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URLリンク(sankei.jp.msn.com)
捜査当局、同一日本人が拡散と断定
2012.10.13 10:30
遠隔操作ウイルスに感染したパソコンからインターネットに犯罪予告が書き込まれた事件で
逮捕後に釈放された大阪、三重、福岡の3人の男性が、いずれも2ちゃんねるの同じスレッドから
無料ソフトのダウンロードサイトに誘導されていたことが分かった。
これらのサイトは同じデータ保管サービスの中に開設されていた。
ウイルスのプログラムには日本語が使われており、同一の日本人がウイルスを作成し拡散を図ったと断定した。
3人がアクセスしたのは《気軽に「こんなソフトありませんか?」》というスレッド。
7月26日午後7時に「キーボードでストップスタートができるタイマーありませんか?」と要望が書き込まれ
27日午後2時に「これで需要は満たすかな?」という回答とともにダウンロードサイトのアドレスが記されていた。
このサイトからソフトをダウンロードし、ウイルスに感染していた。
2ちゃんねるは海外サーバー経由の書き込みを規制しているが「代行板」という書き込み可能なスレッドが存在。
3件とも最初に代行板に回答が書き込まれ、事情を知らない第三者が正規のスレッドに書き写していた。
代行板へはスイス、オランダ、ドイツのサーバーから接続されていたが
匿名化技術が使われ、発信元の特定は難しいという。
警察当局は、高度な知識を持つ人物が確実にウイルスを拡散させるため
必要なソフトを教え合うスレッドで「被害者」を物色。
要望に合ったソフトにウイルスを仕込んで保管サービスを開設し、回答を書き込んで誘導したとみている。