12/07/22 10:58:06.44
>>387
思いっきり端折って書いたから誤解を招く稚拙な表現になったようでおわびします。
>>「我に火力なし。昼間、戦車に接近するは無謀。精神力によって、夜襲にて対抗すべき」
これは長少将が対ソ戦想定のチャムス演習終了後に、部下の意見とそれに対する回答を目一杯
要約したもので。もうちょっと詳しく書くと、(全部書くと長いんでこれも要約だが)
意見:対戦車戦闘の根幹たる部隊に何を求めているか
回答:火砲装備優秀な部隊であれば火砲で対抗すべきだが、現実には火砲では著しく劣勢。
歩兵で対抗せざるを得ない。
意見:歩兵に対戦車装備が少ない。
回答:火薬を増備するから、これで地雷を造れ。
意見:ソ連戦車の主砲が75mm以上になり、命中精度、発射速度も増している。
回答:地形を使え。壕を掘って砲を秘匿し、敵戦車の側面を撃つべし。
こんなやりとりをしていて、長が敵戦車隊には夜襲で攻撃すべし、と言う。
部下が劣勢な兵力状況において、夜襲で敵戦車隊攻撃なんて、無理じゃない?と、うっかり常識論を口にしてしまう。
長激昂、饒舌に「したがって全員の玉砕も辞さず、損害の多寡は論ずるところではない……云々」
と精神論で誤魔化そうとする。無理だとはわかっていたけど、そうとは言えないしね。
なんというか、論理的で現実を理解している人が、非現実の世界へ逃げ込まねばならない状況の悲惨さというか。
その辺が狂っているなあ、と感じた次第で。
>>426
そうです米英軍常識のことです。