12/09/05 17:30:56.19 mnyh6Qgk
埋めもかねて、>>986関連
温かいカバン「出して」の声、次第に大きく
旅行かばんの中に閉じこめられた小6女児を救ったタクシー運転手の星山寿幸さん(63)は5日未明、読売新聞の取材に応じ、
「信号で停車中、トランクから『出して』という声がはっきりと聞こえた」と、当時の様子を生々しく証言した。
星山さんによると、小玉容疑者が広島市西区で乗車したのは4日午後8時50分頃。持っていた旅行かばんが重そうだったので、
トランクに入れるのを手伝った際、温かい感触があった。中身は何だろうかと、不審に思ったという。
小玉容疑者は「広島駅前の福屋(百貨店)まで」と目的地を告げた後は無言だった。しばらくしてトランクから物音がしたため
「犬でも積んどるんか」と尋ねた。しかし小玉容疑者は返事もせず、左右をきょろきょろするばかりだった。
「出して」。トランクから人の声がはっきりと聞こえたのは、タクシーを走らせてから約10分後、信号で停車した時だった。
「人間を詰めとるんか」。そう問い詰めると、小玉容疑者は「ここで降りる」と言って突然ドアを開け、逃げようとしたので、
とっさに自分もタクシーを降りた。小玉容疑者の両手をつかんで後部座席に押し込み、通りかかった男性に「どうも後ろに
人が閉じこめられとるみたいなんじゃ」と、110番を頼んだ。
「出して、出して」。トランクから聞こえる声は次第に大きくなり、110番した男性が旅行かばんのファスナーを開けると、
中から女児が立ち上がった。何も話すことができず泣いているような表情だった。
この間、小玉容疑者は後部座席で黙ったまま、観念した様子だったという。
星山さんは「最悪の事態を防げてよかった」と、胸をなで下ろした。
(2012年9月5日14時46分 読売新聞)
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