11/09/09 19:53:08.62 ZvGUvGgE
>>569
76歩32飛75歩に対して、(1)62玉78飛72銀(2)82銀78飛62玉(3)52金左78飛62玉などのようにすすめると、
早めに74歩をつかれたときに場合によって乱戦の変化もあるし、乱戦にならないにしても、囲いを矢倉にせざるをえない面がある。
矢倉にして悪くはないが、毎回こちらが矢倉VS相手が先攻の戦いなのもワンパターンでおもしろくない。
そこで矢倉にしなくてすむ手はないか。矢倉回避の手はある。
76歩32飛75歩に「54歩」とつく手だ。54歩は55角と飛び出す手と、65角と打ちこむ手を消した手で、
54歩78飛なら42銀とあがる。42銀74歩同歩同飛53銀で、飛車先を切らせたものの、このあと美濃か金無双にすることができる。
53銀以下、たとえば48玉34歩で角交換をいどみ、
(a)交換せず66歩なら後手が角道が通っているし35歩から歩を切れるから不満なし
(b)角交換して22角成同飛なら、こちらは向かい飛車で戦うことになるが、
先手は単純に石田の形にはできない(角うちを消す手が必要)なるから、不満なし