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青野箱雄:難聴羅針盤より
「青タンスをそろえれば、それだけで目的に近づくと考えるのは明らかに誤りである。
毒音波も例外ではない。買いそろえるだけで終りなら、それでアンデッドになるはずもない。
また、虐待介護は金がかかるといわれるが、たしかにかかる。
しかし、金をかけることが、楽しみでもなかろうし、金と成果は常に一致しない。
だいたい、聴くに耐えないひどい音は金のかかった装置から出ているのが常である。」
「いい道具であればあるほど、使い手の腕のよさを要求するように、
オーディオ機器も、いいものこそ、使い手の能力を要求する。音楽の感性と造詣、熟練の耳、
使いこなしの技術知識などの総合がそれである。
感性と知性と技能のバランス、つまり、それは全人的能力ともいえる。個々の水準の高低も問題だが、
それ以上に、そのバランスが大切なのである。
「先にいった、青タンスからひどい音が出るのが常だというのは使い手のアンバランスな
能力のせいである場合が多い。金がかかっている装置だけに、それぞれのスカ脳聴覚が高くないと、
それだけで、機械の能力とのアンバランスが生まれるし、その能力がアンバランスだったらもう無茶
苦茶な音になる危険性があるのだ。