ティルトローター総合 8 [V-22オスプレイ]at ARMY
ティルトローター総合 8 [V-22オスプレイ] - 暇つぶし2ch465:名無し三等兵
12/07/13 10:17:50.26 m9Z3eSYM
>>411>>419
やれやれ、航空機の自動操縦の歴史からおさらいしないと駄目なようだな。
中華航空のA300はフライバイワイヤの第一世代の機体で、まだ、操縦カンと動翼が機械的に繋がっており、自動操縦は間に割って入る構造。
パイロットの操作が翼に伝わってしまうので、手動操作と競合しても自動操縦は解除されるまで、入力された設定を
反復して繰り返すしかない。これはボーイングも同じ。

では、何が違ったか。ボーイング機はパイロットが操縦カンを動かすと自動操縦が解除される機構なのに対し、
エアバス機は操縦カンを動かしても解除されない機構を採用していたこと。

一見するとパイロットの直感的な操作が優先されるボーイング方式の方が安全性が高いように思えるが、これには重大な落とし穴があった。
着陸進入中、降着装置のランプが点灯しないとかで、対応に気を取られるうちに誤って操縦カンに触れてしまい、
自動操縦が解除されたことに気がつかず、そのまま墜落してしまう事故が過去にあった。
エアバスの本拠地であるヨーロッパは視界不良の中を自動操縦で着陸することが高頻度で発生する。
突発的な事態が多発し、複雑な操作が要求される離着陸時に自動操縦が知らないうちに解除されてしまうと極めて危険なので
エアバス機は操縦カンを動かしても解除されないようになってる。

A300も操縦カンに付いてる赤いボタンを押せば自動操縦は解除できる。
墜落した原因はこんな簡単な操作を誤ってしまったパイロットの責任であり、機体側の設計や不具合によるものでは断じてない。
オートマ車でブレーキとアクセルを踏み間違えた類いの人為的なミスだ。

現在は機械的な繋がりのない完璧なフライバイワイヤになり、パイロットが失速機動を取る操作を加えても
コンピューターがブロック出来るようになったので、エアバス機も操縦カンを動かせば自動操縦を解除するようになってる。



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch