12/07/22 09:28:10.99
>>391
387ですが、一ノ瀬氏の著書にも両書について随所に記述があります。堀参謀の早分かり
以前にも、対米戦法マニュアルがあったことが書かれています。
個人的にもっともマジキチだと思ったのは、43年に長勇が独ソ戦で入ってきた情報を勘案しての
ソ連の戦車軍団との戦闘方について、「我に火力なし。昼間、戦車に接近するは無謀。精神力によって、夜襲にて対抗すべき」
だなんていってるところ。……いや、それでどうにかなるもんじゃないだろ……精神力は銀の弾丸か?
本書内にもおかしな所はけっこうあるけどね。たとえば資料を引用して、44年11月のタ弾生産量が700発だと
記載してるけど、一緒に買った佐山さんの「野砲 山砲」によると終戦時に生産工場に完成品・半製品合わせて
二式穿孔榴弾が55000発ほどあったそうだから、月産700発ってのはありえない数字だと思うが。