普通に桜庭は評価高い方でしょ
じゃあだれがトップクラス?

東野や伊坂や辻や貴志や桐野が桜庭より上手いとも思えんが

136:吾輩は名無しである
11/03/29 04:41:12.76
族長の秋は面白かったけど
百年の孤独はつまらんかった

137:吾輩は名無しである
11/03/29 09:09:07.32
族長の秋を書いてるときに、カレロ・ブランコ暗殺とネタがかぶったんで
変更したっていう話は、いかにも、らしくていいな。

138:吾輩は名無しである
11/03/29 16:35:44.18
>>135
その作家たちのカテゴリ…
そこで競うの?日本の現存トップ?

エンタとしてなら、伊坂以外はわりと好きだけどね。


139:吾輩は名無しである
11/03/30 09:23:37.24
東野は人間に冷たいので好きじゃないな

140:吾輩は名無しである
11/03/30 14:55:23.58
この中なら桐野が好きかな…


141:吾輩は名無しである
11/03/30 15:02:10.84
辻ってあっちか。なぜそこに辻真先がと思ってしまったつーかスレ違いにも程があるな

142:吾輩は名無しである
11/03/30 20:50:04.35
そろそろ他でやってくれよ

143:吾輩は名無しである
11/04/13 13:07:06.27
↑こいつのせいで過疎ったな

144:吾輩は名無しである
11/04/14 01:21:01.81
まあ確かにスレチだったし…

ところで娼婦読んだよ
面白かった

145:吾輩は名無しである
11/04/17 01:08:56.05
武藤康史が選ぶ私の好きな長篇小説ベスト10
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ウィチャリー家の女 マクドナルド
洞窟の女王 ハガード

146:吾輩は名無しである
11/04/17 09:30:32.40
最初から読もうと落葉を読んだんですけど
なにかオチがあるらしいんだけど、よく分かりませんでした

大佐と最初の妻の娘がイザベルで
イザベルとマルティンの息子が「僕」となってたけど、やっぱり違うのでしょうか

147:吾輩は名無しである
11/04/21 01:35:14.35
マルケス初心者は何から読むべき?

148:吾輩は名無しである
11/04/21 10:20:51.01
予告された殺人の記憶
エレンディラ

149:吾輩は名無しである
11/04/27 14:55:53.17
最初から百年の孤独でいいでしょう。
悲しき娼婦たち、コレラの時代の愛もおすすめです。

150:吾輩は名無しである
11/04/29 16:40:21.47
百年の孤独より族長の秋のほうが読みやすいし面白い

151:吾輩は名無しである
11/04/29 17:46:32.03
お前正気か?

152:吾輩は名無しである
11/05/01 05:59:54.77
桐野夏生の足元にも及ばんな

153:吾輩は名無しである
11/05/01 06:47:08.35
最初に読むのは予告された殺人の記録がいいような気がする。
とっつきやすいし短いし、という手軽な点で。

154:吾輩は名無しである
11/05/01 13:34:05.53
落葉、他12編を読み終えたぞ

文学的センスは認めるが
読んでてここまで意味不明でつまらない小説も珍しかった
まだ若い頃の空回りした作品ってことなんだろうが

あと誰か優しい人>>146に答えて下さい

155:吾輩は名無しである
11/05/01 13:46:15.52
ほんとに初期の、文学理論なんかで頭でっかちの頃に書いたものだからじゃない?
俺も持ってるが最初の一編で放り投げた。気にせず百年の孤独などの代表作を読むことを勧める。

156:吾輩は名無しである
11/05/04 21:14:13.93
いつの間にか「族長の秋」集英社文庫出てたね。
表紙糞すぎて笑えない。

157:吾輩は名無しである
11/05/05 14:16:40.70
今牛が話題だし
でも個人的にはあの小説、みんながいうほど牛のイメージ強くないんだよな
訳は直されてるのかな?
族長の秋の翻訳はかなり悪いってよく言われるけど

158:吾輩は名無しである
11/05/05 15:46:44.00
そうなの?原文が特殊だからああいう訳になってると思ってたけど。

159:吾輩は名無しである
11/05/08 10:02:15.80
予告された殺人の記憶を読んでいるのだが、妙に読みにくいぞ。
時系列がゴチャゴチャしているし、大量に人物が出るし、人物の名前も馴染みがないし。

160:吾輩は名無しである
11/05/08 17:08:51.08
最後まで読めばわかるよ。

161:吾輩は名無しである
11/05/08 21:00:43.36
タイトルも読み間違えるくらいじゃ、あきらめた方が…

162:吾輩は名無しである
11/05/08 22:30:40.19
>>238
ラテアメ物他に読んだことないの?
予告された~で読みにくいなら他読めないぞ

163:吾輩は名無しである
11/05/08 23:06:43.21
ロシア同様、名前は馴染みがないと覚えづらい

164:吾輩は名無しである
11/05/08 23:41:27.94
2年位前に、マルケスが新作書いてるってニュース見たんだけど
その作品ってもう世に出たの?

165:吾輩は名無しである
11/05/09 00:26:06.63
新作つっても自伝の続きでしょ?

166:吾輩は名無しである
11/05/09 00:50:36.38
>>159
そういう小説なんで…

167:吾輩は名無しである
11/05/09 00:55:41.32
知らん、俺が見たニュースでは新作としか書いてなかった

168:吾輩は名無しである
11/05/09 08:49:05.28
文章自体は読みやすいだろ。
つまり、読者の脳みその問題w

169:吾輩は名無しである
11/05/09 09:51:08.80
あれが読みにくいというのはマジにおかしいね。
たぶん体調がうんと悪かったとか、そういうことだろうな。

あれがだめなら海外小説の翻訳はほぼ全滅でしょうから。

170:吾輩は名無しである
11/05/09 17:30:02.70
ここ性格悪い奴がずっと張り込んでるよな

171:吾輩は名無しである
11/05/09 17:32:38.52
表紙が牛wwwwwwwwwwwwww

172:吾輩は名無しである
11/05/09 18:06:09.41
読み始めは読みづらいような

173:吾輩は名無しである
11/05/09 18:18:42.02
逆再生して事件の始まりに行き着くような構造だっけ?
初見では読みづらいのが普通だと思うけど。あと表紙が牛なのはともかく写真がいただけない。

174:吾輩は名無しである
11/05/09 23:25:00.35
マルケスって35歳で百年の孤独書いたのか
ソウルがちげえなあ

175:吾輩は名無しである
11/05/10 05:03:31.02
それまではなんかよくわからないとこでふらふらしてるし
語学もスペイン語以外あやしい(ほかの南米作家はだいたい多言語しゃべれる人が多い)
それであの傑作書いて、ほぼその一冊でノーベル賞って凄すぎる

176:吾輩は名無しである
11/05/12 12:54:12.43
『ラテンアメリカ十大小説』  岩波新書、
木村榮一著、700円、

インディオたちがのこした伝承とヨーロッパの近代をともに腐葉土としながら、
夢や魔術と苛酷な現実とがふしぎに入り乱れる、濃密な物語を紡いできたラテンアメリカ。
ボルヘス『エル・アレフ』、ガルシア=マルケス『百年の孤独』、バルガス=リョサ『緑の家』、
待望の作品案内。
(目次)
1 ホルヘ・ルイス・ボルヘス『エル・アレフ』―記憶の人、書物の人
2 アレホ・カルペンティエル『失われた足跡』―魔術的な時間
3 ミゲル・アンヘル・アストゥリアス『大統領閣下』―インディオの神話と独裁者
4 フリオ・コルタサル『石蹴り』―夢と無意識
5 ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』―物語の力
6 カルロス・フェンテス『我らが大地』―断絶した歴史の上に
7 マリオ・バルガス=リョサ『緑の家』―騎士道物語の継承者
8 ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』―妄想の闇
9 マヌエル・プイグ『蜘蛛女のキス』―映画への夢
10 イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』―ブームがすぎた後に

177:吾輩は名無しである
11/05/12 13:27:15.27
>>176
作品案内よりこれらを文庫で出して欲しいのだが
しかし選書は良いね
どれも好きだ

178:吾輩は名無しである
11/05/12 16:21:04.46
>>177
選書ってどっから出てるの?

179:吾輩は名無しである
11/05/13 09:55:01.24
ごめん選書の意味間違ってるな
選ばれてる本って意味

180:記憶喪失した男
11/05/21 18:49:24.22 BE:443165524-2BP(791)
今、ちょうど、「赤朽葉家の伝説」読んでるんだけど、
何が面白いのかわからない。
この先、何か新展開があるんだろうか。
とりあえず、三部構成のうち、第一部はつまらなかった。
今、第二部。長すぎ。

181:記憶喪失した男
11/05/21 23:21:56.88 BE:1107912454-2BP(791)
「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹
157位/235作品。日本語小説。
正直、つまらなかった。面白かったのは、赤朽葉家、黒菱家という家の苗字くらいだ。
人間ドラマはそれなりに一定水準にあるのだが、
突き抜けたものがない。
何より、最後のオチが、平凡。この小説を褒める人の価値観がわからない。
鳥取レディースが島根県を雑魚扱いしているのは笑った。
どこでも過小評価される島根県。
山口県は強いのは、幕末の活躍があるからだろうな。



182:吾輩は名無しである
11/05/22 00:21:20.91
>>181
スレチです。桜庭なんつーくだらない作家の事は結構ですので

183:吾輩は名無しである
11/05/22 11:00:12.66
この作者のある小説の中に、二次方程式の解法を自力で編み出した人、というエピソードが
あると聞いたんですが、どの小説なのかご存じの人いませんかね。

184:吾輩は名無しである
11/05/27 01:47:41.51
キューバのアレナスはガルシア・マルケスを嫌っていたんだな
自伝『夜になる前に』読んで初めて知った
アレナスはマルケスをフォークナーの模倣にすぎない、カストロの操り人形に
すぎないとかかなり辛辣に批判している

185:吾輩は名無しである
11/05/28 15:05:41.44
「悪い時」まで読み終わった
当時のコロンビアの情勢が分からないと意味不明なところが多いな
俺もここまで読んだ限りじゃ、とてもノーベル取れる実力のある人だとは思えん

186:吾輩は名無しである
11/05/29 00:10:31.76
バルガス・リョサとも仲悪いです

187:吾輩は名無しである
11/05/30 13:22:32.26
ガルシア・マルケスはフォークナーの亜流だっていう人がいるんですが
それってホントなんですか?

