12/03/04 11:01:33.78 CRuFgzi+
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しずおか２０１２：沼津の兄弟死亡 異変察知も、悲劇防げず １年前、児相に匿名通報 ／静岡
◇母は無理心中示唆 専門家「事情把握に課題」
沼津市内のマンションで中学２年生（１４）と小学３年生（９）の兄弟が一酸化炭素中毒死し、
２月２８日に遺体で見つかった事件は、室内から練炭の燃えかすが見つかり、同様の症状で
搬送された母親（４２）が練炭に火を付け無理心中を図ったという見方が強まっている。
市や児童相談所などは約１年前から一家の異変を察知し、母親はブログで無理心中を計画したことを
ほのめかしていた。悲劇は防げなかったのか。背景を探った。【樋口淳也】
「先ほど、お母さんが大きな声で怒っているのが聞こえた」。県東部児童相談所（同市高島本町）が
一家について匿名の通報を受けたのは、１１年２月１５日。平日の午後２時半過ぎだった。児相は、
市などに照会して情報を収集、１７日には兄弟が通う小中学校に職員を派遣した。
児相は通報があると原則４８時間以内に本人を目視確認する。兄弟を学校で観察した職員は、
傷やあざが見当たらなかったものの、要支援家庭と判断した。一家の情報は、児相や市の担当課などが
月１回開く「沼津市要保護児童対策地域協議会」（要対協）の実務者会議で共有された。
同年１０月、今度は市の子育て支援課に、母親から相談の電話がかかる。「もし病気になれば、
母子家庭で子どもを見る人がいなくなる。そういうときの一時保護について聞きたい」。
切羽詰まった様子はなかったが、内臓疾患があると話していた。しかし、その後連絡はなかった。