12/03/03 22:37:06.29 PfczKVMW0
ISF基準でほぼ完璧に校正されたVW1000ESの映像見たが、映画館のあの
自然な色そして自然で滑らかな階調と同じ印象だった。制作者の意図って奴か。
逆にデフォルトプリセットモードの絵は酷い。
色がめちゃちゃ。ホワイトバランス狂い過ぎ。階調潰れすぎ。ギトギト。
いかに計測器と調整ソフトと用いたISF基準に基づいた調整が重要か改めて思い知らされた。
当然だが、業務用は規定があるため、すべてISF基準で校正されている。
いかにメーカーのデフォルト設定プリセットモードの絵作り(笑)が馬鹿馬鹿しいか
よく分かる。
日本の専門家はISFを無視しメーカーの絵作り(笑)で評価する事が多いが、失格だな。
某専門家はVPL-VW85のネイティブコントラストを6万:1くらいあると言い放つ。
某販売店はVPL-VW1000ESのネイティブコントラストを10万:1近くあると言い放つ。
実際の測定結果ではVW1000ESは8000:1~1万8000:1 VW85は更に低い。
両方とも大間違い。
計測器を用いないISFを無視した日本ではこういう詐欺紛いなことが起きている。
色に関しても同じ。日本の専門家は、校正もせず色の評価を行う。
その評価を真に受けたマニアはそれを吹聴することで更にその製品にマイナスイメージ
を持たせてしまうという悪循環に陥ってしまう。
ということが、日本のAV・ホームシアター界で起きている。
例えばプロジェクターではなくテレビなんかでもそうだ。
パナソニックのビエラ(プラズマテレビ)は「素人向けのコテコテの不自然な色」などと
言うイメージがまかり通っているが、これは誤解であり、パナソニックのビエラのプリセ
ットモードの色がそういう不自然な色をしているだけで、きちんと計測器と調整ソフト用い
調整(キャリブレーション)すれば、今のハイエンドモデルではKUROのディレクターモード
と遜色がない程まで自然な色を出せるため、海外ではビエラの評価は高い。
しかし、日本のマニアはキャリブレーションすらしない為、メーカーの作ったプリセットモ
ードで判断し、それをそのテレビ特有の性能と判断する。
だからKUROは自然な絵だが、ビエラは不自然な素人向けの絵等と言う間違ったイメージが持
たれる。