12/07/29 00:07:26.56
>>263
NANOHAが発する、暗く巨大な引力が、
コミックマーケットのきな臭い火種を吸い寄せる。
錯綜する権謀と術策。
目に見えぬ無数の導火線に火が走る。
忌まわしくも懐かしい、あの臭い、あの音が蘇る。
次回「予感」。
有明の大地が震える。
何もかもが、炎の中に沈んだ。
微笑みかけた友情も、芽生え欠けた愛も、秘密も。
そして、あらゆる悪徳も同じだ。
全てが振り出しにもどった。
オタクは死んだ魂を疲れた身体に包んで、泥濘と、体臭の地に向かった。
次回「企業ブース」。
オタクは誰も愛を見ない。