12/07/06 14:24:12.58
>>156
???
どうしてそういう結論になるのかが理解できない。
ジェームズワットは1769年の段階で、ニューメコン方式に変わる効率の良い蒸気機関の
基礎理論を完成させたが、プロトタイプはシリンダーの工作精度不良で失敗している。
ようやく完成したのは1975年で、その成功の秘訣は従来の精度がいい加減でも作れた
ニューメコン式蒸気機関を作っていた会社ではなく、大砲製造技術を流用した、高い技術力を持つ
ウィルキンソンの工場からシリンダーを調達したからだ。
(ちなみに、ウィルキンソンの工場の動力は水力だ。)
ニューメコン式の蒸気機関は、人々の機械に対する認識は変えたが、
工作精度には何ら貢献していない。ワット方式もだ。
動力は偉大だが、所詮は動力でしかない。
高精度を実現し、そして高精度の製品を生み出したのは科学であり、精密な計測技術であり、
そして精密さを追い求めた発明家や技術者の努力だ。
蒸気機関は彼らの発明品の生産量を増大はさせたが、発明はしていない。
因果を取り違えるべきではない。
(ドイツが工作機械を殆ど輸入していない?できればソースを教えてくれないか。
後、それはドイツの産業革命がイギリスから半世紀以上遅れた理由の一つになるんじゃない?)