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インクジェット・プリンター事業から撤退 米レックスマーク
【ニューヨーク=西邨紘子】米プリンター大手レックスマーク・インターナショナル(ケンタッキー州)は28日、
インクジェット・プリンター事業から撤退し、従業員1700人を削減すると発表した。
レーザープリンターやデジタル画像技術など、より収益率の高い事業に集中する。
削減するのは従業員数の約13%。2015年末までにフィリピンの製造拠点を閉鎖し、
製造部門から1100人を削減する。研究開発・販売など幅広い部門も対象となる。
同社は、一連のリストラ関連費用を1億6000万ドルと見積もる。その大半を12年中に計上する見通し。
レックスマークは、インクジェット・プリンター事業からの撤退で、13年に8500万ドル、
15年以降は年間9500万ドルの節約を見込む。インクジェット関連技術の特許は売却を検討しているという。
撤退発表を好感し、同日の米株式市場で同社の株価は急騰。前日終値比13.7%上昇して引けた。
レックスマークは、米IBMのプリンター事業部が1991年に分社化して創業した。
11年通期の売上高は40億ドルだった。
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