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防衛省 防衛研究所ニュース 2006年12月号(通算106号)
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対イラク軍事作戦にあたりブッシュ政権が重視したのは、イラクにおける大量破壊兵器の開発
及びフセイン政権によるアル・カーイダへの支援を立証することであった。中央情報局(CIA)、
国防情報局(DIA)、国務省情報調査局(INR)など米国の情報機関は、それらに関する情報収集に
当たってきたが、開戦前後を通じて確固たる証拠を見つけ出すことはできず、これらの情報機関は
政府の示した開戦理由に懐疑的であった。ところが、イラクの脅威を誇張したい政権内部者によって
情報操作が行われ、米国は次第に戦争へと足を引きずり込まれることになった。