12/08/05 23:28:40.02
>>619
ティーガーI型というのは実際に掲載されていた広報誌の情報。それにティーガーIIはSS501だけではなくてバイパー戦闘団の一翼として有名なSS101重戦車大隊といった他の部隊も装備しているからサンヴィトーにもいた。
しかもサンヴィトーでは重戦車が単独で迷走していることが報告されている(実際渡れる橋を探していた)。
四号戦車や五号戦車、突撃砲は常に先頭集団で戦っていたが、たびたび橋の問題でこれらの重戦車が前進できない問題に相対していたことを考えると
前線が移動しつつあった期間にサンヴィトーを単独でうろうろしていたのが他の戦車であるとは考えられない―というのが戦史家の見解らしい。
まあ、いずれにしろキングティーガーが足を引っ張ってしまった事例は多かったので、このエピソードは逸話にしろまあそれを端的に語ったものだろう。