188:吾輩は名無しである
11/05/30 14:58:56.99
マルケスの方が母性的

189:吾輩は名無しである
11/05/30 18:41:34.68
娼婦のなんちゃらかんちゃら~って作品は川端の眠りの美女に着想得たらしいね
川端すげー

190:吾輩は名無しである
11/06/01 16:25:49.72
予告された~はやっぱ凄いと思う
マルケスの短編で一番好きだわ

191:吾輩は名無しである
11/06/01 20:06:11.09
フォークナーだってジョイスの亜流
ジョイスだって古典のパロディ
そういうわかり切った系譜図より
ミッシングリンクを探すほうが面白い



192:吾輩は名無しである
11/06/04 02:22:13.07
さまざまな物に接して思い返してみると、百年の孤独の創造性というのは怪物的な凄さがあるな


193:吾輩は名無しである
11/06/04 02:40:10.45
我々にとってはそうだが、現地の奴らにとっては「わかるわー」程度のものかも知れんぞ。
あれが「ソーセージのように売れた」らしいし。

194:吾輩は名無しである
11/06/04 08:33:32.83
フーコーの言葉と物だって
パンのように売れたぞ

195:吾輩は名無しである
11/06/04 21:54:58.88
>>194
この手のものとしては売れたというだけ。
3000部たらず。

196:吾輩は名無しである
11/06/04 22:49:00.40
桐野夏雄以下

197:吾輩は名無しである
11/06/07 13:19:14.34
南米じゃあるある的な話なんだろうね
一度現地の空気を吸ってみたいもんだ

198:吾輩は名無しである
11/06/08 01:37:33.72
あれがあるある視点で読めるのか・・・すごいな

199:吾輩は名無しである
11/06/08 03:43:07.23
コロンビアの新聞では普通にチョコレートで浮遊する神父の話とか書かれていたそうな。
興味がある人はマルケスの自伝を読んでみよう。小説程には面白くはないけど。

200:吾輩は名無しである
11/06/08 09:09:17.36
パネェwww

201:吾輩は名無しである
11/06/08 11:20:11.60
「百年の孤独」面白かったけど
出てくる人間がそろいもそろって屑揃いで好きになれなかった
「大佐に手紙は来ない」が読んだ中では一番好きだな

202:吾輩は名無しである
11/06/15 18:16:55.70
百年の孤独読んだけど良さがさっぱりわからなかった
歴史や世界観をあそこまで綿密に作り上げた手腕は単純にすごいとは思うけど、本当に「だから何?」って感じ

スレに挙げられてる「赤朽葉~」はかなり気に入ったので、根本的に読み方が間違ってるんだろうけど……

203:吾輩は名無しである
11/06/15 18:23:20.66
>>202
まあ人それぞれだけど
ヘンテコでアホっぽいディテールを楽しみながら読み進めていくと、ラストでいきなり世界がブワーーっと一点に収束していくとこで痺れた
その結末自体は作中で明示されていたのに
いざその結末に収束すると肌の下がゾワゾワしたよ
織田祐二ばりに「キターーーーーー!」と叫びたくなった

赤朽葉が好きなら(俺も好きだよ)、イサベル・アジェンデの「精霊たちの家」の方が合うかもしれない

204:吾輩は名無しである
11/06/15 19:18:09.10
>>202
次は『コレラの時代の愛』をどぞ

205:吾輩は名無しである
11/06/15 19:50:37.06
>>203,204
どっちもまだ未読だ。買ってみる。ありがと!

206:吾輩は名無しである
11/06/15 20:08:10.44
ガルシア・パーラ?

207:吾輩は名無しである
11/07/01 03:08:21.63
「だから何?」
って言われちゃあ正直返す言葉がないなあ。

208:吾輩は名無しである
11/07/01 18:39:31.82
「人の営みの無意味さ」を描いた小説だからね<百年の孤独

209:吾輩は名無しである
11/07/02 09:23:49.34
俺としては物語の焦点に全然入ってこない、いわゆる『他人』が
実はものすごい孤独や飢えを抱えているってことをひたすら描いたところが気になったな

キューバ革命に参加して、手を引いた後に書いた小説らしいけど
そこで何か嫌なもの見たのかね
それまでの「悪い時」や「大佐に手紙は来ない」では悪人や小者が出ても
醜い部分がほとんど見えない話しだったけど、百年から登場人物が総じてゴミクズだらけになる

「人間らしい気持ちから」って文が何度か出てきて気になったけど
人間なんて所詮こんなもんだ、って吹っ切れたのかな

210:吾輩は名無しである
11/07/10 15:07:04.10
そんな悪い人出てこないと思うけど>百年

211:吾輩は名無しである
11/07/18 03:45:36.15
悪い人なら族長の秋の方が

212:吾輩は名無しである
11/07/18 10:52:43.34
>>210
相手に子供が出来たらさっさと逃げ、戻って来たら他人の土地を盗み取るアルカディオ
これまで戦ってきた仲間を裏切り、自己中な理由で仲間を虐殺した大佐
婚約までしといて、あっさり別の男に乗り換えたレベーカ
姉の結婚を執念深く邪魔し、目当ての男につれない態度を取って自殺させたアマランタ
独裁をしいて町の住人を殺したアルカディオ2
自分を好いた男が自殺しても笑って小馬鹿にする、小町娘
女好きで家庭を顧みず、祖母を騙して金塊を得ようとするセグンド兄
高慢ちきで、娘の恋人を銃撃させたフェルナンダ
ぼけたウルスラの目を潰そうとしたり生き埋めにしてオモチャにし
旦那がいるのに不倫をしといて罪悪感のカケラも感じない最後の二人

どいつも他人を思う心が欠けた冷酷さが際だつ
餓死寸前でも清貧をつらぬいた百年で金塊持ってき大佐や
パクったビリヤード玉返しに行った泥棒とは全然違う

213:吾輩は名無しである
11/07/18 13:01:39.52
屑どものコメディなんじゃないか?
なんだろうね百年の孤独に漂うあのおかしみは

214:吾輩は名無しである
11/07/19 02:37:32.03
なんつーか、自分の価値観で登場人物を裁いても不毛だと思うけどね。

215:吾輩は名無しである
11/07/19 12:04:45.82
こうやって羅列されるとマジもんのクズしかいねー話だな

216:吾輩は名無しである
11/07/27 16:07:54.33
>>212
うーん、そういう風に登場人物の特定の行為だけを抜き出して悪人と断定したんじゃ、
大概の小説読めなくならない?それはそれで面白い読み方だとは思うけど。

217:吾輩は名無しである
11/07/28 09:49:18.83
>>215
だがそれが良い
羅列されるとうーんって感じだけど、全体通して見ると悪人とかそいういうのを超越した変人どもという感じ

218:吾輩は名無しである
11/08/07 10:56:50.48
お前らさあ
誰も黙ってくれなんて頼んだ覚えはないんだよ
ただきんぬき鶏の話しを聞きたいかどうか聞いただけだ

219:吾輩は名無しである
11/08/19 16:13:46.58
クズっていうか「ガキ」って言う印象だな
男は好き勝手生きて、女が秩序を維持するっていう
西洋的な「父の物語」じゃない
日本の作品にも多い感じ

220:吾輩は名無しである
11/09/04 19:31:03.31
>>41
頭カッチカチだな

221:吾輩は名無しである
11/09/05 22:54:09.09
ガルシア=マルケスの小説って基本的には女性観は古いよな

222:吾輩は名無しである
11/09/06 08:59:49.36
マルケスの小説というより
南米の土地ということと男ということと時代が関係してるんだろ
ただ蔑視とは思わないな
母ちゃん主義だし

223:吾輩は名無しである
11/10/05 06:13:53.26
あげっ!

224:吾輩は名無しである
11/10/06 00:48:51.12

マルシア・ガルケス

225:吾輩は名無しである
11/10/18 15:48:00.33
エレンディラと予告は面白かったんだけど、百年の孤独ってどの辺から面白くなってくるの? まだ100ページまでしか読んでないけど

226:吾輩は名無しである
11/10/18 15:53:16.95
最後1ページ

227:吾輩は名無しである
11/10/18 15:55:45.89
えー

228:吾輩は名無しである
11/10/18 15:59:37.63
最後の1ページの素晴らしさのために読むもんだよ
とにかく揺さぶられる最後

まあそれぞれのエピソードも面白いと俺は思うんだがなあ

229:吾輩は名無しである
11/10/18 20:52:18.08
ネタバレお願い

230:吾輩は名無しである
11/10/18 20:53:49.99
こういうやつって何なの?
推理小説も我慢できないで先に結末見ちゃう馬鹿?

231:吾輩は名無しである
11/10/18 20:56:16.33
ラストがわかっても楽しめるのが面白い小説の条件のひとつじゃない?

