11/11/24 23:07:25.83 f5gWJL62
§授乳中に注意を要する薬について
薬は母乳から赤ちゃんに移行します。
しかし、赤ちゃんへの影響は調べられていないものが殆どです。
日本では、動物実験において、人ではあり得ない大量投与時のデータをもとに、
あるいは投薬経験がないことをもとに授乳中の婦人への投薬を制限しています。
実際に乳児に影響が認められる薬物は、抗癌剤、放射性物質、抗精神病薬、 抗痙攣薬、麻薬などの特殊な薬物だけです。
抗生剤に関しては全て問題ありません。 (帝王切開の場合、麻酔も抗生剤もバンバン入れながら授乳をしています。)
比較的よく使用される薬で注意が必要な薬は、最近は解熱剤としては
ほとんど使用することがない解熱剤のアスピリン、鼻水止めとして時に
使用されるクレマスチン(薬品名テルギンG、タベジールは注意が必要と 書かれています。)などです。
どうしても辛くて痛み止めを使いたいときは、薬は飲んで30分~2時間くらいの間が、 一番薬が濃く出てる時間なので、
不安なら授乳直後に服薬…で2時間以上あければ いいのではないかと思われます。
赤にも処方される薬なのでタイレノールじゃなくても、 成分が「アセトアミノフェン」の物を準備しておけばいいと思います。
歯科治療でフロモックスという抗生物質を処方される場合があります。
赤ちゃんが服用しても比較的安全な薬で、母乳への移行も少ないので安心して授乳を続けてください。
授乳中の薬の影響 <独立行政法人国立成育医療研究センター・妊娠と薬情報センター>
URLリンク(www.ncchd.go.jp)
§母乳育児中、風邪を引いてしまった場合
母乳からは赤ちゃんに風邪がうつるということはありません。
移るとすれば、母乳を上げているときに、またはお世話をしているときに近くにいるため
感染してしまうということがあります。
いろいろな考えがありますが、母乳育児中でも大丈夫な薬を飲んで治している方が
過去スレでは多いようです。(葛根湯はOKのようです)
赤ちゃんにうつらないように、マスクをしてお世話をしたりするのがよいでしょう。