232:吾輩は名無しである
11/10/18 21:23:28.58
そういや普通の文学読んでて「オチ読めちゃったんだけど……」とか言ってる自称読書家のバカ女いたな。
本棚はラノベばっかってやつ。

233:吾輩は名無しである
11/10/19 00:02:28.76
あの家系図ネタバレじゃないっすかね

234:吾輩は名無しである
11/10/19 00:36:43.95
初めて読んだ時は、確かに最後の一ページだけが凄いと感じた
今再読してるが、余裕ができたためか細部や構成にも味わえるようになった気がする

235:吾輩は名無しである
11/10/19 11:38:55.07
オチってあれだろ、メルキデスの
あれアマゾンのレビューだのなんだので、当たり前みたいに書かれてたからオチとすら思わなかった

それより落葉のオチを誰か俺に教えてくれ、どこでビックリすればいいのか全く分からん

>>233
家系図がついてるのなんてあるんだ
表紙が青いギザギザの本は無かったから自分で作ったわ

236:吾輩は名無しである
11/10/19 13:37:25.58
百年の孤独最後以外が詰まらないってやつは
ストーリーが全てだと思ってるんだろうか

237:吾輩は名無しである
11/10/19 13:43:26.71
最後以外つまらんとは書いてないだろう
最後1ページが凄まじいのさ

238:吾輩は名無しである
11/10/21 13:31:31.69
現実がリアル族長の秋ですなあ

239:吾輩は名無しである
11/10/30 14:34:09.55
ねー

240:吾輩は名無しである
11/10/31 07:15:16.56
百年の孤独、ラストにちょっとさめた

241:吾輩は名無しである
11/10/31 11:05:37.25
ドヤ顔な感じがして最初からずっとさめてる

242:吾輩は名無しである
11/11/02 00:06:33.30
左派
ガルシア・マルケス
コルタサル
ネルーダ
カルペンティエール

右派・反共
アレナス
バルガス・リョサ

243:あまな ◆61T2sqB8f.
11/11/09 23:14:45.16
今百年の孤独を読んでいる。

「オレンジの絞り汁を苦い良薬として飲ませる」などの記述が気になる。
この人の国ではオレンジは苦いのか?謎だ・・・
「水銀を口でくゆらせるのが楽しい」みたいな記述もあった。
そんなことしたら死ぬだろ・・・



244:あまな ◆61T2sqB8f.
11/11/11 23:13:13.30
「芥子泥の蒸気で望ましくない妊娠を避ける方法」・・・
「困った時に心の痛みまで流しさってくれる飲み物」・・・
謎過ぎる・・・

245:吾輩は名無しである
11/11/12 20:00:49.85
うぜえ
隔離スレから出てくるな

246:吾輩は名無しである
11/11/13 12:49:13.70
URLリンク(www.duncan.co.jp)

こちらの舞台の中でマルケスの「コレラの時代の愛」を朗読するそうです。
読まれた方、どんな話なのか教えて頂けますか。

247:あまな ◆61T2sqB8f.
11/11/13 17:56:34.62
>>245
何?コロンビア人の本なんて読んでわからないとこが出て来るのは普通じゃん?
あんたは全部理解してる訳?コロンビアにも住んだ事が会ったりして向こうの事情に詳しいの?
違うんでしょ?だったら黙ってなよ。

248:吾輩は名無しである
11/11/19 23:30:23.90
あと5,6年で
「百年の孤独」の著作権が切れる!
と思ってたら、コロンビアって著作権保護80年なんだな
長い…

249:吾輩は名無しである
11/11/20 04:50:46.46
>>248
著作権についてあまり知らないので教えてほしいのですが、
まず、僕の認識では作者の死後何十年からという認識なのと
コロンビアの法律がどうであれ結局、その本を出す国の法律の規定が
問題なのではと思うのです。あと、「ベルヌ条約」というものがあり、
それに矛盾しない形で各国の法制が敷かれているのであり、
それほど国によって差異はあるのでしょうか。

250:吾輩は名無しである
11/11/28 12:36:58.12
素朴な疑問なんだけど
「百年の孤独」って訳題は
「孤独の百年」が正しいんじゃないのか?

251:吾輩は名無しである
11/11/28 21:26:09.50
知らんがな

252:吾輩は名無しである
11/11/28 21:35:58.07
>>250
厳密に逐語訳するならそちらのほうが正しいともいえますが
原題deの訳である「の」は同格の助詞だと考えられるので
「百年の孤独」でも構わないと思われます。

253:吾輩は名無しである
11/11/29 11:05:47.69
英訳でもhundred years of solitude となってるね

254:吾輩は名無しである
11/11/29 11:07:12.03
おととい「三十年の孤独」をへて魔法使いになれました

255:吾輩は名無しである
11/12/01 22:14:46.93
さいですか

256:あまな ◆Mo4lGYsbWQ
11/12/02 01:36:34.28
京都(旧京都)=大阪植民地
京都(旧京都)=大阪植民地
京都(旧京都)=大阪植民地
京都(旧京都)=大阪植民地
京都(旧京都)=大阪植民地

ざまあw

 京は潰れろやw

257:吾輩は名無しである
11/12/02 01:37:07.63

川上さん、荒らすのやめてください。
アル中なんですか?早めに治療した方がいいですよ。
他人に迷惑をかけるのはやめてくださいね。

258:吾輩は名無しである
11/12/10 13:53:26.04
コレラの時代の愛を読み始めたけどおもしろいな。
数ページに1回は噴き出してしまう。
電車とか人前では絶対読めない。

259:吾輩は名無しである
11/12/21 21:36:13.34
あげっ

260:吾輩は名無しである
12/01/04 02:04:26.61
ホセ・アルカディオ(大佐の兄のほう)を殺した銃弾は誰が撃ったんだ?
最初自殺かと思ったんだけど、凶器は見つからなかったんだよね。
他の奇妙な出来事は美女が昇天しようが血痕が道を辿ろうがそういう世界だと納得できるが、
これだけ「マコンドの謎」で終わられると気になる。

261:吾輩は名無しである
12/01/08 02:07:33.90
作者自身が矛盾と誤りがあるといっているが、どれかわかる?

大佐の息子達は一晩で全員が死に、一番長く生きた者でも三十五を越えなかった、というが、
最後の一人がマコンドに現れた時は「老人」と描かれているし、一成虐殺からかなりの年月が経っている気がするんだが、
それでもまだ35歳未満だったのか?

262:吾輩は名無しである
12/01/09 10:54:52.61
コレラの時代おもしろいのか読んでみる

263:吾輩は名無しである
12/01/09 19:53:40.10
百年の孤独はマジでつまんなかったな

264:吾輩は名無しである
12/01/10 09:32:28.17
>>261
探したら結構あったよ、変な所
でもこれは個人で探して楽しむものだと思う
というか、ガルシアマルケス本人も適当に言ってるだけだと思う

265:吾輩は名無しである
12/01/14 03:36:06.54
百年の孤独に比べて族長の秋はかなり読みやすいよな

266:吾輩は名無しである
12/01/16 00:10:53.41
人それぞれだな
俺は百年の孤独ほど読みやすい小説はないと思う

267:吾輩は名無しである
12/01/16 00:24:24.59
百年で読みにくいとか言ったら落葉や青い目の犬とかどうなるの
読みにくいじゃなくて、読めねえよあんなもん

268:吾輩は名無しである
12/01/16 00:26:52.86
代表作がつまらないから他の作品なんて絶対読まないんだろ
言わせんな

269:吾輩は名無しである
12/01/18 03:47:44.84
>>261
一族の最後の者が豚のしっぽとか言っておきながら
修道院に送られた女がその後ずっと生きてたとか?

270:吾輩は名無しである
12/01/31 10:11:00.63
「百年の孤独」を4分の3ぐらい読んだけど、登場人物の同じような名前に疲れてきたぁ。
その時々の出来事がつづられているだけで面白さを感じないな・・・。
ここまで読んだんだから最後まで読むがかなり気力を必要とする。

271:吾輩は名無しである
12/02/01 13:02:21.58
それは熟してないワインを飲むようなもんだぞ

272:吾輩は名無しである
12/02/02 16:24:50.77
だからちゃんと家系図は書いとけとあれほど

半分以上読んでつまんなかったら最期までつまらんから、もう読まなくていいよ

273:吾輩は名無しである
12/02/02 16:45:37.45
つまらないんじゃなくて理解してないのではないかな。

274:吾輩は名無しである
12/02/02 22:32:07.37
嫌いにならないうちに、読み終わったことに満足してしまわないうちに、読むのを止めて何年か後に読んだ方がいいよ

275:吾輩は名無しである
12/02/03 04:59:51.43
そんな無理して読むようなもんじゃないしな
苦行じゃないんだしw
中盤まで読んでダメならやめたほうがいいと思う

276:つくだに ◆I/bnTKgLlU
12/02/03 19:32:59.33
セイゴーさんが寺山マルケスなどと言っているのでなんじゃねん、と思ってググったら、
天井桟敷が百年の孤独を上演してたんだな。見たかった。

277:吾輩は名無しである
12/02/11 12:22:31.75
サトゥルノ・サントス将軍かっけえええ
勝手にダニー・トレホで再現される

278:吾輩は名無しである
12/02/13 11:54:16.27
417:吾輩は名無しである :sage:2012/02/12(日) 22:12:12.31
過疎具合が半端じゃないね。
ガルシア=マルケス コレラの時代の愛ムチャクチャよいよ。
恋愛小説だけど、かなりコメディタッチで叙情的。
百年の孤独もギャグセンスがかなりあったけど、これもそう。
ユーモア全開だわ。

279:吾輩は名無しである
12/02/15 17:53:55.26
最近、百年の孤独の英訳版を読んでみた者です
読んでびっくり、こんなに笑えるコメディだったとは知らなかった
しかも、テンポがいいから読み易かったです
原文だったら、もっと面白いだろうなと思ってスペイン語勉強しようかと
一昨年釣られて全作品邦訳版を買っちゃったのは、勿体なかったです…悲しい


280:吾輩は名無しである
12/03/05 22:41:31.41
違う人の翻訳で読んでみたい、と思う本だな。

281:吾輩は名無しである
12/03/08 18:58:11.34
百年の孤独 もう一回読みたい
コレラ 読んだけどどういう話だっけ・・・
予告された殺人 面白かった
エレンディラ 読んだけど頭に入らなかった話もある(´・ω・`)
物語の作り方 今読んでるところ
族長の秋 次読みます(`・ω・´)

282:吾輩は名無しである
12/03/17 03:47:46.03
そつはまさに屈辱だよな

糞でも食うさ

283:吾輩は名無しである
12/05/01 08:16:29.32
友達なんか糞食らえだ!

284:吾輩は名無しである
12/05/18 05:37:11.29
過疎過ぎる

285:吾輩は名無しである
12/05/18 09:04:09.70
自伝の続編はいつ出るのや

286:吾輩は名無しである
12/05/24 02:42:17.20
カフカの影響受けているんだよな

287:吾輩は名無しである
12/05/24 15:12:39.47
キャッサバ芋喰いてえ

288:吾輩は名無しである
12/05/24 18:14:24.96
URLリンク(i.imgur.com)
族長の秋のあの人はこんなんだったんかな

289:吾輩は名無しである
12/05/24 19:59:19.42
グロ画像かよw
俺は平気だけどダメな人は見ちゃダメ

290:吾輩は名無しである
12/05/24 21:36:18.52
これ、なにがどうなってるの?

291:吾輩は名無しである
12/05/27 22:29:22.64
脱腸みたいな脱睾丸じゃね

292:つくだに
12/06/11 21:00:27.08
URLリンク(www.latina.co.jp)
ガルシア・マルケスが認知症に

先週の火曜にウェブに掲載されたインタビューで、悲しい事実が発覚してしまった。
なんとあのガルシア・マルケスが認知症を発症してしまっているのだとか。

 ガルシア・マルケスの大の親友であり、本人にインタビューを行い『グアバの香り』を書いたプリニオ・アプレジョ・
メンドーサによると、ガルシア・マルケスは最近になって何度も「調子はどう?いつ来るの?今何してるの?」と同じ
質問を繰り返すようになったようだ。これはメンドーサだけでなく最近ガルシア・マルケスと接した友人皆がこんな質
問しかしないことに気付いているようだ。また、友人に向かって「君が誰だかわからない」と言うのだそうだ。メンド
ーサは「ショックだった。ガボ(ガルシア・マルケス)は大親友だった」と悲しみをあらわにした。

ガルシア・マルケスが認知症の傾向にあるということは約5年ほど前より世間で噂にはなっていた。そのころから始まっ
たと考えてその進行はゆっくりなのだとか。

非常に残念だがこれまでの彼のすばらしい作品が少しでも多くの人に読まれ、愛され続けますように。Sa



293:つくだに
12/06/11 21:01:19.67
あっすみません上の記事を削除依頼に出して来ます

294:吾輩は名無しである
12/06/11 21:03:25.02
削除しなくていいんじゃ

295:吾輩は名無しである
12/06/11 21:08:53.60
切ないな

296:G ◆vDcOqdC/aA
12/06/11 21:47:45.42
これはショック
小説は「わが悲しき娼婦たちの思い出」で終わりか
自叙伝の続編はどうなっているのだろう

大藪春彦は認知症になっても書いていたと言われているけど
URLリンク(ameblo.jp)

297:吾輩は名無しである
12/06/11 23:42:46.68
URLリンク(www.47news.jp)
ガルシア・マルケス氏が認知症か 中南米文学の代表作家

【リオデジャネイロ共同】中南米文学を代表する
コロンビアのノーベル賞作家、ガルシア・マルケス氏(85)が
認知症を患っていると同氏の親友の作家が明らかにした。
同氏が住むメキシコなどのメディアが11日までに伝えた。

親友のコロンビア人作家によると、同氏は友人らを認識できなくなっており、
過去5年間、電話で話していないという。
同氏は1999年に患ったリンパ腫を克服した後、
2004年に10年ぶりの新作を発表して以来、新作を出版していない。

マルケス氏は67年発表の長編「百年の孤独」などで
中南米文学の旗手と呼ばれるようになり、82年にノーベル文学賞を受賞した。

2012/06/11 22:35 【共同通信】

URLリンク(img.47news.jp)

298:吾輩は名無しである
12/06/11 23:52:06.42
URLリンク(www.youtube.com)

299:吾輩は名無しである
12/06/12 09:52:03.64
うわぁ、たまに覗いてみれば認知症などというショックな話

300:吾輩は名無しである
12/06/12 13:58:25.32
あと50年は生きて欲しいね

301:吾輩は名無しである
12/06/12 14:18:33.64
栗の木に縛り付けられてるのか?

302:吾輩は名無しである
12/06/12 22:27:42.30
肉の食いすぎでBSEだろ。

303:吾輩は名無しである
12/06/13 10:16:11.02
百年の孤独はラスト100ページほどで挫折したから、もう一度読もうかな。

304:吾輩は名無しである
12/06/17 14:43:46.15
マルケスの認知症が事実だとしたら、
なんとなくマルケスらしいとも思える。
マルケスは百年の孤独の中で生きて死んでいく。


305:吾輩は名無しである
12/06/18 14:26:38.78
痴呆症の人が同じ話を繰り返すのは記憶障害のせいなんだな
ぐぐって知った

306:吾輩は名無しである
12/06/19 19:10:33.91
ばあさんや、マルケスの新作はまだかね

307:吾輩は名無しである
12/06/19 19:38:07.51
認知症でも無理矢理書いてほしいな
それはそれでこの人らしい文体になりそう

308:吾輩は名無しである
12/06/20 20:50:36.30
三回、再読しているが、初読は何度か中断している。
マンの「魔の山」もそうだった。
最後のところにきて、自分もその濃厚な時間を生きた気がした。
多分、小説を、物語りを、書くということそういうものなのだろう。


309:吾輩は名無しである
12/06/22 22:41:07.19
きみは書いたんでなく読んだんじゃないのか

310:吾輩は名無しである
12/07/05 23:59:49.56
八十すぎてるしなあ


311:吾輩は名無しである
12/07/06 05:07:19.66
とりあえず殺人の記録を読み始めたが予想以上に北野武や船戸与一の臭いなのでやめようかしらん

312:吾輩は名無しである
12/07/08 01:43:13.68
>>297
URLリンク(www.47news.jp)
ガルシア・マルケス氏は認知症 南米のノーベル賞作家

【ラパス共同】中南米文学を代表するコロンビアのノーベル賞作家、
ガルシア・マルケス氏(85)の弟ハイメ氏が同国での講演で、
ガルシア・マルケス氏が認知症を患っていることを明らかにした。地元メディアが6日伝えた。

執筆活動は既に行っていないという。

友人らの情報として認知症とのうわさは広まっていたが、家族が確認したのは初めて。
ハイメ氏は「(兄は)肉体的には健康だが、長い間認知症に悩まされている」と述べた。
ハイメ氏は兄と頻繁に連絡を取り合っているという。

ガルシア・マルケス氏は1967年発表の長編「百年の孤独」などで知られ、
82年にノーベル文学賞を受賞した。

2012/07/07 14:35 【共同通信】

313:吾輩は名無しである
12/07/08 21:14:42.03
またぁ先生たら 認知症のフリでしょう
5年後くらいに何事もなかったかのように新作をだすとか

314:吾輩は名無しである
12/07/09 20:21:15.32
文庫化はしてないんだな、残念

315:吾輩は名無しである
12/08/03 12:32:31.78
自伝よんでると、それらしき兆候(記憶をたしかめながら語りが重層的になっていくところ)は
あったのかもね。マルケスは過去の文豪の遺産(プルーストとか)をちりばめながら、
小説に興味のないひともたのしませる文才があったよ。ありがとう、マルケス。

316:吾輩は名無しである
12/08/25 18:00:29.91
ブエンディア大佐の拳銃による自殺未遂は、東条英機のそれと驚く程酷似しているのだけど偶然だろうか。

317:吾輩は名無しである
12/08/28 23:02:33.24
百年の孤独の映画化、漫画化はないのか

318:吾輩は名無しである
12/08/29 12:19:12.68
>>316
たとえばどういう点が似てるんですか?

319:吾輩は名無しである
12/08/29 22:40:34.48
>>318
医者に心臓の位置に印つけてもらい発砲→失敗。
自殺未遂の方法ね。

320:吾輩は名無しである
12/08/30 09:29:00.80
それが「驚くほど酷似」の中身ですか・・・よおくわかりました。

321:吾輩は名無しである
12/08/30 11:47:28.96
胸を撃って自殺しようなんてなにお嬢様をやってんだよ、だよ。
軍人は頭を撃ち抜くんだよ。
ったくもう、東条ってやつはどこまでもクズだ。

322:吾輩は名無しである
12/08/30 16:16:59.40
大衆はいつの時代も生半可な聞きかじりでものごとを判断するな。
東條のことなど何も知らんくせに(笑

323:吾輩は名無しである
12/08/30 17:29:45.56
やあ、東条プロの御登場だ

324:吾輩は名無しである
12/08/30 17:55:18.43
100年は映画化はありません
本人が許可しないといってます
理由は読者にどういう世界か頭の世界で想像してほしいから

325:吾輩は名無しである
12/08/30 18:49:00.90
>>322
東条なんてのに思い入れをするバカなんてとっくの昔に絶滅していたと想ってたんだが、
浜の真砂は尽きるとも、おまいみたな阿呆の種は尽きねえもんだな、やっぱりwww

326:吾輩は名無しである
12/08/30 22:06:02.76
>>325
よく知ろうとすることと思い入れとは違う。
おまえは東條をロクに知らないと同時に、近衛も広田も木戸も、昭和天皇のことさえ
知ろうともせず、それなのに聞きかじりで話のタネには使おうとするのだ。
そしてwwwwwwなんてやってアホ面をさらして嬉しいらしいのだ。ほとんどみじめ。

まあ、一般大衆はそんなもんだから非難するわけではないが。

327:吾輩は名無しである
12/08/30 22:10:47.88
>>326
おまいみたいなバカにはこれで十分
www

328:吾輩は名無しである
12/08/30 22:31:49.08
東條WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW

329:吾輩は名無しである
12/08/31 00:51:41.65
まあ真っ赤になって

330:吾輩は名無しである
12/08/31 08:38:42.71

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ,. -ー冖'⌒'ー-、
          ,ノ         \    
          / ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ
          {ノ へ.._、 ,,/~` 〉  } 
         γ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j==く
         (ヽ-〈_ュ`ー‐'  リ,イ}_     /     }ー┐           r┐   \
         ヽ;;∵r;==、、∴'∵; シ      {     ノヽ / __  ヽ  /  |/    }
            . \   こ¨`    ノ   `    \ ツ   /         、_/   O    /
.     , -‐  ´  个-、__,,.. ‐'´ 〃` -、
    /  __   ∧       |    ∧
.    〃 ,. --ミヽ /∧         i   |/ハ
   ji/    ̄`//, ..__、〃    ,   ___!__j_______
.   {{      '/   // '‐-、  ′ | i´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `i
   レ, /        ,        ∨   | |                 |
   //7//―ァ/‐/7/ ̄{     iっ  | |   ┌――┐    |
      /!   〃  //  (' //} i |   | |   |┌― 、|    |
.      |     〃      ̄ jノイ   | |   |::l::i::::::::::::::|    |
.       |      、__ノ{__,.イ   ,  | |   |_j::l::::::::::::::|    |
     |        )     レ/____ー‐―┤:::::::::: |―┘
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〔丁 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ::::::::::::| ̄ ̄ ̄ ̄
             ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{二二二二l____|二二}

331:吾輩は名無しである
12/08/31 21:08:38.45
>>324
ほかの作品はいろいろ映画化されてるじゃん


332:吾輩は名無しである
12/08/31 21:54:03.42
本人の映画のシナリオの本読んでみればいいよ
100年の孤独は許可しないと明言してる
頭の中で想像してもらいたいと

333:吾輩は名無しである
12/09/01 00:24:41.51
黒澤にはどの作品を映画化してもらってもかまわない、
といってたらしい
第一は、族長の秋を頼んだ時の話

334:吾輩は名無しである
12/09/25 20:25:15.81
魅力的ではあるが
歴史的名作とかそういうんじゃないな、これは。

もうすぐ7年ぶり2度めの読みが終わるけど。終わらんようにまた前に戻って
読み始めたり。w NHKの朝ドラのように毎日読みたい体質にされる。
鼓さんの訳、単行本時代のと文庫の どこらへんが違うの?
細かい部分の手直し程度? 全く内容が変わっちゃうとことかはないの?
名前は伸ばしていた単行本時代の方が好き というか単行本しか
読んでいない

335:吾輩は名無しである
12/09/25 23:10:40.76
文庫は出てないだろ
単行本の旧版と新装版の違いってこと?

336:吾輩は名無しである
12/09/26 01:07:04.29
ゴメンゴメン
1972年訳と改訳との差ってことです
俺が読んだのは72年訳の白青単行本

337:吾輩は名無しである
12/10/01 18:23:27.65
日芸で演劇の学生たちが「予告された殺人の記録」を来週公演するみたいだね。
あれをどうやって舞台化するんだろう。


338:吾輩は名無しである
12/10/08 00:45:28.10
これね 日芸演劇 舞台版(?)の「予告された殺人の記録」 今週末みたい
URLリンク(theatre.art.nihon-u.ac.jp)

339:吾輩は名無しである
12/10/27 20:48:10.68
記憶おぼろげだけど、確かコレラの解説にピンチョンも唸るほどの語りだとか書いてたな。

340:吾輩は名無しである
12/11/05 08:32:18.82
URLリンク(up3.viploader.net)
これだな。

341:吾輩は名無しである
12/11/28 12:39:52.40
「コレラの時代の愛」を原案にしたスペイン語のオペラがあるらしい

342:吾輩は名無しである
12/12/04 02:39:35.85
RUN
URLリンク(www.youtube.com)

343:吾輩は名無しである
12/12/23 15:13:17.72
ローカス発表!SF小説・ファンタジー小説オールタイムベスト で48位だぞよかったな

URLリンク(www.locusmag.com)

20th Century Fantasy Novel:

35 『ザ・スタンド』 スティーヴン・キング
36 『五次元世界のぼうけん』 マデレイン・レングル
36 『異端審問』 テリー・プラチェット
38 『はてしない物語』 ミヒャエル・エンデ
39 『タイタス・グローン』 マーヴィン・ピーク
40 『英雄コナン』 ロバート・E・ハワード
41 『竜の戦士』 アン・マキャフリイ
42 『動物農場』 ジョージ・オーウェル
43 『魔術師の帝国』 レイモンド・E・フィースト
44 『ヴァレンタイン卿の城』 ロバート・シルヴァーバーグ
45 『狂気の山脈にて』 ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
46 『The Iron Dragon's Daughter』 マイクル・スワンウィック
47 『シャイニング』 スティーヴン・キング
48 『百年の孤独』 G・ガルシア=マルケス
49 『星の王子さま』 サン=テグジュペリ
50 『鳥姫伝』 バリー・ヒューガート

344:吾輩は名無しである
13/01/01 17:04:56.48
すごい負けてるじゃんw

345:吾輩は名無しである
13/01/26 10:55:30.67
きのこが聞く! 衆院選比例 あなたはどこに投票しましたか? 「日本未来の党」88.09%
URLリンク(iiyama16.blog.fc2.com)

「不正選挙」を糾弾し始めたら、創価学会のヤクザから恫喝を受けました。
URLリンク(richardkoshimizu.at.webry.info)

2012年12月16日(日) 19時27分15秒 出口調査 三原じゅん子 自由民主党参議院議員
出口調査の結果があちこちから流れてきます。自民党、、、厳しいです。
マスコミの流した情報はなんだったのでしょう、、、、というくらい。全然違う(;゜0゜)
まだ、あと30分。どんな結果が出るのでしょうか。URLリンク(ameblo.jp)

今度の不正選挙で一番ビビっているのは、当の自民党議員であると思います。
彼らは、国家丸ごとのとんでもない不正が行われたのを知ってしまいました。
出口調査ではどう考えても大敗だったのに、なぜか、大差で勝ったことにされてしまった....
ほかの同僚も同じことを言っている....こんな大規模な不正が日本で行われ、自分も当事者だなんて....。
URLリンク(richardkoshimizu.at.webry.info)

生放送でみんなの党代表が、これ違法選挙だとわかってて政府がやってるのは分かってますね。
これ選挙やり直しになりますよ、とはっきりとNHKで生放送した瞬間、全国一斉に放送が停止。
NHKもグルとは珍しいね。民法は言うまでもなく全部グルです。週刊誌は全て知っていた
URLリンク(twitter.com)

安倍政権が米国債(紙屑債)50兆円の購入を決定 
今回の不正選挙をしかけたムサシのトップはゴールドマンサックス 
これが安倍政権を無理矢理登場させた本当の目的だったのだろう URLリンク(enzai.9-11.jp)
URLリンク(twitter.com)

346:吾輩は名無しである
13/01/26 12:02:22.95
百年の孤独を読んでいると身体が痒くなるので挫折した。
(アトピーなので)。

ついでに言うと旧約聖書も身体が痒くなる。

347:吾輩は名無しである
13/01/26 21:17:52.74
初めて百年の孤独を読んだ時はリアリティ全く感じなかったけど
最近コロンビアのニュースやドキュメント映画とかを見たら
ものすごくリアリティを感じるようになった(おかげでグロ耐性ができてしまったが)

348:吾輩は名無しである
13/01/26 21:28:32.63
実際に見たこと、聞いたことしか書いていないと言ってたし

349:吾輩は名無しである
13/01/26 23:46:08.00
あの人達の子孫だと思うと納得

350:吾輩は名無しである
13/01/29 16:31:58.44
物語の作り方て読んだ人いる?
ちょっと気になる

351:吾輩は名無しである
13/01/29 23:45:54.37
がルちゃん

352:吾輩は名無しである
13/01/31 22:22:44.01
シアたん

353:吾輩は名無しである
13/01/31 22:49:20.38
マルちゃん

354:吾輩は名無しである
13/02/07 04:47:00.63
で、旧訳と改訳はどっちがいいの?

355:吾輩は名無しである
13/02/15 11:16:05.69
ベネズエラが最後にウゴ・チャベス大統領の姿を見たり、
その発言を聞いたりしてから既に2カ月が経つ。
大統領は今も、末期がんと思われる病と闘い、
警備の厳重なハバナの病院で集中治療を受けている。

ベネズエラ経済:品切れ
URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

書き出しがマルケスの小説っぽい

356:吾輩は名無しである
13/02/28 01:42:52.96
もしかして最近はあまり人気ない作家なのかな?

357:吾輩は名無しである
13/03/30 14:46:31.43
>>350
読んだ事ある
ワークショップがメインの本だけれど、マジックリアリズムのやり方とか、『百年の孤独』のちょっとした裏話とか、そこそこ面白いよ

358:吾輩は名無しである
13/04/27 12:25:43.01
Gabriel García Márquez
URLリンク(es.wikiquote.org)

359:吾輩は名無しである
13/05/06 04:08:30.16
>>355
どこがマルケスっぽいの? ただ事実を書いてるだけじゃん
マルケスなら最初の一行で時間が飛ぶ

360:吾輩は名無しである
13/05/06 04:15:36.97
この人はまだ頭おかしいの?
長島みたいに復活しないの?

361:吾輩は名無しである
13/06/20 20:34:29.75
孤独ってかっこいいね
プロレスラーみたいな名前だし

362:吾輩は名無しである
13/06/25 13:54:00.43
百年の孤独がウケすぎて、ラテンアメリカの国民文学になったけど、
こういうと荒れるが大江や中上、トニ・モリスンやクッツェーとかの、
フォークナーフォロワーの中ではレベル低くない?
並みというか。

363:吾輩は名無しである
13/07/17 NY:AN:NY.AN
>>362
そう思った理由を書かないと始まらないのでは。
地に足がついてなくて現実感がないから?

364:吾輩は名無しである
13/08/03 NY:AN:NY.AN
>>363
362じゃないけど俺もえ、こんなもん?とオモタ
理由はおっしゃる通り地に足がついてないような感じでセンスがもう古臭いような希ガス
フォークナーもビラヴドもガツンと来たのにな

365:吾輩は名無しである
13/08/03 NY:AN:NY.AN
『曖昧模糊』という言葉を知らない人に『曖昧模糊』を説明したい時には、>>364のレスを見せれば瞬時に理解してもらえるだろうなw

366:吾輩は名無しである
13/08/03 NY:AN:NY.AN
愛馬妹子

367:吾輩は名無しである
13/08/31 NY:AN:NY.AN
>>362
さすがにレベルが低いとまでは思わないが、あなたのおっしゃっていることもわかるな
というのも、ブームのとき、中核をなした作家たちより、評価が低かったというからね
で、百年の孤独を出して、その評価ががらりと変わって、ブームを代表する作家として扱われるようになった
大好きな作家ではあるが、正直、作品によっては当たりハズレのある作家だと思うよ

368:吾輩は名無しである
13/09/30 21:23:41.93
なんじゃそりゃ

369:吾輩は名無しである
13/09/30 23:32:19.96
二言目には、むせかえるような近親相姦せっくす

370:吾輩は名無しである
13/10/01 17:36:10.07
B'z New Album「SAVAGE」リリース決定!! 
    01.Scoop!!
    02.疾走
    03.DEARLY
    04.ストイック★LOVE
    05.SAVAGE
    06.NIHILISM
    07.この身、燃えつきるまで・・・
    08.昼庭
    09.SLUDGE
    10.GO FOR ITBABY
    11.哀切な色
    12.SAMIDARE
    13.二人あえる日まで

371:吾輩は名無しである
13/10/05 19:09:25.41
先月のガボ。とりあえず体はまだ元気そうです。
URLリンク(www.youtube.com)

372:吾輩は名無しである
13/11/02 19:37:39.57
10月31日、メキシコで行われたスペイン人歌手ディエゴ"エル・シガラ"の
コンサートを観覧。シガラはオープニングで、私にとって特別な人、マルケスとその妻が来客
していることを観客に伝え、感謝を述べた。

Agradece El Cigala presencia de García Márquez en concierto del Auditorio Nacional
URLリンク(www.jornada.unam.mx)

Agradece El Cigala presencia de García Márquez en concierto
URLリンク(www.cubadebate.cu)

373:吾輩は名無しである
13/11/02 20:00:57.38
『グアバの香り』読んだ人いない?

374:吾輩は名無しである
13/11/02 22:43:54.59
>>373
少し読みました。

375:吾輩は名無しである
13/11/05 16:42:36.90
百年の孤独読み終わった
すごい。
長大な物語が最後の最後で音を立ててガラガラと崩れていくので、涙が止まらなかった
こんな小説があるのか

376:吾輩は名無しである
13/11/05 16:48:53.42
下手糞な感想ですいませんでした

377:吾輩は名無しである
13/11/07 21:23:31.03
よいよ。

378:吾輩は名無しである
13/12/02 21:55:46.10
グアバってなんだよ
グゥアジャバだよな

379:吾輩は名無しである
13/12/04 09:39:05.97
福岡

横浜

瀬戸

栃木

光金

380:吾輩は名無しである
13/12/22 07:16:13.97
たこ

381:吾輩は名無しである
13/12/28 17:32:04.30
ペーター・エトベシュ作曲歌劇「愛その他の悪霊について」CD

382:吾輩は名無しである
13/12/28 21:40:27.81
キャッサバ芋喰いてえんだけどキャッサバ芋

383:吾輩は名無しである
14/01/06 15:25:33.75
百年の孤独 と、 バナナの世界史 と、 族長の秋 と、ショック・ドクトリン を並べて読め
ガルシア=マルケスが何を言いたかったか、何を言いたくて言えなかったか、
数多くの超常現象の隠喩が何を表していたか、が分かる

コロンビアや中南米で行われた、アメリカ合衆国の略奪型資本主義の暴虐と、その隠蔽に加担した政府に対する、
全世界に向けた告発書だ

一新聞記者であるガルシア=マルケスは、小説という形で放つしか、方法はなかったんだ

ガルシアはノーベル文学賞を受けて、言った
「私の小説に書かれていることは、すべて、事実だ。」

この言葉が、いかに、重いか。いまの日本こそ、理解するべき

384:吾輩は名無しである
14/01/06 19:48:51.62
>>383
私は、

他のラテアメ作家から批判されるくらい体制側を支持したガルシア=マルケスが政府に対する告発書を書くわけがない
南米は米国と敵対していたのだから、加担するわけがない

と考えるのですが、詳しい方とは意見が異なるのでしょうね(´・ω・`)

385:吾輩は名無しである
14/01/06 20:34:08.06
体制側を支持した、というのは、具体的にどういうことを指していってるの?

あと、南米は米国と敵対していた、というのは、具体的にどういうことを指していってるの?

両方とも逆だと思うんだけど

386:吾輩は名無しである
14/01/07 00:08:12.33
バナナの世界史―歴史を変えた果物の数奇な運命 (ヒストリカル・スタディーズ) ダン・コッペル
より、

*バナナ労働者虐殺事件=1924年、12月7日、コロンビアのシエネガという町で起こった事実
→巨大外国資本会社とそれを公認した政府による国民虐殺事件とその隠蔽工作
*町に青い怪物の出現=バナナプランテーションで多数の現地労働者がボルドー液(青く染まる)や
新たに開発された農薬で深刻な健康被害→巨大外国資本会社とそれを公認した政府による公害
*小鳥の大量死や雑草・蟻の異常発生:大規模農場建設による熱帯林の破壊から生態系の崩壊
→巨大外国資本会社とそれを公認した政府よる環境破壊

そしてうまみを吸い尽くし環境を破壊しつくして北米のバナナ会社は
あとは野となれ山となれと引き上げてしまいました、とさ。

(以下作者の動機を推察)
→祖国をコロンビア人をバカにして#許せん##
しかし、相手(米国)は、抵抗した隣国グアテマラ政府を国策で転覆させる(1953年)ほどの横暴ぶりだしな

→斯くなる上は、文学の力。だゼ。

この視点からガルシア=マルケスの小説を読み返すと、現実は推理小説よりおもしろく、今の私たちに切実。

387:吾輩は名無しである
14/01/07 00:12:42.76
キューバのカストロと仲がよくて
アレナスが批判したって話?

388:吾輩は名無しである
14/01/07 20:17:09.70
キューバはガボの国じゃないし、「政府に対する告発書」にはつながらんよね

389:吾輩は名無しである
14/01/08 00:17:58.15
この人、ゲイだったんだよネ。

390:吾輩は名無しである
14/01/08 02:06:17.39
ヒー・ワズ・ア・ゲイ

391:吾輩は名無しである
14/01/08 04:46:59.51
ガルマルと略すのは、あり?なし?

392:吾輩は名無しである
14/01/08 07:58:12.63
>>387 >>388
ガルシア=マルケスはコロンビアの人
キューバは中南米では唯一しつこくアメリカに抵抗し、独自路線を貫いた国だと思うが
アメリカの言うことをきかなかった分、アメリカからは敵視されているようだ

393:吾輩は名無しである
14/01/08 08:35:00.91
>>385

中南米諸国には、力ではかなわない米国に搾取のターゲットにされ、面従腹背の雰囲気があっただろう

1964年の東京オリンピック招致競争に、なぜ日本は中南米票を集めようとしたのか。
東京の対抗はデトロイトだった。
中南米からはアメリカの方が地理的には近いはず、なのに、日本に投票してくれそう、と踏んだのは
彼らがアメリカに怨みを持っている内心の微妙な心情をわかってのことではないか。
アメリカに原爆を落とされ国土をムチャクチャにされた日本に、中南米はシンパシーを感じるところがあり、
そこを、日本チームはうまくくすぐったのではないかね。

394:吾輩は名無しである
14/01/08 22:03:09.00
>>393
おれに賛成ってことだよね。
>>384は何をいってるのかわからん。

395:吾輩は名無しである
14/01/08 23:36:06.66
↑おれ、って誰?
別に賛成じゃない、自分のアイデア

396:吾輩は名無しである
14/01/09 08:43:31.75
ここでクイズです

落葉・大佐に手紙は来ない・百年の孤独 VS 族長の秋

の、相違点は何でしょう?

397:吾輩は名無しである
14/01/09 08:44:32.75
ウィスキーのスレが何で文学板なんかに

398:吾輩は名無しである
14/01/09 20:14:45.30
>>395
>>385に決まってるだろ。おまえは>>385にレスしたんだよ。
>>385はレス番書いてはいないが明らかに>>384へのレス。
それに関係ないならからんでくるな。話が混乱する。

399:吾輩は名無しである
14/01/10 08:40:55.97
マコンドに物忘れ病が流行って、アウレリャノだけがその対処方法を見つけた、すなわち、紙に書いておくこと。

っていうのは、政府が犯罪もろもろを情報操作で隠そうとしたとき、世間一般が保身本能からたわいなく信じて思考停止する様子と、
ごく一部の抵抗する人間が、どうやって対抗したか、を表しているのではないかね。

で、しつこく真実を突き続けた勇気のあるアウレリャノ大佐は、子々孫々まで根絶やしにされた、と。
当時の謀略時代のコロンビアでは、そのほんとのこと書けないんだよ、新聞記者で気づいていても。

日本も秘密法とかさ、足元に火ついてるぜ

400:吾輩は名無しである
14/01/10 09:13:29.17
日本はオープンだけどね
コロンビアや韓国中国とは違って

401:吾輩は名無しである
14/01/10 15:00:25.88
人間には2種類いる、群れの流れに大人しく従う羊と、頑として逆らう山羊だ

百年の孤独 は、アウレリャノといい、ホセ・ブエンディアといい、山羊讃歌だな

山羊かっけー、山羊汁にされるかも知らんが

402:吾輩は名無しである
14/01/10 15:06:35.77
山羊の頭のスープ

403:吾輩は名無しである
14/01/10 16:29:23.48
アウレリャノみたいに真実を言っても、抹殺されると元も子もないので
ガルシア=マルケスは、新聞記者ではなく、作家として、生きて、語り伝える ことを選んだんだろう

御年八十余歳ですか、うらうらめでたや

404:吾輩は名無しである
14/01/10 19:35:56.34
今の日本人には想像つかないほど絶望的社会状況だった

アウレリャノみたいに→ホルヘ・エリエセル・ガイタンみたいに

405:吾輩は名無しである
14/01/10 19:42:18.84
悪い時

406:吾輩は名無しである
14/01/10 22:15:47.11
しまいに海まで外国に売っぱらっちまった 族長の秋 
vs
米韓FTA
vs
TPP

手口似てねーか?

407:吾輩は名無しである
14/01/11 22:56:27.11
なるほど大統領の名は某大阪市長だったか
行動も下ネタも理解できたw

408:吾輩は名無しである
14/01/12 14:40:47.79
チャイナナイチャ

チャイナナイチャ

チャイナナイチャ

チャイナナイチャ

409:吾輩は名無しである
14/01/12 16:07:46.30
中国人のほうが >>399 >>403みたいなとらえかたをする人が多いかもしれないね

莫言なんかどうだろ、読んだことはないが
名前の意味がそのもの 言うな ってことらしいし

410:吾輩は名無しである
14/01/12 16:34:28.37
>>407
去年ハゲタカに鉄道売ろうとしてたな
似すぎワロタ

411:吾輩は名無しである
14/01/13 00:36:45.32
とうとう南米の作家のスレにまで
阿呆なネトウヨが出現w
恐ろしい世の中だ

412:吾輩は名無しである
14/01/13 00:47:15.12
寝投与?

413:吾輩は名無しである
14/01/13 00:51:52.68
エロ本に漬かって海まで流されたい羊よりはマシ

414:吾輩は名無しである
14/01/13 03:38:29.51
安易に政治と関連付ける阿呆が気持ち悪いって?

415:吾輩は名無しである
14/01/13 09:48:33.57
中国で昨年 百年の孤独 の翻訳が出されたが
海賊版がすでにいっぱいでガルシア=マルケスが怒ったらしいね
海賊版はエロシーンが大幅に加筆されているらしい

中国でもほとんどの人はエロ本的に愛好しているんだろうな
莫言のように深く読み取る人はごく一部なんだろう

彼らのノーベル賞も、エロ本だからじゃない、深いほうの意味をくみとってのことだろう
ノーベル賞も結構国際政治的だよな

416:吾輩は名無しである
14/01/13 10:17:51.22
日本人は、政情的に不安定で治安が悪く経済的弱者の南米を優越感をもって見ていないか
南米作家はそれ故安心して気楽に野放図に読めるみたいな

知的で勇敢な偉人がいながらなぜ国がそういう位置に甘んじたのか 百年の孤独
愚かな指導者を戴くといかに国が諸外国に搾取されたか 族長の秋

日本も、なんら彼らより優れているわけではない、
たまたまここ数十年は運良く強国がいい顔を見せてくれていただけ
風向きが変わってちょっと脅されると浮き足立って愚かな対応をしかねない素地が十分あることを
反面教師として早めに気づかせてくれる、貴重な記録だ

417:吾輩は名無しである
14/01/13 10:42:33.79
>>401

そのヤギは、ヒツジの群れを見下して自分のことしか考えてないだろう?

どこがかっけーのか。

418:吾輩は名無しである
14/01/13 10:44:15.52
ヒツジはヒツジとして、自分たちで考えていかないとダメなんだよ

ヤギは高いところに上りたがるだけ。役に立たない。集団で高いところにのぼるわけにはいかない。

419:吾輩は名無しである
14/01/13 10:57:30.45
ヤギ=B型、ヒツジ=A型?
ヤギはヤギで、悪気はないんじゃない?

420:吾輩は名無しである
14/01/13 11:00:23.02
南米文学に南米の政治状況が大きく反映されていることは確かだけれど
日本や中国での受容の分析は的はずれなんじゃないかな

421:吾輩は名無しである
14/01/13 11:15:39.57
文学賞や平和賞は政治的な要素が強いというのは周知の事実。
ソルジェニーツィンなんか、その好例。

422:吾輩は名無しである
14/01/13 11:30:25.88
パールバックなんかもそうらしいね
いまはほとんど読まれないようだが
母~ と 大地 は面白かった
ソルジェニーツィンは挫折w

423:吾輩は名無しである
14/01/13 11:32:30.92
文学賞の話ではなく小説の内容の話でしょ

424:吾輩は名無しである
14/01/13 11:43:18.57
>>419

そうじゃなくて、ヤギもヒツジも習性そのままの行動をしているわけだから
どっちが良くて悪いというわけじゃないということ。
そのときの社会情勢によって、明暗が分かれるだけ。

425:吾輩は名無しである
14/01/13 11:52:52.85
ヤギもヒツジも、仲良くしようよ、って言いたいんじゃないの、ガボさんは?
百年の最後で、アウレリャノとウルスラができちゃうっていうのが、象徴的
あの最後は、目くらましかけてあるけど、ハッピーエンドじゃないの?

426:吾輩は名無しである
14/01/16 02:10:58.31
エレンディラは映画見たんだけど、原作をまだ読んでない。
ちくま文庫の早くかわなきゃ。

427:吾輩は名無しである
14/01/17 20:22:06.22
バナナ労働者虐殺事件についての文学を装った告発の書、という読みは面白いけど
事件が起こったのはガルシア=マルケスの祖父の時代のことで
『百年の孤独』の発表とはずいぶん時が隔たってる。
小説発表の当時にも何らかの政治的抑圧は残っていたかもしれないが
虐殺事件の挿話はあまりにも直接的に書かれていて
文学の装いを凝らしたと言えるようなものじゃない。

『百年の孤独』のときには、それはすでにコロンビアのひとつの歴史になってたんじゃないの?
ガルシア=マルケスに非難の意識がなかったとは思わないけれど
『百年の孤独』を政治的告発を主目的とした小説と読むのはどうなのかな。

入植から独立をへてその後のグローバライズの中で焦点を失って消えていくという限られた運命を背負った
ラテンアメリカの歴史を、ひとつの家庭の姿に圧縮して示した小説、ではないかな?

428:427
14/01/17 20:29:13.78
祖父の時代のこと、という言い方は変だったかな。
事件の当事者であったのはマルケスの祖父たちだった、ということ。

429:吾輩は名無しである
14/01/20 11:37:42.21
読みが甘いな
ホルヘ・エリエセル・ガイタン をググってみろ

1924年     バナナ虐殺
1928年(0歳) ガルシア・マルケス生
1948年(20歳)ボゴタ暴動:虐殺事件を告発し続けていたガイタン暗殺される、ガルシアは犯人虐殺を目撃
  ↓ ガイタン暗殺をきっかけに、コロンビアは暴力の時代に突入
1955年(27歳)落葉
1965年(37歳)百年の孤独 執筆
1967年(39歳)百年の孤独 出版、ゲバラ処刑
  ↓ コロンビア麻薬・暴力続く
1993年(65歳)誘拐

バナナ虐殺を告発していたガイタン暗殺が、コロンビアの暴力時代の幕開けとなり、
ガルシア・マルケスは20歳でその暗殺現場に近く目撃した上、その後新聞記者となって情報を集められる立場になった。

政府に都合の悪い民間情報なども多々あったことだろう、
しかし、世間は暴力、暗殺、誘拐なんでもありが続いている、ほんとのことをそのまんまでは書けない

百年~が書かれた時は、まさに、コロンビア国民はバナナ虐殺から続く圧政のまさに被害者で当事者で一番切実な人たちだったのだよ。

430:吾輩は名無しである
14/01/20 12:27:41.24
>虐殺事件の挿話はあまりにも直接的に書かれていて
文学の装いを凝らしたと言えるようなものじゃない。

俺は逆にここに冷静を装えないほどの作者の怒りの強さを感じるが

>グローバライズの中で焦点を失って消えていくという限られた運命

大佐の血を受け継ぐガルシア・マルケスは、そんな傍観然と諦めるような根性なしの冷血ではない
「じっちゃんの名にかけて」コロンビア人よ、誇りを取り戻そうぜ、ってことだろが

431:吾輩は名無しである
14/01/20 13:31:45.89
全小説を毎月一冊ずつあつめることにした

432:吾輩は名無しである
14/01/20 14:21:18.62
そのうち絶版になって入手困難になるからな、全小説

433:吾輩は名無しである
14/01/20 16:28:46.64
全部揃うまでもてばいいのですが

434:427
14/01/22 00:21:02.15
>>429,430
同じ人の書き込み?意見としては違いそうだから違う人かな?

俺はコロンビアの近現代史には疎いし、資料にあたってみたわけでもないので
読みが浅いのはそうかもしれない。
ただ事実として、あんなあからさまな虐殺の描写がある作品が
当時大っぴらに認められて世間に流布したという点は無視できない。
429さんの言うようになお暴力の時代ではあったのかもしれないけど
そうだとしても弾圧はより巧妙化して間接的なものになっていたからこそ
あの描写が見過ごされたのでは。そんな公認の告発などガルシア・マルケスの目的になったのだろうか?

ひととき離れ小島に咲いて繁栄することもなく途絶えていくヨーロッパの花のような
ラテンアメリカのはかなさを描いたからといって、それが負け犬根性だとは思わない。
ガルシア・マルケスが熱血の人だったろうという意見を否定するつもりもないけどね。

435:427
14/01/22 02:01:44.20
あまり政治的な方向にばかり読み込むことに違和感があるから、もうひとつ。

>>399さんが触れている
マコンドに物忘れ病が流行って、アウレリャノだけがその対処方法を見つけた、すなわち、紙に書いておくこと。

というくだりは、中南米の暑気の中で腐食されていく移民たちの古きよき伝統の記憶を
文学といったもので代置しようとする試みに対する、ひいては文字によって築かれる知識という試み全体に対する痛切なパロディーだと思える。
そういう試みを笑い飛ばしてしまうような笑いまで『百年の孤独』という叙事詩ははらんでる。

一時は解決したかに思えるこの忘却というテーマは、それでも小説全体を通して完全には止んでない。
まるで中南米で経験された健忘症的な危機を読者にも痛痒く追体験させようとするかのような、同名異人の登場人物たちの登場。
そしてこのスレで誰かが書いていたけど、記憶と予言の円環を閉じるかのような、一族の終結。

この上なく緻密な年代記であるということを「百年」と
同時に忘却に侵された書だということを「孤独」と謳ったのでは。

436:吾輩は名無しである
14/01/23 00:25:40.98
読み方が平和呆けの甘ちゃんすぎ

バナナ虐殺事件が、百年~出版当時のコロンビア国民の周知のことだったか?
どう考えても、NOだろ、
住民を政府側が大量に殺したのだぜ。
おおっぴらになれば権力者の立場もやばい、そりゃもう権力側も必死で隠すに決まっている。
百年~に書かれている通り、
・公的記録からは削除され、
・事件のあった町でも目撃者・証言者は徹底的にあぶり出し連行され
↑つまりアウレリャノが命がけで家に隠れたようにだな↑
・歴史から抹消され
・中央の権威ある歴史学者も事件を語らず
↑君子危うきに近寄らず、ってやつだ↑
・そういう事件があったことすら一見だれも憶えていない、町には諦めと退廃の雰囲気がただようのみ
↑恐怖政治の見せしめで互いに疑心暗鬼となり縛られている様子だ、ソルジェニーツィンとも重なる↑

という状況だっただろ、ガルシア=マルケスが百年~に書いているとおりだ、
”謳った”とかきれいごとじゃない、作者も命がけだったろう、目を開けてよく読め。

437:427
14/01/23 01:06:54.41
>>436
ホルヘ・エリエセル・ガイタンをググってみろってことでググってみました。
Wikipediaですけど。

「ガイタンは1928年、カリブ海沿岸のユナイテッド・フルーツ社のバナナ農園での労働者のストライキを支持し、保守党政権によるスト弾圧と大虐殺を激しく非難した。 その結果、1930年の総選挙で自由党の大躍進に貢献した。」

とあります。ガイタンは確かにその後48年に暗殺されますが
1930年の段階で大虐殺のことはすでに農業労働改革運動から出たガイタンによって
公に告発され争点にされていますよ。

438:吾輩は名無しである
14/01/23 09:25:14.35
いまごろか、ますます甘い

1924年     アメリカ資本のバナナ会社で労働者大量虐殺事件
1930年(2歳) ガイタンがバナナ虐殺を争点にし自由党が勢力を伸ばす
1936~1942年ガイタン市長・大臣と出世/保守党地主階級は農地改革で反感をつのらす
  (8歳~14歳)
1946年(18歳)保守系大地主は、自由党系農民への迫害と虐殺を始め
          多くの農民が難民化、ボゴタでは難民が3万人に達した。
1948年(20歳)ガイタンはあくまでも非暴力の抵抗運動を提唱し、
1948年2月、ボゴタで市民20万人による平和のためのデモを行なった。
          一方、政権は自由党に対し、警察力で取り締まる。 

439:吾輩は名無しである
14/01/23 09:26:08.07
          1948年4月、ボゴタでトルーマン・アメリカ主導のボゴタ憲章が採択され、
          米州機構(OAS)が設立され、アメリカを盟主とする反共軍事同盟が結ばれた
          ラテンアメリカ学生会議はそれに反対し総会をおこなう。

4月9日、学生総会の一環として、ガイタンはキューバ学生団との対談のために徒歩で向かう途中、
射殺された。
犯人のフアン・ロア・シエラは27歳の貧しい青年で、
犯行直後に激昂した群衆により隠れていた薬局から引き出されて殴り殺された。

↑20歳のボゴタ大学学生だったガルシア=マルケスはその現場を目撃、
「薬局の前で人々を煽動しているようだった男(背が高く、落ち着いた威厳のある態度の男性)
が真新しい車に乗って立ち去った。
私はあの男が偽の暗殺犯を群衆に殺させることで、真犯人の身元を永遠に隠すことに成功したのだ、
という思いつきに襲われることとなった」と述べている。

440:吾輩は名無しである
14/01/23 09:28:09.78
ガイタンの死が全国に伝わるとボゴタでは大暴動が発生、弾圧で1週間に5000人が虐殺された。
政権は急速に右傾化し、自由党左派や共産党は地方でゲリラ戦を展開、
いわゆる”暴力の時代”に突入。

1965年(37歳)百年の孤独;
この頃、40年前のバナナ事件のことなどもはや忘れられていただろう、
アメリカ依存の政権下で、アメリカに都合の悪い歴史は学者さえも避ける、
しかし、この暴力の連鎖のそもそもの原因は何だったか、クリアにしなければ解決しないという思いが
作者にはある

重ねて言う、都合のいい上っ面だけでなく、よく読め。

441:吾輩は名無しである
14/01/23 09:50:01.20
証人の弾圧のようすは、バナナ事件にかこつけてじつはボゴタ暴動の様子じゃないか?
ガボが実際に見聞しただろうことだし、
書かれる17年前のことだろ、ガボはまさに目撃者の証人だし、
ますますヤバい状況じゃないか
もはやそうとしか考えられんw

442:吾輩は名無しである
14/01/23 12:21:36.94
人の名前の、繰り返し混乱を誘うイメージ、というのも
40年前のバナナ事件と、
17年前のボゴタ暴動、
実はどっちも外国が裏で糸を引いてて、国民同士が殺し合って、利は外国にもって行かれちゃった、
なんか僕たち同じ過ち繰り返してるよね~、昔から変わってないね~っていう、
反省とか自嘲とか、あてこすりじゃない?
イメージ重なってるんじゃないかな~
本が「バナナみたいに」売れた、っていうたとえも皮肉だよね、分かる人はニヤッとしたろうね

443:吾輩は名無しである
14/01/24 09:56:33.89
>>434 >>435

>ひととき離れ小島に咲いて繁栄することもなく途絶えていくヨーロッパの花のようなはかなさ
>中南米で経験された健忘症的な危機
>一族の終結

その上から目線は、いったい何様?自分が強国の立場にいると勘違いして、見下していないか?

ガルシア=マルケスが「百年~」ではっきりさせたいのは、
世界に流布しているように、また、チャラこくお前が先入観でインプットされいるように、
ラテンアメリカの気候や人の資質は、はかなくも忘れっぽくも破滅的でもない、
もともとは、
働き者、凝り性、理知的、科学的、勇敢、先取的、義理堅い、というような美点もあった

それを、だれが押さえつけ、途絶えさせたか、だれが忘れるように強いたか、ということだ。

巧妙に外力が加わっている、と、20歳で直感で感じ取ったのだろうな。
それにずっとこだわり続け、長い思考を経て、たしかに外力だけが原因ではないが、
やはり外力をかけた・かけているアメリカの罪は許せん、というのが、後の作品を追っていてもうかがえる。

444:吾輩は名無しである
14/01/24 09:59:47.06
444

445:吾輩は名無しである
14/01/24 21:26:44.62
どっちが上から目線だかw

446:吾輩は名無しである
14/01/24 21:40:15.70
ものにこだわらない人、というのが褒め言葉となり、
情緒的、で場に合わせたり水に流すことが得意な日本人においては
434のような感想のほうが多いのかもしれないな

こだわりが強くてしつこく物事を突き詰めて独りでも考える頑固者ばかりでてくるじゃないか、百年は。
多くの日本人には感情移入できにくいのだろうね、
つい他人事になって雰囲気的感想にとどまってしまうんだろう、
あんたや俺みたいなへんこ以外はね


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